ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

181130 嗚呼壮烈の岩屋城址に九博、朝日のコラボ写真を撮りにいったが!!

2018年11月30日 | ボランティア

 九博ボランティアで季刊誌の編集に関与しているが正月発刊号の表紙に九博の建物と日の出のコラボ写真を使いたい、ということで撮ってみましょうかと軽く引き受けたのだが、いざ実際に早朝検分してみると森の樹々に邪魔されて真っ赤な日の出を入れるのは不可能と悟る。ヘリかドローンでも使わないと無理じゃないかと・・。

近場の山から撮れないかということで岩屋城址を思い出し行ってみることにした。西鉄太宰府駅近くの浦之城橋から四王寺林道をとおって登り口に向かわんとしたがなんと途中の大願寺あたりから通行止め、先の大雨被害で道路が崩落したとか。観光課に問い合わせると観世音寺から市民の森をへて九州自然歩道を利用して行けるという。ずっと前に展望所は行った記憶があるが市民の森通過コースは未体験。

ということで天気も晴れ予想で5時起床、体調もまあまあだったので6時出発。しかし外は真っ暗だし朝は冷える。ともかく市民公園入口の案内表示を車のライトで探索。確認してから観世音寺の駐車場に車をおき、リュックを担いで6時40分出発。日の出は7時だから7時半につければ日の出と遭遇できるだろうと軽く考えていた。表示板をみながら市民公園へ。

 途中出会った朝散歩のおじさんに岩屋城址までの時間を聞く。あのてっぺんだからと指さして30分もあれば行けるよ・・・7時20分、女性二人組と遭遇、あと5分くらいですよ。ほんとかね。7時半、林の先から真っ赤な太陽、焦る!

やっと岩屋城址の表示板。

ラストスパート。

通行止めになっている林道にでる。

丁度、岩屋城址のぼり口部分だけ通れるようにしてある。ここは以前来た場所。もうすぐだ。

嗚呼壮烈岩屋城址の石碑。1586年、大友氏の武将、高橋紹運以下700余名の武士が島津氏の大軍に攻められ全員討ち死にしたとある。360度展望台、太宰府天満宮、九博の周りを山々が連なる。

7時40分、太陽はだいぶのぼって赤みはなくなりギラギラまぶしいだけ、おまけにガスがかかったようで霞んでいる。

九博は森の中で天井屋根だけが見える。

絶逆光だしなかなか絵になりそうにないね。到着が30分は遅れた感じ。おまけにかすんでいてどうしようない。重量に耐えかねて、FZ300のコンデジしか持ってこなかった。

家を6時にでたという中年女性。せっかく撮影に来られたのにこんな天気で残念ですね。まあ1発で決まるとは思ってはいなかったがなかなかむつかしそう。たとえ赤い朝日が撮れたとしても九博はやねだけだしね・・・

8時15分撤収。帰路に着く。

この辺りの紅葉は日にはえてまだ美しい

面白そうな被写体を探しながら下山。

朝、暗い中確認した表示。結局、観世音寺に着いたのは9時35分。帰りの方が余計にか買ってしまった。朝日とのコラボがむつかしいので正月らしい雰囲気をだすために朝焼けがある日を見逃さずにガラス壁面を赤くそめる初あかねを狙った方がよさそうだ。帰宅10時。スマホ万歩計、6.8km、9894歩でした・・・・・

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181128 銀杏散る 黄の絨毯 雨に濡れ。筑後市美術展出品。

2018年11月28日 | 俳句

「写団うきは」のTさんがまえまえから言っておられた筑後市美術展に初めて出品してみることにして、筑後サザンクスに搬入すべく8時45分出発。今にも雨がふりそうな空模様。高速をつかわず下道の3号線をはしる。途中コーヒブレイクをいれて10時15分到着。

 ここは事前申し込みが必要ですでに受付番号は決まっている。出品料は2枚で1500円。1枚目がサイズ調整不足で当初の作品を変更、総合受付で変更手続きをして、規格チェックをうけ、支払いをすませて10時半に出品完了。筑後市は人口5万人ほどの田園都市だが新幹線船小屋駅、ソフトバンクファーム球場、芸文館などがあり人口増が続いている。筑紫野市同様、人口減環境下、がんばっているといえる都市。

(ペンタックスK3,16~45mmレンズ)

 雨がぽつりぽつり。帰り道、ここから20分の太原(タイバル)のイチョウ公園を見にゆく。きれいさっぱり落葉して、黄色い絨毯のみ残している。誰もいない。1週間前には親子ずれやアジアの観光客であふれかえっていたらしいが今日はわたしだけ。3~4台車がやってきてすぐUターンして帰ってしまった。

まあ、これも晩秋の風情とおもい数カットシャッターをきる。しばし黄色の絨毯をながめながらコンビニ弁当昼食。

    

ここで1句ひねる。          銀杏散る黄の絨毯雨に濡れ

帰宅13時。今年も残すところあとわずかになったが四季折々の自然のいとなみも粛々と進行している!!

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181126 大相撲九州場所、升席で飲りながら堪能、貴景勝22歳初優勝!!

2018年11月26日 | 趣味と交遊

 写友のYさんが大相撲九州場所の升席のチケットが入手できたので行きませんかとお誘い、渡りに船で行かせてもらいます!!だいぶ以前に高見盛(現、振分親方)が現役の時にいったきり。

14日目に高安がなんとか貴景勝に勝って12勝2敗堅持、千秋楽の同点決勝、優勝決定戦がみれるおぜん立てを作ってくれた。しかし貴景勝が圧倒的に押し込んで高安が苦し紛れにくるっと回転、貴がばったり手をついて負けてしまった勝負だったから同点決勝になっても貴景勝優位の予想。

(十両優勝表彰)

 14時9分の西鉄特急にのるべくYさん、Tさんと私の3人、待ち合わせて天神へ。三越のデパ地下で食い物(天ぷらなど)と酒を調達。広い店内と雑踏で少し手間どったが、80番のバスで福岡国際センターへ。15時着。のぼりがづらっと風になびき大相撲の雰囲気たっぷり。当日券をもとめて外人客が並んでいる。升席のチケット提示、案内の女性がついてくれて4人掛けの升席へ。暑い。十両は友風が優勝。しらない力士。

(琴奨菊勝ち残り)

 3横綱1大関が休場しているとは思えない熱気。上着やカーディガンをぬぐ。TさんなどTシャツ1枚で100-400のズームレンズなどだしてフルサイズの一眼に装着、撮影準備。私はルミックスの24-600、F2.8レンズのコンデジをだす。パソコンで調べても意外と半そでTシャツ1枚でもOKなどという情報は載っていない。横綱の土俵入りが見れないのは残念。化粧まわしをつけた幕内力士の土俵入り。きれいなもんだ。中入り後の取り組み始まり琴奨菊がでてくると大歓声。勝ち越し。大関から陥落してもよく頑張ているね。

(遠藤ハイポジション四股)

人気力士の遠藤も勝ち越した。番付が下がると勝ち越すね。勝負の世界は力が歴然だね。後席の女性が大声で応援している。どうやら九重部屋の関係者らしい。千代の国、千代丸、千代翔馬と大きな声で声援を送っている。三越で調達したお酒もつまみもすっかりなくなっていた。

(麻生副総理紋付で到着)

やはりテレビで観戦するのとは大違いな現場の雰囲気だね。誰しも大声で応援したくなる雰囲気。隣のおばさんがおとなしく観戦するより騒いだ方がいいみたいねとつぶやいていた。麻生副総理が着席。

今日の主役、貴景勝が登場、一気に館内のボルテージがあがる。

さすがに優勝がきまる一戦、貴景勝が立ち急ぐ、いつもと違う。あやうく錦木に押し込まれ足をすべらしヒヤッとさせるが押し戻し、あっというまに錦木の腰くだけで貴景勝の勝。

さっそうと引き揚げてゆく貴景勝。

これより三役。逸ノ城が輝におしだされ、栃ノ心と地元松鳳山。

これがどよめきの一番。立ち合い手をつかず取り直し。

(連写で撮った1枚、栃ノ心の足がでている)

栃ノ心が押し出したがその前に足がでて物言い、結局松鳳山の勝。わけのわからないなかでのどたばたした面白い一戦でした。しかし栃ノ心、8勝7敗とは情けない。横綱になる力士というのは優勝したあと一気に勝をかさねて横綱までいってしまうもの。あの怪力相撲はどこにいったのか

さあ、いよいよ高安登場。毛深い身体は熊のよう。

だが、すでに負け越している関脇御嶽海の執念、意地のすくい投げでごろりと横転、大関になっての初優勝はもろくも消え去ってしまった。厳しいね勝負の世界は。

向こう正面の解説もと舞の海さん、あーあーという感じの顔つき。会場はしばし騒然。22歳、貴景勝の初優勝が決まった。

弓取式の後の表彰式。何十年ぶりにか君が代を歌わせてもらいました。

(賜盃拝載式)

表彰式。内閣総理大臣杯が麻生副総理から、重そう!優勝力士インタビュー。冷静に押し相撲に徹し勝利を重ねてきた貴景勝もこの2日間はこころの揺らぎがあったようだ。まあしっかり応答していたね、立派なもの。まさに平成後の新世代の横綱めざしこれからスタートだね。1月場所が試金石だね。

神事、大相撲の最後の儀式、神送りの儀式(出世力士の手打ち式の後,行司がほり投げられる・・神さんをおかえしする)があることを知らなかったので見ずに帰ってしまった。6時前天神行きの直行バスで中央郵便局前下車、ネオンの街並みを歩いて角打ちの店へ。

反省会、忘年会をかねて軽くいっぱい。しかしYさん、よくお声がけいただきありがとうございました。実に楽しい時間を過ごさせていただきました)

 これからのシニアワールド、もつべきものは気の合うオトモダチです!!

19時半の西鉄特急で帰宅。

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181125 宝満宮かまど神社紅葉ライトアップと満月、冷気が漂う中撮影!

2018年11月25日 | 趣味と交遊

写友のYさん、かまど神社本殿と満月の写真頼まれていて撮りに行くというので、私も出かけることにする。夕食後18時10分、寒さ対策を完全にして出かける。普段は5分少々でいけるところを鳥居下の駐車場にとめたのが18時40分。3連休ということで参拝者も多い。

階段登り口から満月が顔をだして紅葉とのコラボがグッド。あまりの明るい月で太陽なみの光芒がでてしまった。

紅葉はほぼ終わりに近いがライトアップされて赤や黄色一色。本殿までいく。Yさんに携帯。池のあたりにいるらしい。また下る。

池に紅葉がうつりこみキレイ。

本殿の上に満月が登場。階段をのぼり三脚セットし撮影。満月がこうこうと輝いている。

ポジションをかえて撮影。

手水舎もいれてみる。

ホワイトバランスを電灯にかえてパープルトーンに。

 社務所横の展望台から太宰府の夜景をいれて撮る。しんしんと冷えてきた。だんだん身体がこわばってくる。ライトアップは21時まで。カップルがひっきりなしに上がってくる。縁結びの神様で最近人気の竈神社。今宵、赤い景観をみながらプロポーズするカップルがいるのかね・・・

 21時車にもどる。帰宅。やはりわが家はあたたかい。ほっとする。まあ冷気の中の撮影は楽しみというより修行だね!・・・

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181122 カルロスゴーンという男!? 五木寛之の新・幸福論!!

2018年11月22日 | 辛口ひとりごと

 カルロスゴーンという男と呼び捨てにしたら失礼かもしれないが2000年、死に体日産を奇跡的に再建したプロ経営者が有価証券報告書の虚偽記載で逮捕され、日産取締役会長も解任される。コンサル現役時代、ニッサンサバイバルプランはコンサルによく利用させてもらった。

 両親はレバノン人でブラジルで生まれフランスで学生時代を過ごし、若い頃から中東、南米、ヨーロッパとグローバル環境に育ち、当時世界1のタイヤメーカーミシェランに入社、すぐに頭角をあらわし40歳で南米ミシェランのCEOになり、その後ルノーにスカウトされている。そして2000年にルノーから日産再建のため派遣され、コストカッターの異名のもと見事再建、最近は10億をこえる高額年俸に批判の目が注がれていた人物。

 ルノー、ニッサン、三菱自動車のトップをかねて年俸30億円の男がなぜ末節を汚すような失態を演じたのか。グローバル発想と利益創出のプロの経営スキルをベースに果てしない権力、金力への執念、利益第一主義、これらが頭抜けた人物ということか。三菱の不正問題で現社長をそのまま留任させて、自身は責任追及の蚊帳の外におくという裏技をろうしたとか云々されている。

 市の図書館で内田康夫ミステリーのほかになにかないか物色していたら五木寛之の新・幸福論、青い鳥の去ったあと、という副題の本を借りてきた。

 

 そのなかで出世と幸福の関係という章に、最近の学生や若いサラリーマンの半数以上は人を押しのけてまで出世したいとは思わないらしい。自分の人生は親の職業や年収に左右される時代、医者の子は医者になる、あらたな階級社会の中で無駄な努力はしない、そこそこの幸せで十分と達観しているらしい。

 

 まあ私なども現役時代、上司や権力者におべんちゃらいったり中元歳暮を贈ったりしたことはなかったが聞くところによれば昇進した連中には結構そういうことをしているらしい。もっともそうしたところで現実の経済社会で生き残るには出世した人間のストレスは並じゃなかろう。そんな中で生き抜くには厚い面の皮と鉄の胃が要りそうで、努力すればなれるというものじゃなさそう。 

 

甲子園にでるのも大変、プロになれるのも特例。さらにレギュラーになるのも一握り。やはり天性のものを持っていなとダメということ。自分を叱咤激励するより、大あくびをしたほうが元気になれる。なせばなる、ネバーギブアップという少数者の幸福論は私たちにとってあまり必要がないのかもしれない。

ルノーはカルロスゴーン氏を解任しないらしいがはてさて日産はどうなるのかね。まあ、庶民は幸せの青い鳥を求めてたりしないで、小さな感動、喜びを体感できるものを大事にして、自分なりの幸福論を書き上げるしかないね

今日、11月22日はいい夫婦の日。花を贈るのは失念したが、まあお互い健康で、夕食をおいしくいただける。預貯金は目減りしていると思うがまあまあ生活できている。幸せというべきか!

 預金1億円を残すにはさらなる出世をめざしてはちゃめちゃに頑張るべきだったかもしれないがね・・・ドイツの有名な哲学者が幸福の9割は健康であることが決定づけると言ったらしい。じっちゃんばっちゃんたちが6時半元気にラジオ体操をしている・・・・

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181119 九博ボランティアの館外研修で北九州へ。なかなかの1日でした!!

2018年11月19日 | ボランティア

 九州国立博物館のボランティア5期生として活動をはじめて1年と7か月を経過、勝手もわかってそれなりのペースで参画できている。1期3年で4期生の継続組と5期生150名余りでざっと300名近いメンバーが九博のパートナーとして自主的に無償で博物館活動の支援に携わっている。

 私は第一志望で環境部会、第二志望で展示解説部会で一昨年申請してあまり理解しないまま環境部会に籍をおいたわけだが要するに九博が展示、収蔵している文化財を保護する業務を主管部門の科学科の指導の下、側面から応援しているということになる。欧米では文化財保護従事者はシーダーと言われる専門職である。

 IPO(統合的有害生物管理)という化学物質を使わないやり方で文化財を保護する活動の日本での最先端博物館が九博というわけである。

 そんなわけで9つある部会がそれぞれ自主企画で館の外に出かけてボランティアとしての資質を高めようとするのが年1回行われる館外研修ということになる。企画内容がチェックされ合格した部会が館外研修でき、大型バスのチャーター代などを九博が支援してくれる。

 ということで昨日日曜日、33名の参加で北九州にでかけた。8時半、二日市を出発、太宰府ICにのって北九都市高速をへて9時半最初の訪問先に到着。閉館になった黒崎のスペースワールドそばの北九州市立いのちのたび博物館。集合写真をとったあと会議室で館のスタッフより説明をうける。事前提出の質問への解答という形の展開。

 この博物館は40数億年前の地球誕生から現在に至る自然と生命の歴史を約4500点の実物を標本やレプリカでわかりやすく紹介されている自然史ゾーンと中国、朝鮮に近い北九州地域の歴史や人々の暮らしの変遷を約1500点の歴史資料をもとに展示紹介されている歴史ゾーンの二つにわかれてゾーンニングされている。

子どものみならず大人も興味をもってみれるよう随所にわかりやすい工夫がなされ、大変興味深かった。

 北九州についての知識は意外とうすく今回はあらためて存在価値をみなおした。新日鉄のOBとおぼしきシーダーさんの熱っぽく解説してくれる姿勢にも感化されたきらいがある。

 

恐竜などの標本展示やタイムスリップできるような白亜紀のゾーンなど子供たちには大喜びするだろう。

しかしこんなリアルな標本を作る会社もあることにおおいに感心した。

生物標本など多くあることからこの博物館でも搬入時のガス燻蒸や定期的なトラップ設置などでIPM活動も学芸員さんたちが自らやっておられるとのこと。

イベントなども随時企画実施され入館者の維持拡大に努力されている。今も箸と和食の文化史と称して食のたびイベントが行われおり、利きダシなどやっていた。年間60万人ほど来館者があるとか、じっくり楽しむには1日かかりそうな充実カツわかりやすくおもしろい博物館でありました。12時半、小倉にむけ出発、13時、あるあるCityに到着、1Fの居酒屋で海鮮丼の昼食、他部門との交流もかねた楽しいひと時でした。

 いつも思うがボランティアの面々、ユニークで愉快な人が多い。やはりそれなりの人が集まっている感じではありますね。14時、次の研修先は同ビル6Fの北九州市漫画ミュージアムにむかう。

ここの名誉館長はあの松本零士さんだがこのミュージアムは市をあげて北九州市を世界をリードする漫画の王国にしようと取り組んでいる。

北九州出身の漫画家は200人ほどいるらしいが閲覧できる蔵書は5万冊をこえ自由で気楽な雰囲気で漫画を楽しめる仕掛けになっている。

 

漫画の過去、現在、未来がわかる殿堂であわせて未来の漫画家を育てる人づくりの場にもなっている感じだね。

一角で漫画のスキルアップ講座も行われていた。

出席メンバーのひとりが私は幼少期教科書というより漫画でほとんど学んだ感じでしたと述懐していた。

 有名作家の漫画の原板他を22世紀にまで残すための収蔵庫も見ることができたがここでもIPM的発想での取り組みが行われていた。16時まえ研修を終了し一路筑紫野に向かう。参加者の感想を車内で交換しながら18時まえ二日市に到着。有意義な1日ではありました。また原点にもどって頑張ることにしましょう!

 

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181116 日帰りバスツアー、妻と五ヶ瀬ワイナリーと高千穂パワースポットめぐり、ベリーグーでした!!

2018年11月16日 | アフターセブンティ

 妻が行きたい場所として2か所あげていた。一か所目は宇佐神宮、これは5月にマイ軽キャンで実施、残る一つが高千穂峡だった。たまたま阪急交通社が日帰りバスツアーで高千穂パワースポットめぐりを企画していたので11月10日で予約、絶好の好天に恵まれ充実の1日でした。私は3回目だったが今回はすべてバス会社まかせでゆっくり楽しめた。

 7時半、基山SAから乗車ということで家を6時半出発したが20分で下りのセブンイレブン裏側に到着、駐車。ちょっと早すぎたが駐車場所が?だったので早めに出発した次第。7時半、ここから12名乗車、結構いるものですね。パワースポットめぐりということで38名中男は5名のみ。

 申し込み順の座席、まえから6列目左側の席につく。今回はカメラ1台のみの軽装備。8時半、北熊本SA着、トイレ休憩、ここで弁当配布。熊本ICでおりて10時20分には五ヶ瀬ワイナリーについた。

阿蘇五岳がみえる高台。涅槃像にみえる頭の部分の根子岳が大分側からみると右側にみえる。

気さくな添乗員のMさん、五岳をバックにわれわれのツーショット写真を撮ってくれた。早速、ワイナリーで試飲、なかなかイケる。土産に500ccボトル2本調達。

10時45分出発、高千穂峡まで30分、弁当をひらく、おいしそう。11時20分高千穂峡、大橋駐車場着、真名井の滝近くの御塩井駐車場までタクシー4人分乗で移動、そこから2時間の自由時間スタート。マナイの滝から大橋案内所まで下る形になる。おのころ池の紅葉が太陽にはえて輝いていました。すばらしい。

階段をおりて遊歩道にでるとすぐ下に真名井の滝。日本の滝100選、落差17m。古事記では天村雲命が水種を移した天真名井の水が地下を通って流れ落ちていると伝えられている。滝見台から早速撮影。落下しぶきが太陽にはえてキラキラ。

滝の景観も日ざし次第でガラッと印象がかわる。妻も感動の様子。

柱状節理もみごと。蟻のごとく歩く観光客の姿を上から撮る。おもしろい。

猿飛橋から神橋、高千穂大橋、神都高千穂大橋の3つが眺望できる。

桜吹雪はよくみるが紅葉吹雪ははじめて見た。赤い落ち葉がキラキラ輝きながら落ちる様はすばらしい。時間がまだ70分ばかりある。神橋そばの駐車場のおじさんに高千穂神社までの道と所要時間を聞く。神橋の上方、15分くらいでいけるという。地元の人の時間情報は要注意だが老体にむちうって上り坂をすすむ。

汗だくになって20数分、やっと神社下の標識にたどりつく。

高千穂郷88社の総社。

境内には樹齢800年の秩父杉がそびえ鬱蒼とした神霊の雰囲気を醸し出している。スギに接近して下から見上げるように撮る。御朱印帳に朱印をいただき大橋駐車場への帰路に着く。

高千穂大橋からの景観もすばらしい。10分前到着、ソフトクリームがうまい。13時20分、全員バスにそろって天の岩戸神社に出発。

ご神体は天照大神がお隠れになった天岩戸とよばれる洞窟。御開帳はない。古事記の天岩戸神話の伝承地になっているとのこと。西本宮に神楽堂がある。

そこから岩戸川にそって約10分で天の安河原にでる。アマテラスオオミノカミが岩戸にお隠れになって世の中真っ暗、八百万の神々がこの河原にあつまって相談したと伝えられている。

細い道をぞろぞろあるく。海外の観光客も多い。

無数の石積みの先の大きな洞窟。パワースポットの雰囲気が漂っている。

こんなところに朝いちばんにきたら神話の世界が体感できそうな感じ。

霊能者?江原なんとかさんが禊をしたという橋をわたって天の岩戸神社にもどる。

トイレにむかうといきなりお神楽の音。前をとおると自動的になり始めるらしい。

 御朱印帳をもらってしばし紅葉撮影。15時、回遊してきた大型バスにのりこみ一路福岡へ。高森経由で国道57号線をはしる。熊本地震から2年、まだまだ爪痕が残っているが大部復旧してきた感じではある。熊本ICから九州道に入って北熊本sAでトイレ休憩。上りの基山SAに18時、無事に帰還。

 一旦外に出て、トンネルをくぐって、下りのSAにでて、止めていたマイ軽キャンにのりこみ一路自宅へ。近所のうどん屋さんで夕食。今日は楽しかったですねと妻と語りながらうどんをすする。時間は制約されるが日帰りバスツアーも結構いいかもしれないなと思った次第。車中泊ツアーをはじめて5年だが・・・・

 

 

 

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181114 負けに不思議の負けなし!勝てない稀勢の里、引退の危機?!起死回生の開幕に成功した大谷の凄さの秘密は?!!

2018年11月14日 | 辛口ひとりごと

 スポーツの世界は厳しいね。大相撲九州場所。稀勢の里が0勝4敗、勝てない横綱、みておれないね。真一文字に押し出そうとしたが土俵際で腰を落とせておらず栃煌山にすくわれて先に落ちた。

行事差し違い。今日は4日目だが明日は休場か引退か。先場所はなんとか10勝5敗で復帰できたかと思わせたがだめだね。

 

 MLBエンジェルスの大谷選手が新人王に選出された。投手で4勝、打者で本塁打22本、走っても10盗塁、異次元の、ベーブルース以来の二刀流の実績を残した。しかしこの春のキャンプ、大谷は打てない、投げれない、地獄の苦しみを味わった。高校野球レベルだと酷評された。生活環境の大変化、言葉の壁、大変な状況の中よく耐えられたものだ

 ところがところが開幕して早々に圧巻の投球で初勝利をあげ、高速160kmもなげて、打っては3試合連続ホームラン、アメリカ人の度肝を抜いた。

 稀勢の里はこの1年、一体何をしていたのか、田子の浦親方はどんな指導をしているのか、横綱には指導できないのか、しかるべきしっかりしたアドバイザーはいなかったのか??はたまたこれが稀勢の里の限界なのか?

 かつて野村監督だったか、「負けには不意義の負けなし、勝ちには不思議の勝ちあり」といった。大谷選手はキャンプ中、打てない、投げれない要因分析を的確に行い、開幕以後、見事に修正しきった姿をみせた。しかるべきアドバイザーがいたのか、はたまた大谷選手の持っている天才的な分析能力、修正能力がそれをなしえたのか?いずれスポーツライターが明らかにするであろうが見事なメジャー1年目の勇姿をわれわれに見せてくれた。打者専念の来期、どんな野球をみせてくれるのか楽しみだ

 九州場所は白鵬、鶴竜が休んでくれて、協会が喜ぶ稀勢の里復活優勝のおぜん立てをしてくれたのに稀勢の里は不運なのか、だらしないのか、まったく日本人にとっては忸怩たる思いだね。先場所の成績は不思議の勝だったのか?白鵬は稀勢の里の4連敗をにやにやしながら見ているのか、はたまた???

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181112 南阿蘇へ撮影バスツアー、滝、紅葉、すすき、最後は熊本空港の夕日!!

2018年11月12日 | 趣味と交遊

 地元の写真愛好会の年二回の撮影会、秋の撮影バスツアーを5日月曜日に実施、天候にも恵まれ充実した中身の1日。メンバーの友人4人をふくめて17名の参加、前回中型バスから今回マイクロバスに変更、会費も5500円ですんだ。写真機材などの関係で多少窮屈だったが中身は充実していた。

行程は通潤橋、五老の滝、蘇陽峡、俵山、熊本空港の5か所。7時に集合場所のミニストップ前を出発。筑紫野ICから九州自動車道へ、8時35分に御船ICをおりて通潤橋道の駅に9時15分着。町のここかしこに大きな造形物が展示され我々をむかえてくれる。

2年前の地震で石橋にひび割れが生じ名物の放水も中断されたまま。水はきれい。

1時間後近くの五郎の滝に移動。駐車場からの吊り橋へのくだり道、銀杏の抜け殻をひろって撮影。

滝周辺に紅葉が広がっている。吊り橋を人が移動するたびに橋がゆれる。三脚をつけても手ぶれ防止はオンのままがよさそう。

       白瀑布 落ち行く先は 深緑

 落差は5~60mくらいあるのかな、猛然としぶきをあげていた。今回はカメラ2台に16~45mmの広角と55~300mmの望遠をつけて交互に撮影、やや面倒ではあるがいつも使っていた18~200mmのタムロンのズームは佐賀バルーンの時の転倒事故で家においてきた。

 熊本県民一番人気の紅葉スポットに移動。11時45分到着。

大昔の阿蘇大爆発のときにできた渓谷らしい。

黄葉のワンショット。12時半まで撮影して次の撮影に俵山に向かう。交流館、萌の里での昼食予定だったが14時がオーダーストップとか、途中のローソンで急きょ弁当昼食。

俵山に15時前到着、ススキが西日にはえて美しい。阿蘇のやまやまが展望できる。かつて天皇陛下が展望にこられたという石碑がある。

 山裾が銀一色になっている。萌の里にたちより、コスモス畑撮影。キリン福岡工場にくらべると少々寂しい感じ。16時過ぎ空港撮影スポットについておった方が良いということで15時半出発。東西の滑走路に夕日がおちてジェット機とのコラボ撮影ができる唯一の空港として全国から写真マニアがやってくる。ベストタイミングは11月末から1月中旬まで。

 

ジョイフル西原店の斜め向かいのファミマを右折してしばらく直進すると黄色い誘導灯が見えてくる。そこを左折するとフェンス際の撮影場所に到着、16時過ぎだった。真正面に陽が沈み始めまぶしい。軍用機が離発着訓練をしているが陽炎の中を上下している感じ。

 

 予想していた寒さはない。メンバーがぞろぞろおりる。ベストタイミングより3週間ははやい。夕日は右手の山あいにおちそう。ベスト時期には3時にはすでの5~60人が三脚の大砲レンズをつけてスタンバイしているが今回はわれわれだけ。

西日で機体を光らせながらジェット機が我々のほうにむかって移動してくる。風向きによって発着方向がかわる。

日の入りは5時20分。やはり滑走路から大部右手の山の方に陽は落ちそう。以下、落ちる夕日に接近してゆくジェット機の動きを紹介しよう。

(ペンタックスK3,55~300mm、F8,750分の1、ISO800、露出補正-0.5、WB太陽光、三脚)

陽が落ちた後のジェット機の離陸まえの勇姿。

(ペンタックスK3、55~300mm、F8,125分の1、補正ー0.5、ISO800,

wb太陽光、三脚)

18時前、撤収。また月末再チャレンジしようと何人が思ったかわからないがバスに乗り込み帰路に着いた。例によってコンビニでお酒を調達、高速車内で談笑。自宅に到着したのは20時過ぎであった。いやはやお疲れ様でした!!!

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181108 帚木蓬生(ははきぎほうせい)「逃亡」読了、戦争の不条理、S20年前後の状況彷彿!

2018年11月08日 | アフターセブンティ

 新潮社から1997年に発行された細かい字の662ページにおよぶ大著。

 

第十回柴田錬三郎賞受賞とある。義兄から譲り受けて読み始めたが読了するのに大変。当時の新聞の書評欄に売れ続けている秘密は不条理を読み通させる筆力と解説されている。社会派小説と言っていいのか範疇はよくわからないが、表紙見返しに故国が終戦と同時に憲兵に牙をむいた。日本のために諜報活動に明け暮れた報いが「戦犯」の二文字だった・・。身分を隠し名を偽り命からがらたどり着いた故国も人身御供を求めて狂奔していた・・・。緊張感にみちた展開とあふれる感動の2000枚と・・記されている。

 著者、帚木蓬生さんは1047年福岡生まれ。私より二つ下。東大仏文卒―TBS勤務―九大医学部卒、現在精神科医。だいぶ頭の出来が私とは違いそう。冒頭に資料収集に協力してくれた人が紹介され謝意を述べておられるが第二次大戦中の香港で活躍した憲兵の話。敗戦と同時に支配者から非支配者に劇的に変化した一憲兵の心理描写、緊迫した逃亡生活、つかまって巣鴨プリズンにいれられ、死刑判決への怯えを心理学者的筆致で描かれている。


五木寛之さんなどは幼少の頃の平城での敗戦、引揚の実体験から執筆しておられるが帚木さんは未体験の敗戦、逃亡生活を原稿用紙2000枚も書ききるのだから、その構想力、筆力は確かにすごいのだろうね。鬼畜米英の戦前から神国ニッポンがやぶれてGHQのいいなりに日本人がコペルニクス的価値観変換を遂げる様、天皇の戦争責任問題などをからめせて読ませる本に仕立てあげている作者はやはりすごいものですね。

 私の記憶に薄い小学校入学前の数年の敗戦日本の日本人の生きようがこの本で詳細に描かれている。内田康夫の旅情ミステリーはすいすい読めるがこの本は字の小ささと622ページの暑さで読むのに苦労したが刑事とのおっかけっこの緊迫感や戦中の憲兵のスパイへの拷問場面には引き込まれた。この民間スパイへの拷問や虐殺が戦後戦犯容疑者として米英と日本の警察から追われることになるのである。今も続く不条理との戦いの小説である。

 戦後73年、まだアメリカの占領は続いているのか?沖縄対政府、本土、内地との出口なき戦いが続いている!天皇、皇后両陛下の懺悔の行脚は来年5月に終了するが・・・アメリカ、トランプ大統領の中間選挙、上院は共和党が過半数を維持したが、下院は民主党に過半数を奪還された。しかし大統領の好戦的、保守姿勢はかわらないに違いない・・日本は・・・

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