また日付変わっちゃった。
昨夜は楽しみにしていましたハン・ベニンク率いるQuartet NL.のライブでした。
よくよく考えれば先週の月曜もヤロン・ヘルマンのライブに行っていたのですね。
2週続けて、週明けの月曜の夜にジャズ・ライブを入れるとは、如何にその週の仕事に手を入れてないのか良くわかります笑
さて守口は初めて踏襲の地。
ですが、京阪守口市駅を降りるとすぐ近くに守口文化センターありました。
これは間違えようがない。
開場まで少し時間があったので、隣の喫茶店でお茶してました。
あー疲れた(疲れてないやんけ!)とiQOSとアイスコーヒーを嗜んでいたら、大きな人が入店。
あ、ハン・ベニンクやんけ!
奥様もご一緒。
ほんでピアニストのピーター・ビーツも奥さん連れ・・・あら、お嬢ちゃんもいた。
ということでしばし、これから白熱の演奏を繰り広げてくれるであろう演者の方々とBreak。
で開場時間が迫ったので、私はお先に退店。
で入り口を見ると既に50人ほどの列が出来てます。
え、オレ18時ジャストに来たのに??
でも座った位置は前列から2列目の真ん中、ステージ向いてやや左くらいのポジション。
ベニンクを真正面から見られる位置キープ。
さて開演時間までは頂いたWay Out Westの最新9月号を読もう。
なになに、今週はシャイ・マエストロだけじゃなくて、トーマス・ストレーネンもライブなのか。
・・・もう今週はコレ以上いくと仕事に支障が出るからやめとこう。
ちなみに10月にはアキ・リッサネンくるじゃないか。
それに行こう。
さて開演。
で開演早々ベニンクがスネアの位置を色々動かしてる。
もう演奏始まってるのに。
そんなん、リハの時にやんなさいよ笑
どうやら収まりがついたみたい。
楽曲は『The Quartet NL.』からです。
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The Quartet NL. |
SPACE SHOWER MUSIC | |
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今年になって鬼籍に入ったオランダが誇る名ピアニストにして名コンポーザーのミシャ・メンゲルベルクの楽曲。
コレが実に激4ビートのどストレート。
ジャズの歴史の中で最もストレートな部分を抽出しろ、といわれて出てきた部分です。
これにジャズ好きがノらない訳がない。
曲が始まり、1発メロディー入れたら、あとは各々のソロパーツを回していきます。
ソロが終わる度拍手喝采。
正直、ベニンク以外はあまり知らなかったのだけど、asのベンジャミン・ハーマン彼は業師ですね。
小奇麗にまとめるas奏者が多い中、バシバシ自分のやりたいレフをカマシます。
また彼がタイトスーツに細いタイでカッコが良いんだ。
ピアノのビーツはやたら背がでかく、2mあるんじゃねーの、って感じ。
ただし演奏は丁寧でいて、手数も多い。
あとおしゃべり。
ベニンクとビーツのソロの後はやたぱ盛り上がる。
ベースのルード・ヤコブスについてはピチカートよりアルコのほうが印象深かったなー。
ピチカートが下手なんじゃなくて、アルコが上手いの。
男は黙して語らず。
正にオレのなりたいベーシスト。
ベニンクについてはまーいろいろとやってくれましたよ。
スネアの位置はいつまで経っても決まらず、都度都度外しちゃ載せを繰り返していました。
でもしっかりと1音1音を大事に叩いているのはわかります。
しまいにゃセットから離れて、ステージに座り、床を叩いたり、自分の靴を叩いたり、口の中にスティック1本いれて、もう1本で叩いて音出してみたり。
もう好き放題。
この無邪気さ満載の75歳が堪んない。
しっとりと音を聴くだけがジャズじゃないぜ、ジャズはノッてなんぼだろ?!
って煽られてる気がしました。
これは先週とは全く違うジャズの楽しみ方。
会場一体がわっしょいわっしょい状態。
もう言うのもいーよなー。
ちょっと感動しちゃったよ。
ということで、物販に並んでCD購入、サインも並んでもらいました。
いつもより明らかに多い気がする。
ベニンクの人徳だな。
さあて、早く寝て明日も会社に行くか!!
しばらくヘヴィロテ決定。
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