百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

うさぎや便り・十一月二十九日・「感動を共有する」

2015-11-29 | Weblog


感動を共有する




おはようございます。


うさぎや 店主の岩佐です。

 

この時季は、ひと雨ごとに冬に近づくといいますけれど、

 

このニ、三日はまさしくそのとおりで、

 

時折、急に身震いするような冷たい風が吹いたりします。

 

皆さま、お変わりございませんか。

 

先週の続きで「遊山箱」のお話を、ということでしたが

 

忘年会シーズンのさきがけに

 

一つ大事なことを思いつき、変更させていただきます。

 

申し訳ございません。

 

 

見えないところをきれいにすると見えるところが光り出す

 

これは、経営の神様といわれた

 

松下幸之助さんの言葉です。

 

大行列の出来る

 

お寿司屋さんがあります。

 

きっと美味しいんだろうなと思い

 

店に入って食べていると分かりました。

 

ただ美味しいだけじゃない。

 

いるだけで心地いいのです。

 

このお寿司屋さんは

 

食べにきてくれるお客様を

 

大事にするだけでなく

 

取引先を大事にすることで

 

有名だということです。

 

取引先でも、このお店の担当に

 

なりたがる人が多いそうで

 

つまり、仕事にかかわる全ての人を

 

徹底的に大事にするというポリシーなのです。

 

このポリシーは店のなかにも表れます。

 

どこに表れるかというと、空気に」です。

 

なんとなく、ここは

 

居心地がいいという空気に。

 

取引先を大切にする姿勢は

 

食べにくる人には見えません。

 

でも、見えないところを

 

大切にする姿勢は

 

見えるところにちゃんと

 

空気として表れるものです。

 

生き馬の目を抜くような競争と、

 

割高な地代という環境の元で飲食店が

 

生き残って行くのはかなり難しいものです。

 

何十年も生き残っていくための秘訣

 


秘訣なんて「あってないようなもの」です。

 

「禅問答」にしかなりません。

 

答は一つだけしかありません。

 

「お客さまが途切れない店にすること」です。

 

お客さまが途切れない店・お客さまが来たくなる店

 

一番目の申すところは立地です。


そしてニ番目が店の造作。

 

ところが、この一とニは大企業に敵いません。

 

資金豊富な大手に絶対勝てないのです。

 

だとすれば、料理そのものでお客を呼ぶしかない。

 

飲食店主が元々料理人であればそれは当然です。


「料理の味だけで評判を取ろう」と考えます。

 

そして失敗するのです。

 

何故かと言いますと答は単純です。


「料理だけ」でお客さまを何年も引きつけておくのは無理だからです。

 

腕の良い料理人ほど、こんな考えに陥りがちです。


「味さえ良くすれば客は必ず来る」と。

 

ところがいくら美味い料理であれ、

 

それに感動するお客さまが顧客になってくれるわけではないんですね。

 

数回は食べに来るでしょう。

 

でも、すぐに「目新しい店」「最近評判の店」

 

に行ってしまい、そうなるともうお客さまは戻ってきません。

 

答を先に言いますと、


顧客というのは人間にしかつかないのです。

 

つまり料理そのものにつくお客さまは顧客にはならないということです。

 

それはつまりこういう意味です。


料理につくようなお客さまを顧客にしてはいけない

それが個人店を長く維持していく秘訣です。

 

商売というのは「信用」というもので成立します。


浮気モンを相手にしてりゃ信用もなにもありゃしません。

 

「料理の腕」「料理に対する真摯な姿勢」「真面目な人柄」を見抜いている方々

 

信頼感です。


それを持っている人々が顧客なんです。



しかし、それだけでは足りません。


もうひとつ大事なことがあります。

 

それは感動です。

 

料理人たるもの、いつだって大切なお客さんに

 

「感動」を与えなきゃいけません。

 

もちろん料理で感動していただくのです。

 

まぁ、口で言うのは簡単ですが極めて難題なんです。


どうやって感動させればいいのか。


そもそも、そんなことが出来るのか。

 

できるんです。


可能なんです。

 

「人に感動を与えよう」と思っている間はできません。


そういう事はできないのです。


そんな風に思いつめていると、頭から煙が出てきてしまい、

 

自身が壊れてしまうだけです。

 

感動させようではなく、

 

「自分が感動したこと」を料理で表現すればいいのです。

 

顧客は感性がとても主人に近い。

 


心の深い部分が似ているのですね。

 

近いからこそ主人を理解し、贔屓にしています。

 


共感とかシンパシーが発生しやすいということではないでしょうか。

 

だからすぐさま伝わるのです。

 

主人の感動が。

 


そして顧客も感動してくれるんです。

 

つまり正確に言いますと

 

「感動を与える」のではなく、

 

感動を共有するということになるでしょうか。

 

つまるところ、おもてなしとは「感動を相手に伝えること」なんですね

 

昔から料理人に「人間性」が求められる理由は、

 

そこにあるんです。

 

真摯で素直な心で修行を積み重ね、

 

真面目な気持ちで人生経験を重ねて行くからこそ

 

「質の良い感動」を沢山持てる。


だからこそ筋の良い顧客が付くのではないでしょうか。

 

裏表のある心の曲がった料理人に、

 

どんな顧客が付いてくれるっていうんでしょう。

 


八○○にしたって、

 

他人の陰口や悪口などしか言わないような主人の作る料理なんぞ

 

美味いと思いません。

 

世の中が、料理業界が、

 

どう変動して様変わりしようとしても

 

私はやる事は同じ。

 

庖丁を握るだけです。

 

 明日三十日・月曜日は定休日です。

 

十二月一日(火曜日)は通常の営業日です。

 
今日も、皆さんのhappyな一日を願っています(^-^)
 
 
ゆったり、ほっこり♪
 
 
 
巻寿司大使・昆布料理研究家・岩佐 優


忘年会 「うさぎや」 のご予約は

① http://kyoutousagiya.jimdo.com/

②お電話  075-573-5523

お問い合わせは上記にお電話をください。

週末から埋まってきておりますので

どうぞお早めのご予約をお薦め致します。

 
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本当の幸せを掴むために、人生で手放すべき「19のコト」

2015-11-29 | Weblog

 

本当の幸せを掴むために、人生で手放すべき「19のコト」
  
 
01.明日が良ければいいという 曖昧な予想や予感
 
目的や目標をしっかり見据えて管理することは、幸福へのカギを握る人生の指針。うやむやなまま「なんとかなる」は、ただ明日を乗り切るだけの術だ。5年後、10年後のビジョンを持って、今日を生きよう。
 
 
02.「お金持ちになりたい」という漠然とした考え
  
誰だって、本音はお金持ちになりたいと願うもの。でも、必要以上にお金を手にしたいと願えば願うだけ、人生の価値がお金でしか判断できなくなるのでは。確かに、貧乏は心までも貧しくする。でも、お金はあくまでも目的を得るための手段にすぎない。
 
 
03.幸せはすぐそこに・・・という根拠のない甘い妄想
 
自分から積極的に外に出て充実感を得るような体験を積まなければ、いくら待っていたって幸せは望めない。幸せは自分から掴みとりにいくものだ。
 
 
04.他人からの意見に一喜一憂する自分
  
あなた自身が下した決断に満足しているのに、それを誰が咎める権利があるというのか。もちろん、他人のアドバイスや意見を聞き入れることは大切。だけど、そればかりで自分の意志を持たないならば、どうやって自分自身で道を切り開いていくことができるだろう。
 
 

05.知っているつもり・・・頭から決めてかかること
 
まだ味見もしていないうちから食べた気になるのは愚かな行為。偏見は人を盲目にさせ、いつになっても真実に気づくことができないから。
 
 
06.手の届きそうもない完璧な人生を夢見る 
 
完璧な人生なんて存在しない。努力を惜しまず、困難に立ち向かってこそ、初めて人生に価値がでるもの。迷いながらもあなたが選択するひとつひとつが、あなただけの人生を反映していくのだから。
 
 
07.成功に乗っかるだけ?他人任せの幸福
 
幸せを共有することは人生の醍醐味のひとつ。でも、誰かに幸せを分け与える人であろう。他人の幸せをシェアするだけでは、いつまでたっても都合のいいだけの人。
 
 
08.自分のカラダへのコンプレックス
   
あの子はキレイなのに・・・。自分はブスだというようなネガティブな印象を他人に伝えるのは止めよう。あなたへの他人の目も変われば、自分も気づかぬうちにブスになってしまう。大丈夫、誰だってコンプレックスの1つや2つあるのだから。
 
 
09.パートナーに完璧さを追求する自分勝手さ
  
完璧さを求めるということは、相手をよく見ているようで、じつは何も見えていない。あなたの幻想が見えているだけのこと。あなたの理想をすべて追求することは止めよう。
  
 
10.モノであふれて身動きできない生活
 
モノに囲まれた生き方は、必ずやあなたを窮屈にする。人生において本当に必要なものなんて、それほど多くないのはずだ。不要なモノを整理することで、新しい考え方を宿すスペースを作ろう。
 
 
11.過去の彼(彼女)に縛られて生きる時間
  
過ぎた日々をいつまでもダラダラと引きずることは時間のムダ。一時の感傷に浸ることは誰にでもあるけど、それをバネに跳躍してこそ人生は楽しみを増していくのだから。
 
 
12.怒りや不満で 盲目になること
 
怒りはあなたの内面を食らい尽くす。あなたを誤解している人たちからも学ぶ必要がある。怒りは人を盲目にさせ、真実を閉ざしてしまうことを忘れてはいけない。他人の謝罪を受け入れることができれば人生はもっとシンプルになる。
  
 
13.やれることをやらない 自分への言い訳
 
弁明や言い逃れのために時間を割くことに何の意味がある?言い訳はただの自己弁護。できること、やれることから逃げているだけでは一歩も前には進めない。
  
  
14.凝り固まった独りよがり
 
他人と享受する寛容性を持たずして、自分の成長は望めない。他人の意見を受け入れることができて初めて、生きる意味を見いだすことができるのでは。他人から学ぶことは多い。
  
  
15.前に進む勇気を阻む 消極的な考え方
 
「どうせ」「だって」・・・、否定的な考えから入るのは止めよう。自分で自分の可能性の芽を摘むような行為は避けた方が良い。まずはやってみる!ここからだ。
  
 
16.ずるずると先延ばしにすること
 
今日できることを明日に延ばすのは、もうよそう。能力を最大限に引き出し、目の前のタスクに挑もう。もっと大きく自由な時間を得るためには、今どう動くかだ。
 
 
17.他人の幸せを素直に 歓べない嫉妬の塊
 
誰の人生も個性的でひとつとして同じものなどない。他人を羨んでばかりいるより自分から行動する。幸せに嫉妬する時間があれば自分の幸せを見つけに行く。
  
  
18.自信の無さがもたらす 踏み出せないひ弱な心
 
失敗や不安は誰にだって起こりえるもの。これらを怖がって先に進めないのは自分の弱さ。まずは自分に打ち勝つこと。
  
  
19.過去に囚われて 生きる日々
  
過去は教訓であり、より良く生まれ変わるためのツール。だけど、縛られていては同じ過ちを繰り返すだけ。

 

過去から学び未来へ進め。

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