1913年に福岡県三井郡大刀洗町にできたレンガ造りカトリック教会、今村天主堂が6月1日より10年におよぶ耐震工事スタートにあたり、堂内ミニイベントツアーを企画、TV報道があったので最終日の29日、大刀洗に出かけた。
最近の調査でミサなどおこなえないレベルの危険性ということで中止になっており、いよいよ工事開始となった。それで一般人には入れなかったところとか撮影禁止だったのが28,29日と解禁になった。
避雷針まで22.5mと言うレンガ造りの天主堂は国内でも稀有で1世紀に及ぶ長い間戦火にも耐え存続してきた貴重な建造物。
2015年7月、国の重要文化財として指定を受け、建造物として、歴史上・芸術上の価値の高いもの、または学術的に価値の高いものとして文化財保護法に基づき日本国政府が指定した。指定書には教会堂1棟、付属として・石造り門柱二所・煉瓦塀五基とある。1913年(大正2年)12月9日竣工された教会。当時の建設に献身的に労働奉仕をされた多くの今村信徒、寄付をいただいたドイツの方々、設計施工を請負われた鉄川与助氏、何より天主堂建設に尽力を注がれた本田保神父に思いをはせながらこの教会を眺めるとき、信仰の遺産の素晴らしさを感じることができるとパンフレットに。
周知のステンドガラスは色ガラスを組み合わせて、いろいろな模様を描き出したガラス板、ゴシック様式の特徴の一つで10世紀以後教会の窓などに用いられてきた。太陽の光がグラス色に染まり、堂内の美しさは神秘的な光に包まれる。この教会のステンドグラスは建設当時フランスより輸入されたものが使用され、見る人を魅了してきた。
リブ・ブオールト天井、別名、コウモリ天井、柳梁天井とも呼ばれ、空間を天井へと導くゴシック様式の教会に多く用いられている。このゴシック建築の特徴である尖塔アーチを有するのが今村天主堂。築100年を超え、現役の祈りの場として教会堂を訪れる人々を迎え入れる空間。静かに空間を眺め、心静かにお祈りをすると凛として心が落ち着ついてくる。わかる気がする。
この今村の地はかつて200年以上もの間完全に独立した隠れキリシタンの里で親から子、孫へと営々と受け継がれてきた深い深い信仰の地というわけ。筑後平野の田園地帯にひと際目立ちそびえてるレンガ造り,双塔の教会の存在することが不思議な感じがする。
耐震構造で完全な形に修復させる10年と言う長い工事期間、閉鎖期間だがその間信者の方々はどのように対処されるのだろうか。祈りをささげる場所はそれぞれにあるのだろう。
わがやの屋根リフォームも終わり、Kくんが写真集や日報のコピー、5年間の保証書、お客さんの本当の声と題したアンケート、社長からは堂々と紹介依頼文、仕事に自信があるのだろう、そして請求書をもってやってきた。
付き合いが40年にもおよぶ地元地銀のネットバンキングをパソコンで開き、振り込もうとするとログインパスワードの変更やさらに振り込み時、ワンタイムパスワードの設定をアプリでやれるようにしてくれとか、いろいろ面倒。目もしょぼついてきたので中止し寝る。
そして今日久しぶりに銀行店頭に出向いた。たまたま同じ店舗がHC社の振り込み依頼先になっていたので簡単にすむと思っていた。親切なベテラン案内係がいて3つ4つあった要件をさばいていってくれた。
それは良かったのだが店頭で振り込みをすると手数料が550円かかる、ATMですると110円で済むが面倒なことは限度額が20万円、これの変更処理。つぎにオレオレサギ対策で年齢が70歳?以上はロックがかかる仕掛らしい、このロック解除がいる。めんどくさい。
スマホにワンタイムパスワードの設定をする。アプリは作っていたので案内嬢の指示通り預金通帳NOを設定、キャッシュカードの暗証番号とアプリ専用のパスワード、もろもろいれてワンタイムPWが出るようになった。やれやれ。ID、PWがこれだけ増えると何がどれやらわからなくなってくる。セキュリティと操作性、相反する要素がどんどん増える。目もしょぼついてくるし、超高齢社会はほんとに大変になるね!!いやはや!