九博ボランティアで季刊誌の編集に関与しているが正月発刊号の表紙に九博の建物と日の出のコラボ写真を使いたい、ということで撮ってみましょうかと軽く引き受けたのだが、いざ実際に早朝検分してみると森の樹々に邪魔されて真っ赤な日の出を入れるのは不可能と悟る。ヘリかドローンでも使わないと無理じゃないかと・・。
近場の山から撮れないかということで岩屋城址を思い出し行ってみることにした。西鉄太宰府駅近くの浦之城橋から四王寺林道をとおって登り口に向かわんとしたがなんと途中の大願寺あたりから通行止め、先の大雨被害で道路が崩落したとか。観光課に問い合わせると観世音寺から市民の森をへて九州自然歩道を利用して行けるという。ずっと前に展望所は行った記憶があるが市民の森通過コースは未体験。
ということで天気も晴れ予想で5時起床、体調もまあまあだったので6時出発。しかし外は真っ暗だし朝は冷える。ともかく市民公園入口の案内表示を車のライトで探索。確認してから観世音寺の駐車場に車をおき、リュックを担いで6時40分出発。日の出は7時だから7時半につければ日の出と遭遇できるだろうと軽く考えていた。表示板をみながら市民公園へ。
途中出会った朝散歩のおじさんに岩屋城址までの時間を聞く。あのてっぺんだからと指さして30分もあれば行けるよ・・・7時20分、女性二人組と遭遇、あと5分くらいですよ。ほんとかね。7時半、林の先から真っ赤な太陽、焦る!
やっと岩屋城址の表示板。
ラストスパート。
通行止めになっている林道にでる。
丁度、岩屋城址のぼり口部分だけ通れるようにしてある。ここは以前来た場所。もうすぐだ。
嗚呼壮烈岩屋城址の石碑。1586年、大友氏の武将、高橋紹運以下700余名の武士が島津氏の大軍に攻められ全員討ち死にしたとある。360度展望台、太宰府天満宮、九博の周りを山々が連なる。
7時40分、太陽はだいぶのぼって赤みはなくなりギラギラまぶしいだけ、おまけにガスがかかったようで霞んでいる。
九博は森の中で天井屋根だけが見える。
絶逆光だしなかなか絵になりそうにないね。到着が30分は遅れた感じ。おまけにかすんでいてどうしようない。重量に耐えかねて、FZ300のコンデジしか持ってこなかった。
家を6時にでたという中年女性。せっかく撮影に来られたのにこんな天気で残念ですね。まあ1発で決まるとは思ってはいなかったがなかなかむつかしそう。たとえ赤い朝日が撮れたとしても九博はやねだけだしね・・・
8時15分撤収。帰路に着く。
この辺りの紅葉は日にはえてまだ美しい
面白そうな被写体を探しながら下山。
朝、暗い中確認した表示。結局、観世音寺に着いたのは9時35分。帰りの方が余計にか買ってしまった。朝日とのコラボがむつかしいので正月らしい雰囲気をだすために朝焼けがある日を見逃さずにガラス壁面を赤くそめる初あかねを狙った方がよさそうだ。帰宅10時。スマホ万歩計、6.8km、9894歩でした・・・・・