百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

うさぎや便り

2015-11-16 | Weblog

「子供にケーキを分けさせる話」




おはようございます。


うさぎや 店主の岩佐です。

 

立冬とは冬の始まりで

 

小雪(11月23日)頃までをいい

 

季節の移り変わりの大きな節目です。



朝晩の気温が低くなり冬の気配が感じられますね。

 

先週に引き続き、小学校のお子さんのお話です。

 

 

 

ある時、お姉ちゃんがケーキを一つ、もらって帰って来ました。

 

そこで、お母さんは「弟にも分けてやりなさい」と言いながら

 

『分けてやりなさい』と母さんが言う根本の訳を子ども達に問いました。

 

すると、お姉ちゃんは『弟が可哀想だから』と言い

 

弟は『今度、僕が買ってきた時にお返しをあげるから』と答えました。

 

しかし、お姉ちゃんの答えには

 


もし、可哀想だと思わない相手には 分けてやりたくない

 

という、差別感情が含まれています。

 

弟の答えにも

 

お返しをもらえそうにない相手には、分けてやらない

 

という、打算の気持ちが含まれています。



お母さんは子ども達に、

 

一つのケーキを二人で分けたら、ケーキがもっと美味しくなるから

 

と答えられるような子になって欲しいのだと、仰っています。



もちろん、一つのケーキを何人で分けようと味が変わるはずがありません。

 

しかし 味が美味しくなることを、私達は経験で知っています。

 

例えば、一人で黙々と食べるご飯よりも

 

家族みんなで食べるご飯の方が美味しいです。

 

一人鍋より、友人とワイワイつつき合う鍋の方が美味しいです。

 

 



そこには『ひと味』違う味が、加わるのでしょう。


理屈を超えた、言葉では表せないもの

 

プラスαでしょうか。

 

ケーキを分ける喜びが、プラスαを生み出すのです。

 

分かち合うことを教えれば、子どもは 思いやりを学んでいくでしょうね。

 





仏教では 布施 (ふせ)=施し (ほどこし) が、


最も大切な仏道修行の一つとされています。


布施は一般に<お経のお礼として お寺に渡すもの>と解釈されていますが、


お坊さんだけでなく、皆が皆のために行う修行だと思います。


親切な心、優しい心、思いやりの心がもとにあって、


見返りを求めずに

 

十円でも百円でも施す、ご馳走を施す


なにも、お金や物ばかりを施すのではないのでしょう。


優しいまなざしで 見守ってあげる


眼を施すと書きまして

 

眼施(がんせ)


いつも 笑顔を絶やさず、ニコニコ顔は

 

人の心を明るくします。

 

お顔で施しますので

 

和顔施(わがんせ、わげんせ)


「大丈夫ですか?」

 

優しい言葉をかける

 

言葉で施すこともあります。

 

言施(げんせ)



「ありがとう」「すみません」など、心からの感謝や

 

「あの人の病気の具合が、早くよくなりますように」と

 

心配してあげるだけでも、心を施すという布施

 

心施(しんせ)



また、重たい荷物を持って運んであげる

 

これは労働で布施をしますので

 

身体を施すと書いて

 

身施(しんせ)



物やお金で施しが出来なくても

 

自分が持っている

 

この身体

 

この顔

 

この手


これなら、誰でも何時でも出来ます。

 

財がなくてもできる七通りの布施を

 

無財の七施 (むざいのしちせ)」と言うそうです。



しかし 目の前の忙しさにかまけていると

 

自分のことで精一杯 (汗)

 

ついつい疎かになってしまいます。

 

我が身よかれとエゴのことしか考えていないか

 

時には省みなくてはなりません。

 

世の中には「無財の七施」を

 

無意識のうちに実践されている方も 沢山いらっしゃいます。

 

私自身も出来る時に、出来る布施を

 

人様に喜んでもらえることを心がけたいと思います。

 

 

 

普段、当たり前に見過ごしている事柄も、

 

視点を変えてみるとこんなこともあります。

 

なんの根拠も脈絡もありませんが

 

幸せなあの人が、絶対にやらない「17のコト」

  

①余計な問題に首をつっこむ
 

②楽観的な展望や過剰な期待
  

③人間関係に満足して現状維持
  

④人によく見られるための「イエス!」
  

⑤○○のやりすぎ
  

⑥たくさんの人の意見を聞く
  

⑦振り返りを大事にする
 

⑧昔の恋人との思い出に浸る
 

⑨とにかく手当たり次第目の前のことに集中する
 

⑩他人と比べて自己評価をする
 

⑪噂話に時間を費やす
 

⑫興味がない人とも付き合いを続ける
  

⑬何かができないことを環境のせいにする
  

⑭いきすぎた自己批判


⑮一人の時間を必要以上に大切にする

 

⑯体験よりも ものに執着する

 

⑰大切な判断を人に仰ぐ



人生いろいろですね。


日々、寒さが身に沁みてきます。

 

体の滋養に大切なのは

 

『この季節に収穫されたものを季節にあった調理法で頂く」


いつも心がけているつもりですが、

 

なかなか思うようにはいきません(猛省)


明日平常通りの営業日です。

 
今日も、皆さんのhappyな一日を願っています(^-^)
 
 
ゆったり、ほっこり♪
 
 
 
巻寿司大使・昆布料理研究家・岩佐 優


追記


こちらも是非ご覧ください。

北野武「“輝ける明日”なんてものの ために今を犠牲にしちゃうのかね」

出典元:http://lite.blogos.com


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どっつり〆張鶴風味

2015-11-16 | Weblog

 

 

人に差し上げる用にこさえました。

52°C、135秒で仕上げた、

どっつり〆張鶴風味の大人な「はらこ」です♪

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