百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

丹後で今、旬を迎えている海藻が「じんば」(神馬藻)です。

2016-02-25 | Weblog

今日のお味噌汁復活委員会のページに、私の記事が投稿されています。


私のテーマである丹後の食材を使ったお味噌汁、今回は旬のじんばです。


よろしかったら、覗いてみてください。

実はアイルランドの海藻料理の著書もあるフードライターの方に、この乾燥じんばをお土産に持ってきたところ、これが大ヒット。...


 アイルランドでもこの海藻が採れるけれど、食用としては流通していないので、これはいいサンプルになると、大喜びされました。
もし、じんばがアイルランドでも食べられるようになったら、私の功績大です(笑
 
お味噌汁復活委員会さんの写真
お味噌汁復活委員会
 

お味噌汁復活ライター ハミルトン純子 京都市出身 / 京丹後市在住
テーマ:丹後の食材を使って

丹後で今、旬を迎えている海藻が「じんば」(神馬藻)です。
神馬藻はホンダワラ科ホンダワラ属のことで、若い芽の部分を食用にするそうです。丹後だけでなく、日本海側では食べる習慣を持つ地方があるようです。
実は私も「じんば」がどういうものかを知ったのは昨年の帰国後のことです。祖母は海の近くで育った人ではないので、馴染みがなかったのかもしれません。
運が良ければこの季節は生のものを買えますし、先日は初めて乾燥ものを見つけたので買ってみました。
湯通しする前は茶色い海藻ですが、熱湯をくぐらせれば綺麗な緑色になります。

丹後の海沿いでは、佃煮にしたり、ご飯に炊き込んだり、酢の物にするなどして食べるそうです。先日はご飯に炊き込んでみましたが、ワカメとはまた違う風味で、旨味はやや少ないように思いました。面白いのはプチプチ、コリコリとした食感です。
海藻にしてはちょっと高級ですが、旬がとても短いので、生は今しか食べられない。これは試してみないと、というわけで、このじんばをお味噌汁にしてみました。
柔らかい葉先だけを入れたせいか、意外と海藻臭さもなく、あっさりとしています。柔らかくて、軽いぬめりと気泡の食感もなんともいい感じ。
春を感じる、ミネラルたっぷりのやさしいお味の一椀になりました。

 

出汁: 昆布
具材: じんば、じゃが芋、みぶ菜
味噌: 自家製倍麹味噌
吸口: おろし生姜

 

*************************


料理を通してさまざまなテーブルの楽しみ方を提案する
happytable  ハミルトン純子
アイルランドでの和食普及活動のページ 
Ichiju Sansai(一汁三菜)https://www.facebook.com/IchijuSansai
アイルランドでの食を語るブログ「愛蘭土の林檎の木の下で」

 
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こんぶ料理・味のもとスタジオ・人生に捧げる沁み沁みごはん塾

2016-02-25 | Weblog


 
 ニ月二十五日(木曜日)
 
❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ 
 
 うさぎやは京都の味と人情と昆布が
 たっぷりしみこんでいます。
 
 
❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄
 
 味のもとスタジオ 
 
 人生に捧げる沁み沁みごはん塾 
 
___________________________________________
 
 
 「こんにゃくは体の砂払い」
 
 こんにゃくを食べると、
 
 身体の中に溜まっている砂を取ってくれるということ。
 
 
___________________________________________
 
 「吸い物。醤油味のすまし汁」
 

 さて、会席料理の三品目に出される椀物は吸い物、
 
 つまり、醤油味のすまし汁です。
 

 江戸時代には味噌汁の上澄みを用いた「みそすまし」
 
 と出汁に塩・醤油などで味付けしたものの
 
 二種類がありましたが、
 
 幕末頃から後者だけを「すまし汁」と呼ぶようになりました。
 

 主な吸い物として次のようなものがあります。
 

 吉野仕立:すまし仕立ての汁に薄く葛を溶き入れたもの。
 
 みぞれ仕立:おろし汁ともいい、
 
 大根や蕪のおろしたものを加えたもの。
 
 味噌仕立てにすることもあり、
 
 汁が「みぞれ」に似た状態であることから、この名があります。
 
 潮仕立て:昆布や鰹などの出汁を用いず、
 
 主素材の魚介類から出るだし汁で仕立てたもの。
 
 すり流し仕立て:よく摺りつぶした材料を煮出し汁に徐々に入れて、
 
 摺りのばしたもの。(豆腐、枝豆、銀杏、栗、タイ、ヒラメ、アジ、
 
 カツオ、ハモエビ、カニ、牡蠣など)
 
 とろろ仕立:すりおろした山芋を入れた汁物。
 
 利久仕立:冷やしたすまし什立ての汁に挽き茶を入れたもの。
 
 酒香仕立(粕汁):里芋・大根・人参・藻吻・鱗などの
 
 具材を煮込んだ汁に、酒粕を加え醤油や塩で調味したもの。
 
  
 
 
 
____________________________________________
 
♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。
 
____________________________________________
 
 
 
 今日も、皆さんのhappyな一日を願っています(^-^)
 
 ゆったり、ほっこり♪
 
 巻寿司大使・昆布料理研究家・岩佐 優
 
♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。
 

 
岩佐 優さんの写真
岩佐 優さんの写真
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安全のための無農薬なんて「馬鹿のすること」?

2016-02-25 | Weblog

先日の・・・
  
>安全のための無農薬なんて「馬鹿のすること」?

 の続編出てました。

>「農薬じゃない」毒物を平気でまき散らす無農薬信者
  毒性評価もできない「農薬様物質」の危険性
____________

この記事を 僕は全面的に支持は出来ませんし
農薬の推奨もしませんが
  
実際 現場を見ると一概に「無農薬バンザイ!」
とは言えないことが多いです。
   
農薬を使わない代わりに 
重金属汚染してしまっている畑 等々
  
  
結局 その 個々の農家さんの 知識や考え方が重要であって
 無農薬だとか有機栽培というのは 結果論なのです。
  
だからこそ 現場へ行って確認することが大事。
   
 
作る人によって無農薬だから危険なことも十分あります。

 単純に「無農薬だから安心」ではないのです。

___________________________

>前回の記事「安全のための無農薬なんて『馬鹿のすること』?」では、無農薬農家の4つのタイプを挙げました。
 
(1)農薬を危険だと考え、安全な農作物を作ろうとする農家
(2)高収益を得る手段として無農薬を選択する農家
(3)自分の栽培スキルを高めようとする農家
(4)生き方、ライフスタイルとして無農薬を選ぶ農家
 
この4種類はあくまで便宜的な分類で、(1)と(4)とか、(2)と(3)を併せ持つような農家も少なくありませんが、無農薬と聞いて一般に連想されるのは(1)の無農薬農家でしょう。しかし、(1)の無農薬農家が、農村では一番嫌われてしまうのです(その理由を前回の記事でお話しました)。
 
>農薬でなければ安全なのか?
 
(1)のタイプの無農薬農家が一番危険な作物を作る理由は簡単です。
(1)のタイプの無農薬農家は、「農薬さえ使わなければ安全が確保できる」という単純かつ間違った考え方をしているからです。
農薬を使うより危険な資材を使っていても、その自覚がないのです。
  
安全性についてまず見なければならないのは、毒性の強弱であり、農薬か否かではありません。
  
  
>食の安全性を問題にするなら、
 
・防除に使う物質の人間および環境に対する毒性の高低
・物質の使用量
・物質の分解速度が早いか遅いか、どの程度残留するか
_______________________

 
「農薬じゃない」毒物を平気でまき散らす無農薬信者
  毒性評価もできない「農薬様物質」の危険性 

  http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/46089

 
Jeffrie Lauさんの写真
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バルサミコ考

2016-02-24 | Weblog

バルサミコ考
 
 
一般的に流通している バルサミコと呼ばれるものは 実はただのワインビネガーに甘味や着色料を混ぜたりしている物がホトンドです。
  
12年以上熟成するような トラディツィオナーレと言われるバルサミコ酢ともなると大変高価で とてもじゃないですが超高級レストランでもないかぎり なかなか使用されないもしれません。
有ってもオプション価格だったりします(苦笑)  
 
トラディツィオナーレはモデナとレッジョエミリアの2つの街で作られたもので 最低12年の熟成、ブドウの種類、その他添加物はNG等 木樽での熟成法、ビン詰めのやり方まで 製法が細かく法律で決められています。
 
もっとも この次元の物になると
酢というより 甘味の方が強く感じると思います。
    
本物は「今までバルサミコが苦手」「バルサミコ嫌い!」っという人が 
「今までのは何だったんだろう??」と思うくらい違います。
 
イタリア本国でも トラディツィオナーレは
ある意味 健康食品的な意味や お祝い事に使用される事も多く
長いものは 熟成期間50年とか100年とかもあります。
お値段も桁違いですが おじいちゃんやおばあちゃんの長寿のお祝いなんかに開ける事も多いみたいです。
  
イタリアの貴族が珍重していたというくらいなので
他の酢にはない独特の風味が特徴。
  
サラダに・・・オリーブオイルと混ぜて 隠し味に使ったり
お肉やチーズにちょっぴり乗せて頂いたりする事多いです。
 
イタリアでは テーブルに常備しておいて 塩コショウオリーブオイルとバルサミコを適当に合わせてドレッシングにする家庭も多いそうです。
 
あとジェラートにも良いです。特にクセのない高級なアイスには最高です。
その他フルーツ等やヨーグルトにも使ったりします。
加熱用としては ちょっと勿体無いかもしれませんが
赤ワインでソース作る時の隠し味に使うのは最も贅沢かもしれません(*^.^*)
 
 
逆に トラディツィオナーレではない物だとダメなのか?っというと
そんな事は無くて どちらかというとそこまで熟成していないバルサミコ酢が有ったから今メジャーになった感もあります。
ただ ピンキリで トラディツィオナーレとほぼ同じ製法や成分で 熟成期間が短いだけの物から ワインビネガーにぶどう果汁を足して甘味を入れ カラメル色素で色づけしているような物も多く見られます。
こちらはトラディツィオナーレとはまた違った調味料と考えたほうが良いかもしれません。
 
 
古来のバルサミコ酢が欲しいなら「トラディツィオナーレ」という表示を目安に。
そこまで求めないけど風味は欲しいというなら 原材料がぶどうのみか ぶどう+ワインビネガーくらいが目安。
加熱用に あれば良い 酸味が欲しいという事なら主原料がワインビネガーの物でも良いと思います。ただ添加物は使用されているので何が入っているか必ずチェックして下さい。 
あまり分かり難いものが入っているようなら避けた方が良いかもしれません。

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こんぶ料理・味のもとスタジオ・人生に捧げる沁み沁みごはん塾

2016-02-24 | Weblog

おはようございます。
 
 今日も頑張ってまいりましょう♬ 
 
 ニ月二十四日(水曜日)
 
❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ 
 
 うさぎやは京都の味と人情と昆布が
 たっぷりしみこんでいます。
 
 
❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄
 
 味のもとスタジオ 
 
 人生に捧げる沁み沁みごはん塾 
 
___________________________________________
 
 
  「葷酒山門」(クンシュサンモン)
 
  生臭いものを食べたり、酒を飲んでいる者は、
 
  寺の境内に入ってはならないこと。
 
  禅宗の寺門などにある戒壇石という
 
  石碑に刻まれている言葉。
 
 
___________________________________________
 
 「和食の基本は汁物」
 
  納豆売り 大豆を煮て室で一夜、寝かせて売り歩く。
 
  昔は冬だけの商いであったが、
 
  近年は夏もこれを売り歩くようになった。
 
  汁の具にするか、あるいは醤油をかけて食べる。
 
  と記されているように、
 
  江戸時代木期、納豆は汁物か、
 
  醤油をかけて食べる習慣が定着していたようです。
 

  しかし、今日、納豆汁は全国的なものではなく、
 
  岩于県・山形県・新潟県の郷土料理になっています。
 

  寒い冬の季節限定の汁物といえば、
 
  「豚汁」ではないでしょうか。
 
 
  そのルーツは定かではありませんが、
 
  肉食が解禁された明治時代以降であることは
 
  想像に難くありません。
  
 
  豚肉にアクの強い牛蒡や、大根、人参、
 
  里芋あるいは薩摩芋などのイモ類、蒟蒻、
 
  豆腐・油揚げ、椎茸やシメジなどのキノコ類を貝材とし、
 
  味噌・酒粕を加えた具だくさんの味噌汁です。
 
 
 
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 今日も、皆さんのhappyな一日を願っています(^-^)
 
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 巻寿司大使・昆布料理研究家・岩佐 優
 
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「味の素入り」と「無化調塩強め」ラーメン ・どちらが体に悪いか医者に聞いてみた

2016-02-24 | Weblog

>「味の素入り」と「無化調塩強め」ラーメン
>どちらが体に悪いか医者に聞いてみた
  
 
こういうのを 普通のお医者さんに聞いても無理です。
 
理由は 現場を知らない 料理しない 
 栄養学専門でない 味覚レベルが分からないから・・・
  
  
※ まず味の素を使用した塩分控えめは有り得ません。
味の素を入れると塩分がまろやかになりますし 
味の素自体が塩分ですから・・・
   
 塩辛い状態に 味の素を入れて 塩辛さをごまかすんです。
   
>グルタミン酸ナトリウムは極端な量を摂取しないかぎり・・・
 
これも間違い。
ラーメンいっぱいに大さじ1杯以上 入れる店もあります。
 普通の量ではないと思います。
  
また米国では ベビーフードには使用禁止ですから・・・
 
 
>同量の同一物質であれば違いは分からない
 
まず前提が間違い 同一物質ではありません。
  
天然には雑味があります。味の素には不純物ありませんから・・・
  
もし分からなかったら この名無しの先生 

どれだけ味覚音痴なんでしょう?
  
 他人事ながら心配です(^^;)
________________________
  
>一般的に、減塩食では『だし』を強めに効かせることで塩気が少ないことによる味気なさを解消するので、味の素を使用した塩分控えめラーメンは『あり』な気がします。
 
>血圧管理の点からは、無化調で塩分の強いラーメンのほうが圧倒的に体に悪いといえるでしょう。
 
>うま味調味料自体が体に害を及ぼすかどうかは、味の素の主成分であるグルタミン酸ナトリウムについて言えば、極端な量を摂取しないかぎり安全だと考えられています。
 
>アメリカ食品医薬品局は検証の結果『一般に安全と認められる』としており、ヨーロッパでも同様の評価です。ただし、こうした立場に否定的な報告があるのも事実です」
  
 
>「味覚は、口の中に入った物質が味覚受容体に結合し脳が興奮することで生じる感覚です。同量の同一物質であれば、受容体から脳へ伝わる刺激も変わらないはずです。

ただし、『美味しい』という感覚は、嗅覚、視覚、先入観なども加わった総合的なものと考えられるので、どちらが味の素のスープか事前に分かって飲んだ場合、差を感じるひとはいるかもしれません。

ブラインドでテストすれば、違いは分からないのではないでしょうか」

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二月・うさぎや便り

2016-02-23 | Weblog

「言葉に対する感受性・感じとる力」

 


 

こんにちは。


うさぎや  店主の岩佐です。

 

相変わらず行ったり戻ったリの陽気で、

 

春一番はあっても、

 

ほんものの春はもう少し待たねばならないようです。

 

 

 

今日のお話は料理人・料理のことです。

 

 

 

料理も他の分野と同じく「模倣」から始ります。

 

素晴らしい手本を模写する事で腕を磨くのです。

 

名人達でも例外はほぼ無いでしょう。

 

「真似ごと」から「自分の料理」になるきっかけ

 

それはいったい何でしょうか。

 

独創性やアイデアの源泉はどこから?

 

「あの人は生まれつき独創性を持っているから」

 

一般にはそう言われますが違います。

 

重要なのは「言葉」です。

 

正確にいえば「言葉に対する感受性」

 

そして「自分の言葉を持つ」と言うことです。

 

 

 

これを身につけねば一生「真似ごと」で終わる可能性もあります。

 

そして奇抜な創作料理とやらが自分の料理であると勘違いしたまま、

 

つまり「料理の本質」に手が届かぬまま料理道を進んで行く人になります。  

 

 

「言葉に対して慎重」

 

つまり言葉の重要性を理解する。

 

「自分の言葉」なんてのは思いつきで軽々しく出てくるものではありません。

 

「使い古された陳腐な言葉」を避けるには思慮黙考が必要です。

 

「つねに考え続けている」のです。

 

それ以外に新しいアイデアを生み出す方法はありません。

 

奇をてらうだけで、その料理を説明する「言葉」を持たねば子供の玩具と同じなのです。

 

大事なことは料理修業で会得した基礎・基本、そして「言葉」です。

 

「自分の料理」をモノにできるか、

 

それは「自分の言葉」を得れるかどうかで決まります。

 

言の葉とは何か

 

言の葉とは時代に左右されない普遍性を持つものでしょう。

 

料理名の語尾に「○○みたいな」ってのを付けますが、

 

これは便利と言えば便利な言葉ですが後世には残りません。

 

なぜなら人に感動を何も与えぬ詭弁の一種だからです。

 

「みたいな」をイメージして料理を作ってみます

 

それはいかに味気の無い空虚な料理になる事か。

 

肝要なのは「ラブレター」を書けるかどうかです。

 

写したノートじゃ人に何も伝わらないでしょう。

 

誰かに気持ちを伝えるには自分自身の言葉が必要なんですね。

 

料理も同じです。

 

人間を深く知らねば言葉を得ず

 

人間を知るには痛みを得る

 

言葉を愛するのはすなわち人を愛する事です。

 

人間の本質はいくら時が流れて時代が変わろうと同じです。

 

「感受性」も「苦悩」も変わりはしません。

 

自身の「感受性」と「想像力」

 

言の葉はそこから生まれ、

 

それが自身の料理をオリジナルにするのです。

 

 

 

 

『丁寧に魚をさばくこと』

 

というと、ほとんどの人がゆっくりと包丁を動かします。

 

しかし、ここに陥りやすい間違いがあると思います。

 

なぜならば、

 

切るためにはある程度のスピードが必要だからです。

 

ゆっくりと動かすときれいに切れません。

 

丁寧だけど、速く刃先を動かすということがポイントになってきます。 

 

 

 

 

「野球の打者に丁寧に打ってください」といって

 

ゆっくりとスイングする人はいないと思います。

 

よく見て、ヘッドを走らせ、的確に打つ。

 

それが大切だと思います。

 

これは魚をさばく場合も同じです。

 

 

 

 

言葉の奥にある大切なことを見落としてはいけません。

 

大切なことを見つける方法としては、その言葉だけを素直に聞いてしまわないことです。

 

言葉の中にあるネガティブ要素の逆を取ると正解に近づきます。

 

「急いで!」といわれたら、多くの場合、雑になります。

 

急ぐことで、ものを落としたり、工程を飛ばしてしまったりとミスが増えたりします。

 

なので、

 

雑にならないように、「急げ」と言われたら丁寧にするように心掛けます。

 

次に、丁寧にしようとすると、遅くなる。

 

だから、丁寧にしつつ早くしようと心掛けます。

 

 

 

そのまま言葉を受け取るのではなく、

 

何が求められているかという本質を探し、

 

その上で二つ、三つ言葉を足すといいと思います。

 

「丁寧に」は、丁寧に+素早く+的確に+清潔に+・・・・

 

「片付けて」は、片付ける+丁寧に+安全で安定した場所に+次の人が使いやすいように+・・・・

 

「急いで」は、急ぐ+丁寧に+安全に+冷静に+・・・・

 

あとはそれを体に染み込むように意識しながら繰り返し、

 

意識しなくて良くなるまでやることです。

 

 

 

見えないものを見る力

 

聞こえないものを聞く力

 

言ってくれないことを感じとる力

 

表面的なことだけではなく、その奥にあるものを感じとる力が、

 

仕事をしていく上でとても大切だと思います。

 

 

 

「正範語録」

 

実力の差は努力の差
実績の差は責任感の差
 
人格の差は苦労の差
判断力の差は情報の差
   
真剣だと知恵が出る
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だと言い訳ばかり
 
本気でするから大抵のことはできる
本気でするから何でも面白い
本気でしているから誰かが助けてくれる

 


 

二月二十三日(火曜日) は通常の 営業日 です。

 

今日も、皆さんの happy な一日を願っています(^-^)

 

ゆったり、ほっこり♪


巻寿司大使・昆布料理研究家・岩佐 優

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こんぶ料理・味のもとスタジオ・人生に捧げる沁み沁みごはん塾

2016-02-23 | Weblog

 おはようございます。
 
 今日も頑張ってまいりましょう♬ 
 
 ニ月二十三日(火曜日)
 
❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ ❄ 
 
 うさぎやは京都の味と人情と昆布が
 たっぷりしみこんでいます。
 
 
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 味のもとスタジオ 
 
 人生に捧げる沁み沁みごはん塾 
 
___________________________________________
 
 
  「食うだけなら犬でも食う」
 
  何もしないで食べるだけなら犬でも出来る。
 
  「人間としての値打ちは幸せや意義を感じる事にある」
 
  という意味の言葉。
 
 
___________________________________________
 
 「和食の基本は汁物」
 
  味噌汁の中で特徴的なものを2,3ご紹介しましょう。
 

  まず、輪切りにした鯉を赤味噌仕立て
 
  (白味噌の場合もある)の汁で煮たものを
 
  「鯉こく」といいますが、
 
  鰻・鮒・すっぽん・サンショウウオ・野鳥類
 
  を使っても行われたようで、
 
  江戸の人々が好んだ味だったようです。
 

  「鯉こく」と同様に、江戸時代に好まれた味噌汁に
 
  「納豆汁」があります。
 

  納豆のほかに、豆腐・油揚げ・野菜類を加えた汁で、
 
  辛子や柚子ニンニクなどが添えられました。
 

  与謝蕪村は「朝霜や室の揚屋の納豆汁」
 
  という句で納豆汁を詠み、
 
  『守貞澄稿』にも納豆売りという商売が紹介されています。
 
 
 
____________________________________________
 
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行きつけのバー

2016-02-22 | Weblog

男だと ちょっとグッと来るお話・・・目から汗が・・・
____________________

■「行きつけのバー」のススメ
 
 
「行きつけのバー」
 
男なら誰しもが憧れるだろうが、そう簡単には手に入らないソレ。
僕が手に入れたきっかけは、なかなかに面白いものだった。
 
大学卒業後、某メーカーの営業職に就職した僕だが、
とある日の外回りで危機的な状況に陥っていた。
 
「ヤバイ……。う○こしたい……下痢っぽい……」
 
夕方を過ぎ、最後の訪問先に向かう寂れた商店街で、
僕は冷や汗をかきながらトイレを探していた。
しかし周囲はシャッターの閉じた店ばかり。
トイレを貸してくれそうな店はない。
 
(こうなったら路地裏でぶっ放すしかないか……)
 
そう思った時に目の前で店のシャッターを開ける、
年の頃60位だろうか、自分の父親と同じくらいの男性がいた。
 
僕はなりふり構わず、その男性に
「すみません。お腹を下してしまって、トイレを貸してはいただけないでしょうか」と、持ちうる限り最大限の丁寧さでお願いした。すると男性は、
  
「いいけど、なんか飲んでって。ここ、バーだから」と、真顔で答えた。
  
(この人、腹を下してる人間に何を言ってるんだ……)
  
内心、おかしな人に当たってしまった、と思いつつも、
「しかし、この後まだ営業先に行かなくてはいけないので、
お飲み物の代金をお支払する形ではダメでしょうか」と提案すると、
 
「じゃあ帰りに飲みに来て。ここはバーで、トイレじゃないんだ」
男性はそういうと僕を店内に手招きした。
 
(そうなると、僕は帰りにここに寄らずに、そのまま帰ることもできるのに、
なんだかとても変わった人だなぁ)そう思いつつ、トイレを済ませると、
「では、帰りに寄らせてもらいます」そう言って僕は店を出た。
 
訪問先の滞在時間が延びたこともあり、約束は覚えていたけれど
面倒だから帰ろうかなとも思った。けれど、ちょっと様子を見てみよう、
そんな気になって、僕は帰りにその店の前を通った。
 
ガラスがはめられたドアをそっと覗くと、
夕方の男性が一人でカウンター内でタバコを吸っていた。
やはりというか、当然だが、この店のマスターだろう。
正直に言うと、その姿があまりにもカッコよく、様になっていて、
僕は無意識の内にドアを開けていた。
 
マスターは僕を一瞥すると、
「あんた、変わってるね」と無表情に言った。
(それはあなたの方では……)と思っていると、マスターはグラスを出しながら続けた。
「寄らずに帰ろうと思えば帰れた。けれどあんたはここに来た。
あんたいい人だ。今日は店を休もうと思ったけど、開けてよかったよ」
そういって丸氷を入れたグラスにお酒を注いだ。
「あんたがこの店で最初に飲む酒は、これが良い」
目の前に琥珀色より少しばかり深く落ち着いた、何とも美しい色のお酒が出された。
 
当時、酒を全く知らなかった僕は、とりあえず値段が怖くなり、
「お幾らですか?」と財布を出しながら聞いた。マスターは
「俺は一杯飲んでけ、と言っただけで、金をとるとは言ってない
この一杯はプレゼントだ」と優しく笑った。
 
その後、僕はこのバーに足しげく通い、色々な人と知り合った。
マスターから見ればまだまだヒヨっ子だが、大人になり、
結婚もし、いつか子供とこのバーに行きたいと思っていた。
  
そんな矢先、マスターが亡くなった。
いつだっただろうか、常連達でしっぽり飲んでいた夜、
マスターが「なんだかインターネットに店が載ったみたいで、
『落ち着いたバーですね。僕好きです』みたいな若造が増えた
俺はそういう客は好かないんだ。機械による巡り合わせは好かないんだ」
と、愚痴っぽく言っていたことがあった。
僕も含め、何かしらおかしな巡り合わせでこの店とマスターと縁が出来た常連達は、必死にネットを探し、掲載元に記事を取り下げるように頼んだりした。けれど、大半のところは「言論(表現)の自由だ」と取り合ってくれなかった。
 
そんな中、マスターが暫く店を休むと言った。
今思えば、あの頃から体調が悪かったのかも知れない。
そのまま復帰の知らせのないまま、常連仲間からマスターの訃報を聞いた。
 
告別式はマスターらしい、参列者の少ないものだった。
会場には見覚えのない女性が2人いて、話を聞くと離婚した元奥様と娘さんだった。
マスターは自分の話を全くしない人で、「俺は既に天涯孤独だ」と言っていたので、我々はそれが本当だとてっきり信じていた。
 
火葬の待ち時間、マスターの元奥さんと娘さんが
「これを渡すように、と言われました」と僕に1本の酒を渡してきた。
何でも亡くなる少し前に、マスターが2人に、僕に渡すように言付けたそうだ。 
 
具体的な商品名は控えるが、某日本メーカーのウイスキー(50年)と言えば、
分かる人にはその価値がわかると思う。何故こんなものを僕に、と混乱していると、娘さんがバーで使われていた伝票を渡してきた。裏には走り書きの文字で、
 
「あの日のウイスキー。あんたにあげる」
 
そう書いてあった。
ボトルはあの日僕が飲んだ一杯から、減っていなかった。
僕は涙が止まらず、大人げなくその場に膝をついて嗚咽した。
  
「行きつけのバー」
僕に人生とは何か、人付き合いとは何か、
大人になるとはどういうことかを教えてくれた、大切な空間だ。
男なら誰しもが憧れるだろうが、そう簡単には手に入らないソレ。
僕は今後の人生において、もう行きつけのバーをつくることはないと思う。
 
 
 
マスターの三回忌にあてて。最大限の感謝と愛を込めて。

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お皿に彩りを!食べる人に感動と癒しを与えてくれる食用花エディブルフラワー

2016-02-21 | Weblog

 

お皿に彩りを!食べる人に感動と癒しを与えてくれる食用花エディブルフラワー 

 

ソルトコーディネーター

青山志穂

世界各国の塩に精通する、塩のプロフェッショナル。

「エディブルフラワー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

日本語訳すると「食べることができる花」、いわゆる食用花のことです。「エディブルフラワー」と聞くとなんだか馴染みがないように感じるかもしれませんが、日本では昔から、菜の花や食用ギク、シソの花などが知られています。また、バジルやローズマリーなどの馴染み深いハーブも、エディブルフラワーの一種です。

 

エディブルフラワーは、特にヨーロッパを中心に日常的に使用されていましたが、ここ数年は日本でも生産される種類が多くなり、流通量も増えて、レストランでお料理に使用されたり、スイーツ類に使用されたりすることも増えてきました。

 

今回は、そんな華やかなエディブルフラワーについてご紹介したいと思います。

スタートは「人を癒したい」という気持ち

今回ご紹介するエディブルフラワーの生産者である脇坂園芸(新潟県)では、もともと観賞用の花の栽培を行っていました。代表の脇坂氏はエディブルフラワーの存在自体は20年も前から知っており、頭の片隅にはあったそうですが、忙しくて実行することもないまま日々が過ぎていきました。

 

そんな中、エディブルフラワーの栽培を開始するきかっけになったのは、2011年に起きた東北大震災でした。緊迫する状況の下、支援物資の拠出依頼があったものの、観賞用の花の栽培をしていた脇坂さんには拠出できる物資がありませんでした。強い無力感に苛まれ、また、食べられないものにお金をかけて生産をしていることに罪悪感を覚え、花の栽培をやめようと思うほどだったそうです。

 

しかしその後、岩手県大槌町に植栽のボランティアに行った際に、同じくボランティアで来ていた若者から言われた「震災直後は必需品が大事ですけど、少し落ち着いてきた頃には癒しが必要なんです」という言葉が、「花の生産なんて……」と無力感に苛まれていた脇坂さんの心に響きます。「食べられればいいんだ、そうか、花を食べればいいんだ!」脇坂さんがエディブルフラワーの生産を決意した瞬間でした。

 

その後、2014年には、エディブルフラワー直売所である「edibleGarden Soel」をオープン。脇坂さんやスタッフのみなさんのお人柄も手伝って、連日多くのお客様でにぎわっています。

 
 

エディブルフラワーの魅力

お皿に彩りを!食べる人に感動と癒しを与えてくれる食用花エディブルフラワー 

エディブルフラワーは、実は栄養価が野菜以上にあったり、ハーブやスパイスのような役割を果たしてくれたりもします。しかしなんといっても一番の魅力は、やはりその美しい見た目でお皿を華やかにし、食べる人に感動と癒しを与えてくれることです。ちょっとお皿に加えるだけで、食卓を一気に華やかにしてくれる、そんな力を持っています。

 

食べ方としては、生食が一番オーソドックス。いつものサラダやデザートにぽんと乗せるだけでOKです。「それだけでいいの?」と思われるかもしれませんが、ただお花を乗せただけなのに、それだけでお料理がぐぐっと華やかになって、楽しい気持ちにさせてくれるのが、エディブルフラワーのいいところなのです。

 

たとえば、ポテトサラダを土台にして、まるでケーキをデコレーションするようにエディブルフラワーで飾り付けをすると、なんだかケーキのようで、お誕生日の時などにおすすめです。最近ではウエディングケーキの飾りつけに使うことも多いのだとか。

 

味は、ピリッとしたものから酸味のあるもの、苦味のあるものなどさまざまなので、料理に使う前に少しかじってみて、味の傾向を確かめてから使用してくださいね。

お皿に彩りを!食べる人に感動と癒しを与えてくれる食用花エディブルフラワー 

さて、とても素敵なエディブルフラワーですが、ひとつ注意していただきたいのが、「花はなんでも食べられるわけではない」ということ。

 

エディブルフラワーとして流通している花は、食用にするために育てられたもので、化学農薬を使用せずに栽培しているところがほとんどです。観賞用の花の栽培には農薬の使用制限がないため、様々な農薬が使われていたり、食すと害になる成分が含まれていたりすることもあります。また、公園や道端に咲く花の中には毒を含むものもあり、それを素人が見分けるのは大変難しいため、野の花には手を出さないように十分に注意してください。

 

エディブルフラワーを楽しむ時には、きちんと「エディブルフラワー」として流通しているものを選び、安全においしく楽しみましょう。

保存用のエディブルフラワーも

さて、とても素敵なエディブルフラワーですが、生花ですので、数日経つと枯れ始めてしまいます。そこで、少しずつ長く使いたい!という方向けに開発されたのが「フラワーソルト」です。

お皿に彩りを!食べる人に感動と癒しを与えてくれる食用花エディブルフラワー 

美しい色を保ったままドライにしたエディブルフラワーに、こだわりのお塩をブレンドしています。ベースとなる塩は、どちらも愛用者の多いフランス産「ゲランドの塩」と新潟県村上市産「白いダイヤ」の2種類。美しい色合いが映えるように、白身の魚やバニラアイス、チョコレートケーキにぱらりとふりかけるのもおすすめです。

 

「ゲランドの塩」がベースになっているタイプは、塩の色が灰色で、土の香りがするので、少しビターなチョコレートケーキやチョコレートアイスにトッピングするのがおすすめ。

 

「白いダイヤ」がベースになっているタイプは、塩の色が純白で、海の香りがするので、白身魚のカルパッチョやソテー、バニラアイスにぱらりとふりかけるのがおすすめです。

 

生で、ドライでと、色々な楽しみ方のできるエディブルフラワーですが、共通点は「癒し」。

 

どちらもとても気軽に使えるので、ぜひご自宅での癒しを体験してみてくださいね。

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こんぶ料理・味のもとスタジオ・人生に捧げる沁み沁みごはん塾

2016-02-21 | Weblog

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 今日も頑張ってまいりましょう♬ 
 
 ニ月二十一日(日曜日)
 
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 うさぎやは京都の味と人情と昆布が
 たっぷりしみこんでいます。
 
 
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 味のもとスタジオ 
 
 人生に捧げる沁み沁みごはん塾 
 
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  錦衣玉食(キンイギョクショク)
 
  錦の服、ぜいたくな食事。
 
  富のある身分や境遇のこと。
 
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 「和食の基本は汁物」
 
16世紀末期の料理本によりますと、
 
 
その当時の味噌汁は真雁・鶉・狸などの
 
 
鳥獣が具材とされ、
 
 
最高級のものは鶴汁というものでした。
 

江戸時代の鶴汁は、出汁も鶴の骨でひいた味噌仕立ての汁で、
 

鶴肉に柚子や山葵を添えると、大変、美味であったようです。
 
 
鶴は現在は天然記念物に指定されていますので、
 
 
再現できない味ではあります。
 

懐石料理では、ご飯・向付とともに白味噌や合わせ味噌を
 
 
用いた味噌仕立ての汁が最初に出され、
 
 
会席料理では酒宴の終盤に「止め椀」と称して供されます。
 
 
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こんぶ料理・味のもとスタジオ・人生に捧げる沁み沁みごはん塾

2016-02-20 | Weblog

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  決死の覚悟で戦うこと。
 
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  味噌の「十徳」
  
  第10の徳:『味噌汁は笑顔を作る』
 

  心からうまいと感心するような味噌汁をひと口すすると、
 
  自然に顔がほころんでしまうのです。
 

  鰹節の出汁が良くきいていて、
 
  味噌のうま味アミノ酸と一体になって呼応した時、
 
  笑顔を誘う味わいとなるのです。
 

  鰹節と味噌に多いトリプトファンという
 
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語るパティスリー マルジョレーヌ 驚き与える、神様の「逸品」

2016-02-20 | Weblog
 
フランス料理の神様、フェルナン・ポワンが考案したマルジョレーヌ=撮影・石丸直人 コーディネート・田中夕香子

 現在の辻調理師専門学校を創設した故辻静雄さんをモデルにした小説がある。海老沢泰久さんの「美味礼讃」(文春文庫)。1960年代初め、フランス南東部を妻と訪ね、ディナーをごちそうになる場面がある。ミシュランの三つ星レストラン「ピラミッド」だ。

 

 <「ぼくはもうおなかがいっぱいで何も食べられません」

 と辻静雄はいった。

 「だいじょうぶ。ケーキはべつだから」

 とマダム・ポワンは笑った。

 (略)挽(ひ)いて粉にしたアーモンドとヘーゼルナッツを混ぜて焼いたスポンジとスポンジのあいだに、チョコレートとアーモンド入りの生クリームを層にして重ねたものだった。ひと口ほおばると、口の中に香ばしいアーモンドとヘーゼルナッツの香りが広がり、冷たい生クリームが舌の上で甘く溶けた>

 辻さんはアッという間に食べ終わり、次のケーキへ。

 <「ほら、ごらんなさい」

 とマダム・ポワンは笑った。「なかにはこのケーキを食べるためにここへ食事をしにくる客もいるのよ」>

 そのケーキこそ、マルジョレーヌだ。この店のオーナーシェフだったフェルナン・ポワン(1897〜1955)が考案した。ポワンは、食材の組み合わせの革新性や時代に合わせた味付けの軽さなどから、フランス料理の神様と称され、ポール・ボキューズら名だたる料理人を育てた。

 「ピラミッド」はリヨン近郊の小さな町・ビエンヌにあり、ローマ人が作った石のピラミッドにちなんで命名された。当時、ポワンは既に亡く、妻のマダム・ポワンがその舌で味を守り、三つ星を維持していた。

 マダム時代の「ピラミッド」は、辻調理師専門学校の修業先となった。82年から1年間学んだ木幡(こばた)久也・西洋料理教授(58)は製菓を3カ月担当し、マルジョレーヌも作った。当時主流だったバタークリームを使わず、生クリームにバターを混ぜる画期的な手法だった。

 当時25歳。「物としてはシンプルですが、生クリームやバター、プラリネという油同士を混ぜるわけですから分離しやすく、最初はすごく緊張しました」。昼に来て夜の9時に帰る客もおり、「お店での時間を楽しんでもらうという意識が強かった。料理は小さな驚きを与えなければならないと、マダムには教えられました」。

 高度な技術が必要で手間もかかるせいか、国内で扱っている店は少ないが、昨年のNHK連続テレビ小説「まれ」では、世界一のパティシエを目指すヒロインが作ってみせた。

 「ピラミッド」はマダムの死後、経営者が代わり、代名詞だったマルジョレーヌは作られていない。本家で幻となった今も、神様の一品は限られた店で小さくない驚きを与え続けている。【大澤重人】=第3火曜掲載

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突然ですが お宅のお味噌は 手前味噌ですか?

2016-02-19 | Weblog

突然ですが お宅の味噌は 手前味噌ですか?


それとも 買ってこられる味噌でしょうか?

 

もし 買ってこられる味噌の場合 表示は どのようになっていますか?

 

今回は あえて 

「味噌汁の効能と その効果を発揮するための大切なポイント」を お話したいと思います。

大寒を過ぎ そしてここ最近 皆様のフェイスブック上で


「手前味噌つくり」の光景を 今年も拝見しています

いいですね

 

大豆・塩・麹という シンプルな材料で 作る味噌。

元来 味噌には この3つで作る


熟成発酵食品です。

麹菌は 1年以上熟成することによって


大豆たんぱく質はアミノ酸に 分解され、ビタミン・酵素を多量に含み、


消化吸収にも優れる万能調味料に変わるのです。


何より酵母が生きていますから 

 

何かのキャッチコピーではないのですが


「生きたまま 腸まで届く」 というわけなんですね。

そして この 生きた酵母が入ってる味噌は


いろんな効果をもたらしてくれます。

 

それは


一般的に 「がんの発生率を抑制する」


「生活習慣病予防」


血圧や コレステロールを安定させる 


動脈硬化 血栓予防 脳卒中 心疾患予防


に繋がる 

そして その他として 老化防止(抗酸化作用)
骨粗しょう症予防 等が あげられています。

また 近年では


「放射能防御効果」が 研究で明らかになってきました。

 

ところが この効果があるといわれる味噌は


先述の通り 


1 大豆・塩・麹の3つを使う


2 1年以上熟成させる


 (最低でも半年)


が 条件です。

 

では 一般に市販のお味噌は どれくらい熟成されているのでしょうか?

スーパーなどで売られている味噌は 一般的に


温醸法 といって発酵を 強制的に3か月程度で完成させてしまうものが


多いようです。

 

これですと いうように 味噌の効果は見込まれません。

 

無添加 と書かれていても同じです。


熟成がなければ 味噌としての効力は ないに等しいと


言ってもいいでしょう。

 

そしてもう一つ


味噌は 発酵するものです。

が この発酵を抑える


酒精が施されることが多いです。


そうすると もはや その味噌に求められるものは


風味であって 味噌本来の意味


日本人に必要な 発酵食品とは 違うものになってしまうのです。

 

酒精が施されていない市販の味噌には


空気の抜け穴のような 小さい呼吸穴が


容器についています。

 

ですが その前に 原材料を確認することが必要です。

 

そしてこれは 醤油も同様です。

 

味噌つくりは 決して難しいものではありません。


とっても楽しく そして 出来上がると


何とも愛しく 美味しさ100万倍という 素敵なものです。

 

今は ちょっと難しいという方も


多いですよね。


でしたら せめて 大切な日本人のルーツ食発酵食ライフの

礎・味噌は 


是非 市販のものをお求めの際でも


原材料を確認されることをお勧めします。

 

そして 元来日本人が必要だからこそ毎日頂いていた


味噌汁パワーで 健康な毎日を送っていきたいものです。

 

 

 

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マレーシア航空MH370便のパイロットが2年ぶりに台湾で発見される

2016-02-19 | Weblog

f:id:news4JP:20160217234323j:plain

2016年2月10日

2014年に消息を絶ったマレーシア航空MH370便の機長ザハリエ・アハマド・シャーハ氏(53)が、月曜日(2月8日)に台湾の病院で発見された。氏は現在、脱水症状や記憶喪失症などを患っているという。

シャーハ氏は、タングシュウイ川の土手に意識不明の状態で横たわっているところを、近くの村人によって発見され、台北の台安医院に運び込まれたという。

 16時間後に意識を回復したが、氏は自分の名前やどのようにして台北までやってきたかを記憶していなかった。指紋の識別によって、シャーハ氏はすぐに特定され、多くのマスコミとアジア各国の政府が同氏に注目している。

治療にあたっている医師によると、シャーハ氏は、何か命に関わるような危険に晒された為に、逆行性健忘症(記憶障害)に罹っている疑いが強いという。

担当医のシード・ブン・スロング氏は「この患者は何か大きなストレス下にいた可能性があり、この記憶喪失症は無意識的な自己防衛反応といえるでしょう。また、患者は現在、大変衰弱しており、記憶の一部が患者にとって苦痛となるので、脳がその記憶へのアクセスを遮断しているように見られます。徐々に回復に向かえば、いずれ記憶を回復するでしょう」と述べた。

f:id:news4JP:20160218002404j:plain

2014年3月8日に、12名のマレーシア人乗務員と12カ国227人の乗客を乗せたボーイング777ー200ER機が、クアランプールから北京に向けて飛び立ち、その後消息を絶ったという、マレーシア航空370便の真相について、シャーハ機長が記憶を回復し証言してくれる事を多くの人々が待ち望んでいる。

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