乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『敵討天下茶屋聚』 <松本幸四郎スペシャルインタビュー付> 平成23年5月・新橋演舞場

2011-12-05 | TVで 歌舞伎・能楽
    (写真は四天王寺。『敵討天下茶屋聚』に出てくる…)



   『敵討天下茶屋聚』 <松本幸四郎スペシャルインタビュー付>



出演:松本幸四郎 中村梅玉 中村魁春 中村錦之助 市川高麗蔵 大谷友右衛門 大谷桂三 松本錦吾 坂東彌十郎 中村歌昇(現・又五郎)
2011年
191分
カラー
【出演】中村歌六、市川段四郎、中村吉右衛門 幸四郎が天保年間以来となる一人二役を復活上演した話題の舞台。 江戸時代に大坂の天下茶屋で実際に起こった仇討の事件を題材にした仇討狂言の傑作。活躍する安達元右衛門という役どころは、四世大谷友右衛門が工夫を凝らし、以後多くの名優が演じ練り上げられてきた悪党ながら愛橋のあるキャラクター。今回はその安達元右衛門と、悪の首領である東間三郎右衛門という魅力的な悪の二役を幸四郎が初役で勤めた。幸四郎のほか、梅玉の伊織、錦之助の源次郎、段四郎の玄蕃頭、そして吉右衛門の人形屋幸右衛門という贅沢な配役で。(2011年/平成23年5月・新橋演舞場)<松本幸四郎スペシャルインタビュー付>







 今年5月

 新橋演舞場『敵討天下茶屋聚』をテレビ初放送され、見ることができた。

 喜劇性にと実、幸四郎丈のメリハリと歌舞伎口調と見得といった持ち味がいかされる。

 たいへん面白かった。

 関東には面白い演目が多くはられるな!と、遠征まではなかなかできない主婦のわたしは、テレビで楽しむ☆

 
















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劇団四季の『サウンド・オブ・ミュージック』    大阪 (5景)

2011-12-05 | 舞台・芝居







 11月27日

 劇団四季の『サウンド・オブ・ミュージック』を見てきたよ。



 上は、その日の昼公園のキャスト

 劇団四季では毎日、このように表示され、キャストの載った紙も用意されているよ。



『サウンド・オブ・ミュージック』は大人もこどもも楽しめたよ。

 歴史的なことや当時のユーロッパでの女性家庭教師といった立場を考えると、重々しい気持ちになって考えさせられるね。

 始まって割合に早い段階で涙が流れてとまらなかった。

 琴線に触れる部分は、わたしの場合は三ヶ所もあったよ。

 けれど、そんなことを抜きにして、劇団四季の『サウンド・オブ・ミュージック』は素晴らしい。

 こどもたちは満面の笑みで会場を去ったよ。

 劇団四季『サウンド・オブ・ミュージック』は完成された舞台のひとつって言う感じで、目一杯楽しみ満足感いっぱいを抱えて、わたしも会場を跡にした。




 劇団四季をみると毎回満足感が大きい。

 能楽と同じくらいに感動するよ。

 劇場に足を運ぶなら、しあわせな気分に浸れて、余韻が長引く舞台ジャンルに変更すべきかな?

 わたしの場合、そろそろ 劇場で見る場合においては、芝居の転換期かな?(笑)



『サウンド・オブ・ミュージック』を見終えて家に戻り、よりに早速四季のチケットを予約したよ。

 今度は京都駅での『マンマ・ミーア』 

 随分先のチケットにしたけれど、楽しみ~☆

    

 


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大仏池とモミジとイチョウ     東大寺 西側 (6景)

2011-12-05 | お出かけ
  (池の向こう側に、東大寺の大仏殿が見えます)








  
          






              奈良 東大寺 西側 大仏池
                夕方になると鹿が水を飲見にやってきます。










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『右門捕物帖 恐怖の十三夜』 7.5★『むッつり右門捕物帖 鬼面屋敷』7.5★『そうかもしれない』10★

2011-12-05 | 映画


 『右門捕物帖 恐怖の十三夜』 7、5★

放送日 11月
04(金) 深03:15
13(日) 深03:30
22(火) 前07:30
監督:志村敏夫
原作:佐々木味津三
脚本:竹井諒 森川太郎
出演:嵐寛寿郎 田中春男 上田吉二郎 渡辺篤 雅章子
1955年
東宝
78分
モノクロ
闇を飛ぶ影 月に浮かぶ鮮血の手形 名同心右門が堕ち込む謎の罠 深夜の大江戸に次々と起こる殺人事件!姿なき殺人鬼を追って謎の大名屋敷に単身乗り込む右門の危機! 寛永年間、徳川三代将軍の治世に、岡山池田家お家乗っ取りの陰謀をめぐって起こる謎の連続殺人事件を舞台に寛寿郎の右門、渡辺篤のおしゃべり伝六らが出演し大活躍するスリラー時代の決定版。






 『むッつり右門捕物帖 鬼面屋敷』7、5★


監督・脚本:山本嘉次郎
原作:佐々木味津三
脚本:加藤泰
出演:嵐寛寿郎 榎本健一 柳家金語楼 志村喬 宮桂子
1955年
東宝
86分
モノクロ
寛寿郎の右門か、右門の寛寿郎かと言われるほどの嵐寛寿郎のお家芸「むッつり右門捕物帖」 千万両の埋蔵金をめぐって起こる謎の連続殺人事件を主軸に、悪旗本の陰謀団、大名の姫君、忠臣、それに長屋の連中がからみあって巻き起こす決闘、恋愛、珍騒動!最後に右門の活躍によって事件は解決、すべてがまるく収まる!寛寿郎の右門とエノケンの伝六、日本一のコンビが大活躍!







 『そうかもしれない』10★


監督・脚本:保坂延彦
原作:耕治人
出演:雪村いづみ 桂春團治 阿藤快 下條アトム 夏木陽介 烏丸せつこ
2005年
「そうかもしれない」製作委員会
106分
カラー
「どんなご縁で、あなたにこんな...」 静かにゆっくりとこわれていく妻と、ただ見守る夫。 実話にもとづく夫婦愛と感動の私小説、堂々の映画化。 多少の波風はあっても、それほど悪くもなく、かといって派手な人生でもなく、日常を過ごしてきたごく普通の夫婦。穏やかな晩年を共にゆっくりと過ごすはずだったのに...。 ある日突然、妻が認知症となった。少しずつ進行する症状。夫に出来ることはただ献身的に妻に寄り添い暮らすことだけ。そんな中で夫に癌が発症していることがわかった。夫は病院に、そして妻は特養ホームに。そしてある日、夫婦にほんとうの別れの日がやってきた...。 「天井から降る哀しい音」「どんなご縁で」「そうかもしれない」。妻の認知症介護と自らの癌との闘病をもとにし、“命終三部作”といわれる耕 治人の短編集を、10年越しの企画として暖めてきた保坂延彦監督が自ら脚本を執筆し、情感豊かに映画化。 「老い」は「病」ではなく、生あるものの然るべき姿で、その「老い」と「病」の日常の中で、夫婦の絆の悲しくも美しい日々を明るく描き出す






  『右門捕物帖 恐怖の十三夜』『むッつり右門捕物帖 鬼面屋敷』


 今年になって『石見重太郎』で知った嵐寛寿郎。

「石見重太郎、天誅てんちゅうにかけても………」

 あの一本調子で実直な口調に引き込まれ、『右門捕物帖 恐怖の十三夜』『むッつり右門捕物帖 鬼面屋敷』を見る。

 漫画のようなノリで、面白い。

 芝居四倍といった口調もいいが、嵐寛寿郎のような ぼくとつとした台詞回しと刀さばきも良いなぁ~。





  『そうかもしれない』


 雪村いづみさん、桂春團治さん…

 筋書きはいたって単純

 表現や構成が素晴らしいと、わたしは思った。


 自然なお二人に引き込まれた☆

 感動を、ありがとうございました。




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160;  『名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語』中野京子著 光文社新書 2010年

2011-12-05 | 読書全般(古典など以外の一般書)



  160;  『名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語』




 中野京子著

北海道生まれ。早稲田大学講師。専門はドイツ文学・西洋文化史。著書に『怖い絵』『怖い絵2』(以上、朝日出版社)、『危険な世界史』(角川書店)、『オペラでたのしむ名作文学』『メンデルスゾーンとアンデルセン』(以上、さ・え・ら書房)、『情熱の女流「昆虫画家」』(講談社)、『恋に死す』(清流出版)、『オペラ・ギャラリー50』(共著、学習研究社)など、訳書にツヴァイク『マリー・アントワネット上・下』(角川文庫)などがある。朝日新聞ブログ〈ベルばらKidsぷらざ〉にて歴史エッセー「世界史レッスン」を連載中。ブログは「花つむひとの部屋」。

 光文社新書

 2010年5月18日発売

 204ページ 1,029円

 

 ブルボン家はヨーロッパ名門中の名門だが、王朝としてフランスに君臨したのは、およそ250年。ハプスブルク家が、最後は大伽藍がゆっくり崩れ落ちるように濛々たる煙の中に没していったとするならば、ブルボンの終わりはギロチンの刃の落下と同じ、すばやくあっけないものだった。(「はじめに」より抜粋)
 世継ぎの混乱と血みどろの宗教戦争に彩られた王朝の誕生から、19世紀、ヨーロッパ全土に吹き荒れた革命の嵐による消滅まで、その華麗な一族の歴史を、十二枚の絵画が語りだす。『名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語』に続く、ヨーロッパの名家を絵画で読み解く第2弾。
目次

はじめに
ブルボン家系図(抄)
前史
第1章 ルーベンス『マリーのマルセイユ上陸』
第2章 ヴァン・ダイク『狩り場のチャールズ一世』
第3章 ルーベンス『アンヌ・ドートリッシュ』
第4章 リゴー『ルイ十四世』
第5章 ベラスケス『マリア・テレサ』
第6章 ヴァトー『ジェルサンの看板』
第7章 カンタン・ド・ラ・トゥール『ポンパドゥール』
第8章 グルーズ『フランクリン』
第9章 コベール・ロベール『廃墟となったルーヴルのグランド・ギャラリー想像図』
第10章 ゴヤ『カルロス四世家族像』
第11章 ダヴィッド『ナポレオンの戴冠式』
第12章 ドラクロワ『民衆を導く自由の女神』
主要参考文献
あとがき
年表(本書に関連した事項のみ)
本書で取り上げた画家(生年順)プロフィール

 

 中野京子先生の『名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語』を読む。

 著者は 『名画で読み解く ハプスブルグ家 12の物語』も合わせて読むと両側から見られると記されていた。

 興味深く一気に読み、満足した。




 今回はほんの題名などの記録だけで失礼申し上げます。
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