"Amarone della Valpolicella 2004"x2 Villa Monteleone -Veneto
純粋培養酵母の検分。何故2種か。それは、
1.自然酵母のみを使ったナチュラルなもの
2.純粋培養酵母を使ったもの
だからである。ワインは同じもので、タンクよりの採取。
品種はコルヴィーナとロンディネッラ。
色は、
1.まだ完成品に至っていないというのに、既にガーネット色。やや透明感があり、きれい。爪の色は薄い。
2.濃い目のルビー色。爪まで色が出ている。かなり深みあり。
* 色で既に違いが見られ、とても同じワインとは思えない。自然の酵母のみの方が酸化が速いよう。
香りは、
1.フルーツが優しい。甘辛両方のスパイス、タバコ、奥には土。香りは2より抑えられた感じで、どちらかと言うと細く長い。やや揮発性の香りvolatileあり。
2.最初、閉じている。甘酸っぱく、サクランボの一種visciole、黒い木の実などが感じられる。強さと持続性は良い。スパイスはコショウなど。他に土。アルコールややあり。適度な深みあるが、香の変化が1に比べて乏しい。
* 香りも若干の共通性はあるが、自然酵母の方が酸化が進んでいる感じ。優しさがとても心地良いのが1、アマローネらしい感じは2。
味は、
1.じわっと甘さが出る。アルコールはやや強い。後味が、香りと同じく細く長い。アルコールの強さがアマローネらしさを感じさせるが、全体にらしくない優しさがある。
2.アルコールあり。フルーツがきれいに広がる。最初甘い感じで、そのうち苦味に移る。塩味かなりあり。ボリュームを感じるが、それぞれの成分がバラバラな感じ。最後に苦味がやや残る。
* アマローネらしいと言えば2。1も、アルコールの強さなどに表れているとは言え、何かがちょっと違う。1は、じっくり優しく変化するが、2は、変化が少ない。最初はインパクトが良いが、だんだんと飽きてくる。
私は個人的に自然酵母の方に軍配をあげたい。優しさ、心地よさ、適度な変化があり、飽きない。純粋培養酵母の方は、非常に良く出来ていて、パフォーマンスありで最初は良いが、どうしても途中で飽きてくる感があるのは否定できない。
純粋培養酵母を使うか否か。リスクを考えると使う方向に行き、そのせいだけではないが、巷には北のでも南のでも同じような味わいのワインが多い。悲しい事実である。まあ、(適度に)美味しければイイって考えもあるけど。。
純粋培養酵母の検分。何故2種か。それは、
1.自然酵母のみを使ったナチュラルなもの
2.純粋培養酵母を使ったもの
だからである。ワインは同じもので、タンクよりの採取。
品種はコルヴィーナとロンディネッラ。
色は、
1.まだ完成品に至っていないというのに、既にガーネット色。やや透明感があり、きれい。爪の色は薄い。
2.濃い目のルビー色。爪まで色が出ている。かなり深みあり。
* 色で既に違いが見られ、とても同じワインとは思えない。自然の酵母のみの方が酸化が速いよう。
香りは、
1.フルーツが優しい。甘辛両方のスパイス、タバコ、奥には土。香りは2より抑えられた感じで、どちらかと言うと細く長い。やや揮発性の香りvolatileあり。
2.最初、閉じている。甘酸っぱく、サクランボの一種visciole、黒い木の実などが感じられる。強さと持続性は良い。スパイスはコショウなど。他に土。アルコールややあり。適度な深みあるが、香の変化が1に比べて乏しい。
* 香りも若干の共通性はあるが、自然酵母の方が酸化が進んでいる感じ。優しさがとても心地良いのが1、アマローネらしい感じは2。
味は、
1.じわっと甘さが出る。アルコールはやや強い。後味が、香りと同じく細く長い。アルコールの強さがアマローネらしさを感じさせるが、全体にらしくない優しさがある。
2.アルコールあり。フルーツがきれいに広がる。最初甘い感じで、そのうち苦味に移る。塩味かなりあり。ボリュームを感じるが、それぞれの成分がバラバラな感じ。最後に苦味がやや残る。
* アマローネらしいと言えば2。1も、アルコールの強さなどに表れているとは言え、何かがちょっと違う。1は、じっくり優しく変化するが、2は、変化が少ない。最初はインパクトが良いが、だんだんと飽きてくる。
私は個人的に自然酵母の方に軍配をあげたい。優しさ、心地よさ、適度な変化があり、飽きない。純粋培養酵母の方は、非常に良く出来ていて、パフォーマンスありで最初は良いが、どうしても途中で飽きてくる感があるのは否定できない。
純粋培養酵母を使うか否か。リスクを考えると使う方向に行き、そのせいだけではないが、巷には北のでも南のでも同じような味わいのワインが多い。悲しい事実である。まあ、(適度に)美味しければイイって考えもあるけど。。