雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
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そして時々飽きます

IAI Festival

2020-05-16 | 音楽
今日は少し歩きました。
汗ばむくらいです。
リワークでちょっと課題を出されたのでそれの準備。
病人と看護師の垣根を超えたワタシのレッスンを心待ちにせよ!!

で帰ってきたらちょっと疲れて寝てしまいました。
いまふらっと起きて聴いているのが、コロナで亡くなったリー・コニッツ。
結構コニッツ盤あるはずなんだけどなー、とitunesの中を探していたらあった。
リーダー名が違ってた。

ジミー・ジュフリー、ビル・コナーズ、ポール・ブレイと共演した作品で『IAI Festival


 
  1. Blues In The Closet
  2. The Sad Time
  3. Spanish Flames
  4. Enter, Ivory
  5. From Then To Then
Jimmy Giuffre (bf, cl, ss, ts)
Lee Konitz (as)
Bill Connors (g)
Paul Bley (p)

ジュフリーとコニッツの対話のようなデュオが1、2、5曲目。
チャネルは左がコニッツ、右がジュフリー。
ジュフリーとコナーズのスパニッシュ風味のデュオの3曲目。
ジュフリーとブレイのフリーなデュオの4曲目。

クレジットをパット見た限りではカルテットなのに、演奏はすべてデュオという不思議な作品。
全てに出演しているジュフリーが実質リーダーなのかな?
リーダーかどうかはさておきジュフリーの3人とのデュオにおいて、自在に演奏を変えていますね。
クラリネット奏者のイメージがガッツリ染み込んでいましたがマルチリード奏者として、いずれの楽器においても卓越したテクニック、というかそもそも持っている高いレベルの音楽性がこれだけの演奏を生むのでしょう。

そしてわざわざコニッツリーダー作でなく今回本作を出してきたのは、以前聴いたときに木管同士の掛け合いに圧倒されたのです。
圧倒されて、最初聴いたときは理解を超えました。
しばし寝かせておく。
そして数年後聴いた時、コニッツとジェフリーのそれぞれの音を感じ取って自分の音を返す間が見事なこと。
これだけ緊張感あるコニッツも珍しいと思います。
デュオというフォーマットは二人で楽しくやれる構成でもあるし、1対1の勝負の構成でもあるんですよ。

是非聴いてみてください。


あとブレイとジェフリーのデュオも相当良い。
元々ブレイ収集の一環で集めた盤なので。

ジャズ
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