台風4号と共に色んなものも吹き飛んで、ちょっとだけホッとしている今夜。
こんな日にはご褒美のジャズを
それがこの一枚
『LET’S KEEP THE MESSAGE』
大・大・大好物な一枚です。
デニッシュ・ジャズ渾身の一滴。
メンバーは
Bent Axen (P)
Allan Botschinsky (Tp)
Bent Jaedig (Ts)
Frank Jensen (Ts)
Erik Molbach (B)
Jorn Elniff (Ds)
1960年 デンマーク コペンハーゲンにて録音されました。
曲目
- To Iskol' Hof
- Things Ain't What They Used To Be
- Lady Bird
- Let's Keep The Message
- Elansky
- Star Eyes
- Sivle
- Mr Cushmaker
この1枚のこの1曲は?と聞かれたならば、1曲目の「To Iskol' Hof」。
これぞハード・バップ。
この時期に既に欧州でこのような演奏がされているなんて、やはり北米大陸と欧州は地理的・文化的にも近いのでしょう。
軽快なクラッシュシンバルの音と共に始まります。
始まって50秒過ぎあたりからのTsソロ。
最初はBent Jaedigでしょうか。
Tsが2本あるので、どっちがどっちか私には分かりません・・・。
そして2分あたりからのFrank Jensenですかね、Tsの掛け合いが始まります。
そして3分あたりからのDsソロ。
まるでちょっと薄口目のArt Blakeyですね。
アルバムの1曲目でハートを撃ち抜かれます
Ds好きな方はラストの「Mr Cushmaker」もおススメ。
バスドラ効かせて疾走していきます。
そのあとのTpソロカッコ良し。
ちゃんとしっとりした曲も準備してます
アルバムタイトル曲「Let's Keep The Message」
Tpが泣いています(笑)
Pも聴かせます。
上述3曲はいずれもリーダー Bent Axenの作曲。
いい曲作りますね。
あまりメジャー盤ではないですけど、是非とも聴いていただきたい。
私は聴くっ
Bent Axen-Bent Jaedig Jazz Groups / To Iskol' Hof