雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

SUITE: APRIL 2020

2020-06-27 | 音楽
今日は病院に行っていました。
前回3週前のときは患者さん少なかったけど、今日はそれより多かった。
ある意味皆コロナ前の生活に戻りつつあるんだね。
薬局も多かったなー。
あとラーメン屋も並んでた。
大阪は今日は新規感染者2名だったし(一人はミナミのバー)、油断は禁物だけど徐々に戻っていかないと。

さて今晩は、コロナにも関わるのですが、現代No.1のジャズピアニストと言っても過言ではないブラッド・メルドーの新作で『SUITE: APRIL 2020』。

 
  1. I. waking up
  2. II. stepping outside
  3. III. keeping distance
  4. IV. stopping, listening: hearing
  5. V. remembering before all this
  6. VI. uncertainty
  7. VII. – the day moves by –
  8. VIII. yearning
  9. IX. waiting
  10. X. in the kitchen
  11. XI. family harmony
  12. XII. lullaby
  13. Don’t Let It Bring You Down
  14. New York State of Mind
  15. Look for the Silver Lining
新型コロナウイルス禍の4月に住んでいるオランダ アムステルダムにて12曲を作り上げ、3曲を編曲し録音した作品です。
とりあえず今月配信して、CD等のメディアは9月にリリースされる予定です。
売上の一部はJazz Foundation of America’s COVID-19 Musician’s Emergency Fundへ寄付されるそうです。

12曲のオリジナルは非常に優しい。
コロナ禍で傷ついた人々に寄り添うかのような楽曲。
メルドーの作品をほぼ全て聴いていますし所有していますが、一番優しさに溢れた作品じゃないですかね。
またカヴァーの3曲も素晴らしい。
ビリー・ジョエルの14曲目は普段活躍しているNYへ労いの1曲。
早くあの活躍していた時期に戻りたい、コロナが蔓延しているあの街がコロナから解放されてまた演奏したいと思っての選曲じゃないでしょうか。


素晴らしすぎる一枚です。


ジャズ
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