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2021-02-08 | 音楽
今日の大阪の新規コロナ感染者は119人。
ようやくはっきりと減ってきましたね。
これをもって吉村大阪知事は緊急事態宣言の解除について明日関係者会議を開くそうです。
どうなるんでしょうかね。
ワタシ個人的にはもう解除してほしいなぁと思うのですが、一方で
「いや、ここで手を緩めればまた感染者が増える」
という懸念もあるでしょう。
医療現場への負担を考慮して決定してほしいと思います。
さて最近Spotifyで折坂悠太RADIOを聴いていたときのこと。
「あら?どっかで聴いたことある」
と思った曲が流れて、それが頭に残っていました。
で早速その曲が収録されていたアルバムをダウンロードして、その作品のクオリティーの高さに驚いています。
キリンジの『3』。

- グッデイ・グッバイ
- イカロスの末裔
- アルカディア(Album Version)
- 車と女
- 悪玉
- エイリアンズ
- Shurrasco ver.3
- むすんでひらいて
- 君の胸に抱かれたい
- あの世で罰を受けるほど
- メスとコスメ
- サイレンの歌
- 千年紀末に降る雪は
- エイリアンズ‐INSTRUMENTAL-(Bonus Track)
本作のリリースは2000年。
公私共々バタバタしていてあまり音楽を聴いていなかったかな。
それでもサザンとかミスチルとか宇多田ヒカルとかメジャーどころは聴いていたと思います。
あまり音楽を掘り起こしたりしていなかったので、ヒットチャートであまり見かけなかったキリンジは、名前こそ聞いたことがあるって言う程度。
楽曲はついぞ聴いたことはありませんでした。
Spotifyで聴いたのは、彼らの一番のヒット作で代表作の6曲目。
いつかCMで聴いた曲でした。
何だ、このトキメキは?!
ドキドキしました。
すごい曲じゃないか。
何で知らない、オレ。
そしてこのアルバム『3』を通して聴いて更に驚嘆。
1曲目のアップテンポのポップチューン。
これは・・・これぞシュガー・ベイブの発展盤じゃないかっ?!
弟の堀込泰行がメインヴォーカルだったのですが、空に突き抜けるような声はタツローを思い起こさせます。
2曲目は6曲目のシングルのカップリング曲。
これまたポップでありつつソウルナンバー。
ダンスフルでノリノリ。
サビあとの「遠くまで飛べるかな?」「ほうき星に願いを!」のコードチェンジがグッと胸を捕まえます。
3曲目はマイナー調のブルースですね。
コレは大好き。
ガサっとしたギターの音色もカッコいい、フルートのソロとか泣かせます。
冬のブルース。
そしてなんと言っても6曲目。
当時知ってる人は知ってて結構カヴァーもされていたそうです。
知らないオレは知りませんでした・・・。
後半もポップありロックありで、アルバム1枚なのにすごく特盛をがっついてお腹一杯になるくらい素晴らしい作品です。
残念なことに2013年に弟泰行はキリンジから離れ、兄高樹は他のメンバーを加えてキリンジを続行。
そして今年の1月31日バンド活動の終了を発表しました。
今後は堀込高樹を中心とした現在のバンドメンバーを含む変動的なグループとして音がつ活動は継続するようです。
もう20年前の作品。
しかし聴く価値オオアリ。
日本のポピュラーミュージック史に燦然と輝く作品。