乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

メモ: 跋 跋文

2020-08-07 | ことのは

 

跋 (バツ・ふむ)

 1.ふみつける。ふむ。ふみつけて歩く。
 「跋渉」
 2.とびはねる。
 「跋扈(ばっこ)」
 
 
跋文(ばつぶん)
 1 書物の、本文の後に書く文章。跋(ばつ)。
 
 
 
 
 

今昔狐夜噺十四丁裏

  

一九画作(ぐわさく)と。いかめしく記(しる)しぬるを。予が

□(欠け)か目(め)の秤(はかり)にかけて。彼(かれ)が出世(せ)と作(さく)とを

ためし見るに。あわや秤(はかり)の倅(さほ)の中程(なかほど)

よりおれたきハ。いづ神をかろしとも

わかたず。画(ゑ)ハおしつよく。作(さく)ハおしの

おもきなへと。例(れつ)のにくまれ口を

    雪亭(せつてい)主人か帰(かへ)り

     がけの駄賃(だちん)にいふ

 
 
 
 
 
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乱鳥、 チーン

2020-08-07 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

写真は蘇州『評談』

 

 

 コロナが怖いとはいえ、毎日毎日家に閉じこもっているのは困ったものだと自己分析する。

 多少体重アップが見られたので、この際タンパク質はとりつつダイエットと思い、炭水化物を減らしバランスの良い食事を試みる。

 午前中は家事で体を動かし、午後はゆったりした時間を過ごす。

 夜はほんの短時間エアコンを切り、音が漏れないように窓を閉め、ズンバやらロックに合わせて踊るやら、ラジオ体操やらを組み合わせて体を動かすと、汗が出るわ、歩数は稼げるわ。

 そしてこの十日間ほどで、一キロ痩せた。

 これは、したり!とほくそ笑む乱鳥。

 この調子だと、一ヶ月で三キロ。三ヶ月で九キロ。

 おほほおほほと、獲らぬ狸の皮算用。乱鳥挫折は、いつもの事である。チーン

 

 

 

 

 

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化物和本草 3 一丁裏 二丁表  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

2020-08-07 | 山東京傳

 

 

 化物和本草 3 一丁裏 二丁表  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

 

 

 化物和本草 3巻

 山東京伝作 1761-1816

 葛飾北斎画 1760-1849

 版元 山口屋忠右衛門

 寛政十 (1798)

 18cm

 黄表紙

 早稲田大学所蔵

 早稲田大学図書館 (Waseda University Library)

 

化物和本草 一丁裏

獅子身中虫(しゝしんぢうのむし)

    加古川本草(かこがハほんざう)

    網目に曰(いハく)

しゝしんぢうのむしといふハ、かしらハつりどうろうのことく

はねハくものすのごとく、しりおハふみのごとし

つねにゑんの下にすまいをなし、たこ ざかな

ゑじきとなし、そのこゑ

ゆらどの/\となく、あるひと

かんざしをしやりけんにうつて

このむしをころしかも、川へ

ながしたるとなり、もつとも

あかいわしをきらふ むしなり、

いつさい このむしハ

そのいゑのろくを

はんで、そのいゑを

ほ□つばさんと

はつひいたつて

ふぎふぜんを

このむなり

にくむべく

おそるべきむし

     なり

忠臣義

  七段目

つまびらかなり

今こゝに

りやくす

 

化物和本草 二丁表

「のふこわや

 おそろしや

 

化物和本草 一丁裏

  「ゆふべのゆめが

   わるかつた

   にげろ/\

 

化物和本草 一丁裏

  「あのやつこハしやうぶかわの

   きものをきているから

   てらおか平右衛門かと

   おもつて、ひつくり

          した

 

忠臣義

  七段目

つまびらかなり

 祇園一力茶屋の場^^

 

 

 

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化物和本草 2 内表紙 一丁表  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政10 版元 山口屋忠右衛門

2020-08-07 | 山東京傳

 

 

 化物和本草 2  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政10 版元 山口屋忠右衛門

 

 

 化物和本草 3巻

 山東京伝作 1761-1816

 葛飾北斎画 1760-1849

 版元 山口屋忠右衛門

 寛政10 (1798)

 18cm

 黄表紙

 早稲田大学所蔵

 早稲田大学図書館 (Waseda University Library)

 

京傳子歳述  翻刻必究

 

ばけものやまとほんぞう ぜん

化物和本草 全

 

巻首有巴山人之圓章

雲顧君子須認比為真

 

化物和本草 一丁表

此(此)猥史(さうし)の趣向(しゆこう)は、元来(ぐハんらい)水点の放屁(ふうひ)のごとく、また

野猫(たぬき)の鼾睡(いびき)に似たり、これをたゝめバ、二巻(にくハん)となり、

これをひらけバ十枚あつて、阿菊(おきく)が皿(さら)の闕(かけ)たるもあり、

見越(みこし)の頸(くび)の余(あま)れるもあり、廼是その初(すなわらこれそのうし)酒田(さかた)の金平(きんぺい)

先生、蛍合戦(ほたるがっせん)の明かりをかりて、雪女児(ゆきおんな)の燈(ともしび)かゞげ、

剪冠(きりかぶり)の筆(筆)を執て、徒(いたつら)に一盤(いつさん)の油を減じ編(あめ)る處(ところ)の

書(しよ)なり、然(しか)も狐色(きつねいろ)の表紙(ひやうし)をかき、減るに、三つ目の難我

用(もち)ゆ、蛤(あさり)も、詞書(ことバがき)ハ、化物屋鋪(ばけものやしき)の日記(につき)の如く、画図(ゑがら)は

珍物茶屋(ちんぶつちゃや)の招版(かんばん)に似たり、弔、野(の)にハ伏(ふくめ)とも、宿(やど)かるなと

いへる、那(かの)一つ家(ひとや)の壁中(つきちう)より、此書(このしよ)を得(ゑ)たり 尓云

 

 寛政十歳戌午孟春  京傳戯題 

 

 

廼(だい すな)

 とは、の/「の」の音を表すための語/なんじ/二人称代名詞/すなわちなどの意味をもつ漢字。 ... 日本では不確定レベルの漢字とされる。

 

徒(いたつら)[形動][文][ナリ]

 1 存在・動作などが無益であるさま。役に立たないさま。むだ。「徒に時を過ごす」

 2 あるべき物がないために物足りないさま。なんの風情もないさま。

  「入江の―なる洲 (す) ども」  更科

 3 何もすることがないさま。退屈。→いたずら

  「舟も出ださで―なれば」 土佐

 

一盤(いつさん) 一番(いつさん

 

弔 (とむらう  ちょう)

 

尓云 (ウンジ)(しかいう 云爾)

 文章の末尾に書かれ、上文の内容を強調指示する語。「これに他ならぬ」の意。

 漢文で「しかり」「しかいう」と訓ぜられる。

 

孟春 (もうしゅん)

〔「孟」ははじめの意〕
 ① 春のはじめ。初春。
 ② 陰暦一月の異名。

 

 

 

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化物和本草 1  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政10 版元 山口屋忠右衛門

2020-08-07 | 山東京傳

 

 

 化物和本草 1  山東京伝作 葛飾北斎画 寛政10 版元 山口屋忠右衛門

 

 

 化物和本草 3巻

 山東京伝作 1761-1816

 葛飾北斎画 1760-1849

 版元 山口屋忠右衛門

 寛政10 (1798)

 18cm

 黄表紙

 早稲田大学所蔵

 早稲田大学図書館 (Waseda University Library)

 

 

草蔵(草蔵紙)を見ると、

 絵や言葉や塗り絵などの落書きが書かれている事が結構多い。

 

 

 

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