乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

寺山修司の『田園に死す』が日本映画専門チャンネルで放映予定です。

2010-01-09 | 舞台・音楽 雑感メモ



 日本映画専門チャンネルで映画『田園に死す』は放映される。

 これは見ないわけにはいかない。


 ずいぶん昔のこと。映画『田園に死す』をレンタルビデオで見た。

 何年かして息子と恐山に行ったが、その恐ろしさは例え用が無かった。

 骨色の岩の陰に隠れると,わたしたちは現世から遮断された。

 映画の中でも、わたしたちが歩いた恐山でも、風車がまわり続ける。

 ただただ風のヒュルルンといううなりと物悲しい風車のからからとまわる音が寒々と響いてくる。

 
 骨色の岩を歩くと風に痛めつけられた前掛けの朱が目に留まる。

 もう二度と行くのはこりごりであるような、もう一度行ってみたいような、何かに導かれる恐山とは一体どういう訳なのか?


 寺山修司の描く映画『田園に死す』をもう一度機会があれば見てみたいと思い、方々のレンタルビデオ店で探していた。

 そしてこの一月にテレビで見られることを知る。

 これもまた縁。

 今回は録画の上CDにでも焼き付け得とくことにしよう。


 映画『田園に死す』を独り占めに刷るのはもったいないと思い、ここに記録した。

 興味のある方は日本映画専門チャンネルなどの手続きの上、是非ご覧下さい。

 ただし好みの映画でなかったとしても責任は負いかねますので、あしからず。

 
2010年01月24日(日) 28:00
2010年01月27日(水) 24:00
2010年02月08日(月) 28:00
2010年02月13日(土) 27:00


 http://www.nihon-eiga.com/prog/001152_000.html

 日本映画専門チャンネルから転載させていただきました ▼

 田園に死す

(C)ATG

ATG・アーカイヴ

※本編前には、作品を紹介する3分間のチャンネルオリジナル番組がつきます。(下の「上映時間」は、本編のみの時間です。ご注意ください。)
寺山修司が自身の代表的歌集「田園に死す」を映画化した作品。寺山の少年時代を回顧した自伝的色彩の濃い作品。子供時代の母親との関係や、さまざまな出来事の回想・イメージが、映画監督(菅)になった現在の"私"にモザイク的に襲ってくる。サーカスで見た空気女、怪力男、一寸法師、蛇使いの女。恐山の巫女、父親の霊。隣に住む美しいお嫁さん、化鳥(八千草)と駆け落ちする夢、馬小屋で出産する若い女・・・。"私"は、二十年前の自分と一緒に過去をひとつひとつ検証していくが・・・。

出演 菅貫太郎/八千草薫/新高恵子/原田芳雄
監督 寺山修司
原作 寺山修司
脚本 寺山修司
公開年 1974年
上映時間 103分★
カラー カラー
上映時間の横に★印がある場合は確定した上映時間です。それ以外は目安の時間となります。(初回放送のおよそ2週間前に確定します)

2010年01月24日(日) 28:00
2010年01月27日(水) 24:00
2010年02月08日(月) 28:00
2010年02月13日(土) 27:00



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映画『無本松の一生』 1958年  稲垣浩監督 岩下俊作『富島松五郎伝』原作  三船敏郎 高峰秀子

2010-01-09 | 映画



    映画『無本松の一生』

 ★★★★★ ★★★★☆

 東宝 1958年 106分

監督  稲垣浩

原作  岩下俊作『富島松五郎伝』

脚本 (脚色)伊丹万作

     稲垣浩

キャスト

 三船敏郎

 高峰秀子

 芥川比呂志

 笠原健司



 たいへん面白く酸かったするが、最後は涙した。

 もう一度見たくなる映画。


 高峰秀子さんは美しかった。

 三船敏郎さんは黒沢監督などの何作品かは見たことがあるが、この映画で好きになった。

 昔はこんなにも重厚克つ軽快な映画が簡単に楽しめたんだなぁ。

 難しいことはわからないが、テレビが普及したのは便利だが、こういった文化をもっと本腰を入れて守るべきだったんじゃないのかな?

 とはいえ、そういうわたしもこういった映画を日本映画専門チャンネルで見ているのだけれど、ね。

 



日本映画専門チャンネルより下記を転載させていただきました。▼

 '43年に坂東妻三郎主演で撮られた同名映画の再映画化。当時の検閲によってカットされたのを不満に感じた稲垣浩が同じ伊丹万作脚本をカラー、シネマスコープで新たに監督し、ヴェネチア国際映画祭でグランプリにあたる金獅子賞を受賞した。暴れん坊だが無垢の心を持つ天涯孤独の松五郎(三船)はある日、足を痛めた少年・敏雄(笠原)を救う。それが縁で夫を失った親子と親密になっていく。敏雄を実の息子のようにかわいがり、未亡人の良子(高峰)にはいつしか淡い恋心を抱くようになるが、時は流れていった…。松五郎の太鼓の音が胸に響く。
 


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映画『竹取物語』 監督  市川崑  沢口靖子 三船敏郎 若尾文子

2010-01-09 | 映画


     映画『竹取物語』


 

 ★★★☆☆ ☆☆☆☆☆

 1985 フジテレビジョン 

 1987年 126分 日本


 監督  市川崑

 キャスト

   沢口靖子

  三船敏郎

  若尾文子

  中井貴一

  岸田今日子


 皆が知っているだろう『竹取物語』 があんな風に陳腐に表現できるんだというお手本のような映画といえば失礼だろうか。

 市川崑監督はなにをもってこの映画にあたられたのだろうか?

 せめできれいな日本語で進められれば良かったのかも知れない。

 うまい役者の中にかわいい女の子をぽちゃんとはめ込まれた当なこの映画。なんだか突っ込みどころ満載の映画だったのが残念。


まさか、
関係者「是非監督のお力で沢口靖子を美しく見える映画に出して下さい。」
監督「むむ。」
なんてことは無いのだろうが、若尾文子といい、岸田今日子といい、沢口靖子よりも透き通った人間からかけ離れた美を放たれていたのはいささか問題であった。

 沢口靖子は美しいが人間的且つ健康美そのもので、お芋をもってにっこりと笑いながら月まで駆け上っていきそうなかわいらしさだった。

 おそらくJAバンクのCMの影響が植え付けられているせいであろう。


 多くは語るまい。

 ただわたしのとっては最初に見逃した箇所をもう一度再生してみたいとは思わない映画であったことは確かである。



 これはあくまでもわたしの見た記録です。

 もし失礼があればお許し下さい。

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映画『壬生義士伝』 2002年 浅田次郎原作 中井貴一 佐藤浩市 夏川結衣

2010-01-09 | 映画


              

   映画『壬生義士伝』【When the Last Sword Is Drawn)



 ★★★★★ ★★★★☆

 日本 137分 2002年

 原作 浅田次郎
 
 脚本 中島丈博

 監督 滝田洋二郎

キャスト
吉村貫一郎:中井貴一
斎藤一:佐藤浩市
大野次郎右衛門:三宅裕司
ぬい:中谷美紀
しづ:夏川結衣
近藤勇:塩見三省
沖田総司:堺雅人
土方歳三:野村祐人
伊東甲子太郎:斎藤歩
篠原泰之進:堀部圭亮
園山七三郎:塚本耕司
永倉新八:比留間由哲
谷三十郎:神田山陽
近藤周平:加瀬亮
佐助:山田辰夫
吉村嘉一郎:藤間宇宙
徳川慶喜:伊藤英明
大野千秋:村田雄浩
大野千秋(少年時代):伊藤淳史


 芝居につけ何かにつけこういった話には忠義がまとわりつくこと多々あり。

 しかし初段階では、こういった内容とは大きくかけ離れ、家族愛の方向を促す。



 吉村貫一郎(中井貴一)は愛する妻が口減らしのために死のうとする姿を目の当たりにする。

 本人にとっても下っ端である武士の吉村貫一郎にとっても不名誉であるが、金のため南部盛岡脱藩を脱藩を決意。

 新撰組に入ってからは、金のたねにおおいにに動き、家族に仕送る。

 守銭奴と仲間に嫌われののしられるが、自分は食わずとも仲間に握り飯を与え、忠義を持って己を全うする。

 彼もまたこの時代に生きた誠の伎の男であった。


 南部出身の女も義をもって、自害。

 斎藤一の妻、ぬいである。

 南部の人間は男も女も義にあつい。


 最終、吉村貫一郎が息絶え絶えに自害を致す時の万部の握り飯に手をつけずにこの世を去った彼の信念を思うと、目尻がにじむ。

 そうして大野次郎右衛門もまた祖手に答えるかのように方向を転換。


 吉村貫一郎の息子は結果父の遺品となった大野次郎右衛門の刀をもって、死を覚悟の上闘いに挑む。


 中井貴一の演技はぐいぐいとわたしたちを引き寄せる。

 その場その場の表情や声色が時には囁き、時には叱咤する。

 中井貴一の魅力あっての一作品だと感じた。


 近藤勇(塩見三省)と沖田総司(堺雅人)は飛び抜けた迫真の演技であった。

 また、しづ(夏川結衣)は美しく、ぬい(中谷美紀)は明解であった。


 筋書きは簡単で、時代の移り変わりまでをうまく的確に表現。

 楽しむことの出来る映画のひとつだと感じる。

 



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芝居

2010-01-07 | 舞台・音楽 雑感メモ


 娘がわたしの留守中に2月の歌舞伎鑑賞教室のチケットをとり、自販機で引き取ってきてくれた。

 今年は
  
   一、解説 南座と歌舞伎

             ご案内  桂 九雀

   二、『国訛嫩笈摺』(くになまりふたばのおいずる)

        どんどろ大師の場

        十郎兵衛女房お弓  上村 吉 弥
            巡礼お鶴  上村 吉太朗

 南座の歌舞伎鑑賞教室は今回で18回目とのことだが、わたしは今回が初めて。

 京都まで1演目で行くのは少々面倒という理由から足が遠のいていたが、どうにもこうにも芝居が見たくて仕方が無い。


 そういうと今年は松竹座初お目見えの團菊祭五月大歌舞伎があるとのお知らせ。

 ばんざ~いである。


 その2ヶ月後には7月大歌舞伎、

 関西歌舞伎を愛する回30周年とのことで、役者演目に期待に期待をかけている


 3月南座では三月花形歌舞伎。

 演目『加賀見山再岩藤』は観たいが、役者さんは

        多賀大領/御台梅の方  
  奴伊達平/望月弾正/鳥居又助  亀治郎
      岩藤の霊/長谷部帯刀  
            安田隼人  獅 童
            花房求女  松 也
          又助妹おつゆ  壱太郎
         二代目中老尾上  笑三郎
            お柳の方  翫 雀

など。

 亀治郎丈はよしとして,もっと翫雀丈がみたいところ。

 通しはいいが、翫雀丈の男舞も観たい。


 これを書いていて思い出したが、2月の演目『お祭り提灯』は興味のある芝居なので思案中。

 3月は大地真央戸のことでこれも外したくないが、只今考え中。

 東京歌舞伎座で一度は芝居も観てみたいし、あれもこれもで、さて本当に困ったものだ。


 とりあえずは近日予定の忠臣蔵までにはしっかり風邪を治しておきたい。



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のど飴

2010-01-07 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

          (写真はイランのウルミエ。タクシー内から。)

          




 風邪が少し落ち着く。

 
 昨日は家族がたいへんだった。

 家族は119で診ていただける病院を尋ねる。

 病院の確認をとってから、着の身着のままもわたしに毛布を着せて付き添ってくれる。

 
 家族が娘に連絡。

 娘は早めに帰宅。

 夕食とわたしの食べられそうなものを丁寧に作ってくれた。
 
 今日から出勤の家族のために弁当を作り、わたしの食べられそうなものも用意してくれる。


 洗濯と簡単な部屋の整理。

 勤務先休憩時間や帰宅時には、再三 二人からメールを受ける。

 いたれりつくせりで、申し訳ないと感じるが、たまにはそれもありとしよう。


 今日から少しご飯もいただき、笑顔をとりもどす。

 家族とはなんとあたたかなものだろうと、久々に風邪でダウンしたわたしは身にしみて感じた。

 明日はいつものわたしに戻れることだろう・・・。

 きのう娘が用意してくてたのど飴は、うれしさで 今日になって少ししょっぱい気がする。






 家族の勤務先では新型インフルエンザと風邪と二手に分かれて休まれている方がいらっしゃるということです。

 わたしの場合はひどい目の風邪。新型インフルエンザは陰性でした。

 皆さんも今の季節風邪をひかれませんようくれぐれもご注意下さい。

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1; 『掌の小説』 短編122編  川端康成 著  新潮文庫

2010-01-07 | 読書全般(古典など以外の一般書)

(写真はイランのウルミエで。タクシーの車窓から撮る。)


 2010年度 1冊目  



      『掌の小説』

 

 川端康成 著

 新潮文庫

 昭和46年3月15日 第1版

 平成9年11月15日 第3版 

 P.599 667円(+税)



 『掌の小説』




 川端康成著が40年もの愛他に書き『掌の小説』を読む。

 川端康成の『掌の小説』は舞台も映画も未だかってみたことは無い。

 だが、以前読んだ時よりの映像が鮮明にイメージされ、短編作品がより具体的に舞台と重なって楽しむことが出来た。

『掌の小説』は起承転結がはっきりしており、三次元空間での表現がつくりやすいのではないだろうかとわからないものがわかった風に戯言を述べる頓珍漢さをお許しいただきたい。


『掌の小説』をWikipediaで調べてみた。

 短編が丹念に連ねられていたので、こちらから転載させていただいた。


骨拾い
男と女と荷車
日向
弱き器
火に行く彼女
鋸と出産
バッタと鈴虫
時計
指環

金糸雀

写真
白い花


落日
死顔の出来事
屋根の下の貞操
人間の足音

二十年
硝子
お信地蔵
滑り岩
有難う
万歳
胡・子盗人
玉台
夏の靴

雀の媒酌
子の立場
心中
竜宮の乙姫
処女の祈り
冬近し
霊柩車
一人の幸福
神います
帽子事件
合掌
屋上の金魚
金銭の道
朝の爪

恐しい愛
歴史
馬美人
百合
処女作の祟り
駿河の令嬢
神の骨
夜店の微笑
夫人の探偵
門松を焚く
盲目と少女
母国語の祈祷
故郷
母の眼
三等待合室
叩く子
秋の雷
家庭
時雨の駅
貧者の恋人
笑わぬ男
士族
質屋にて
黒牡丹
日本人アンナ
雪隠成仏
離婚の子
顕微鏡怪談
踊子旅風俗
望遠鏡と電話
鶏と踊子
化粧の天使達
白粉とガソリン
縛られた夫
舞踊靴
楽屋の乳房
眠り癖
雨傘
喧嘩

化粧
妹の着物
死面
舞踊会の夜
眉から
藤の花と苺
秋風の女房
愛犬安産
ざくろ
十七歳
わかめ
小切
さと

五拾銭銀貨
さざん花
紅梅
足袋
かけす
夏と冬
笹舟



秋の雨
手紙
隣人
木の上
乗馬服
かささぎ
不死
月下美人

白馬

めずらしい人


 作品総数122編。長年にわたって書かれた『掌の小説』の中には、好きなものがいろいろとあった。

 しゃれたもの、抽象的なもの、おかしいもの、悲しいもの、切ないもの・・・。

 上に連ねた作品を見ると、それぞれが新鮮によみがえる。


 122編という多い作品の中でひときわ変わったものがあった。

「雪隠成仏」である。

 これにはまいった。

 あまりにもおかしいので、家族みんなにまわして読ませ、みんなして笑った。

 川端康成は正月に福もたらす作家である。

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台所

2010-01-07 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 仕事を持たない女が風邪を抉じらすと、部屋の片隅になおざりにされ だらしなくのびきったポトスのよう。

 愛情は注がれているが自分では家内から外を眺めることは出来ない。

 あたたかな布団が自分の全てのように感じ、仕事という場での世間との窓口を持たない女にとっては、世間が狭まるばかりだ。

 それでも本日は気分も良い。体温も下がったようす。

 きょうになって細々とした食をとり、あたたかな部屋で横たわりながら本と戯れる。

 たった一畳に空間はあまりにも狭く、 こんな時に限って部屋の隅々に目が行き届く。

 家中の品々が回路し、あれもせねばこれもせねばとせき立て、風邪におかされたことが悪癖のようにさえ感じてしまう。

 病は時として今回のわたしのように、人を卑屈にさえしてしまいことを知った。


 わが家の垣根の山茶花が固まりのように紅く染まる。

 紅く開いた花は潔くそれを落とす。

 わたしはそんな山茶花に幾分嫉妬を感じ、化粧気の無い影を鏡の中に見た。


 思えば暮れから今までが休む暇も無く、ここまで無理が出来たのも不思議な気がする。

 今のわたしは、くしゃりと投げすてた紙屑のような顔をしているのだろうか。

 気丈なわたしが風邪を引き、ややもするとネガティブになりゆく様は見るに耐えないが、いずれはわたしのこと。

 自分を渦の中に引き寄せ、パワーを溜め込み、広い世界へと解放する。


 明日は何事も無かったかのように風邪を引いたことなど忘れ、そこが自分の居場所であるかのように台所に立っていることだろう。


 



 注意; 【仕事を持たない女が風邪を抉じらすと、部屋の片隅になおざりにされ だらしなくのびきったポトスのよう。】

     【病は時として今回のわたしのように、人を卑屈にさえしてしまいことを知った。】


  上などの文中に書いた内容はわたし自信のことであり、一般の方を示したものではありませんことを付け加えさせていただきます。



     最後までお読み下さいまして、ありがとうございます。


     
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映画『ヘブン・アンド・アース 天地英雄』  中井貴一  チアン・ウェン

2010-01-06 | 映画



   映画『ヘブン・アンド・アース 天地英雄』 
       (WARRIORS OF HEAVEN AND EARTH)



 ★★★★★ ★★☆☆☆

 2003年 中国 125分

 監督 フー・ピン                   
                              
 キャスト

  中井 貴一

  チアン・ウェン

  ワン・シュエチー

  ビッキー・チャオ
                              


 映画『ヘブン・アンド・アース 天地英雄』を観た。

 筋書き云々よりもとりあえずかっこい良かった。


 6日は21時から中井貴一と佐藤浩市出演の『壬生義士伝 』放映。

 多分観る予定。

 
 今日も記録だけにて失礼申し上げます。
                              
                              
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映画『西鶴一代女』1952年  監督 溝口健二 原作 井原西鶴作  田中絹代

2010-01-05 | 井原西鶴


記録のみ


   映画『西鶴一代女』


 ★★★★★ ★★★★★


 日本(東宝) 1952年 138分 モノクロ

 監督 溝口健二

 原作 井原西鶴作「好色一代女」より


 キャスト

  田中絹代

  山根壽子

  三船敏郎

  宇野重吉  他



 1月4日はテレビばかりを観ていた。

『坂の上の雲5』を観た後、日本映画専門チャンネルで『マークスの山』と『西鶴一代女』を続けて二本楽しむ。


 映画『西鶴一代女』は筋、映像、演技、京ことば全てに置いて面白かった。

 当時の語りや瞽女や大門やその他のようすの意味合いや映像も興味深い。

 時間が半分くらいにしか感じないわたしにとっては面白く感じる映画のひとつ。



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映画『マークスの山』1995年 監督 崔洋一  原作 高村薫 中井貴一 萩原聖人 

2010-01-05 | 映画

(写真はテヘランのトゥチャール山です。  イラン20091230)

 記録のみ




  映画『マークスの山』<R-15>



お気に入り度  ★★★★★ ★★☆☆☆

1995年 日本(松竹株式会社) 141分

監督 崔洋一

原作 高村薫

キャスト

  中井貴一

  萩原聖人

  名取裕子

  小林稔侍 

  遠藤憲一    他


 前半、こんな役になぜ名取裕子さんがと疑問に感じていたが、後半で納得。

 彼女のような美しくて厚みのある人でないと作品にならない。


 多分原作はもう少し医学的心理学的に鋭いのではないかと思うが、映画では余りわからない。

 ジレンマに陥り、二度読んだ木々高太郎氏の『網膜脈視症』をまた読みたくなる。


 中井貴一に惹かれてみた映画だが、刑事と男(萩原聖人)のどちらかに焦点が絞りきれない感が強い。

 
 とにかく小林稔侍の暴力が怖い。

 学生時代の過剰な興奮の行動を伴った思いでと現実とが重なる。


 萩原聖人もまたしかり。

 現実と空想との狭間でもがき行動する。

 だが、萩原聖人は気の毒だった。

 ジャック・ニコルソンのような臭いのする若手の役者を使わねば無理があるかもと感じた。

 
 この映画の利点は男前は多く出演するところ。(笑み)

 遠藤憲一などが出てきたのは儲け物だった。


 萩原聖人の雪山山頂遭難。

 刑事たちに囲まれ、死んだはずの彼の左目からは涙ながれる。

 流れた涙は頬半ばで凍てつく。

 この涙には内容的に心うたれた。

 彼の涙は記憶喪失していた雪中自家用車内で心中した父母を思い出したのか、二人に会えたからかは定かではない。

 わたくしはこの清い涙がこの映画の臍のように感じた。


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一月にお誕生日をお迎えのみなさま  お誕生日おめでとうございます。

2010-01-04 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

(写真はテヘラン(イラン)の子ども総合服店)


 わたくしの父と母の誕生日はお正月に集中しています。







    一月にお誕生日をお迎えのみなさま

    お誕生日 おめでとうございます。

    楽しい一年をお過ごし下さい。


    そして

    一月以外のお誕生月の皆さんにもお祈り申し上げます。

    楽しい時間が訪れますように・・・。


                2010年 乱鳥



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たわいない話

2010-01-04 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

(写真はテヘラン北部のトゥチャール山(2009.12.30))

 今年の正月三ヶ日はあっという間にすぎた。

 今年は訳あって正月本来の意味合いに逆らい、今年は元日から洗濯や荷物整理に追われる。

 二日が事始めといわれる地方も多いそうだ。

 正月しょっぱなからばたばたしていたわたしは、今年は忙しくなりそうだ。



 下の子が休みで帰ってきていたので、楽しく会話。

 29日には京都の友達と出会い,30日に家に帰ってきたという。

 休み毎に出会える友人を持つ彼は親から観ていてもうれしいものだ。



 わたしが本を開けたのは二日になってから。

 現在川端康成の『掌の小説』

 門松を燃やす内容などの民族学的にも興味深い内容が多々記述されていて楽しい。



 三日に至るまでテレビを見る気力が無いくらい時差ぼけしていた。

 三日になってようやくテレビをつけ、楽しみにしていた『坂の上の雲 4』を観る。

 明日を予定している第5話も楽しみ。

 お正月番組は娘が気をきかして、歌舞伎二日分(内一本は歌舞伎座)と『ミナミの帝王』二本とをとってくれたという。

 これらも後日楽しみたい。


 
 暮れにエミレーツ内で観たマイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』が印象深く、暇さえあればわたしは彼の歌をスィング。

 おもにスリラー(爆)

 時々踊りを交えて歌って遊んでいると、娘が
「おかぁさん、大丈夫?」

 その会話をきいた息子が、
「家に帰ってきた気がするよ。」
とのたまう。

 三人を遠目に眺める夫はにやりと笑うのみ。

 まぁ今年もこんな感じで、わたしの阿呆はなおらない。



 明日は四日。

 息子は昼ご飯を食べ、◯◯に乗って社宅に戻る。

 寂しくなるが,いろいろ計画を立て寂しさを紛らわそう。



 そうだ!明日からは気持ちを切り替えて、もっと充実した時間を過ごそう。
 
 今年も良い年になりそうな気がする。

 うん!きっと素晴らしい一年になる。

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一年の計は^^V 『掌の小説』再読開始。今年もおおいに楽しみますヨ~~~。

2010-01-03 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

(写真はテヘランの12月の満月。   1;『掌の小説』川端康成の写真として。)




 2010年

 一年の計は正月(元旦)にあり。

 新年にあたり、皆さんは色々なご計画を練られていることでしょう。

 わたしもやりたいことが多く、ノートにあれこれと連ねてみました。

 どれから手をつけようかとうれしい悲鳴をあげております。

 今出来ることからこつこつと一歩ずつ歩んでいきたいと思います。

 まずは楽しいこと、可能なことをひとつずつ積み上げて,楽しい時間をつなぎあわせていこうと思っています。

 乱鳥、今年も自分なりの羽で羽ばたく予定でおります。

 危なっかしい飛行ですので、皆さんのあたたかな助言をいただければうれしく存じます。


 1;『掌の小説』川端康成


 そうそう、今日から川端康成の『掌の小説』の再読を始めました。

 短編集(559ページ)ですが、かなり面白い。

 現在111ページまで読む。

 中でも「時計」(39-41ページ)がしゃれていて好き。

 後400ページ余り。続けて、彼のシャープな感覚を楽しみたい。

 やはり川端康成は日本の誇れる作家の一人ですね。


 今年から本をじっくりと楽しむことに致しました。

 覚え書きですので、同じ本が度々出てくるかもしれません。

 気になるとことを記録しておきたいと考えています。

 前年度までとは違った形式になっていますことをお詫び申し上げます。


 
 さぁて、明日は何をして楽しもうかな。

 今夜も夢を膨らませております おばかさん@^na^@おばさんです。

 さぁて、今年も@^^@
あほっぺあほっぺおおいに楽しみますヨ~~~。 



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みなさま、明けましておめでとうございます。

2010-01-02 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

9写真はテヘラン北部のトゥチャール山(2009.12.30)で出会ったかわいらしい男の子です。)






 みなさま


 明けましておめでとうございます。

 今年もよろしくお願い致します。

 みなさまのご多幸と御健康を心よりお祈り申し上げます。


 一月一日、夕方五時過ぎに無事帰国。

 七時半頃に家に着き,今はゆっくりとした時間を過ごしています。


 今回は夏には暑くて行きづらいイラン南西部を中心に行きました。

 タンゲサルバックという珍しい遺跡も見てまいりました。

 この遺跡を訪れることが出き、感無量です。

 タースーアーやアーシュラーやタージィエという行事も見てまいりましたが、一言では言い表せないイスラムの方の宗教を大切になさっている宗教観に触れることが出来、イスラム国について色々と考えさせられる部分がありました。

 イランでは多くの方々にお世話になり、感謝しています。

 ありがとうございました。

 今は日本の地で安堵した気分を満喫しております。


 イラン行きにあたり、ご心配を下さいましたみなさまに感謝申し上げます。

 ありがとうございました。

 昨年暮れには多くのみなさまにブログにご訪問いただきましたようで、心より感謝申し上げます。

 また、留守中にコメントやメッセージなどをいただきました皆様方に御礼申し上げます。


 わたくし、今は時差をほぐすために努力しております。

 拙い記憶ブログではありますが、今年もよろしくお願い致します。


 みなさま、本当にご心配を頂戴しましてありがとうございました。




                 2010.01.02    乱鳥合掌





【乱鳥の書きなぐり】のアクセス・ランキング

アクセスとランキングの状況を表示します。ランキングは上位10000件まで表示されます。

過去1週間の閲覧数・訪問者数とランキング(日別)

日付 閲覧数 訪問者数 ランキング
2010.01.01(金) 1033 PV 344 IP 1809 位 / 1344727ブログ
2009.12.31(木) 1271 PV 509 IP 902 位 / 1344237ブログ
2009.12.30(水) 825 PV 325 IP 2130 位 / 1343874ブログ
2009.12.29(火) 1038 PV 361 IP 1867 位 / 1343482ブログ
2009.12.28(月) 1156 PV 321 IP 2444 位 / 1343120ブログ
2009.12.27(日) 955 PV 342 IP 2144 位 / 1342752ブログ
2009.12.26(土) 1184 PV 326 IP 2282 位 / 1342387ブログ
過去3週間の閲覧数・訪問者数とランキング(週別)

日付 閲覧数 訪問者数 ランキング
2009.12.20 ~ 2009.12.26 7022 PV 2062 IP 2761 位 / 1342387ブログ
2009.12.13 ~ 2009.12.19 7617 PV 2534 IP 1984 位 / 1339900ブログ
2009.12.06 ~ 2009.12.12 8304 PV 2730 IP 1874 位 / 1337227ブログ
コメント (4)
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