今年2回目の写真愛好会、撮影バスツアー。いつも雨が心配のツアー、今回はラッキーーなことに当日のみ快晴、ただし冷え込みきつし。大分中津、耶馬渓周辺の紅葉狩り撮影。前回は中型バスだったが今回は人数も14名、22人乗りのマイクロバス。バスチャーター料金も当局の指導厳しいらしく安値受注はできないということで、今回は参加料1人6000円。不足分は会から補充ということになった。
6時50分、いつもの集合場所、ミニストップ前に集合、皆、厚手の防寒スタイル。元気に出発。いくつになってもバスツアーは気分が高揚する。小郡ICから大分道に乗る。途中、でかい朝日が拝めた。バスの中は外気温との差でウインドウーが曇っている。紅一点の会員Hさんから各人へゆで卵やキャンディーの差し入れ。いつも気づかい有難う!。山田SAでトイレ休憩、日田IC8時着。
一つ目の撮影地、猿飛千壺峡に8時半着。外にでる。寒い。震えが来る。この時期、いろんなところでカガシが迎えてくれる。山国町一帯でかがし祭りがおこなわれている。この峡谷、高千穂峡谷の雰囲気に似ている。昔、サルが飛び交ったという由来でこの名前がついたらしい。みな、いそいそと撮影開始。
朝の陽をうけて紅葉が輝く。全山紅葉というわけではない。
光と紅葉のコラボを狙う。
1Kmほど奥の魔林渓(まばやしきょう)に移動。
被写体を探す。
真っ赤なもみじと朝の光。10時、日田で合流予定の会員Aさんを迎えに道の駅やまぐにでトイレ休憩。
ここでもカガシがお迎え。なかなか面白い。いなかの学校、小泉進次郎君も椅子に座って受講している。御霊(ごりょう)もみじで有名な御霊神社に向かう。
なにやら神社の階段前がにぎやか。どこかの写真グループだね。客観的にみると一般観光客にとってこれら撮影集団は目障りだね。反面教師。かくいう我々もそんな撮影集団だが一般のひとに迷惑にならないよう注意が必要だね。
イチョウの絨毯が参道階段に積もっている。位置的にこの神社は太陽の入り方が少ない感じがする。
階段をあがり撮影スポットを探索。
一段高いところから階段下を見下ろす。このpositionおもしろそう。
本殿まであがったがそこはスポット少なし。階段をくだり左側の斜面のイチョウの落ち葉をいれて紅葉とコラボ。対角線構図で狙う。12時、道の駅に戻って昼食。
うどんOrそばのバイキング760円也。各種てんぷらをとってきて蕎麦やうどんにのっければ即,てんぷらそば。満腹しました。13時、やまくにかかしワールドの会場に向かう。
山国町の町内13か所に出現するかかしの世界。今にも動き出しそう表情、どこか懐かしい風景。みていてほっこりした気分にさせてくれる。
「昔は9人家族など当たり前。貧しかったけど楽しかった」という表示板。今は子供2人でそれぞれ個室付き、それでいて家族の一体感は?幸せ度は?
この町でも少子高齢化がすすみ、カガシの作り手が減っていて来年は中止という表示のグループもあった。残念なことだね。時間がきてバスに戻ろうとしてしばし歩くと人だかり。
何かと思って覗くとなんと、あのH女史がお店の前で倒れてメンバーや店の奥さんが対処している。アクシデント発生、ついさっきまで元気だったHさんがどうやら貧血かなにかで倒れ込んで肩をうってうずくまっている。店の人が救急車を呼んでくれたが中津から2~30分時間がかかるらしい。意識はある。5~6分はなれたところのK内科医院に店の奥さんが電話してくれ先生がやってきた。どうやら心臓や脳の緊急を要する症状ではなさそうでとにかく救急車の到着をまつ。
10数分で消防署から車がやってきて症状チェック、救急車と連絡を取り合ってくれている。14時、役員世話役のTさんが同乗して日田IC周辺の整形外科まで救急搬送されて行った。店の奥さんやK医師に御礼を言って取り合えずは次の目的地、「立羽田の景」まで行って撮影をし、終了時、Tさんと連絡をとってその後のスケジュールを決めることになる。いやはや午前中はすべて快調に推移していたのが一転えらいことになった。まあなんせ会員の平均年齢が後期高齢者だからね。
Tさんと会長のYさんが連絡をとりあい、どうやらHさんの娘さんが日田まで迎えにきてくれるらしい。Hさんは倒れた時に鎖骨を痛めたようだ。とりあえず、残りの撮影予定地をまわって、日田の整形外科で待機しているTさんを迎えにいって帰路に着くことに決定。
まあなんとか落ち着いて最後の「ひさしもみじ」と「一目八景」をみてTさんを迎えに行くことにする。ひさしもみじはやや色あせ模様。
一目八景も同様、そそくさと九州道、玖珠ICに向かうことになった。途中、コンビニ、例によって酒さかなを調達、会長がTさんの分を調達して日田ICをめざす。18時、整形外科待機のTさんをひろって一路、筑紫野をめざし帰路に着いた次第。
19時無事に出発地のミニストップに到着。12月例会には各人3枚、自信作をUSBにいれて出席、来期の役員体制の検討もあるので欠席しないよう確認されて散会。まあしかし今回のようなことを想定して来期の計画を立てる必要があるだろうね。各人、緊急連絡先や、持病、飲んでいる薬、かかりつけの病院など緊急リストを作成するなどの必要性を痛感しました。またぞろ役員のなり手が減るかもね、いやはや、今回はTさんありがとうございました・・・