ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

230322 感動!グレイト栗山WBCジャパン世界1,さすが大谷翔平は素晴らしい、一味も二味も違う!!

2023年03月22日 | アフターセブンティ

 栗山監督ひきいるWBC侍ジャパンは2009年以来、14年ぶりに世界1の座を奪還。8時からの前回優勝アメリカとの決勝戦にしびれました。

3対1で迎えた終盤、8~9回、監督権限で若手ストッパーを投入できたであろうに、ダル、大谷2人のメジャー選手の気持ちに任せたと優勝会見で語っていた監督。やはり宮崎キャンプから参加したダルビッシュ選手へのリスペクト、随所にみせた大谷選手の優勝への決意、想い、二人のメジャーでの実績、鍛えられた精神力、見識にすべてを任せた選手を信じる力の凄さを感じた。

 今一つ決め球を欠く感じのするダルビッシュ投手、ホームランは打たれたが1失点にしのぎ、3対2の1点差で大谷に9回を任せた。どこからでもホームランが打てるアメリカチーム、1発同点逆転の後攻め有利の展開。先頭を決め球を見逃され四球。不安がつのる。次のバッター、2塁ごろ、併殺。よかった!。エンジェルスの主砲、MVP3回のトラウト選手との汗握る対決。

 大谷投手の入魂の6球。160kmのストレイト。汚れたユニフォームで4回の打席に立ち、最後は激走していた選手が投げているとは思えない球。まさに超人的な気迫と体力。最後を切れ味鋭いスライダーで三振にしとめ、大谷翔平は吠えた。帽子を投げ捨てグローブもほり投げた。球史に残る異次元の感動の瞬間である。思わず手をたたき飛び上がった次第。

 まさに日本野球は元祖アメリカ野球に並んだ。大谷選手が試合開始前メンバーに檄を飛ばしたらしい。アメリカにあこがれるな。尊敬の念はもっても弱気を少しでももってはダメ。中盤、日本の若手投手は堂々とメジャーの強力打線に立ち向かい抑えた。会談で監督はこの点を特に喜んだと表明。メキシコ戦の準決勝では吉田が同点スリーラン、村上がサヨナラ逆転二塁打、そして決勝でも村上が同点本塁打、決め所で活躍した選手もいるがやはり大谷の気迫とパワー、精神力、まさに侍魂が日本選手に伝搬しての優勝ではなかったろうか。かつて大谷がWBC優勝報道をみて感激、野球を志したように今日の優勝瞬間に感動した日本の子供たちに第二、第三の大谷が生まれたらすばらしいことだ・・・

かつて日本球界のレジェンドが二刀流なんてできっこない。プロ野球をなめるなと断言した。老兵は去るのみである!!二刀流実現を支援したのが栗山監督であった・・・・。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする