送り火で終わったお盆の3日間。翌日、夕方一時雨予測だったが思い切って山鹿にでかける。藤井養蜂場の古代ハスは終わったようなので熊本で探してみると山鹿市鹿央の古代の森に蓮池があった。祭りは8月上旬におわっているがまだ咲いているということで古代ハスと千人踊り狙いで山鹿をめざす。筑紫野ICから九州道にのって菊水ICでおり(軽1000円)県道16号線菊池阿蘇方面へ。15分で古代の森ハス園につく。売店の主人にたずねる。まだ見れますよということで奥の方にすすむ。蒸し暑い。ピンクのハスがみえてくる。数輪ではあるが咲いていた。しかしじっとしているだけで汗がでてくる。同好の士がひとり三脚をたて撮影中。情報交換。撮影開始、どうとるか
オーソドックスな1枚。バックを暗くして
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空に向かって1枚
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葉と葉の間から狙う
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水面のハス。足場にのっているような感じ
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次世代にむけて
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くたびれた。休憩所があったので昼食休憩とする。セブンで仕入れたサバ飯と冷たいお茶。ここのハス祭りは6月25日から8月2日までやっているようだ。来年はもっと早くそして朝一番にきましょう。山鹿中学校にナビを設定、15分くらいでいきそう。駐車場らしき看板、発見できず、とりあえずはいつもの山鹿温泉プラザの北駐車場に13時20分にいれる。係りのおばさんが18時から通行禁止になるのでそれまで出てくださいという。つまりは18時から24時まで主庫できませんよということ。明朝まで最大1300円と看板。祭りの総合受付に聞くと中学校は23時まで500円だという。炎天下ではかなわないのでプラザにとめておくことにして周辺チェック。とにかく暑くて倒れそう。熱中症などひとごとのように思っていたがどうやら他人事ではなさそうな体調。千人踊りの会場の山鹿小学校まで10分、ちょうど良い距離。エアコンのきいたプラザでしばし休憩、チオビタドリンクで活力補強?16時半から演芸会場で山鹿流バナナのたたき売りがあるらしい。行ってみる。
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なかなか面白い。口上、セリフが最高、うまいもんだ。バナナが一房ごと3~500円でどんどんうれてゆく。芸ですね、たいしたもの。隣にチオビタ無料試飲コーナー、3000本用意したらしい。いただく。
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小学校まで歩いて1000人踊りの下見に行く。とにかく暑い。1部は18時45分スタートだがすでにカメラ小僧はじめ良い席はあらかた確保されていたがまだ余裕はある。一旦プラザにもどる。寿司和食の店、すでに順番待ち。17時10分。車に戻りクーラーを入れて、レンズ他撮影準備。このキャンピングカー、真夏はだめだね。エンジンかけパなしでねるわけにいかないからね。17時40分店にもどる。50分、やっと座れる。とりあえず生!そして久方ぶりに馬刺し定食を注文。冷えた生が五臓六腑に・・生き返る。18時30分からプラザ前のお祭り広場で鹿本農業高校郷土芸能伝承部の御嬢さん方の灯篭踊りがある。雨で遅れたが20人ほどの若い女性たちが頭に和紙でできた灯篭をのせて優雅に舞うデモンストレーション。
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きれいですね。前からも失礼して持参の踏み台にのってバチバチ。こんなおじさんばかり。
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だんだんと宵闇がせまる。演芸会場ではサンバダンサーがパーフォーマンスをやっていた。若い男性が頑張っている。19時半、空模様があやしい、もし雨で中止になったらばかみたい。とりあえず小学校に向かう。千人踊りが始まらんとしていた。階段の上部をあるいて隙間をさがし撮影ポジション確保。1000人そろうと壮観ですね。4年前にバスツアーで来て以来である。
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しかし和紙とのりだけでできた国の伝統的工芸品の山鹿灯篭が雨よけのカバーがかぶされている。
せっかくの金灯籠がカバー付では台無しだね。まあしかし雨は大敵、いたしかたない。
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天気予報を聞きながらカバーをつけたり外したり運営側は大変だ。本当に雨が降ってきた。カメラマンたちもカッパをきたりカメラにビニールカバーをかぶせたり大騒ぎ。小学校の校庭の足場もぬかるんでどろどろ。10分ほどで雨があがりなんとか1部は終了。2部は21時からだがいやはや大変。踏み台も靴もどろどろ。バス観光客もさって会場は落ち着きをとりもどす。雨があがって気温もさがってちょうど良い。階段の前の方にじんどって今度はゆっくり踊りを鑑賞しよう。21時、大宮神社の神職によるお祓いが始まり、踊り子が入場。こんどは景行天皇と松明の集団も登場、祭りの由来を再現。
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菊池川一帯の深い霧に進路を阻まれた景行天皇の一行を山鹿の里人が松明をかかげてお迎えしたというのが祭りの由来。ゆったりとした「よへほ節」にのって踊り子たちの優雅で妖艶な舞が始まる。
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壇上には保存会の女性たちによる灯篭踊りが展開される。
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22時、雨もなく優雅で妖艶な千人灯篭踊り2部が終了。22時から祭りのフィナーレ、上がり灯篭がはじまる。街中に展示されている奉納灯篭が若い衆に台ごとかつがれて大宮神社に奉納される。
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15,16日、長い、暑い、優雅で、妖艶な山鹿灯篭祭りがこれで終わる。いやはや今日は古代の森のハスに始まって12000歩くらい歩いてシャツもぐっしょり疲れました。23時プラザにもどり隣接の山鹿温泉の元湯、さくら湯にいく。300円プラス石鹸代100円。ゆっくり温泉いつかり四肢をのばして疲れをほぐす、至高のひとときを過ごす。外ではお祭り広場やグルメ広場のあとかたづけ。午前零時に交通規制が解除される。商売人たちは大わらわで後片付け、お疲れ様でした。