ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

121030 妻、熊本へ。天拝山足慣らし、オリジナルチキンカレーまあまあの出来!

2012年10月30日 | 趣味と交遊

月に1回、熊本の親友とのダベリングに妻がでかけるようになった。いいことだ。こちらはカレンダーが埋まるようにいろいろ手をだしているが妻は十数年の親の介護で近所づきあいは最低限。20代自動車学校以来の女友達以外は娘家族との交流に限られている。筑紫野の高速バス停まで送ってその足で天拝山へ。往復1時間余り。足慣らしにちょうど良い。このあたりは公園だけでなく山の頂上にいたるまで野良猫があちこち徘徊している。天拝頂上付近にいた猫をと撮ったがじっとこちらをみすえる目は気味が悪いくらい。

8合目あたりで旧友と再会、10分ばかり世間話、12月に一杯やることを約束して別れる。昼食はサバの生姜煮。昨日夕食の失敗作。落としぶたにペーパータオルを使ったのが大失敗。十分味がしみ込んでいなかった。男の料理教室で習った通りにすればよいのだが材料や道具類がままならない。そこでついいい加減にやってしまう。今一度、醤油」、みりん、酒、砂糖で煮汁をつくって、キッチンペーパーを落としぶたにつかって煮直し。結論的にはあまりうまくなかったね。教室とどこが違うのかね。夜はセブンでおでん70円セールで買い込みワンカップ大関で夕食。今頃、女房は南阿蘇で親友たちとにぎやかにやっていることだろう。次から次に話題が飛び交いとどまることを知らないのが女の集まりらしいが・・・。

翌日、昼はチャーハン、豚ばら肉をいれたオリジナルでこれはうまくできた。3時前妻を迎えに行く。こんばんはカレーを作ることにする。サバの失敗をカレーで挽回せんと料理教室の件でまた小言の種を作り出しかねない。レンタル畑にいく。ニンジンがちょうどいい具合に生育していた。帰りスーパーに立ち寄り、とりのもも肉、ラッキョウを調達。4時帰宅、仕込みにかかる。カレー用にご飯は固めに炊くべく水加減を減らす。持ち帰ったニンジンを生でかじる。甘くてうまい。カレーに入れるつもりだったがやめて長くきってマヨネーズをつけて食することにする。もも肉を一口大に切る。玉ねぎ一つを薄切りにする。メイクイーンジャガイモ2個を一口大に切る。鍋にサラダ油をひき点火、もも肉と玉ねぎをまずいため、ジャガイモをくわえ、水を具が浸るぐらいいれて煮込む。ジャガイモが煮えた段階で火をとめてカレールーを3個いれて溶かし込む。ピリ辛レベルOK。さらに5分煮込む。[ここ壱番]なみのルーができた。卵をゆでて、レタス、春菊でサラダをつくり完成。焼酎ロックをやりながらのチキンカレー夕食、生人参も結構な味。うるさい奥様から合格点。結構でした。2~3年前のことを思えば格段の進歩ではある。得意メニューをつみあげてゆくことにしよう。

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121024 高倉健、大滝秀治の「あなたへ」観る、秀作、静かな深い感動!

2012年10月24日 | アフターセブンティ

 5月にみた中島みゆきの劇場版以来の映画。狂気の役者と評される大滝秀治さんがなくなり送る会での劇作家倉本聡さんの送る言葉に感銘。孤高の俳優、高倉健からも弔電、「あなたへ」の演技に深く感銘したと・・・。朝9時20分からの開演で1日1回だけの上映、ワーナーマイカル筑紫野にでかけた。わずか3名の観客。35分ごろから映画がはじまったがそれでも7名。富山刑務所の場面からスタート。高倉健がスクリーンに現れるだけで存在感がある。80を過ぎたらしいが5年ぶりの映画、降旗監督とは20作目らしい。なくなった妻(田中裕子)が遺言で平戸の海に散骨してほしい、平戸の郵便局留めにしている手紙をみてほしい(期限10日)と遺言NPOの担当から知らされ、自作のキャンピングカーで富山から飛騨高山、大阪、兵庫、下関、門司そして平戸までの1200キロの妻の遺志さがしの旅に出る。その間いろんな人と出会い、夫婦の愛、生きる意味など模索してゆく。いったいなくなった妻は何を言いたかったのか・・

111分の映画にひきこまれたのは淡々と進むストーリー、非常に美しい映像。立山連峰を背景にした祭り風景、ビートたけし演ずる偽国語教師が種田山頭火を語る背景の海の夕景、兵庫の天空の丘と称される場所での雲海とその中で演じられる和太鼓の勇壮感、散骨する平戸沖のだるま夕陽に映える小漁船のシルエット、写真をやっている眼からみるとまことに垂涎の風景が展開される。撮影技術と場所セッティングのスタッフ、監督の執念だろう。

それにしても冒頭、刑務所に慰問にきて啄木の歌を歌う田中裕子の歌声はこころにしみる。こんなに歌がうまいとは高倉健も感心したらしいがすばらしい。「おしん」で視聴率62%をだした女優、50をすぎてもなおその才は輝いている。「旅と放浪はどこが違うか、旅には目的がある」と夕日をバックに真面目に語っていたビートたけしがなんと車上荒らしであとのシーンで警察にひっぱられるなんて面白い脚本演出ではある。途中、草薙剛や佐藤浩一演ずる弁当の催事販売の男たちとの出会い、これが最後のシーンとからまってくるのはよくある脚本だが見ているときはいちいちこんなあらさがしをする暇もなくストーリーが展開される。

 究極、男と女は縁あって結ばれはするがお互い相手のことを完全に知ってるわけでもなし、すべてを相手に語っているわけでもない。田中裕子が高倉健に「あなたはいつもありがとうと言ったあと必ずでも・・・というのね」と。今時、こんな夫婦はいないかもね、ドメスティックバイオレンスやら離婚やらとしっちゃかめっちゃかの世の中。

 映画はラストに近づき、台風前夜で海が荒れている平戸に到着、散骨のため船を出してくれる人をさがすがこの天候では誰もうんと言わない。港の食堂でやり手の漁師の息子(三浦貴大)と昔、嵐の海で父親(実は陸にだまってあがってしまった佐藤浩一)を失ったいいなずけの娘(綾瀬はるか)と出会う。弁当販売の男(佐藤浩一)がもし船探しに困ったらこの男を尋ねればよいと教えてくれた漁師が実はこの息子の親であった。最初は大滝秀治演ずる老漁師は断ったが嵐がさったあと散骨のために船を出すことを了承する。散骨に出る前夜、食堂の女将(余喜美子)が海にでたら娘と婚約者の写真を流してほしいと頼む。どこかでなくなった夫(佐藤浩一)が見てくれるかもしれないと・・・。久方ぶりのなぎの美しい海に散骨の儀式は無事終わる。場面は門司港にうつり海を見ながら高倉健と佐藤浩一が話している。あずかった写真を海に流さず佐藤にわたす。母娘の顔つきと佐藤が似ていると思い持ってきたと。佐藤は自分の過去を話す。

郵便局留めの手紙にはありがとうの一文字しか書いていなかった。生き残った者がそれぞれの生きる場所、帰る場所を見つけて自分の時間を刻んでほしいという意図だったのか。この世の中、いろんな出会いがあり、夫婦があり、家族がある。がそれぞれの思いがどれほど伝えきっているか定かではない。がとにかく一緒に歩んできたことに感謝すればそれでよいのではないか。・・・ということをこの映画は伝えたかったのか、考えてもらいたかったのか。

役者一筋に厳しい映画界の荒波を生きぬいた狂気の俳優、幸せな男、大滝秀治さんのご冥福をお祈りします

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121023 24節季の18番目「霜降」、赤く咲いても冬の花、さざんか撮る!

2012年10月23日 | 趣味と交遊

ここ数日、季節の変わり目に必ずでてくるアレルギー性鼻炎のくしゃみに閉口している。花粉症ではないが血管収縮性鼻炎とか医者に言われた記憶がある。冷気にあたると鼻の奥がむずむずしてきてくしゃみとなる。時、あたかも24節季では18番目の「霜降」、10月23日ごろ、冷気が上って霜となって地上におりる。北の国から紅葉が始まる季節というわけ。わが家の庭のさざんかのつぼみが開いて可憐な風情を醸し出している。

山茶花はツバキ科の常緑小高木、椿よりこぶりの花が咲き花弁は一片づつ落ちる。初冬の季語である。

・山茶花のここを書斎と定めたり(正岡子規)   ・山茶花の長き盛りのはじまりぬ(富安風生)

山茶花といえば大川栄作の「山茶花の宿」を思い出す。「曇りガラスを手で拭いて あなた明日がみえますか 愛しても愛しても ああ他人(ひと)の妻 赤く咲いても冬の花 咲いてさびしいさざんかの宿」。最近はひさしくカラオケに行っていないが昔はよく歌ったものだ

30分おきくらいに撮影する。気温が上がり始めるとともに少しづつ花弁に隙間が生じてくるがなかなか開かない。太陽の光をうけて濃い緑の葉が光を反射する

所用で出かける。3時間後帰宅して撮ったのが1枚目の写真。インターバル撮影というのができると取説にかいてあったように思うがやったことはない。しかしこのように撮ってみると植物も生きているということが実感できる。「きれいに咲いてくれてありがとう」と話しかけると「いいえ、どういたしまして」と声がかえってきたような気がする。霜降の一日でした。

 

 

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121021 筑紫地区夢まつり、パパット料理教室模擬店、やきいも、団子汁完売!

2012年10月21日 | 趣味と交遊

 半袖でもよいくらいの秋晴れの中、筑紫地区夢まつりと称した文化祭が原田のコミセンで20,21日開催。コミセンを利用している学習団体の成果発表をかねた地域との交流親睦の場となっており、料理教室として模擬店を出す。私の住んでいる地域のコミセンでも11月、同様の文化祭が開かれ、そこでは写真同好会として作品を出品する予定になっている。

 20日午後、団子汁と焼き芋の材料準備や仕込み作業。「だごじる」は約250人分くらいを見込んで近所のスーパーで調達。豚三枚肉(ばら肉)2.5キロ、大根6本、ニンジン12本、里芋5~6個入り12袋、白菜大3個、白ネギ12本、こねぎ12束、ごぼう10本、こんにゃく大12個など。3時ごろからメンバーが集まって約二時間、豚を4等分に切ったり、白菜、ねぎ、ニンジンなど野菜を切って大鍋にいれてゆく。こんにゃくもスプーンで小さくカット(初体験)、ねばつく団子を一口大に切ってゆく。焼き芋用の芋をあらって両サイドをカット、大きさを区分して発泡スチロールに保管。N先生からガスオーブンの使い方の説明がある。最大90分位に連続運転設定、温度目盛りを250度に設定。大きさを整えてトレイに並べ、スタートボタンをおすと90分のタイマーがどんどん減ってゆくのがデジタル表示され過熱中を意味する。焼き芋係りは別途タイマーを持ち20分焼く。大きいのは30分。途中開けないこと。あけるとタイマーが止まり過熱ストップ。再開するときは改めてスタートボタンをおすと過熱が始まりタイマーが動き始める。時間が来たらくしで確認して、新聞紙に1個ずつつつみ発泡スチロールに入れて行く。まあガスオーブン3台分、それぞれに責任者をきめてやることだね。約2時間で準備完了。

 日曜日の21日。8時から団地のゴミゼロ運動、6月、10月、年2回団地内道路周辺、公園、階段周辺をそれぞれ団地住民が清掃担当区分を明確にして実施、県や市の所有エリアはあらかじめシルバーセンターなどが先行清掃を実施、残された部分を8時から10時前まで一斉に雑草除去や清掃を行う。雑草の繁殖力はすごい。家の中は掃除をしても塀回り周辺まできれいに掃除をする人は少ない。おまけに犬を散歩につれだして平気に人の家の塀に小便をさせたりウンチをほったらかしにする不埒な人間もいる。団地のクリーン度はやはり団地住民の文化度、教養レベルをあらわすね。掃除を終え、バイクに給油し、コミセン会場に向かう。すでに9時から販売場所のセッティングや焼き芋を焼き始めたり、だごじるの煮込みが始まっており、10時から販売もスタートしている。11時過ぎ、焼き芋も順調にやきあがり、販売スタンバイできている。料理教室のメンバーが大きな声で「焼き芋、だごじる!」と呼びかけるが今一つ。時間が早いのとこの暖かさゆえかね。が、しばらくして「だごじる」が売れ始め、それにつれて焼き芋も動き始める。自信をもって売るにはまず試食とばかり1個100円なりで買ってみる。結構甘くておいしい。のどが詰まってくるのでだごじるも100円で試食。だごじるといえば熊本や大分で有名だがこれもいける。やきいもにかじりつきながら「おいしいよ」「どうですか」と大きな声で勧誘。発泡スチロールをかかえてテーブル席を回ったりして、13時前焼き芋が完売、200個弱をうりつくした。しばらくしてだごじるも完売。皆よく頑張って完売、結構でした。テーブルを片付けてメンバー一同に会し、実習室で立ち昼食、わきあいあいと楽しい二日間でした。

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121018 久しぶりの男の料理教室、秋サバの生姜煮ほか

2012年10月18日 | 趣味と交遊

久しぶりの男の料理教室。行事が重なったり先月は先生が気管支炎で休会だったりで4か月ぶりの料理教室。今日の献立は①秋サバの生姜煮②鯛の中華風サラダ③かぼちゃの味噌汁④焼き厚揚げのおろし煮。煮魚を今回は青身、次回は白身魚でやることになっている。

<秋さばのしょうが煮>

青み魚はしっかり煮込む、白身魚は煮つけ過ぎないでたれを残すくらいにするのが違いらしい。サバは2枚おろしにして片面ふたキレに切って、皮に切れ目を包丁でいれて、水洗いしてペーパーで水切り。サバが重ならないように並べられる大きさの鍋かフライパンを用意する。生姜は皮をつけたままスライス、あわせ調味料(醤油大3、みりん大3、砂糖小1、酒100CC)とともに鍋にいれ沸騰(鍋の中心まで泡がでるまで)させる。必ず沸騰させてから入れないと生臭くなる。サバを並べる。魚の裏面が浸る程度に水を追加して煮込む。沸騰したら油紙(クッキングシート)で落としぶたにして中火で煮込む。煮汁が半分くらいになったらふたをはずし煮汁をスプーンでサバの表面の切れ目にかけて艶よくにあげる。ほうれん草か小松菜など青菜をゆでて4~5センチに切り、サバのあしらいにする。ゆでた湯はすてずにあとで使う厚揚げや京あげをひたして油取りをしておく

<鯛の中華風サラダ>

レタスは水につけてシャキッとしたのを千切り、ミニトマトは半分にきって準備。さしみ鯛50グラム(二人分)を薄切りにし、中華ドレッシング(市販可)であえる。自家製を作るときは醤油大2、酢大2、酒大1、砂糖少々、ごま油小1、豆板ジャー少々)。塩ピーナッツあれば細粉し、振りかける

<かぼちゃの味噌汁>

1、だし汁をつくる。いりこの頭とはらわたをとってさーっと洗い水2カップ(二人分)にいれてしばらく水につけておく。2、湯で油抜きをした京あげを千切りにし、かぼちゃは皮をまだらにむいて3センチくらいの角切り、玉ねぎは1センチの千切り(せんと直角に切る)、こねぎは小口切りにしておく。3、だし汁を火にかけて沸騰させ、あくが出たら救い上げ、しばらく煮込み、沸騰したら火を弱めて2~3分煮てかぼちゃなど具を入れて、かぼちゃに火が通り柔らかくなるまで煮込み、味噌35グラムを溶きいれて味噌加減をする。沸騰直前に火をとめ、おわんに注いでねぎをちらす

<焼き厚揚げのおろし煮>

厚揚げ小3個を半分にきり湯で油取りし水分をとったの準備。鍋に油を熱し厚揚げの両面を焼き、麺つゆ30CCとおろし大根ワンカップをいれて、さっと煮て汁ごともりつけて小ねぎ、糸カツオ、切り海苔を食べる前に天盛りにする

いつもの男性4人組、だいぶ手際がよくなったのか11時半にはできあがり食卓をかこむ。毎回それなりにうまい。先生の事前準備がよいのか、理由は不明だがまずかったことはあまりない。

下旬にはコミュニティで秋の文化祭。各サークルが模擬店をだす。当クラブでは団子汁や焼き芋を販売するとのこと。仕込みや当日の役割分担など話し合って例会終了。今日は空が晴れあがりさわやかな秋まっさかりの天気。結構でした。

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121017 ろくろ陶芸、作陶会第一回、ろくろ難しい!!

2012年10月17日 | 趣味と交遊

 朝から久しぶりの雨、今日は昼からはじめてのろくろ陶芸。「ロクロ成形のツボ」を楽天ショップの残ポイントでで購入。「畳の上の水練」では実際のところはわからないが・・・早めの昼食をおえて会場へ。12時半から会長から会則その他説明を受ける。簡単に考えていたがきっちり会則をつくり、連絡網や役割分担など明確にしている。午前の部と午後の部があり総会員数は22名。午後の部に欠員ができ、会員のI氏の紹介ということでメンバー入りしたということ。先生は小石原窯の窯元、辰巳窯のN先生。まだ若そう。メンバーは11名中、男は4名、女性がここでも元気。13時作陶会スタート、新人紹介され挨拶。ブルーシートが敷かれた床にロクロが11台並んでいる。早速N先生から粘土(キロ100円)の菊練りの指導を受ける。土の硬さを整え気泡を抜き、キメをそろえる重要な工程。実際やってみるとそれなりの腕力もいるし、コツを体得しないと難しい。練った跡が菊の文様になることから菊練りというがいきなり体力勝負、汗をかく。50回ぐらい練りこんだ後巻き取りと称してロクロにおくため紡錘上に戻す。

 次にロクロの使い方の指導。ドスンと粘土をロクロ台に落として土の底を盤面にしっかりくっつけて行く。傍のたらいの水で手を濡らす。電動ろくろには主電源と左右回転切り替えスイッチがある。時計まわりに回転させながら右のハンドルで回転スピードを調整。いよいよ土殺し(土の上げ下げでさらに気泡をなくし土を整える)の作業。先生は簡単に上げたり下げたりされるがいざ自分でやってみるとスムースに行かない。この土殺しを5~6回やって成形に入る。まったくのロクロ初心者がもう成形かと思うが先生が親指を真ん中に突っ込むとすーと空洞ができてゆき茶碗の形状になる。次に「しっぴき」という取っ手に糸がついた道具ですっと切り離す。成形された茶碗が一つできる。さあ、やってみてください。そんあ無茶なと思うがやるっきゃない。まあ水と粘土でエプロンもGパンもどろどろ。余計な作業が多いんだろうね。

次回に成形品を電気炉で素焼きするスケジュールになっているらしく11月には本格的に登り窯で実習するとのこと。ということで新米の私もなにか素焼きできるものをつくったらどうですかと隣のベテラン女性がアドバイス。それじゃということでぐい飲みを作ることにして何とかできたのが上の写真。ふつうなら成形品を少々乾燥させて、次の作陶日に削り工程をして素焼きにはいるが、丸かんなで厚みを調整して次回の素焼きに間に合わせることにする。

三時半ごろから後片付け。私のロクロ周りは汚い。まあ最初はこんなものですと先輩たちはいう。4時、すっかりきれいになって皆でミーティング。入会費、会費、土代をはらって、11月の小石原登り窯実習の打ち合わせ。事前のまき割り、釉薬、窯詰、神事など、いろいろ大変そう。まあ「なんでもやってやろう精神」で入会したがさてさてどうなることやら

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121016 宝満山への足慣らしに天拝山へ

2012年10月16日 | 趣味と交遊

 地元のコミュニティセンターで映画「宝満山」をみた。時間ぎりぎりに行ったところ会場は満員、入口で立ち見になるかもといわれる。コミセンのホールが300名近くはいって、いっぱいになるなどかつてなかったこと。運よく1席あきがあり座れた。宝満山の映画を作る会が2~3年前にでき、テレビ局の元ディレクタなどの参加も得てようやく完成、今日が封切とのこと。あとで市長が挨拶をされ、事前にビデオをもらって見たことを白状されたが70分の感動の力作とか。宝満山の歴史、自然、四季おりおりの行事や維持管理に携わっている人たちがドラマチックに紹介されていて結構な仕上がりであった。早朝登山会なるものがあり日の出をずっと見続け、写真をとり続けている人などがでていた。今年はまだ登っていない。ちょっと継続的に登ることにチャレンジするかな。というわけでとりあえず天拝山で足慣らしをすることにしてでかける。10時ごろ天拝山公園につくと近くの幼稚園児がきていた。みなかわいく人懐っこい。カメラをぶらさげていると写真を撮って撮ってとあつまってくる。それぞれが公園でゲットした昆虫やいがぐりなど自慢げに見せてくれる。知らないおじちゃんに近づいたらだめよという教育にはなっていない感じ。

今日は遊歩道として整備されていない山道を行くことにする。結構宝満山並みの岩の階段風の道が続いており足慣らしにはよさそう。木漏れ日が道に反映してきれいではある。前を歩いている初老の男性の白髪が太陽の光で白く輝いているのを後ろから撮る。

光が反射してきらきら光っている葉にあまり見たことがない蝶がとまった。さっそくカメラに収める。きれいな蝶だ。あとでなんというのか調べてみよう。(なんと、2000KMの渡りをするというアサギマダラだった。フジバカマがすきらしく渡りの途中で休憩するとか)

10時40分にのぼりはじめ11時半ごろ頂上に着く。汗ばむ体に風が心地よい。下りは木の階段の道をおり、途中で休憩。コンビニで調達した秋炊き込みご飯298円を食べる。結構いける味。さすがにセブンイレブンの弁当開発力はすごい。13時。バイクで帰途に就く。歩数計をみると3000歩も歩いていない。まあ何回か天拝にきて宝満山に登ることにしよう

 

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121014 ろくろ陶芸入門準備

2012年10月14日 | 趣味と交遊

一昨年の夏から秋にかけて5回コースの陶芸コース(5000円+各回材料費1500円)を受講してその時のオリジナル作品が結構食卓で役立っている。てびねりが中心でろくろをつかった作品はなかった。その時知り合ったIさんが別のところでろくろ中心の陶芸クラブに通っており、1人分ろくろが空いたので入会しないかと誘いをうけ再開することにした。今回は陶芸道具を自前で準備しないといけないということでiさんに同行してもらってハンズマンに調達にでかける。

Ⅰ、準備品

1、成形用具・・きごて、へら、なめし皮、切糸、切弓、かんな

2、必要品・・・道具入れ箱、発砲容器、作陶品取り板(ベニヤカット)

成形品をおくためのベニア板(5ミリ)90センチ角を調達して10、15,20、30センチ角に切断。ざっと5000円近い投資だったが買ってしまったからにはやるしかない。

3、持参品・・・えぷろん、道具洗い用スポンジ、古タオル2枚(あまり粘土包用、成形後の掃除用)

Ⅱ、インタネット検索・・・「陶芸ショップコム」でも各種用具は調達できる

Ⅲ、会場・・・Dふれあい文化館

Ⅳ、日程・・第一、第三水曜日。作陶13時~16時、ミーティング16時から30分第一回目に12時半T会長とあいさつ、規約説明受けて入会金1000円、月謝2500円(第一、第三水曜日)を支払ってスタートする予定。

何を作るか個人の自由らしいがロクロの扱いは少々慣れが必要とか。まあ最初はうまいビールが飲めるようビアマグあたりから始めるか。楽しみではある。

 

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121013 文芸春秋大型企画、英「エコノミスト誌」予測、2050年の日本の姿やいかに?

2012年10月13日 | 辛口ひとりごと

うろこ雲がきれいな天高い秋、読書の秋でもある。目はしょぼついてはいるが外はさわやか。

日中文明の衝突や2050年の日本大予測の表紙につられて文芸春秋11月号購入。早速開いてみるとイギリスのエコノミスト誌が分析した2050年の日本が紹介されていた。エコノミストという経済専門誌は世界で160万部発行されており、そのうち80万部がアメリカで読まれその読者の3分の2が年収10万ドル以上という。いわばグローバルエリート層が読者というわけ。単純にロジカルに数字をならべて分析するアメリカ流とは一線を画する「エコノミスト的」と称される視点とロジックで政治経済を論じ続けてきてそのポジションを維持しているという。わたしもたまには手に取ることはあったが日経ビジネスやプレジデントなどやや安直なほうに傾いていたものだ。

さて2050年、38年後、私は生きていれば105歳だが、ips細胞の実用化でひょっとしたら生きながらえているかもしれないが日本はどうなっているのか。結論的には悲観すべきものではなく日本の高度な技術力、努力を惜しまない産業革新精神、莫大な個人金融資産などをベースに逆境の中でも繁栄しうる大いなる可能性を持っているという。

1、GDPは世界の5~8番くらいに落ちる。年率1.1から1.2%程度の伸び。フクシマ原発事故は予期される大問題に目を背ける日本人の弱点、能力の限界を世界に露呈してしまった。しかしギリシャのようにはならない。財政問題など魔法のようには決して消えない。真正面から取り組む必要がある。維新の会の声を聴こうとする日本人にはまだまだ変化対応力はあるという

2、自民も民主もなくなり第三局を加えた複数政党による流動的連立が主流となる。東日本大震災で永田町や霞が関は機能不全に陥ったが日本人の公共心は健在。この公共心が政治を粛清してゆく。

3、日本企業は3・11でよみがえる。あらためてグローバル展開が必至であることが再確認されたと同時に従来のカイゼンの時代は終わり、真の創造的破壊が必要になる。製造業は2割、その他はサービス業となる。楽天などソフト志向企業がもっと台頭すべき。フクシマ後の日本は再生エネルギーで世界をリードするチャンス

4、人口は3000万人減で1億を切り、扶養者数と労働人口が肩を並べる世界唯一の国になるが高齢化社会は克服できる。生産年齢人口の専門技術ではなく高度に教育されたゼネラリスト的センスをもち変化対応力がある。

5、北朝鮮崩壊で新たな日中新時代が来る。中国は最大の強みであった人口が一人っ子政策でアキレス腱に変貌してゆく。軍人の半減、急速高齢化年金制度なし。北朝鮮は確実に崩壊しアジアの勢力図は今とは全く違ったものになる。オバマのアジア回帰は敵国中国の包囲網づくりにある。したがって日本は米中半々でうまく立ち回る必要がある。などなど

製造業でこそ成長できるなど過去にとらわれてはいけない。アイホンは電話機であるとこだわっていてはどうしようもない。日本人は精神的勇気をもって立ち上がるべし・・・と説いている。さて、さて・・・・

 

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121011 山中伸弥教授、ips細胞でノーベル医学生理学賞受賞、すごい人ですね

2012年10月11日 | 辛口ひとりごと

河内のやんちゃぼーずがノーベル医学生理学賞受賞、山中伸弥教授、すごい人ですね

 

あっけらかんでユーモアもあってしかも周りに目が行き届き、本質をおさえた答弁ができるすごい頭脳をもった天才ですね、山中先生は。ほんとに大したもんだ。NHKの現代のドキュメントでIPS細胞の発見から6年でノーベル賞の受賞とは早いと思いませんか?早くはありません。発見から6年ではなく同時受賞されたアメリカの教授の発見から50年です。特許をとって研究のための莫大な資金をあつめようとはされないんですか。

 特許は一企業の独占を防ぐために京都大学という公的機関でとっているわけでリーズナブルな条件でどんどん使ってもらい実用化のスピードをあげたい。奈良先端技術大学時代に国が70億の予算をつけてくらましたが・・。援助は大変ありがたいですが100名以上の契約社員の研究員を正社員にして安心して研究に取り組めるようにしてもらいたい。網膜の再生治療などはこの2~3年で実用化されるのではないか。別のTV局の女性アナウンサーが家庭での位置は?ナンバー4です。ボスは家内、娘二人がツー、スリーで私はナンバー4。料理以外何でもやります。

 奥さまの内助の功をTVで拝見しましたが?あれは猫をかぶっていましたね。大阪のおばちゃんです。実にあっけらかんで人からどう見られるとかちゃちなことは考えていない腹のすわった豪快な人物。すごい人です。実用化のスピードをはやめ難病とされている病気の患者を救いたい。そして25年前に亡くなった父親に会いに行きたい。眼だけはしっかり見据えて微動だにしないインタビューのやり取りを見てすばらしい、すごい人物であること実感した次第。

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