雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

Planetary Prince

2017-06-04 | 音楽

今日は、そう「キサマが日曜日」。

明日から仕事という寂しさを感じる日。

そう「キサマ」さえいなければ月曜日はやってこれないのにー。

・・・何て言ったところで明日はやってくるのだから、休みの日は楽しみましょう。

私は午前中何回起きても意地で寝てやりましたよ。

そして午後も野球とか競馬とかで一喜一憂しながら、Yuさんとお茶しに行ったり本買いに行ったりして「キサマ」な一日をできるだけ満喫しました。

さぁー来いっ!!!月曜日とやら!!!

シャキッと起きて出社してやるぞ。

 

といった小芝居の後ですが、今夜のジャズです。

アメリカ西海岸のジャズらしさ満載のメンバーとともに若い才能が弾けています。 

キャメロン・グレイヴスのデビュー作で『Planetary Prince』。

 
Planetary Prince
Mack Avenue
Mack Avenue

 

1.Satania Our Solar System 
2.Planetary Prince 
3.El Diablo 
4.Adam & Eve 
5.The End of Corporatism 
6.Andromeda 
7.Isle of Love 
8.The Lucifer Rebellion

Cameron Graves (p, vo)
Ronald Bruner Jr. (ds)
Stephen “Thundercat” Bruner (b on 5,7)
Philip Dizack (tp)
Hadrien Faraud (b on 1-4,6,8)
Ryan Porter (tb)
Kamasi Washington (ts)

 

グレイヴスを全面サポートするのはカマシ・ワシントン。 

アルバムジャケットもワシントンの『The Epic』を思い起こさせるような雰囲気であり、豪華参加メンバーを見ても、むしろ『The Epic』外伝と言っても良いのではないでしょうか。

他にも西海岸人脈でサンダーキャットとその兄ロナルド・ブルーナー・ジュニアが参加しているのはビッグですね。

 

しかし先程『The Epic』外伝と称しましたが、そんな安易なものではありませんでした。

何と言ってもリーダーが違うのです。

The Epic』ではサポートにまわっていたキャメロン・グレイヴスがリーダーなんですから。

グレイヴスの力強いタッチはかなりインパクトを受けます。

音がでかい、とかではなくしっかりと鍵盤を捉えている感じです。

筋がしっかりしているので、他の楽器と合わさっても決して負けることないピアノです。

 

グレイヴスの楽曲もさすがワシントンが支持しているだけあって、かなり空間的広がりを感じますし、リズムも一筋縄ではいかない。

現代の西海岸ジャズ・シーンの変化を理解するには持って来いな作品ではないでしょうか。

 

またベーシストのアドリアン・フェローがかなりジャコ寄りでカッコ良かったり、『The Epic』での共演でもインパクトを残したtb奏者のライアン・ポーターもしっかりソロを捉えていたり、主役以外のところでも色々愉しめますね。

5曲目のサンダーキャットのベースソロはだいぶ美味しく召し上がれました。

 

バンドの発するエネルギーはとても強く、がっつり一枚聴き込んだら、すこし休みが欲しくなるほど。

ちょっと待ってて、的な。

間違いのない才能だと思います。

ただやはりそれだけのエネルギーを受けると疲れますので、途中水分補給することをオススメしますよ

 

Cameron Graves "Satania Our Solar System” 

 

Cameron Graves "Planetary Prince”
 

 

私もこの一枚を聴いて気合い入れて明日に備えるぞーって、パワーはないので「ワイの金曜日」に聴いています。

今夜は穏やかな一枚を聴いて寝たいと思います。

来週は金曜日に休みをとって、友人たちに会いに行きます。

面倒くさいやら、今更合うのも恥ずかしいやら、まあ複雑な感情はありますが、まあ同じ釜の飯を食った連中ですので、ふざけ話に花を咲かせたいですね。

そのためにも今週は4日間しっかりと出社します。

 

明日も元気のいいブログが書けると良いです。

 

 

ではでは。

 

 

 

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