読了しました。
東北出身の阿部和重と伊坂幸太郎の共著『キャプテンサンダーボルト』。
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キャプテンサンダーボルト |
阿部 和重,伊坂 幸太郎 | |
文藝春秋 |
阿部和重については勉強不足で正直知りませんでした。
伊坂幸太郎狙いで買った一冊ですが、発売前から楽しみにしていたのに、他の本の進捗が悪くなかなか読めませんでした。
もう読みたい欲求が爆発して先に読んじゃいました。
昔野球をやってたメンバーがひょんなことから国際的事件に巻き込まれることに。
さらに彼らには抜けられるに抜けられぬ理由がある。
そのために12年前にあった事件を契機に会うことも無くなった友人との協力しながらこれまで国家レベルの機密とされていた真実へ近づくことに。
幼少期の仲間vs国際的テロ
果たしてその結末は・・・
時間が前後したり、あらかじめちょいちょいふりまいていた伏線の回収の面白さは伊坂幸太郎のアイデアなのかな。
片や山形でのやり取り・事件などは安倍和重なのかな。
どういう風にこのストーリーの中で分担を決めたのか、めちゃめちゃ気になります。
ストーリーの展開も早く、読者を飽きさせることがない。
これはなかなか良い一冊だぞ。
阿部和重 伊坂幸太郎『キャプテンサンダーボルト』
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