令和4年、最後のブログ投稿、大晦日です。
昨日、妻と墓参、なんと墓は雪に埋もれていた。初めての体験。私の家の周辺はまったく雪は残っていなかったが、車で20数分、山手にある霊園に近づくにつれ道路サイドや田んぼに雪が残っていた。いつものように嫁方の墓にむかうとなんと一角全て雪に埋もれていた。雪を掻きだすだけで一苦労、手足がしびれる。北国の人たちのご苦労がよくわかる。軽キャンに積んでいた長靴に履き替えての作業だったがスコップは載せていなかった。あいかわらずほったらかしの墓地が増え、汚い。先日、10年分の管理料9万8000円ばかり振り込んだが一体どこまでの管理が含まれるのか?だね。妻が「こんなところに入りたくないわね、樹木葬にしてもらいたい」などともらす。まあ気持ちはわからなくはないが。
昼、帰宅。カップうどんをすすり、新聞に眼をやると「墓碑銘2022九州」。九州ゆかりの著名人の追悼特集。物故者の一覧をみていて梅野重俊さん(71歳)の名前を発見。トーフ湯葉の和食チェーン「梅の花」の創業者。私の現役コンサル時代、ユニーク破天荒な社長だった。幹部研修をやりながら皆で上場しようと誓い合った思い出がある。一時九州を席巻したスーパー、寿屋の壽崎肇創業者(96歳)、トップ会合によく来ていただいた、なつかしい方。長崎国見高校サッカー部をひきいて6度も全国1をはたした小峰監督76歳。6回も優勝させたのだね。まあ私も77歳、いつ神の思し召しがあっても不思議でないこと痛感。
京セラを世界的企業に、日航を再建した稲森和夫さん、衝撃的事件でなくなった安倍元総理、ソニー会長の出井信之さん、世界的デザイナー森英恵さん、新日本プロレス、議員のアントニオ猪木さん、元都知事の石原慎太郎さん、歌手の西郷輝彦さん、落語家、三遊亭円楽さんなどそれぞれの分野で活躍、新聞紙上をにぎわした方々がなくなった。
半面,市井で静かに、あるいはコロナで家族が悖ることすらできずになくなった人も多くいらっしゃるに違いない。
私の好きな番組、NHKの「ドキュメント72時間」年末特番。狭くて広い日本、新聞やテレビに出ることもない市井の人々のそれぞれの人生が浮き彫りにされる。まさに島倉千代子の「人生いろいろ、男もいろいろ、女もいろいろ」、都会でも地方の片田舎でも,じっと頑張り、角打ちの酒屋やうどんの自販機の前でのひと時、人との触れ合いに生き甲斐を見出している。
政治、経済、社会、スポーツ、芸能など今年の内外の十大ニュースの記事。私の令和4年、記憶に残る出来事。知床沖観光船の遭難沈没での多数死者、人災。経営者の理念失楽。過去にもあったとはいえ日中、選挙演説中の安倍元総理の暗殺事件。サッカーワールドカップでの侍ジャパンの活躍、メジャー大谷翔平のベーブルース越え、投打の規定打数,投球回数クリア、来期44億円契約。閣議決定での防衛費予算の拡大、敵地攻撃を可とする、専守防衛理念の放棄、エリザベス女王や京セラ稲盛和夫さんの逝去などが頭に浮かぶ。
つつましい市井の年金生活者のわが家の十大ニュース?ここ3年のコロナ禍のおかげでステイホーム体質が定着してしまった。妻と何があったか?と話す。思い出すのに苦労する。無理やり引っ張り出したのが以下の項目。①岡山の息子夫婦の企画で2泊3日京都紅葉めぐり ②孫娘が高校に入学 ③息子が外資系薬品メーカー早期希望退職、前の会社に再就職 ④5回目のコロナワクチン副反応なし ⑤私のギックリ腰回復に1か月かかる(11月) ⑥九州国立博物館でのボランティア活動再開 ⑦5月に屋根塗装リフォーム(10年ぶり)⑧軽キャン活用写真撮影低調、写真コンテスト、筑紫野市制50周年のみ(11月)⑨任天堂ソフト、ピクミンブルームで家族5人での週間10万歩チャレンジ(ウオーキング習慣ができた。妻は万歩ウオーカーに。我々の安否が子供たちにわかる)10番目は出ず!
こんなつつましい1年でしたが幸せ、幸運な年であったというべきなのでしょう。お陰様でこのブログもリタイア後の十数年で累計訪問者が57万をこえました。読者の皆様こそが私のボケ防止にご協力いただいているものとあらためて感謝申し上げます。新型コロナウイルスの第八波が来ているようですが政府のお膳立てにうかうかとのらないようご注意いただき、どうか良いお年をお迎え頂きますように!本年はありがとうございました。