雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

Freya

2020-06-21 | 音楽
昨夜は楽しかったなー。
友人はちょっと二日酔い気味だったそうです。
そうだろうなー、と。
元々言っていた時間を過ぎても一向に帰る気もなく、いっぱい話していましたからね。
やはり人って、会ってコミュニケーションを取れないとしんどいんだなぁって改めて思った次第です。

さてジャズでも新しい出会いが。
オランダ出身のサックス奏者ティネカ・ポスマのリーダー作『Freya』。

 
  1. Parallax
  2. Scáthach's Isle of Skye
  3. Aspasia and Pericles
  4. In the light of Reverence
  5. Freya
  6. Interlude #1
  7. Heart to Heart
  8. Juno Lucina
  9. Geri's Print
  10. Interlude #2
Tineke Postma (as,ss)
Ralph Alessi (tp)
Kris Davis (p)
Matthew Brewer (b,elb)
Dan Weiss (ds)

本作はEdition Recordsからリリースされていますが、結構攻めましたね。
個人的には一聴した限り、Cleanfeedあたりのフリー強めのアヴァンギャルドさをぶつけられて気分でした。

彼女は6年前に出産して育児をしていたそうですが、今回が復活リーダー作。
しかもメンバーがすごくて、ラルフ・アレッシ、クリス・デイヴィス、ダン・ワイスにマシュー・ブリューワーと、正直な話、リーダー以外は全員何度も聴いたことのあるメンバー。

本作は2017年に亡くなったピアニストのジュリ・アレンへのオマージュ作。
アレンとともにエスペランザ・スポルディング、テリー・リン・キャリントンら今を煌めく女性アーティストと共演したそうです。

先に言いました通りかなりフリー寄りではあるものの、各々ある一定度のところで抑えが効いていて、そういう意味ではコンテンポラリー・ジャズのちょうど今を表現しているのかもしれません。
2管フロントながら圧倒的なインパクトがあるわけではなく、ココも程よく抑えが効いている。



こんな作品をほれっと出してくるEdition。
やはり勢いのあるレーベルですね。

それとポスマをもう少し掘り下げていくと面白そうですね。

ジャズ
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