今夜は久しぶりにACTからご紹介しましょう。
ACTを代表するベーシストのラーシュ・ダニエルソンと伊を代表するトランペッター パオロ・フレスのデュオ盤で『Summerwind』。
Summerwind | |
Act | |
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1. Autumn Leaves
2. Saluto Dardamente
3. Le Matin
4. Stilla Storm
5. Jag lyfter ögat mot himmelen
6. Un vestido y un amor
7. Drexciya
8. Dardusó
9. Stanna Tid
10. Sleep Safe And Warm [from Rosemary‘s Baby]
11. April In Dardegna
12. Amigos
13. Wachet auf, ruft uns die Stimme
14. Dardodentro
15. De La Solitude Mesurée
Lars Danielsson (b, cello)
Paolo Fresu (tp, flh)
1曲目が「枯葉」というのが、あまりにもどうなんだい?と思って聴くと、コレがなかなかの味わい。
マイルス・デイビスほどしゃがれるでもなく、デュオを感じるにはいい塩梅のフレスの音。
あまりにも有名すぎる曲ってアレンジが難しいと思うのですが、”ならでは”の仕上がりになっていると思います。
2曲目以降二人のオリジナル曲を中心にして、5曲目のスウェーデン民謡や10曲目の映画『ローズマリーの赤ちゃん』、13曲目のバッハのカンタータといった曲のアレンジで構成されています。
5曲目以降ではエフェクターも交えた曲もあり、アコースティック一辺倒じゃない所が面白い。
いずれの演奏も良いのですが、10曲目が特に好きだなぁ。
得も言われぬ哀愁感がたまらない。
ダニエルソンのアルコも好きです。
晩秋によく合うアルバム。
しっとり。
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