百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

タイ産とうがらしのタイ風麻婆豆腐 嶋倉 秀一シェフのレシピ

2019-06-23 | 昆布

レシピ

 

タイ産とうがらしのタイ風麻婆豆腐

コツ・ポイント

・ひき肉は油で炒めて水分が出たらザルに取って汁を切り、臭み抜きとする。
・タイの香りを前面に出すため、ごま油やラー油は入れずにナンプラーの香りを活かす。
・ナンプラーの香りに負けないようにニラ、パクチーの香り野菜を加えて。

1人前/調理時間:約10分
材料・調味料分量下準備
 味付け用のタレの材料  
オイスターソース   大さじ2   
ナンプラー   大さじ2   
酢   大さじ2/3   
砂糖   10グラム   
おろしショウガ   小さじ1  チューブ可能 
おろしニンニク   小さじ1  チューブ可能 
 麻婆ソースの材料  
ピュアオリーブオイル   大さじ1.5   
ニンニクのスライス   1かけ   
炒めた豚挽き肉   70グラム  あらかじめ炒めてザルにとって水分を切る。 
味付けのタレ   大さじ2   
鶏がらスープ   90cc  水と中華スープのペーストで代用可能 
木綿豆腐   1/2丁  麻婆豆腐サイズにカット 
水溶き片栗粉   少々   
ニラ   ひとつまみ  小口切り 
 あとのせトッピング  
生の赤唐辛子   1本  小口切り 手に入ればタイ産がオススメ。 
お好みでパクチー   お好み量  刻む 

作り方

  1.  

    作り方 1

    味付け用のタレを混ぜ合わせる。タレは作りやすい最低量です。豚ひき肉は炒めてザルにとって水分を切る。

  2.  

    作り方 2

    麻婆ソースを作る。ピュアオイルとニンニクを沸かして挽き肉、タレを加えて炒める。他のソースの材料を全て加える。

  3.  

    作り方 3

    豆腐、赤唐辛子、ニラを加えて水溶き片栗粉で止める。

  4.  

    作り方 4

    赤唐辛子、パクチーを上に散らして。アジアの香りを生かすようにごま油、ラー油を入れないで。

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タイ風鶏南蛮 ショウガの香り 嶋倉 秀一シェフのレシピ

2019-06-22 | 昆布

レシピ

タイ風鶏南蛮 ショウガの香り

コツ・ポイント

・片栗粉はつけるより揉み込んだ方が揚げたときに白い粉が立たずにカリッと仕上がる。
・油は揚げ焼きでロスを少なく。
・野菜は火入れせず漬け込んでしんなりさせて。
・一晩置いてさっぱり冷たくも。

1人前/調理時間:約15分
材料・調味料分量下準備
 タイ風南蛮のタレ  
水   大さじ6   
ナンプラー   大さじ1   
オイスターソース   大さじ1   
砂糖   大さじ1   
米酢   大さじ2  穀物酢でも可 
おろしショウガ   小さじ1/2  チューブ可 
タマネギ   1/6粉  薄くスライス 
ピーマン   1/2個  半分の短さにして千切り 
人参   少々  千切り 
 メイン  
鶏モモ肉   1枚   
塩   0.4グラム   
コショウ   少々   
片栗粉   少々  つけるというより揉みこんだ方が揚げ上がりサクサク。 
トッピング野菜   適量  パプリカ、紫タマネギのスライス、小葱など。 

作り方

  1.  

    作り方 1

    タレを合わせる。千切り野菜を漬け込む。

  2.  

    作り方 2

    鶏モモ肉はハーフカットしてそぎ切りにし、下味の塩コショウをふって片栗粉を揉み込む。

  3.  

    作り方 3

    揚げ焼きにする。野菜がしんなりしたらお肉も一緒に漬け込む。10分ほど置いて完成。

  4.  

    作り方 4

    一晩冷やしてさっぱりもいいですね。

  5.  

    作り方 5

    お皿に盛り付けて生野菜を乗せて。

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納豆こんぶ

2019-06-21 | 昆布
昆布に、こだわる

昆布に、こだわる

昆布は、昆布そのものとして食べるほかに、「だし」として和食にはかかせない食材のひとつ。
おいしさも正体、グルタミン酸ナトリウムは“うま味"と名付けられ、甘味、酸味、塩から味、苦味とともに5基本味として知られています。

昆布のうま味を精肉、鮮魚、句野菜にまとわせ、世界に届く”UMAMI”料理に。

2013年12月、「和食;日本人の伝統的な文化」が、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

日本独自の風土と歴史、自然を尊ぶ日本人の気質に基づき形成された日本の食文化は、
日本人の健康的な食生活と豊かなライフスタイルを支えるだけでなく、
人と人、地域とをつなぎ、コミュニティを守る重要な役割をも果たしています。

たっぷりの夏野菜を昆布の粘りでまとめた「だし」に旬のヤングコーンを加えて、みずみずしく軽やかに!昆布の粘りで梅雨の食欲不振にも打ち勝つ

小さく角切りにした夏野菜を、香味野菜などと和えていただく山形の郷土料理「だし」。

暑くて食欲がない時にも、さらりと食べられるのが魅力です。

今回は、「だし」に旬のヤングコーンを刻んで入れ、歯ごたえとボリュームをプラスしました。

食べやすさの決め手は、一緒に加えた昆布。

スルスルと入っていくらでも食べられます。

レシピでは納豆昆布を使いましたが、がごめ昆布やとろろ昆布など、粘りの強い細切り昆布でもOK。

ネバネバ効果でヘルシーさもアップするので、ジメジメした梅雨にこれで元気をチャージしましょう。

そのまま食べるのはもちろん、冷奴にのせておつまみにしても、ほかほかごはんにのせてもおいしくいただけます。

切ってあえるだけで手軽にできるので、ぜひ試してみてください。

 

材料

◎作り方

  • 手順1 茹でる

    鍋に塩少量(分量外)を加えた湯を沸かし、ヤングコーンを3分ほど茹でてザルに上げ、粗熱を取る。

     

    皮付きヤングコーンは皮とひげをとって茹でる

    旬の初夏には、採れたての皮付きヤングコーンが出回ることも。そんな皮付きを使う場合は、皮をむいてひげをとってから茹でます。

  • 手順2 切る(1)

    ヤングコーンを縦半分(太いものは4分の1)にしてから5~7mmの厚さに切る。

  • 手順3 切る(2)

    茄子、きゅうり、茗荷は5~7mm角ほどに切り、塩小さじ1を溶かした500m1の塩水に素早く5分ほど浸す。

     

    茹で野菜は必ず塩水に漬ける

    塩水に漬けるのは、アク抜きと色留めのほかに、野菜の水気を出す効果があります。こうすることで漬け汁が薄まりにくい効果も。

  • 手順4 絞る

    浸した野菜類をザルに上げて水を絞る。

     

    水はしっかり絞る

    ここで水をしっかり絞ることで、味が入りやすくなります。キッチンペーパーなどに包んで絞ってもよいでしょう。

  • 手順5 切る(3)

    生姜はみじん切り、大葉は粗みじん切りにする。

  • 手順6 混ぜる

    ボウルに、下ごしらえをした野菜と薬味(生姜、大葉)、納豆昆布を混ぜ合わせる。

  • 手順7 なじませる

    漬け汁の材料を加えてよく混ぜ、冷蔵庫で2時間ほどおいて味をなじませる。

 

 

完成!

角切りにした野菜に昆布がからんで、おつまみにもおかずにもおいしい一品に。

昆布の代わりにオクラを入れると、さらにさっぱり仕上がります。

味噌に、こだわる

味噌に、こだわる

穀物を発酵させて作る日本の発酵食品“味噌”
古くから使用されてきた日本の基本的な調味料のひとつ。

味噌と精肉、鮮魚、旬野菜を合わせてオリジナルの“MISO”料理に。

醤油に、こだわる

醤油に、こだわる

日本人にとって味の決め手となる基本的調味料、醤油。
安土桃山時代には、今日にあるような形になっていたといわれています。

濃口醤油、淡口醤油、たまり醤油、さいしこみ醤油、白醤油。
それぞれの醤油の持ち味を生かして安心で落ち着く日本の味を届けます。

 

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やわらか鶏肉のベトナム風そうめん 本田 祥幸シェフのレシピ

2019-06-21 | 昆布

レシピ

 

やわらか鶏肉のベトナム風そうめん

コツ・ポイント

鶏肉を茹ですぎないのがポイントです。
火を止めてさますことで、ふっくらとやわらかくなります。
鶏の胸肉でも代用できます。

4人分/調理時間:約60分
材料・調味料分量下準備
鶏モモ肉   2枚   
ショウガ   2かけ   
白ネギ   1本   
にんじん   1/2本   
白菜   葉1枚   
ニラ   一束   
大根   1/4本   
もやし   1袋   
水   2リットル   
ナンプラー   大さじ8   
塩   少々   
黒コショウ   少々   
醤油   大さじ3   
ごま油   小さじ2   
おろしニンニク   小さじ1   

作り方

  1.  

    作り方 1

    鍋に水、しょうがのスライス、白ネギの芯の部分を入れて沸騰させる。
    湯が沸いたら、塩を振った鶏肉を鍋に加える。
    3分間茹でたら、火を止めて冷めるまでおいておく

  2.  

    作り方 2

    スープの中からショウガ、白ネギ、鶏肉を取り出す。
    鶏肉は縦にスライスし、醤油、ごま油とあわせる。

  3.  

    作り方 3

    スープにカットした野菜を入れて火にかける。
    ナンプラー、醤油、おろしにんにく、塩コショウで味を整える。

  4.  

    作り方 4

    固めに茹でたそうめんを水で洗い、スープの中に入れる。
    沸騰したら器に盛りつける。
    スライスした鶏肉、白ネギをトッピングしたらできあがり。

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konbu〆

2019-06-20 | 昆布

 

目にも涼やか。まだまだ知らない刺身の“あれこれ”

食べ飽きない刺身

まぐろに鯛、サーモン、えび、うに……。
わさびや青じそ、小菊、大根などの刺身のつまに彩りよく盛られた刺身は、目にも涼やかでご馳走感もあり、暑さを忘れますね。
 
食欲のないときにも、刺身の皿を前にすれば、生唾ごっくん……ではないでしょうか?

日本人が大好きな刺身。
そのうえ刺身は低カロリーで栄養価が高く、ヘルシー……。
さらに刺身の便利なところは、加工調理することなく、買ってきた刺身を(柵なら切り分けて)皿に盛ればいいだけ。
ちょっとした和皿につまごと盛れば、それだけで贅沢な一皿に……。
 

「刺身」と「造り」に違いはあるの?

そもそも、どうして「刺身」なのでしょう? 
また、「活き造り」「姿造り」……というように、「造り」という呼び方もしますね。
「刺身」と「造り」、違いはあるのでしょうか?

日本は海に囲まれた島国なので、昔から生の魚を食べる文化があり、多種多様の魚を切り身にして食べていました。

刺身の語源は、魚を切り身にして盛り付ける際、その魚の種類がわかるように魚の鰭(ひれ)を切り身に刺し、区別できるようにしたのが始まりといわれています。

また、「刺身」を「切り身」と言わないのは、「切る」という言葉が人を「切る」につながるということで、武家社会から嫌われたとされています。

さらに「刺身」という名前も「身を刺す」に通じ縁起が悪いとされ、関西地方では「造り」と呼ばれるようになりました。

また、生け簀に泳がせていた魚を活きたまま調理する「活き造り」のイメージから、大皿やこだわった盛り付け方のものを「造り」、普通に盛り付けられたものを「刺身」と呼び分けられることもあるようです。
 

あの、まぐろのトロが、「猫またぎ」だった!?

 

高級なトロ……

高級なトロ……

刺身の原形は鎌倉時代に始まったとされています。もとは、魚を薄く切って生のまま食べる漁師の即席料理でした。
この頃はまだ醤油がなかったため、膾(なます=生魚を細かく刻み、酢で味つけする調理法)にしたり、ワサビ酢やショウガ酢で食べていました。

刺身と醤油とは切り離せない関係にありました。

室町時代に醤油が登場し、その相性のよさから醤油につけて刺身を食べるようになりますが、この頃にはまだ醤油は高級品であったため、刺身を食べることができたのは一部の人々だけだったようです。

一般庶民に刺身料理が広まったのは、醤油が庶民にも普及した江戸時代の末期からといわれます。
江戸では刺身を専門に扱う「刺身屋」という屋台も出るほどでした。

現在では刺身の代表格、高級魚として定着している「まぐろ」ですが、江戸時代に刺身で食べられていたのは赤身だけ。
「口のなかでトロっととろける食感」から「トロ」と名付けられたトロは、赤身に比べて腐りやすく味が落ちるため、「猫も嫌って食べずに、またいで通る」=「猫またぎ」と呼ばれ、捨てるか畑の肥料にされていたようです。
 

刺身のひと手間レシピ

 

サラダ感覚で食べたいカルパッチョ

サラダ感覚で食べたいカルパッチョ

それでは、簡単にできる、刺身のひと手間レシピをご紹介しましょう。


【漬けまぐろ】

材料
まぐろ
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ1.5
料理酒 大さじ2

〈1〉みりん・酒はさっと弱火にかけアルコールを飛ばす。この際、火にかけ過ぎると水分も飛んでしまうため、短時間でさっと行う。
〈2〉〈1〉にしょうゆを加えて混ぜたあと、マグロを入れて冷蔵庫で漬ける。

・漬け時間は、10分程度から美味しく食べることができる。
・丼にする場合はご飯にしそ・卵黄など。


【昆布じめ】

材料
鯛、平目、すずきなどの白身魚
昆布
日本酒


〈1〉ペーパータオルに日本酒を含ませ、昆布の表面をまんべんなく湿らせる。
〈2〉昆布の上に刺身を一切れずつ並べ、昆布をもう1枚のせて挟む。
〈3〉ラップで全体をぴったりと包み、昆布のうまみを早く移すために重石を昆布にのせる。
〈4〉冷蔵庫に入れて寝かせる。

・薄切りの場合3~4時間後が目安。薄切りではなく「柵」で作った場合は、昆布で挟んだまま最低1日は寝かせ、昆布を外し、食べる分だけその日に切って4~5日で食べきる。


【カルパッチョ】

材料
鯛、鯵、サーモン、ぶり、たこなど
オリーブオイル、レモン果汁、塩、ブラックペッパー(各適量)

具材(刺身)にソースをふりかける。

・香味野菜と一緒に、サラダ感覚で!

日本人の「刺身」へのこだわり

料理の領域を超えて、もはや芸術品?

料理の領域を超えて、もはや芸術品?

和食の店などに行って刺身を注文すると、きれいに切られた刺身に、つまや大葉、わさび……が職人芸といっても過言ではないような、絶妙な配置で盛り付けられて出てきますね。
スーパーなどで販売される刺身にも、つまの他にわさびやしょうが、ものによってはねぎや塩などが添えられていたりします。

刺身には、日本人特有の誇りやこだわりのようなものが感じられます。
 
刺身そのものの美味しさ以上に、「目で味わう」……日本人の美意識があるのではないでしょうか?

暑いし忙しいし、気力も余裕もない……日常のなか、好みの刺身をちょっと気取った和皿に盛って、ゆっくりと味わってみては……? 
 
今では色んな醤油が出まわり、チューブのわさびにも各種あります。そして、ビールに日本酒、焼酎に白ワインもいいですね?

ゆったりと刺身を味わいながら、風鈴の音に耳を傾けるのも夏の醍醐味……。

最後に、刺身のつまは殺菌や消化を助ける働きもあるので、残さずに食べましょう。
小菊も「食用菊」なので、「花びらだけ千切って醤油の中に入れ、刺身と一緒に食べていただく」のが正しいそうです。
香りもよくなり、シャキシャキした花びらの食感も楽しめるそうです。
 
BY  tenki.jp
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真鯛のセビーチェ(ペルー風 魚介マリネ) 荒井 隆宏シェフのレシピ

2019-06-20 | 昆布

レシピ

 

真鯛のセビーチェ(ペルー風 魚介マリネ)

コツ・ポイント

コツ・ポイント

新鮮な魚介と野菜を、生の柑橘果汁でマリネした料理、セビーチェ。アヒ・リモ(生赤唐辛子)を加えピリ辛に、ニンニクやコリアンダーを加え爽やかに香り高く仕上げます。
各食材のフレッシュさと香りを楽しむため、材料は食べる直前に調理することがポイント。付け合わせとのバランスも絶妙です。

2人前/調理時間:約20分
材料・調味料分量下準備
真鯛(刺身用)   サク150g  皮付きであれば、皮をひく 
赤玉葱   1/4個  中心を外し外側のみ縦に1.5mmの千切りにし冷水にさらす 
レモン   2個  ※必ず生を使用 
ニンニク   1片   
アヒ・リモ(生赤唐辛子)   約1/2本  ※辛さは好みで調整 
コリアンダーの葉   1枝(大さじ2使用)   
塩   2つまみ   
白胡椒   少々   
 付け合わせ  
チョクロ(なければとうもろこし)   1/4本  茹でるので、1本用意する 
さつま芋   1/4本  茹でるので、1本用意する 
サニーレタス   2枚  40℃のお湯に漬けた後冷蔵庫で冷やす(パリッとさせる方法) 

作り方

  1.  

    作り方 1

    【付け合わせ】チョクロを茹でる(水に軽く砂糖を入れると甘みが増して茹で上がる)。さつま芋を塩水で茹でる。ともに、冷ましてから1/4に切り、さつま芋は皮を剥く。

  2.  

    作り方 2

    【マリネ】真鯛を1.5cmほどの大きさに角切りにする。軽く塩(分量外)をしておく(余分な水分を出す)。 ※大きめに切ることで食感を楽しみます。

  3.  

    作り方 3

    レモンを半分に切り、ボウル(ステンレス素材でないもの)に果汁を絞る。 ※レモンの薄皮部分を親指で潰しながら押すと酸の影響が少なく絞ることができる。

  4.  

    作り方 4

    そのレモン果汁の中にニンニクをすりおろし、刻みたてのアヒ・リモとコリアンダーの葉を加え、塩・胡椒で味を調える。

  5.  

    作り方 5

    角切りの真鯛を加えてよく和え、真鯛の表面が白く変色するまで、5分程マリネする。

  6.  

    作り方 6

    冷水から取り出し水気を切った赤玉葱をさっくりと混ぜ込む。付け合わせのチョクロ・さつま芋・サニーレタスをのせた皿にマリネを盛り付け、マリネ液を注いで完成。

  7.  

    ※旬のフレッシュな食材を色々と組み合わせて作る、バリエーション豊かな料理。他の白身魚やマグロ・青魚・タコ・イカ・貝でも美味しくできます。

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ツナマヨネーズのカウサ(ペルー風 ポテトサラダ) 荒井 隆宏シェフのレシピ

2019-06-19 | 昆布

レシピ

ツナマヨネーズのカウサ(ペルー風 ポテトサラダ)

コツ・ポイント

コツ・ポイント

マッシュポテトと具材を押し寿司のように形作った、ペルーの定番家庭料理です。「カウサ」とはマッシュポテトの意味。
ジャガイモの甘味を最大限に引き出す絶妙な塩加減に調整することで、どっしりとした重さではなく、むしろレモンの酸味も手伝って軽やかな前菜に変身させるところがポイントです。

3~4人前/調理時間:約30分
材料・調味料分量下準備
じゃがいも   大1個(260g)  男爵やとうやを使用。やわらかくなるまで塩茹でする 
アヒ・アマリージョ(黄唐辛子)   小さじ2  ペーストにしておく ※辛さは好みで調整 
レモン   1/8個   
オリーブオイル   小さじ1   
塩   少々   
アボカド   1/2個  皮をむき種を取り1cm厚にスライス 
ツナ缶(ノンオイル)   1缶  絞って水分を完全に切り、軽くほぐす 
マヨネーズ   大さじ2   
万能ねぎ   大さじ1  緑の部分を小口切りにする 
白胡椒   少々   
卵   1個  茹で卵にし、スライスする 
ペルー産オリーブ   3個   

作り方

  1.  

    作り方 1

    じゃがいもがまだ温かいうちに皮をむき、大きめのボウルにマッシュする。 ※インカのめざめなど黄色いじゃがいもを使用すると、よりきれいな仕上がりに。

  2.  

    作り方 2

    そこへアヒ・アマリージョ、絞りたてのレモン果汁、塩で味を調え、オリーブオイルをたらし、手でよくこねる。 ※アヒ・アマリージョは辛味の他に黄色の色付けも兼ねる。

  3.  

    作り方 3

    小さめのボウルにほぐしたツナ缶、マヨネーズ、万能ねぎを入れ、白胡椒をして混ぜる。

  4.  

    作り方 4

    バットにラップをひき10cm径のセルクルを置き、マッシュしたじゃがいもの半量を入れる。スプーンの背で平らにならす。

  5.  

    作り方 5

    そのじゃがいものうえにスライスしたアボカドをきれいに敷き詰め、かるく塩をふる。その上にツナを置いてならす。(押し潰しすぎず、ふんわりと詰めること)

  6.  

    作り方 6

    最後にじゃがいもをのせ、スプーンの背で平らにする。 ※材料の量を増やし、大きなバットに詰めれば、パーティ向きサイズに仕上げることもできる。

  7.  

    作り方 7

    ラップを持ち上げて逆さにし、お皿の上に抜く。ゆで卵とオリーブを飾り付けて完成。
    ※ツナをチキンや蟹に替えるなど、色々な食材で楽しめます。

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昆布のトランスフォーム

2019-06-18 | 昆布

昆布センセーション!

出汁をとったあとの昆布はどうか捨てないで。

出汁がら昆布の食べ方は佃煮だけじゃありません。

「昆布は山と海からつながる自然の恵み、だから昆布のことをもっと大切に思ってほしい」。

昆布の産地、北海道から昆布大使、松田真枝さんが登場。

ポップで楽しい出汁がら昆布料理を披露しますよ。

2019年の昆布は脱・フードロス!

さあ、みなさんご一緒に。

昆布を知ると、捨てるのがもったいなくなる。

想像してみてほしい。

この世から昆布がなくなったときのことを。

昆布の生産量の9割を占める北海道。

年々不漁が続き、昆布の価格は上昇している。

すでに天然の昆布は絶滅危惧種になりつつある。

自然破壊、漁師の高齢化や後継者不足など、漁獲量の減少は避けられない状況だ。


そもそも北海道で獲れていた昆布は、江戸時代に北前船で運ばれ、大阪、京都などを経て、鹿児島や沖縄まで届けられた。

昆布ロードが各地の食文化に与えた影響は計り知れない。

昆布なくして、私たちの食文化は語れないのだ!

収穫した昆布を伸ばし、干してねかせる。北海道の生産者たちが長い月日をかけて、それぞれの土地で工夫を重ね、日本の出汁文化を支えてきたのだ。
 
 
収穫した昆布を伸ばし、干してねかせる。
 
北海道の生産者たちが長い月日をかけて、それぞれの土地で工夫を重ね、日本の出汁文化を支えてきたのだ。

昆布は無駄なところのないサステナブル・フード。

登場するのは、北海道で活躍する料理研究家の松田真枝さん。

2016年に昆布大使に就任して以来、各地の産地を訪ね、生産者たちと交流を続けている。

さらに北前船で運ばれた土地も訪ね歩き、そこで育まれた加工の技術や調理法、昆布を無駄にしない食べ方を学んできた。


あるとき、日高で拾い昆布漁を目の当たりにした。

荒れる海に漁師が腰まで浸かって、昆布を拾っていた情景が頭から離れないと言う。

「必死で獲った昆布は、手間ひまかけて加工される。それなのに、出汁をとったあとの昆布はカンタンに捨てていいのかなって」。

以来、出汁がら昆布を余すことなく食べ切る料理を編み出してきた。

曰く「昆布は軽い、腐らない、料理の味がアップする、魔法の食材。

捨てるところのないサステナブル・フードです」。

出汁がらになっても、カルシウムや繊維質が含まれ、グルタミン酸の効果で調理を工夫すれば減塩することだってできる。

よし、昆布の種類を知って、出汁をとることからはじめてみよう。

 
一枚ずつ生産者の物語を語りながら、昆布を愛おしく触る松田さん。
 
「昆布って生産者が違えば、手触りも硬さも違います。
 
だからどの産地が一番ってないんです」

出汁昆布四天王と呼びたい。

出汁用に買い求めやすいのは、主に4種類。道南の“真昆布”、道北の“利尻昆布”、日高地方の“日高昆布(三石昆布)”、知床半島羅臼海岸の“羅臼昆布”、それぞれに天然と養殖があるけれど、天然は高価で希少なもの。

太平洋側では海が荒いため養殖栽培ができない日高昆布以外、天然と書いていなければほとんどは養殖の昆布だ。

昆布生息マップ

まったり、ふんわり“真昆布”

真昆布


日本一流通量が多く、出汁は上品でまろやか。

そのまったりとした味わいは、昔から大阪人にこよなく愛されてきた。

献上昆布として奉納された高品質な昆布として知られる。

凛とした、存在感の“利尻昆布”

利尻昆布

硬くて出汁が濁りにくいので、すっきりした印象の出汁がとれる。

京料理や精進料理、とりわけ湯豆腐によく合う。

出汁をとった後は、より硬くなる傾向があるので、出汁がらを使うときは酢や梅干しを使うといい。

 

お手軽で使いやすい“日高昆布”

日高昆布


昆布の香りが強く、難しくなく使いやすい。

出汁昆布の中では煮えやすいので昆布巻きやおでんなど、煮物にも使えて具にもなる。

刻んで漬物に使うのもよし。

濃くて、しっかり“羅臼昆布”

 

羅臼昆布

 

コクのある濃い出汁がとれる。

味が濃いので、羅臼昆布だけでもしっかりした出汁になる。

柔らかい性質がある上、他の昆布より加工する手間が多いので、出汁がらは柔らかく使いやすい。

ただし、長く煮ると溶ける場合がある。

 

昆布のトランスフォーム

 

出汁がら昆布をストックしたら、出汁がらの相棒は梅干しです。

昆布を梅干しと一緒に煮ると、ふっくら&なめらかに。

 

出汁がら昆布と梅干しのおいしくなる関係。

「なんだ佃煮か」って言ってるあなたに食べさせたい。甘じょっぱくてほのかにエスニックな香りがする、後を引く味わい。いつもの佃煮とはちょっと違います!
 
「なんだ佃煮か」って言ってるあなたに食べさせたい。
 
甘じょっぱくてほのかにエスニックな香りがする、後を引く味わい。いつもの佃煮とはちょっと違います!

出汁がら昆布を冷凍ストックしたら、梅干しを使った佃煮を鍋いっぱいにつくって常備菜に。


甘じょっぱい味に、ああ、ごはんが止まらない。
日本酒のアテにもたまらなく合いますから、もう一杯、ってなことにもね。


年末年始の疲れた胃腸には、おかゆと一緒がちょうどいい。
出汁がらを捨てるなんて、ほんとにもったいない。

 

おぼろ昆布、とろろ昆布を加工している 昆布屋さんに行ったとき、最初に昆布を酢に浸して柔らかくすると教えてもらいました。

今回、紹介するのは梅干しで硬い出汁がらを柔らかく食べる方法。

昔、中国で薬として珍重されていたという話をヒントに八角をひとかけら加えてみたら、ちょっとエスニックな甘い香り漂う佃煮ができ上がりました。

食物繊維で腸の働きを助ける昆布に、消化を助ける作用のある八角の組み合わせです。

もちろん、八角がなくても十分おいしくできますよ。

昆布と梅干しのしっとり佃煮

昆布と梅干しのしっとり佃煮
 

材料 (つくりやすい分量)

出汁がら昆布 120g
梅干し(大。塩分17%) 2個
味醂 大さじ3と1/2
醤油 大さじ2
大さじ2
八角 ほんのひとかけら

1炊くだけ

出汁がら昆布は、2cm角に切る。梅干しは種をとってちぎる。

鍋にすべての材料を入れて水600mlを注いで強火にかける。

沸騰したら中火に。蓋をして20~25分煮る。

昆布が柔らかくなったら蓋を取って中弱火

に、水分が煮詰まったら火を止める。

容器に入れて冷蔵庫で1週間保存可。

昆布と梅干のしっとり佃煮


懐かしい味はいかが?

大根と梅干し、それに出汁がら昆布があれば、それだけでボリュームおかずのでき上がり!覚えておくと助かるレシピですよ。
 
大根と梅干し、それに出汁がら昆布があれば、それだけでボリュームおかずのでき上がり!
 
覚えておくと助かるレシピですよ。

こっくりと甘い大根の煮物は、どこか懐かしいおばあちゃんの味。
ひと口食べると疲れがとれて、しみじみとした気持ちになるから不思議だ。


大根を炒めてから煮ると、大根独特の匂いが消えるので、いったん炒めてから水を注ぐ。
このひと手間をちゃんとかけると、あとは昆布の底力で自然とおいしくなる!

 

甘じょっぱいは、北海道スタンダード。

なので、今回は意識して、いつも北海道でつくっているレシピよりも砂糖を少し減らしています。

大根は味が染み込みやすいようにナタ切りにするのですが、今回は大根と昆布の大きさを揃えて、短冊切りに。

野菜の切り方を変えるだけで、ご馳走感が出てきました。

 

大根と出汁がら昆布の甘じょっぱい煮物

 

大根と出汁がら昆布の甘じょっぱい煮物
 

材料 (3〜4人分)

大根 10cm
出汁がら昆布 30~40g
梅干し(大。塩分17%) 1個
米酢またはサラダ油 大さじ1と1/2
砂糖 大さじ2/3
味醂 大さじ1
醤油 大さじ1
かつお節 (小袋) 1パック

1大根を炒める

大根は皮をむいて3㎝ほどの短冊に切る。

かつお節は袋の上からもんで粉々にする。出汁がら昆布は大きなままならば、大根に合わせて短冊に切る。

切って冷凍したものならば、そのまま使ってOK。

 

フライパンに大根を入れ、米油を回しかけて混ぜ、中火で炒める。

大根に油が回ったら砂糖を入れて混ぜ、全体を馴染ませる。

大根と出汁がら昆布を炒め


2梅干しと一緒にじっくり煮る


①の鍋に出汁がら昆布と梅干し、かぶるくらいの水400ml、味醂、醤油、かつお節を入れて中火にかけ、沸騰したら蓋をして中弱火で20~25分煮る。

大根に火が通ったら、蓋を取り、さらに水分を飛ばす。

 

梅干しと一緒にじっくり煮る


肉と昆布で、なんだかいい感じ。


昆布の底力ってすごい!噛めば噛むほどに滋味あふれるやさしい味わいに、つくるのがやめられない、食べるのが止まらない。
 
 
昆布の底力ってすごい!噛めば噛むほどに滋味あふれるやさしい味わいに、つくるのがやめられない、食べるのが止まらない。
 

出汁がら昆布を梅干しと一緒にたたいて、極細のみじん切りに。
挽き肉に混ぜた昆布の粒々感でボリュームアップ。


これ、冷めても味がしみておいしいので、お弁当にもお薦め。


昆布と肉をしっかり噛むことで、消化もよくなり、体のバランスもよくなる。
出汁がら昆布を食べるって、体にとってもいいんです。

 

単純にミートボールに出汁がら昆布入れたら、おいしいだろうなあと思って考えたレシピです。

やってみたら、料理教室で大評判でした。

出汁がらのみじん切りはぬめりで滑るのですが、梅干しと一緒に刻むとうまくいきます。

なるべく細かく刻んで挽き肉と混ぜたときに一体感を。

隠し味のマヨネーズでほんの少しコクをプラスしてます。

 

出汁がら昆布 in ミートボール

 

出汁がら昆布 in ミートボール
 

材料 (2人分)

出汁がら昆布 20~25g
梅干し(種をとって) 20g
豚挽き肉 150g
粗塩 ひとつまみ
マヨネーズ 小さじ2
黒胡椒 適量
米油、またはサラダ油 小さじ1と1/2
スナップえんどう 4~5本
 

1出汁がら昆布、梅干し、肉を練る


出汁がら昆布と梅干しを一緒に細かいみじん切りに。

挽き肉をボウルに入れ塩をふり、粘りが出るまで練る。出汁がら昆布と梅干し、マヨネーズ、黒胡椒を入れてさらに練ったら、6等分にして丸める。

 

出汁がら昆布、梅干し、肉を練る


2しっとり蒸し焼きにする


フライパンに米油をひき、①を並べ、中弱火にかける。焼き色がついたらひっくり返し、スナップえんどうを加えて焼く。

両面が焼けたら水大さじ2(または昆布水)を加えて蓋をし、蒸し焼きにする。

 

しっとり蒸し焼きにする

教える人

松田真枝

松田 真枝

北海道生まれ、北海道在住。料理研究家。札幌で北海道の食材を使ったイタリア料理教室「クチナイト」を主宰。つくりやすいレシピが評判で、北海道の食の伝え手として、地元のメディアやイベントで活躍。2016年日本昆布協会昆布大使に任命されたことを機に、えりも町、羅臼町、根室市など北海道中の産地を巡り、さらに富山、大阪、沖縄など、北海道から昆布が運ばれた「昆布ロード」の中継地点を訪ねる。各地の食文化と結びついた昆布食の聞き書きを続けている。1月にはパリで開催中の「ジャポニスム2018」で、昆布出汁のプレゼンテーションを行う予定。

文:神吉佳奈子 写真:長野陽一

神吉佳奈子さん.jpg

神吉 佳奈子(編集者)

1969年、酒どころ広島で生まれる。出版社を渡り歩き、家庭菜園雑誌や食雑誌、料理本の編集に携わる。2018年5月まで、100人の高校生と名人をつなぐ「聞き書き甲子園」の事務局に所属。食と農の手仕事を伝えるべく、フィールドワークを続けている。

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サモサ(じゃがいもとグリーンピースのサモサ) 柴崎 武志シェフのレシピ

2019-06-18 | 昆布

レシピ

サモサ(じゃがいもとグリーンピースのサモサ)

コツ・ポイント

コツ・ポイント

インドの軽食「サモサ」。具材はいろいろありますが、このレシピではアルマタール(アル=じゃがいも、マタール=グリーンピース)を包みます。
生地に使う薄力粉を炒って水分をほどよく飛ばすことで、さっくりと仕上がります。ターメリックを練り込み、鮮やかな黄色に仕上げます。

14個分/調理時間:約60分
材料・調味料分量下準備
 具材・アルマタール  
じゃがいも(男爵)   700g  1.5cm角に切り、柔らかくなるまで下茹でする 
玉ねぎ   1/3個  1.5cm角に切る 
グリンピース   50g  下茹でしておく 
しょうが   20g  みじん切り 
にんにく   1片  みじん切り 
塩   10g   
ヒン(Hing)   適量   
オリーブオイル   適量   
 ホールスパイス  
メティシード   3g   
クミンシード   5g   
コリアンダーシード   5g   
鷹の爪   3本   
 パウダースパイス  
ターメリック   5g   
クミン   5g   
コリアンダー   5g   
パプリカ   5g   
 サモサ生地  
薄力粉   250g   
水   50~70cc  ※仕上がりの硬さで加減する 
ターメリック   2g   
クミンシード   2g   
塩   少々   
サラダ油   少量   
 トッピング  
アチャール   適量  なければ、トマトケチャップでも美味しい 

作り方

  1.  

    作り方 1

    【具材・アルマタール】オリーブオイル、メティシード、鷹の爪を火にかけ、香りを出す。鷹の爪の色が黒くなってきたらクミンシードとコリアンダーシードを加える。

  2.  

    作り方 2

    しょうが、にんにく、玉ねぎを加え、炒める。たまねぎが透き通ってきたらOK。(あめ色まで炒める必要なし)

  3.  

    作り方 3

    玉ねぎが透明になったら、じゃがいも、グリンピース、パウダースパイスを加えて炒める。※スパイスは焦がさないように注意。

  4.  

    作り方 4

    水(分量外)を少量入れ、塩を加えて混ぜ、フタをする。火入れは弱火で、じゃがいもが潰れるくらいになったらOK。

  5.  

    作り方 5

    【サモサ生地】中火で薄力粉を軽く炒る。この一手間でサクッとした触感に仕上がる。
    わずかに色がついてきたらボウルにあけ、冷ましておく。

  6.  

    作り方 6

    薄力粉が冷めたら、ターメリック、クミンシードを混ぜ、サラダ油を加えてさらに混ぜる。手で油のかたまりを潰すようにする。

  7.  

    作り方 7

    水をまず少量だけ加えて、全体にまわるように混ぜる。

  8.  

    作り方 8

    水分が均一にまわったら、残りの水を2,3回に分けて加える。生地の色をみて、黄色が薄いようであればターメリック(分量外)を追加する。

  9.  

    作り方 9

    根気よく混ぜていくとまとまる。ビニール袋やラップなどで包んで乾燥をふせぎ、常温で20分ほど寝かせる。

  10.  

    作り方 10

    寝かした生地を棒状にし、7等分にカットする。

  11.  

    作り方 11

    切った断面を上にして、手のひらで上から押す。そのとき、外側が薄くなるようにする。

  12.  

    作り方 12

    打ち粉をして、麺棒を上下に動かして2mm厚に伸ばす。Step11のときに外を薄く内側を厚くしておくことで、伸ばした時に楕円になり、成形がしやすくなる。

  13.  

    作り方 13

    伸ばした生地を重ねて、長い辺を横に置いて半分に切る。

  14.  

    作り方 14

    ボウルに水を用意する。切り口を上にして手のひらにのせ、切り口側に指で水を塗り、右側の切り口の裏にも水をつける。右側の角を外円の2/3くらいの所にもってくる。

  15.  

    作り方 15

    左側を円錐をつくるように、右側にもってきて生地をあわせる。このとき、1/3の生地は重なっている。生地にアルマタールを6割ほど詰める。

  16.  

    作り方 16

    生地をあわせた時にできるラインを手前側、中央でキープして作ることがポイント。

  17.  

    作り方 17

    ラインと反対側の生地でフタをするように、閉じる。台の上に置き、閉じた箇所を指で押さえて安定させる。

  18.  

    作り方 18

    綴じ目をフォークで押して線をつけ、しっかりと閉じる。

  19.  

    作り方 19

    160℃のサラダ油で3~4分ほど浮いてくるまで揚げる。揚がったら器に盛り、アチャール(またはトマトケチャップ)を添えて完成。

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チキンシャクティ(ゴア風チキンカレー)とターメリックライス 柴崎 武志シェフのレシピ

2019-06-17 | 昆布

レシピ

 

チキンシャクティ(ゴア風チキンカレー)とターメリックライス

コツ・ポイント

コツ・ポイント

西インド・ゴアでよく食べられているカレーです。シャクティとは「力」という意味。元気をつけたいときにおススメです。
鶏肉を一度炒め、余分な脂を捨てることで美味しくなります。スパイスの数が多く見えますが、実は同じスパイスが何度も登場しています。是非挑戦してみてください。

5~6人前/調理時間:約30分
材料・調味料分量下準備
鶏もも肉   600g  ぶつ切りにする。皮も利用 
玉ねぎ   2~3個  1.5cm×2mmのスライスにする 
トマト   中2個  1.5cm角に切る 
ココナッツミルク缶   400cc   
しょうが   50g  みじん切り 
にんにく   1片  みじん切り 
梅干し   1個分  種から実をはずし、たたいておく 
青唐辛子   3本  粗みじん切り 
オリーブオイル   100cc   
ココナッツファイン   50g  軽く色づくまで数十秒ほど炒っておく。焦げやすいので混ぜ続ける 
塩   15g   
 鶏肉マリネ用パウダースパイス  
クミン   適量   
コリアンダー   適量   
カルダモン   適量   
ターメリック   適量   
パプリカ   適量   
 鶏肉用ホールスパイス  
ベイリーフ   4枚   
クローブ   5つ   
カルダモン   6粒   
シナモン   1片   
 煮込み用ホールスパイス  
ローリエ   5枚   
シナモン   大きめ3片   
クローブ   10粒   
クミンシード   5g  炒って、石臼かミルで粗くひく 
コリアンダーシード   5g  炒って、石臼かミルで粗くひく 
ブラックペッパー   2g   
カルダモン   10~15粒   
カスリメティ(あれば)   適量   
 パウダースパイス  
クミン   15g   
コリアンダー   10g   
ターメリック   10g   
パプリカ   10g   
 ターメリックライス  
米   5合   
ターメリック   3g   
水   既定量より少なめ   
 トッピング  
レーズン   適量   
クミンシード   適量  炒っておく 

作り方

  1.  

    作り方 1

    鶏肉マリネ用パウダースパイスと鶏肉を合わせておく。揉み込むほど混ぜる必要なく、まだらでOK。

  2.  

    作り方 2

    フライパンに鶏肉用ホールスパイスを入れて中火にかける。泡がたちはじめ、香りがでてきたら鶏肉を入れ、強火で炒める。
    ※シナモンが跳ねる可能性があるので注意。

  3.  

    作り方 3

    鶏肉の中まで火を入れる必要はない。表面全体が焼き固まったら、ザルにあけて余分な油をきっておく。

  4.  

    作り方 4

    鍋にオリーブオイル、ベイリーフ、シナモンを入れて火にかける。
    ※シナモンは跳ねることがあるので注意。覗き込まないようにする。

  5.  

    作り方 5

    香りが出たらホールスパイスのクローブ、カルダモンを加え、香りをだす。次にしょうが、にんにく、玉ねぎを加えて強火で炒める。焦がさないように注意する。

  6.  

    作り方 6

    玉ねぎが透き通ってきたらOK。(あめ色まで炒める必要なし)しんなりしたら、トマトを加える。

  7.  

    作り方 7

    トマトがペースト状になりトロミがでたら、ブラックペッパー、ココナッツミルクを加える。

  8.  

    作り方 8

    軽く混ぜたらパウダースパイス、青唐辛子、梅干し、挽いたコリアンダーシード、クミンシードを加える。

  9.  

    作り方 9

    馴染んだら、焼いておいた鶏肉を加える。

  10.  

    作り方 10

    ココナッツファインと塩を加えて味を調えたら、カレーの完成。

  11.  

    【ターメリックライス】研いだ米にターメリックと水を入れて炊飯器で炊く。

  12.  

    カレーを器に盛り、カスリメティをのせる。ターメリックライスには炒ったクミンシードとレーズンをトッピングする。

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プラウンマサラ(海老カレー)  藤井 正樹シェフのレシピ

2019-06-16 | 昆布

レシピ

プラウンマサラ(海老カレー) 

コツ・ポイント

コツ・ポイント

生クリームや牛乳が入るのでマイルドな口当たりですが、後からピリッと辛さがやってくる、海老の旨みたっぷりのカレーです。
まろやかさを出すために大事なのは、ソース作りでミキサーをしっかり回すこと。カシューナッツが完全にペースト状になるまで回しましょう。

4人前/調理時間:約60分
材料・調味料分量下準備
海老   24尾(中サイズ)  尾以外の殻をむき、ケンを切り取り、背わたを取る 
玉ネギ   200g  2センチの長さのスライス 
ニンニク   15g  粗みじん切り 
しょうが   15g  粗みじん切り 
ダヒ(プレーンヨーグルトで代用可)   大さじ2   
ホールトマト(缶)   100g   
カシューナッツ   30g   
サラダ油   50ml   
生クリーム   70ml   
牛乳   100ml   
バター   少々   
水   200ml   
 海老のつけこみ用  
ニンニクすりおろし   大さじ1   
しょうがすりおろし   大さじ1   
塩   小さじ1/2   
ターメリックパウダー   小さじ1   
カイエンペッパーパウダー   小さじ1/6   
クミンパウダー   小さじ1   
サラダ油   小さじ1   
 ホールスパイス  
カルダモン   1粒  皮を取り、中の種のみ使う(ミキサーにかけるため) 
シナモン   2センチ   
ベイリーフ   1枚   
グローブ   2粒   
 パウダースパイス  
塩   小さじ1   
ターメリック   小さじ2   
カイエンペッパー   小さじ1/4   
パプリカ   小さじ2   
クミン   大さじ1+1/2   
 仕上げ  
生クリーム   適量   
コリアンダーリーフ(香菜)   適量   

作り方

  1.  

    作り方 1

    ボウルに海老の漬け込み用の調味料を入れて混ぜる。そこへ下処理をした海老を入れてもみ込み、約20分おいて味をつける。

  2.  

    作り方 2

    鍋にサラダ油と全てのホールスパイスを入れ、中火にかける。ベイリーフが色づいたらニンニクとしょうがを加える。※余熱で焦げないように注意。

  3.  

    作り方 3

    軽く色づいたら玉ネギを入れる。玉ねぎは少し長めにじっくりと炒め、香ばしさと甘みを引き出す。きつね色になったら火を弱め、ダヒ(またはヨーグルト)を入れて混ぜる。

  4.  

    作り方 4

    ダヒ(またはヨーグルト)が全体に混ざったらホールトマトを入れ、つぶしながら混ぜる。

  5.  

    作り方 5

    ひと煮立ちさせたら、ここでベイリーフ、シナモン、クローブを取り除く。そして全てのパウダースパイス、カシューナッツを入れ、水(分量外)を少々注ぎながら混ぜる。

  6.  

    作り方 6

    沸いたら火を止め、ミキサーに移す。鍋に水200mlを入れ、鍋に付いたペーストを溶かしながら流し込みミキサーを回す。なめらかになるまでしっかりと(約3~5分)。

  7.  

    作り方 7

    別の鍋にバターを入れ、中火で海老をソテーする。両面ソテーしたら、一旦海老を取り出しておく。※固くなるので火を入れすぎないこと。

  8.  

    作り方 8

    海老を取り出した鍋に、ミキサーのソースを戻して火を入れる。ミキサーに水少量(分量外)を入れ、ミキサーに付いたペーストを溶かしながら鍋に注ぐ。

  9.  

    作り方 9

    温まったら生クリーム、牛乳を入れる。沸いたらソテーした海老を戻す。味をみて必要なら塩で味を整える。ひと煮立ちして海老に火が入ったら完成。

 
コメント
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野菜のビリヤニ(インド風炊き込みご飯) 藤井 正樹シェフのレシピ

2019-06-15 | 昆布

レシピ

 

野菜のビリヤニ(インド風炊き込みご飯)

コツ・ポイント

コツ・ポイント

本格的なビリヤニは作り方が難しいので、今回は「炊飯器」で炊くバージョンをご紹介します。
お米は、インドの高級米「バスマティ」をご用意ください。
このバスマティライスの特徴を生かすために必要なのは、水分量。
スパイス、野菜、米、水のバランスを程良くすることが、最大のポイントです。

4人前/調理時間:約90分
材料・調味料分量下準備
バスマティライス   2カップ  軽く洗って30分間水に浸し、ザルで水を切っておく 
玉ネギ   40g  2センチの長さにスライス 
人参   50g  1センチ角にカット 
じゃがいも   100g  1センチ角にカット 
インゲン   40g  両端とスジを取り、4cmの長さにカット 
カリフラワー   60g  1口くらいの大きさにカット 
トマト(大)   1個  皮を湯むきして粗みじん切り 
しょうが   15g  みじん切り 
コリアンダーリーフ   大さじ1  みじん切り 
ミントリーフ   大さじ1  みじん切り 
ダヒ(プレーンヨーグルトで代用可)   大さじ2   
塩   小さじ2   
バター   20g   
水   1カップ   
サラダ油   適量   
 ホールスパイス  
グローブ   2粒   
カルダモン   2粒   
シナモン   2センチ   
クミンシード   小さじ1/2   
 パウダースパイス  
ターメリック   小さじ2   
カイエンペッパー   小さじ1/3   
コリアンダー   大さじ2   
 トッピング  
フライオニオン   20本  市販のものでよい 
フライカシューナッツ   20粒  170℃の油で軽く色づかせる 
レーズン   20粒   
コリアンダーリーフ(香菜)   大さじ1  みじん切りにしておく 

作り方

  1.  

    作り方 1

    鍋にサラダ油とクミンシード以外のホールスパイスをいれ、中火にかける。

  2.  

    作り方 2

    グローヴとカルダモンがふくらんできたらクミンシードを入れる。パチパチしてきたらしょうがを入れる。※クミンシードが跳ねるので注意すること。

  3.  

    作り方 3

    軽くかき混ぜたら、玉ネギを入れる。玉ネギがしんなりしてきたらOK(あめ色まで炒める必要なし)。人参を入れ、軽く炒める(約1分)。

  4.  

    作り方 4

    ヨーグルトを入れてひと煮立ちさせる。次にトマトを入れ少し煮崩し、沸いたら塩とパウダースパイスを入れる。※スパイスは、きれいな色を出すためトマトの後に。

  5.  

    作り方 5

    じゃがいも、インゲン、カリフラワーを入れてませ、水(分量外)を少々加え、ひと煮立ちさせる。

  6.  

    作り方 6

    炊飯器にバスマティライス、STEP5の具材、コリアンダーリーフ、ミントリーフ、水1カップ(具材を炒めた鍋に付いたスパイスを溶かして)を入れて、よく混ぜる。

  7. 作り方 7

    「炊き込みごはんモード」の設定で炊く。炊きあがったらバター20gを入れ、全体をまぜて蓋をし、保温状態で10分程蒸らす。皿に盛り、トッピングをすれば完成。

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トルコ料理 カルヌ ヤルク(なすのひき肉のせ) ウナル ハサンシェフのレシピ

2019-06-14 | 昆布

レシピ

 

トルコ料理 カルヌ ヤルク(なすのひき肉のせ)

コツ・ポイント

1.ナスの切れ目の深さは2/3程度で止めること
2.ナスは焼くのではなく、均一に熱を入れるために油で揚げること
3.ナスの中に詰めやすいように、具材の野菜はみじん切りにする

4人前/調理時間:約20分
材料・調味料分量下準備
茄子   4個   
牛ひき肉   400g   
玉ねぎ   1/2個  みじん切り 
ピーマン   1個  みじん切り 
トマト   1/4個  みじん切り 
にんにく   1片  みじん切り 
オリーブ油   適量   
塩   少々   
コショウ   少々   
 飾り  
トマト   1/4個  半月にスライス 
ピーマン   1/2個  種をとっておく 

作り方

  1.  

    玉ねぎ、ピーマン、トマト、にんにくのみじん切りと牛ひき肉を炒め、塩とコショウで味付けをする。

  2.  

    ナスを縦に1本、2/3の深さまで切り込みを入れ、180℃の油で柔らかくなるまで素揚げする。

  3.  

    やわらかくなったナスの、切り込みの部分にStep1を詰める。
    その上に、飾り付け用にスライスしたトマトとピーマンをのせる。

  4.  

    180℃のオーブンで10分焼く。焼けたらお皿に盛りつけて完成。

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ソッカ ~Socca~ (ひよこ豆のクレープ) 長屋 英章シェフのレシピ

2019-06-13 | 昆布

レシピ

 

ソッカ ~Socca~ (ひよこ豆のクレープ)

コツ・ポイント

コツ・ポイント

南フランス・ニースでファーストフードのように食べられているヘルシーな軽食。
そのままではもちろん、様々なトッピングで楽しむ料理です。
ポイントは、180度程のオーブンでじっくりと、火をよくとおすこと。
生地にじゃがいものすりおろしを入れれば、モチモチ感が加わります。

直径35cm 1枚分 /調理時間:約30分
材料・調味料分量下準備
ひよこ豆の粉   120g   
水   100g   
オリーブオイル   20g   
塩   2g   
じゃがいも(メークイン)   80g  すりおろす 
 トッピング 例  
ツナムース   適量   
ゆで卵   1個  スライス 
レタス   1~2枚  ちぎっておく 
プチトマト   2個  1/4にカット 
黒オリーブ   2個  スライス 
アンチョビ   適量   

作り方

  1.  

    作り方 1

    ボウルにひよこ豆の粉と塩を入れる。水は一気に入れず、少しずつ生地の加減をみながら流し入れ、ホイッパーでよく混ぜる。

  2.  

    作り方 2

    じゃがいものすりおろしを入れてさらに混ぜ、全体がなじんだら最後にオイルを一気に入れて、混ぜる。

  3.  

    作り方 3

    冷たい状態のフライパンにオリーブオイルを多めにひき、中央から生地を流し入れる。

  4.  

    作り方 4

    ゴムベラかスプーンで中央から外へ、生地をのばす。

  5.  

    作り方 5

    180℃のオーブンで10分じっくり焼く。

  6.  

    作り方 6

    お好みの大きさにカットする。様々なトッピングを盛り付ければ完成。焼きたてのカリカリをどうぞ!

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塩昆布と青梅

2019-06-12 | 昆布

6月11日は「入梅」。

梅の実が色づき、梅雨に入る頃を示す、雑節のひとつです。

じつはこの時季、全国のなかでも突出して、山梨県で「塩昆布」の売り上げが伸びるといいます。

そこには「ご当地梅仕事」とでも言うべき、山梨県特有の漬物の存在がありました。

梅塩昆布が売れる理由は…「梅」!?

山梨県で6月に塩昆布の売り上げが伸びる理由。

「梅の塩昆布しょうゆ漬け」を知っていますか?

塩昆布を発売しているフジッコでは、梅雨から夏にかけて、山梨県で『ふじっ子 塩こんぶ』が売れているといいます。

なぜ、山梨県だけ突出して売れるのか? 

同社に取材したところ、「理由のひとつが、山梨県のご当地レシピ『青梅の塩昆布漬け』ではないかと推測しています」と教えてくれたのは、広報宣伝グループの小山裕志さん。

6月に入ると、山梨県のスーパーの漬物づくりコーナーには、青梅と一緒に塩昆布が並びます。

梅と塩昆布としょうゆを保存容器に漬け込むご当地レシピ、「小青梅の塩昆布漬け」のためです。

山梨県は全国10位に入る猛暑エリア。

また、日本一の小梅の産地でもあります。

「暑い夏を上手に乗りきる知恵のひとつとして、特産品で疲労回復効果のあるクエン酸を含む小梅と塩昆布を使ったレシピが広まったのでは」(小山さん)

●各家庭にそれぞれの味が。おすそ分けし合う文化も


梅と塩昆布

ESSEonline編集部は、実際に塩昆布しょうゆ漬けをつくっているという、甲府市に住む60代の美容師・名取さんに取材しました。

名取さんによると、「ここ20年くらいやっている習慣で、私も母から教わりました」と言います。

「お茶請けや箸休めとして食べています。各家庭ごとに味があり、うちでは塩昆布としょうゆに酢を加えて、少しすっぱく仕上げています。

甘い味つけが好きな人もいますね」

はっきりしたレシピがあるわけではなく、目分量でつくっているそう。

「うちの場合は、1kgの梅に減塩塩昆布1袋、しょうゆ適量、酢少々といったところでしょうか。

周りではしょうゆの代わりに、『ビミサン』というご当地調味料を使う人も多いです」

漬けて2週間くらいすると、梅の色が変わってくるので、食べ始めの目安としているそう。

「保存は冷蔵庫で。あまり長く置いておくと昆布が溶けてしまうので、だいたい夏までには食べきっています。梅は庭に生えているものや、実家からもらったものを使うことが多い。梅がたくさんある地域だからこそのレシピかもしれませんね」

この時季、ご近所さんと「もう漬けた?」「うちはカツオ節を入れてみたよ」などと話したり、おすそ分けするのが風物詩なんだそう。

●実際につくってみました

今回使ったのは、群馬産の青梅です。

ヘタを取った青梅と塩昆布

コンテナ容器に、よく洗って乾かし、ヘタを取った青梅と、塩昆布を入れていきます。

めんつゆ、白だし、しょうゆを適当に混ぜた漬け汁を加え、冷蔵庫へそこにめんつゆ、白だし、しょうゆを適当に混ぜた漬け汁を加え、冷蔵庫へ。

4日たった状態

 

4日たった状態がこちら。

梅の塩昆布しょうゆ漬け

試しに食べてみました。漬け時間が短いのでまだ少し硬く、すっぱさもありますが、これはこれでおいしい! 

くたっとした塩昆布との相性がよく、確かにお茶請けにぴったりです。

あと1週間ほど寝かせれば食べごろになりそう。

こういった梅仕事があれば、梅雨も楽しくなりそうです。

 

<撮影・取材・文/ESSEonline編集部>

https://esse-online.jp/trend/174330

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