うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

オリンパスの標準ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm 1:3.5-6.3 EZ」

2011年12月15日 | マイクロフォーサーズ全般

まだ海外発表のみだが、新しい標準ズームだ。
電動ズームで、全長は変化しない。大きさは高倍率ズームや40-150mmなどと同じ。最大径は17mm F2.8と同じぐらい。重さは210gだから、40-150mmより重く、パナソニックの電動ではない方の標準ズームに近い。

オリンパスはレンズの小型軽量化にこだわってきたが、これはパナソニックの電動ズームより3倍以上長く(収納時比)、2倍以上重い。電動式のズームは動画向きということだが、これはオリンパスからもLumix GH2に相当するような、動画対応カメラの登場を示唆しているのだろうか。

ということは、形が一眼レフ風かどうかは別として、EVF内蔵のカメラとなり、それはペンシリーズとは違うコンセプトの、E-620やE30に代わるようなカメラになるのかもしれない。

箱形ではない、ファインダー付きのカメラは今欲しいと思っていて、たぶんLumix G3になるだろうと思うけど(GH2もいいけど少し古いので)、もしオリンパスからこの種のカメラが出るのであれば、見てみたい気はする。

話の流れからはそれるが、このことはオリンパスがいよいよフォーサーズ一眼レフをやめて、MFTに一本化することになることを意味するのかもしれない。まあ、僕がどうこう言う問題ではないが(FTのユーザーではないので)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オリンパス決算発表

2011年12月15日 | カメラ、写真
ロイターから; (一部抜粋)          
オリンパス(7733.T: 株価, ニュース, レポート)は14日、損失隠しの発覚で延期していた2011年4―9月期の四半期決算報告と過去5年分の決算訂正を盛り込んだ訂正報告書を関東財務局に提出した。それによると訂正の結果として債務超過になった時期はなかった。    

オリンパスが 同日発表した4―9月期の連結決算は、売上高が4145億円(訂正後の前年同期は4173億円)、営業利益が175億円(同223億円)、当期純損益が 323億円の赤字(同38億円の黒字)だった。

(中略)一方、デジタルカメラ事業などの先行きを厳しく見たことから関連資産を減損処理したことで特損を計上し、繰り延べ税金資産を取り崩したことで最終損益は赤字に転落した。中間配当は無配とした。

上場は維持できる見通しということで、ここ数日株価が上がっていたが、自己資本の毀損が大きく、長期債格付けは2段階引き下げてトリプルBマイナスになった。さらに訴訟による損失発生の可能性が懸念されている。

復帰を目指していると言われる元社長ウッドフォード氏は事業の切り売りはしないとコメントし、映像事業に対する懸念を否定したが、楽観できる状況にあるとは言えないだろう。そのウッドフォード氏はやたらと細かいことにこだわる性格だと、WSJは伝えている

オリンパス社長復帰目指すウッドフォード氏―細かいことに拘る性格

オリンパスの損失隠し問題では、その核心となった一連の買収について全貌を明らかにするよう同社経営幹部に迫ったマイケル・ウッドフォード元社長。社内では、以前から細かい点にも拘ることでよく知られていた。

 ウッドフォード氏は1991年にオリンパス英国子会社の医療機器メーカー、キーメッドの社長に就任すると、社員が個々のデスクに置ける個人的なアイテムに関する社則を定め、家族やペットの写真と子供の描いた絵以外の私物を置くことを禁じた。

 また、同氏は最近のインタビューで、キーメッド製内視鏡の修理担当者が使用する車にGPSを取り付けるよう命じたこともあると語った。修理のために外出している従業員の位置を記録し、修理スケジュールの改善を図るためだったという。

 英リバプール出身の同氏はインタビューで「悪魔は細部に宿る」ということわざを引用し、細かい業務規則を定める姿勢について経営上大切なことだと強調した。来客があった時に備えて社員のデスクを見苦しくないようにしておくべきということだ。同氏は、ある新聞社の調査でキーメッドが「職場として最も優れた英国企業」に2度も選ばれたと胸を張った。(後略)

細かい上司は苦手だなあ
あまり一知半解のようなことを書くつもりはないのだが、オリンパスには熱烈なファンも多いし、もちろん優れた技術を持っているのだが、荒削りというか、時折信じられないような失敗をする傾向があるようだ(カメラ事業の話に限る)。ニコンやキヤノンにはある信頼感のようなものが、オリンパスには欠けている。ひょっとしたら熱烈なファンたちは、そういうところに惹かれているのかもしれないが。

 フォーサーズ一眼レフは消えていくんだろうな。E-410がヒットしたのはほんの4年ほど前だ。手持ちのE-PL1もそうだけど、オリンパスの製品は時間がたつと価格が暴落して、ワゴンセールでたたき売られていたり、通販店に長いこと在庫があったりするものが多い。在庫管理に問題があるのか、あるいはある程度意図的なのか。安さに惹かれてFTの一眼レフを買っても、気がついたらシリーズが終了していたら、買った人はどう思うだろうか。

なんてことを考えながら、E-PL1でマクロ撮影をするために、FTの35mm.F3.5を使うのはどうかな、と考えて見たけど・・。ほとんどメリットがないな。ニコンのアダプタとレンズを買った方が良い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする