乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

杵築神社(きつき:平群町福貴畑)大型絵馬2枚と「聖観音座像」「木造深沙大将立像」(9景)

2011-12-01 | お出かけ



   杵築神社(きつきじんじゃ 平群町福貴畑1396番地)大型絵馬と「聖観音座像」「木造深沙大将立像」








 信貴山から十三峠に向ってミニバイクで走っていると、杵築神社(平群町福貴畑1396番地)がありました。▼







 絵馬堂の前には鳥居。鳥居の両側には、写真のように飾られていました。▼




 中に入ってみますと、明治時代の大型絵馬が手の届きそうなところに奉納されています。▼










 驚きましたのが観音堂

 中をのぞいてみますと、とても立派な観音様と姿の良い立像がいらっしゃいます。▼




 聖観音座像 (向って 右)     室町時代


 福貴畑の氏神、杵築神社境内の観音堂の本尊。木彫、檜材の寄木造。差首、内刳りで素地仕上げ。白毫水晶。結跏趺坐(けっかふざ)し、像高93.4cm(三尺一寸)、膝張67.7cm。
 後頭部内面に「空阿 天文十七年甲戌八月十八日(1548) 宿院仏師 源次」の墨書銘文がある。空阿と源次は、実は同一の人物で、開眼導師としての空阿と仏師名としての源次を使い分けていたと考えられている。
 宿院仏師は南都宿院町に工房を置いていた番匠(大工集団)仏師である。町内ではこの像と椿井廃寺の十一面観音立像(享禄5年:1532/宿院源四郎、源次ほか)の二例が宿院仏師の作として知られる。



 木造深沙大将立像 (左)  室町時代 前期


 福貴畑の氏神、杵築(きつき)神社観音堂において本尊聖観音座像の脇尊として祀られている巨像で、高さ197?。寄木造りで、南北朝~室町前期の作と考えられている。
 仏教の真髄を知るため、唐よりインドに向かった玄奘三(げんじょう)蔵(三蔵法師)が砂漠で遭難しかかった時に救った神とされる。
 憤怒の表情で、髑髏(どくろ)の首飾り、臍には子供の顔、膝は象頭を付け、腕に蛇を巻いた奇怪な姿である。本来は砂漠の神であるが、波の彫刻の付く台座に乗り、杵築神社像においては龍神として祀られていた可能性がある。胎内には、天明5年(1785)の河内仏師による修理銘がある。
 珍しい仏像であるが、町内では信貴山奥の院(米尾山福蔵寺)にも秘仏として祀られている。昭和51、52年に地元の有志・平群史蹟を守る会等が中心となって[深沙大将像修復推進委員会]が結成されて浄財を集めて修復された。この際、福貴畑大字により観音堂の 建物も整備されている。
 なお、地元では「龍神」として雨乞いの対象にされていたらしく、足下に波模様の飾り(近世の後補)が付けられていた。本来、砂漠の神であり、解体修理の際に取り外されている。





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お掃除地獄を楽しみます……師走山茶花

2011-12-01 | 乱鳥徒然 Rancho's room.




 



    師走山茶花





 師走

 山茶花が咲き始めました。


 今年も実は恐ろしい程いっぱいです(笑)

 そのうち、謡曲『鉄輪』のように、真っ赤になるのでしょう…(怖…笑)


 毎年愚痴のように書き続けていますが、わたしは植木屋さんに桃色を頼んだのです。

 そして心待ちに咲いたのが、こちら▼
                 


 PINKといっても絶対的な間違いではないのですが…赤いのです、真っ赤なのです。

 一面が 真っ赤っかの狂い咲き、みだれ咲きになるのです(笑)


 しかし、不思議なものです。

 春には花枝があるかと眺め、秋口になると、つぼみのふくらみを毎日のように目で追います。

 
 山茶花と椿は、花はほんの少し似ていますが、菖蒲と杜若ほど見分けが難しくはありません。

 なぜなら、葉が全く違うからです。


 山茶花の歌は有名です。

 しかし、この歌を思い浮かべず複数本植えたばかりに、冬は毎日 毛氈のようです。


 山茶花の歌は有名です。

 ですが、曲名は『たき火』 です。





      作詞:巽聖歌、作曲:渡辺茂


      1 かきねの かきねの まがりかど
        たきびだ たきびだ おちばたき
       「あたろうか」「あたろうよ」
        きたかぜぴいぷう ふいている

      2 さざんか さざんか さいたみち
        たきびだ たきびだ おちばたき
       「あたろうか」「あたろうよ」
        しもやけ おててが もうかゆい

      3 こがらし こがらし さむいみち
        たきびだ たきびだ おちばたき
       「あたろうか」「あたろうよ」
        そうだん しながら あるいてく

        
        中央線 立川行き 豊田発車 115系長野色 たき火の発車メロディ




 
 今日から十二月

 お掃除地獄を楽しみます(*^D^*)


 
 

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