百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

夏の薬膳・野菜の力

2021-07-16 | 昆布
野菜・夏野菜・薬膳・トマト・

 

もうすぐ梅雨が明けそうです。

塩漬けした梅をザルいっぱいに広げる時間は気持ちよく、とても楽しい作業です。

夏バテ防止に梅干料理は大活躍します、2年後が楽しみです。


暑さ厳しい夏はすぐそこ、五臓の中で、心と小腸に負担がかかる季節になります。

過度の脂肪分の高い乳製品や冷たいもの、甘物の取りすぎには今から気をつけ、旬の野菜や果物を中心にいただきましょう。

赤い野菜(トマト、赤ピーマン、唐辛子、スイカ)、苦みのある野菜(ゴーヤ・ピーマン)、トウモロコシなどは特によく、その他とうがん、なす、オクラなどがお勧めです。


心が弱るとストレスを感じやすくなります、ラデッシュやセロリ、キュウリなど、みずみずしくて少しの辛味や香り、歯ざわりがあるものをパリパリいただいて下さい。

リラックスして気がストンと治まることがあります。

 

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桃・桃仁・もも

2021-07-15 | 昆布

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「仙人の果物」とも呼ばれる桃。

みずみずしく香りよく、見るからに美味しそうな桃が出回っていますね。

果汁が滴るような熟れた完熟桃を2時間ほど冷やして、薄皮をむいてかぶりつくのが一番美味しいと思っていましたが、桃の里ではかたいけれども完熟している桃を皮ごと食べると伺いびっくりしました。

ちなみに桃の一番甘い箇所は皮と実の間の部分ですから、腑に落ちました。

購入する時は白い斑点(果物)があると、糖度が上がっているそうなので目安にします。


コンポートも美味しいですね。

湯むきしてシロップでやさしく煮ますが、カルダモンを香る程度に一粒加えてみて下さい。

美しい桃色のシロップがより洗練された風味になります。


漢方での桃仁とは、桃の種「かたい殻の中の種子」のことで、日干しさせた生薬。

血行障害で起こる無月経、月経痛に効能があるとされ、血の巡りをよくする血薬として用います、コロコロとした乾燥便秘にも効果的だそう。


乾燥させた葉は、あせもなどに良いとされ昔から浴剤(桃湯)が親しまれています。

果実にはペクチンやビタミンCも豊富です。

「桃の節句」は女の子の節句、女性特有の症状にもよく効くようです。

 

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すもも・季・プラム・露茜

2021-07-14 | 昆布
露茜・プラム・季・季節の手仕事・シロップ・食養生・薬膳

 

すももが出回り始めました。


すももは、中国原産の生食用とする日本すもも「プラム」と、ジュースやジャム、ドライフルーツなどの加工用が多いヨーロッパ原産の西洋すもも「プルーン」の2つに分類されることが多いようです。

日本すもものもぎたては、酸味が強く、酸っぱい桃と言う意味合いから「すもも」と呼ばれるようになったそうです。


みずみずしいという言葉がぴったりな果肉と程よい甘酸っぱさは、ありそうで他の果物にはなかなかないもの。

旬も短いので完熟フレッシュを思いっきり堪能します。

保存用には、皮ごと氷砂糖と優しく煮たシロップを仕込みます、ほんのりした淡いピンク色も可愛らしい。

私がかき氷屋さんに率先して足を運ぶのは、限定すもものシロップがある時期だけ、氷の温度にこだわったエアリーなかき氷を繊細に引き立てるから、天然氷をちゃんと楽しめる。


すもものクエン酸は肝機能を高め、中医学では血の巡りを良くし精神安定にもよいとされています。

あまりに香りが良いので、枕元に置いて楽しむことも。


写真は、日本すももと梅の掛け合わせです。

毎年宮崎県楽樹農園さんから取り寄せて追熟させ、あれこあれ楽しんでいる「露茜」。

一目見たその時から、その美しい真紅に魅せられています。

 

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トウモロコシ・玉蜀黍・とうもろこしご飯

2021-07-13 | 昆布
野菜・トウモロコシ・わかもろこし・コーン・食薬・薬膳・食養生

 

とうもろこしの炊き込みごはん、甘みがあって旬ならではの美味しさですね。

ポイントは出来るだけ新鮮な生のとうもろこしを使うことです。

とうもろこしは実を包丁でこそげておきます。

ごはんを洗い30分水に浸してザルに上げる。

鍋か炊飯器に洗った米、同量より少なめの水、酒少々、粗塩3つまみ、昆布一切れ、とうもろこしをこそげた後の芯を加えて普通に炊くきます。

炊き上がり3〜5分前に芯をとり除き、とうもろこしの実を加えます。炊き立ては格別ですよ、ぜひ堪能して下さい。


暑くて水分をとりすぎた時など、胃が重くなることがありますが、とうもろこしは胃をスッキリとさせ、身体の余分な水分を排出させてむくみをとります。

ひげが茶色くなったもの、実の先に丸みがあるものが甘いようです。


皮中のやわらかなヒゲは、ざるに広げて乾燥させ半量になるくらいまで煮詰めると、むくみがとれるヒゲ茶になります。

 

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荏胡麻・エゴマ・えごまの葉

2021-07-12 | 昆布

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シソの葉に似ているエゴマはシソ科、エゴマ油は近年特に人気です。


大変な手作業に加え、デリケートな油なので値段は少々しますが、それだけ高い薬効があります。

豊富に含まれるオメガ3脂肪酸、aリノレン酸が体や脳、肌を健康に保ちます。

上質なものを購入し、かけるあえるなどの調理法で加熱せずシンプルに摂取しましょう。


小さな丸い粒は香ばしく、ゴマのように色々な調理に使えます。

乾煎りしてすり鉢ですり、和えごろもに加えたり、焼き物の表面につけてカリカリとしたコントラストをつけても美味しいもの。


エゴマは防腐効果もあり、採取される産地では、昔から郷土料理や民間療法などにも多様されて来ました。


エゴマの葉は、焼肉には無くてはならない野菜です。

サンチュの上に、エゴマの葉とスライスしたにんにくや唐辛子、甘辛く香ばしいお肉をのせて包んで食べると最高ですね。

にんにくの醤油漬けも美味しいし、キムチにして炊きたてのごはんにくるりと巻くとご飯が止まりません。


余談ですが、エゴマ油は乾性油なので防水性、昔は油髪や番傘に使われていたそうです

 

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hibiscus・ハイビスカス・花のソルベ・与論島・旅の想い出

2021-07-11 | 昆布
ハイビスカス・ソルベ・花

 

ここのところのジメジメお天気、気分もすっきりしませんね。


今日は見るだけで元気になれる鮮やかなハイビスカスのご紹介をします。

美しい色合いのハイビスカスティーは、微かな酸味を感じます。

ビタミンCやクエン酸などがたっぷり、美肌効果や疲労回復に効能があります。


写真は数年前の与論島でいただいた南国情緒たっぷりのハイビスカスのソルベ。

丁寧にシンプルに作られていて風味がよく出ています。

お散歩途中に寄ったカフェのお母さんが、作業中のソルベの作り方を見せて下さいました。

花びらを洗って煮出し、砂糖を加えたところに島みかんやレモン果汁(酸)を加えます。

ハイビスカスの花の赤がよく出るまで、たっぷりと絞る。

酸を加えるとパッと発色します、その様子は赤しそジュースなどの色だしと同じでした。

ハイビスカスは天婦羅にも出来るそうですよ、赤い天ぷらがお皿の上にこんもり盛られている様が頭に浮かびました。

島野菜のオクラやカボチャなどと一緒に揚げて、島のお塩もちょこんと添えて。

 

 

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梅干し・梅仕事・梅雨のお弁当

2021-07-10 | 昆布
梅干し・民間療法・梅しょう番茶

 

梅干しはお弁当にも大活躍。防腐作用が高いのでこの季節のお弁当にかかせませんね、日の丸にするのではなく、全体に千切って散らしましょう。

お米に入れて炊いても良いものです種ごと加えて炊くと旨味がつきます。


梅干しを作ると生まれる白梅酢を手の平に塗ります。水分と塩分が手塩の代わり、にぎったお結びは米の甘みが引き立ち、香りも良いのでお結び作りが楽しくなります。


ふっくらふくよかな香り高い梅は料理にも使いやすいので、私は2日間ほど干した梅を白梅酢に戻して保存します。

作り方は、大きめの完熟梅(真っ黄色になるまで追熟させる)を30分ほど水に漬け、竹串で黒いなり口を取り、水気をしっかふきます。

丈夫な漬物袋に入れ梅に対して18パーセントの粗塩を入れて馴染ませる。

同量の重しをして2日間1日1回上下を返し、20日間そのままおきます。

冷暗所か冷蔵庫で保存し、梅雨があけたらザルに広げて好みの状態に2〜5日間天日に干します。


お粥にも梅干しを添えますが、唾液が消化力を上げるからです。

下痢や便秘などお腹の調子を整える効果もあります。

これらの昔ながらの民間療法は、先人の知恵の結晶ですね。

 

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新じゃが芋・粉ふき芋・ポテトフライ・むくみ・美肌

2021-07-09 | 昆布
じゃが芋・新じゃが芋・こなふき芋

 

水分量が多く、みずみずしい新じゃがは滑らかな舌ざわりで美味しいですね。

皮も薄く柔らかいのでまるまるいただいて下さい、栄養価は皮の近くに有ります。


1番のお勧めの食べ方は、シンプルな粉ふき芋。

タワシで擦り洗いしたじゃが芋を、水から入れて低めの温度(60度)でゆっくり塩茹でします。

酵素が働いて、甘みが増しますよ、火が通ったら余分な湯を捨てて水分を飛ばし、皮がパンと弾けるように粉ふき状態にするとじゃが芋の醍醐味を味わえます。


人気のポテトフライは皮付きで食べやすくカットし、低温の油から入れてある程度火が通ったら温度を高上げ、カリっと仕上げます。

半透明になるまで下茹でして水気を拭き、片栗粉をまぶして揚げるのもお勧めです。


それから、じゃが芋をごくごく細切りにして水に放し、さっと茹でて冷水で〆たシャキシャキ新じゃが麺も良いものです。

うすい麺つゆ程度のお浸しや酢の物にしてていただく和風の食べ方と、オリーブオイルと柑橘のドレッシングや中華辛味ダレなど気分で。


じゃが芋は体の余分な塩分を排出したり、胃腸が弱った時の救世主的存在。

ビタミンCが豊富、コラーゲンが多い食材と一緒に調理すると美肌効果を上げる手助けをします。

 

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新茶・緑茶・日本茶・ほてり

2021-07-08 | 昆布
緑茶・新茶・グリーンティー・カテキン・水出し茶

 

緑茶は頭をすっきりとさせ、身体の余分な熱をとる効能があるので更年期障害、ホットフラッシュやほてり感のある方に特にお勧めです。

日中は、日差しが強く汗ばむ陽気になってきました。

新茶にはテアニンが豊富、爽やかで清々しい香りと甘みが堪能できます、一番茶をぜひ楽しんで下さい。


日本茶は昔から消化促進、虫歯、口臭予防などにもよいとされ、ビタミンCも豊富です。

市場に行くと必ず立ち寄っていたお茶屋さんは、丁寧に1杯のお茶を入れて下さる。

時間がなくてもこのひと時を持つことで、頭の中が整理整頓されるので、お茶の時間はとても有意義だと思います。


好きな飲み方があります。

器に茶葉を入れ氷を多めにのせて一晩冷蔵庫におきます、翌朝にはカフェインの少ない旨味が凝縮したアイスティーが出来上がっています。

 

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じゃが芋・ポテト・新じゃが

2021-07-07 | 昆布
新じゃが・じゃが芋・ポテト

 

じゃが芋はとても生命力が強い野菜、世界中で栽培されています。

豊富なビタミンCは、デンプンに守られているので比較的熱に強く、クセがないのでどんなジャンルもすんなり受け入れてくれる頼もしい存在。


薬膳では胃腸を活性化し、便秘やむくみ改善などに薬効があるとされています。

ドイツではじゃが芋をすりおろした汁やスープは胃腸症に効くとされる民間療法です。


じゃが芋の芽を見つけたら、ソラニンと言う有害物質なので取り除きます。

茹でる時は、3つまみほどの塩を加え、皮ごと水から茹で、低温の60度くらいでゆっくり火を入れると酵素が働いて甘くなります。


北海道で始めて(インカのめざめ)を口にした時は、その栗のような色とほっこりした甘みにじゃが芋の観念が変わったのでした。

固めに下茹でし、皮ごと太めのくし切りにして片栗粉をまぶしてカラリと揚げると最高です。


栄養もあり、お腹を満たすアレンジ自在なじゃが芋、フランスでは大地のりんごと呼ばれています。

 

 

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国産ライチ・宮崎ライチ・レイシ・茘枝

2021-07-06 | 昆布
ライチ・レイシ・楊貴妃・茘枝

 

楊貴妃が愛したという伝説のレイシ。


皮がグリーン色のプリンセスグリーンライチや、赤皮の黒葉ライチなどが有ります。

紅茶やゼリーなどの香り付け、カクテルベースのリキュールなどにもなっていますね。


薬膳では血を養う手伝いをし、肌や髪、爪の乾燥などに潤いを与え、アンチエイジングなど美容に良いとされている果物です。

喉の渇きを緩和し、脾胃を補うので食欲不振などにも有効。


そのままで充分美味しいですが、量がある時は、良い香りのスパイスを軽く効かせたシロップに漬けて冷やすと美味しい。


最近では国産も出回り、今が丁度旬です。

4Lサイズの梅くらいの大きさがあり、とても立派。

ひとつひとつ手作業で完熟をもいで、丁寧に箱詰めされて郵送されます。

みずみずしいフレッシュ感にすっきりとした甘みとバランスの良い酸味が特徴。

皮を剥くと美しい半透明の白い果肉が美しく、その滑らかを表しています。

時間と手間を惜しまず作られているので、少々値が張るプレミアム、一年に一度のお楽しみです。

 

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アスパラ・クミン・肌荒れ

2021-07-05 | 昆布

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アスパラには疲労回復を助けるアスパラギン酸やビタミンB群が豊富。

ビタミンC,E、βカロテンを含み、高い抗酸化作用でお肌を守る効能も期待できます。

βカロテンは油と一緒に摂取すると身体に吸収されやすくなるので、炒め物やドレッシングを使うサラダがお勧め。

アスパラとオクラの豚バラ炒めのクミン風味は少し暑くなってきたこの季節にぴったりの一皿。

クミンは防腐効果があり、古代エジプトではミイラにする時に使われていたそう。

また、漢方では胃腸薬としても知られ、腸内ガスの排出などを促します。

アスパラ、オクラの繊維は便通作用を促すので、胃腸を整える相乗効果のある組み合わせです。

食感のコントラストも楽しめますよ。

 

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パッションフルーツ・果物時計草・リリコイ

2021-07-04 | 昆布

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パッションフルーツの別名はクダモノトケイソウ。βカロテン、ビタミンCやB6などのビタミン類が多く、貧血予防にもいいと伺いました。


完熟すると皮にシワがよってきて、酸味がやわらぎ甘みが立ってきます。

数年前の事ですが、奄美大島で海から上がったばかりの新鮮なもずくと出会いました。

パッションフルーツの甘酸っぱい香りと爽やかな酸味と甘みを調味料代わりに使って、もずく酢を作ってみました。

少し醤油を加えたらバッチリ、暑い日差しの中の出会いもの、キリッと器ごと冷やしていただきます。


地元の方はこんな食べ方はしないようですが、もずくの食感とパッションフルーツの甘酸っぱさが何とも美味。

カラダも脳もリフレッシュします。


奄美大島の農園に遊びに行ったら、パッションフルーツの花に一つ一つ手作業での受粉体験もさせていただきました。

大切に育てられた無農薬パッションフルーツは、ひと味もふた味も違います。

最近は、黄色いパッションフルーツにハマっています。

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アスパラ・自然農法・草の中のアスパラ

2021-07-03 | 昆布
アスパラ・自然農法・疲労回復・薬膳

 

北海道からアスパラが届きます。

道産だからといって全て同じ味ではありません。

作り手の農家さんや土、日の当たり方によって変わります、まるでワイン造りの葡萄のようですね。


アスパラの下の方の皮を剥いて、生の状態で口にしてみるとそれがよくわかります。

農薬や有機肥料さえも使わない、自然の連鎖だけの栄養分で育った赤井川の貴重なアスパラ。

少し細身で穂先はうっすら紫色、元気に育ったアスパラは、とても甘くてみずみずしい、良い香りがします。


アスパラに含まれるアスパラギン酸は滋養強壮に富み、その生命エネルギーが体を奥深く潤すような感覚を覚えます。


一本足の野菜は(椎茸やブロッコリー等)特に体によい野菜だと聞いたことがあります。


アスパラは、美肌にもよく消化器系の働きを促します。

体の余分な熱を冷ますので、蒸し蒸ししている日などにもお勧めの野菜です。

 

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なつめ・ナツメ・ナツメ・大棗・生薬・漢方

2021-07-02 | 昆布
ナツメ・棗・大棗・漢方・薬膳・生薬

 

今日は雨季の薬膳講習。

ナツメ茶を飲みながらの座学と料理教室なのでナツメのお話を少し。


ナツメは9月〜10月頃に実る小粒の実で、色つく前は青りんごのようなかたさと風味がし、赤く完熟すればしっとり甘くなります。


中国ではナツメを日常的に食べいるそうで、1日3個のなつめを食べれば元気でいられると言われることから、秋に実る庭のナツメをポプュラーに楽しむそうです。


ナツメは昔から珍重される五果の一つ(季・杏・栗・桃・棗)で、効能が高いので葛根湯にも入っています。

乾燥させたものは、大棗(たいそう)と呼ばれ、中医学では頻繁に使われる生薬です。


気を補い、血流を増やし、精神を安定させる効能があると言われています。


ナツメ茶を作る時にはそのまま加えるより、半分にちぎって煮出しましょう。

クコと合わせると効果も高まりふんわり甘い、紅茶と合わせても美味です。

料理では、参鶏湯サムゲタンなどによく入っていますね。

煮物、ナツメ酒、ジャムなどにしても良いし、薄切りにしてカラカラに干したものもお勧めです。

 

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