雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
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そして時々飽きます

Old New

2019-11-12 | 音楽
今日は12球団トライアウトがありました。
ホークスを自由契約になってしまった塚田正義が参加しましたがヒットは打てなかったようです。
(訂正:最後の5打席目で前オリックスの青山から左中間二塁打を打っていました)
と言っても今日打とうがしっかり投げようが、自由契約でほしいと思う選手にはすでにある程度話が来ていて、トライアウトはイベント要素が高いとも言われています。
塚田も今季1軍でのチャンスはあったのですが、モノにできませんでした。
将来の大砲として期待されていた時期もあっただけに残念です。
どこかで活躍してほしいけど、年齢も30歳だけに厳しいのかな・・・。

さて今日は珍しくチェリストのリーダー作、タミコ・リードで『Old New』。


 
  1. Old New
  2. Wabash Blues
  3. Niki’s Bop
  4. Aug. 6
  5. Ballad
  6. Sadie
  7. Edelin
  8. Peripatetic
  9. RN
Tomeka Reid (vc)
Mary Halvorson (g)
Jason Roebke (b)
Tomas Fujiwara (ds)

これまでチェリストのリーダー作って聴いたこと多分ないと思います。
ただリードはマカヤ・マクレイヴンの『Universal Beings』にも出演しています。

 
ギターのメアリー・ハルヴァーソンは相当面白いギタリストで、本ブログでは紹介していませんが、3枚ほど所有しています。

 
なかでもマイケル・フォーマネク、本作でも共演しているトーマス・フジワラとのトリオ「Thumbscrew」でのプロジェクトでは2枚同時にリリースしていて、カバー集『Ours』、オリジナル曲集『Theirs』の2枚は面白い作品です。

 
 
アップしていないのはひとえにワタシのつたない表現では書ききれないと判断したためです。
素晴らしいギタリストです。

さて本作ですが、チェロ・ギター・ベースの3弦楽器とドラムスというなかなか変わった編成。
ただこれはリードがやはり弦楽器をメインに演奏をしたいとの要望があったと思います。
ハルヴァーソンも弦楽器の演奏にこだわりがあるようですし。

なんと言っても1曲目ですよ。
ジェイソン・ローブクのぶっといピチカートとフジワラの疾走感のあるドラム。
ここにリードのアルコが美しく乗ってきて、ハルヴァーソンのちょっと揺れるギター。
めちゃめちゃかっこいいと同時に美味。


全体的にはフリーですけど、これくらい尖ったほうがこのストリングスカルテットには丁度よい。
決して万人受けしないけど、結構聴いていられるのはフリーの中の緊張感だけではなく、やや感じられるメロディーの輝きだと思うんです。

もし気が向いたら、上述のメンバーのYoutubeを観てみてください。
意外とハートに刺さったりするかもしれませんよ。

ジャズ
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