雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

Out of the Afternoon

2016-04-20 | 音楽

震災情報ですが、やはり震度5前後の余震が続いています。

長引く避難生活に、車中泊(後部座席がフルフラットになれば良いのですが、運転席や助手席で寝ていらっしゃる方)ではエコノミー症候群で血栓が血管の中で詰まってしまい、お亡くなりになられた方が出たそうです。

大事なことは

・少し運動すること(ふくらはぎを揉むだけでもいい)

・水をしっかりと飲むこと

・トイレには行くこと

らしいので、是非きつくても車中泊の方には試していただきたいと思います。

あとgooポイントでも支援金を送れるようになったそうなのでgooブログ等ご利用の方、余ったポイントがあれば募金してもらえないでしょうか。

gooポイント「平成28年熊本地震災害支援募金」受付開始

多分みなさんの中でもYahoo!や楽天やgoo、あとはJALやANAのマイルなど、引き換えられないけど余っているポイントが有ると思います。

そのような小さなポイントでも義援金として利用していただけると幸いです。

 

さて、私の方は今夜のジャズです。

ようやく手に入れました。

ロイ・ヘインズのリーダー作『Out of the Afternoon』。

 

アウト・オブ・ジ・アフタヌーン
ロイ・ヘインズ
ユニバーサル ミュージック

 

1.Moonray 
2.Fly Me to the Moon 
3.Raoul 
4.Snap Crackle 
5.If I Should Lose You 
6.Long Wharf 
7.Some Other Spring

Roy Haynes (ds)
Roland Kirk (ts,str,mz)
Tommy Flanagan p)
Henry Grimes (b)

これ手に入れるの苦労しました。 

どうやらCDも廃盤になっているようで、中古品から洗い出してきたのです。

なにゆえそこまで探していたのかというと、ヘインズとローランド・カークとトミフラが一緒にやっている演奏なので。

ちなみにカークの名盤で調べてみると、彼のリーダー作ではないものの、彼の評価が高いのです。

サイドマンとしては、先日伊坂幸太郎の『サブマリン』の記事でも触れていた、チャールズ・ミンガスのリーダー作Mingus At Carnegie Hallの演奏に度肝を抜かれたからなのです。

 

Mingus at Carnegie Hall
Atlantic / Wea
Atlantic / Wea

 

如何せん古のBlueNoteの作品はだいぶ聴いていて、ジャズの原点たるや何ぞ、と言うところはこれまでも聴いていて、過去盤の素晴らしさ・熱さ・観客の盛り上がりなど、現在のジャズ・シーンにはないものを愉しんできました。

ただこれだけのジャズの歴史を思うと、まだまだ未聴の素晴らしい盤がまだまだあるはず、例えば上記で上げたようなミンガスのアルバムにおけるカークのソロなんて、いわゆる「正しい」ジャズの聴き方をしていたら中々手が伸びないのです。

ミンガスにしたって超有名な『直立猿人』がせいぜいで、時にエリントンの『Money Jungle』なんて聴くと、こんな奴なの?って驚いてしまうことも多々。

 

直立猿人
ワーナーミュージック・ジャパン
ワーナーミュージック・ジャパン

 

Money Jungle
Blue Note Records
Blue Note Records

 

最近ミンガス盤を色々と紹介していますし、今も未聴ながら購入したものもあってすごく楽しみなのです。

そして私が聞かねばならないローランド・カークの番に来ました。

今カークのリーダー作を幾つか聴いているのですが、やはり気になったのはヘインズのリーダー作でした。

これは当時勢いのあったロイ・ヘインズがガンガンに鳴らしまくる作品なのですが、そこはその通りで、リーダー作で、ある意味ヘインズのベスト盤の一つにあがるような作品だと思います。

人によってはこれはカークを聴くための作品、という方もいらっしゃいますが、個人的にはカークもさることながらヘインズの小気味良く時に熱いドラミングを味わう格好の作品だと思います。

そしてカークも唯一のフロントということもあって気合が入っています。

一度に3本の楽器をくわえてそれぞれの楽器でメロディーを奏でたりするところが、外道扱いされていた時期もあるようですが、昨今のネット情報を見る限り、やはりすごいものはすごいと再評価受けていると思います。

一度に複数の楽器を演奏するメリットとしては、2管以上が本当に息のあった(まあ息をするのは一人なので当然合いますよね)演奏になることだと思います。

キワモノ扱いされるような風貌ですが、これは演者として大きな武器だと思います。

個人的にはスタンダードの2曲目の3拍子バージョンや、同じくスタンダードの5曲目のヘインズのソロが好きですね。

 

Roy Haynes Quartet featuring Roland Kirk - Fly Me to the Moon

 

Roy Haynes Quartet - If I Should Lose You

 

ココのところ私のジャズは温故知新ですが、新譜も続々届いていて、まーったく手についてない状況です。

最近の新しいムーブメントとは別の、過去の作品になんかやっぱジャズって良いよなーって思っている今日このごろです。

ついでにですが、本作のジャケですが、私の好みです。

これだけでお気に入りの一つに加えてもいいくらいです。

 

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