今日久しぶりに雨。
ちょっと冷えました。
特になにかしようということもなく、おとなしく引きこもっております。
リワークの新入社員向けのレクチャーの資料を修正してみたり。
新しいアルバムの情報を探してみたり。
ちょっと前からワタシもだいぶアルバムを買いましたが、Lo-fi Hip-Hopはそんなだらっとくつろぐときですら、しっかりとBGMになってくれる。
このジャンルの黎明期から活躍している日本人トラックメーカーのBROCKBEATSの『SPECIAL NERDS』をご紹介。
1.retired life
2.slight rain
3.bedroom king
4.peace of mind
5.yesterday dream
6.palliation
7.summer scent
8.galette
9.sunflower
10.catharsis
11.seasonless
12.euphoric high
13.inner ocean
14.absent afternoon
15.midnight mellow
16.temptation
17.eldorado
18.south wind
19.san francisco
20.afterimage
21.new beginning
22.remain behind
ローファイヒップホップの良さって、ゆるくて決して楽曲にのめり込まなくて良いことかな。
だから作業用BGMにも使われるだろうし、頭をすっきりしたいときに聴いていたい音楽でいられると思う。
当事者のBROCKBEATSも自身の音楽がそういう聴かれ方をすることに大賛成でいるようで。
彼が言うに、以前は楽曲にアーティストの熱い思いがあり、それは永劫歌い続けられる名盤を残す、という使命にも似た究極の商業主義だ、という訳ですよ。
対してローファイヒップホップは消費されてなんぼ、アルバムといってもトラックリストでしかないというドライな捉え方。
でもそれワタシも聴いてて気持ちいいんだけど感じてきたことなんですよね。
こういう音楽ってタイトルついているけど、多分知っているのって作った本人だけじゃないのかな。
ローファイヒップホップに関わる連中はいわば消耗品の用に扱われる自分の楽曲を良し、とできる人なんですよね。
だから皆に記憶される1曲よりもその時心地いいと思ってくれる人のためのトラックリストの作成、っていうのが違いですね。
ある種ミュージシャンのアツい自分たちの「方向性」を説いているよりも前向きな気がしますね。
まだまだ聴き始めたばかりだけど、面白い分野なローファイヒップホップ。
今後も乞うご期待。
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