ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

240422 時節は「穀雨」、今年の春夏野菜の作業は順調だがまだまだ体得できていず!!

2024年04月22日 | 旧暦のある暮らし

24節気では「穀雨」、いろいろな穀物を潤してくれる春の雨が降る頃。

 

二十日の土曜日、レンタル農園の全体作業日。元県農業大学のM教授の野菜作りの講義などもあって、トマト、キューリ、ナス、ピーマン、オクラ、枝豆、弦なしインゲンなど一挙に苗の定植や種蒔きなどをやった。3月16日に2期目がスタート。去年失敗したジャガイモなどがスムースに発芽、葉も20センチくらいに成長。元気そうな葉を各種イモ毎に3本ほど残して、間引き、有機,化成の混合肥料をぱらぱら撒いて、種イモが顔を出さないように土寄せ。2週間後もう一度土寄せして5月下旬、収穫となる。

(ジャガイモ)

 

m先生は肥料をやりすぎると葉は立派に大きくなるが実に十分栄養がいかない、いわゆる肥料やりすぎのツルボケという症状になるとのこと。しかい隣の畝のベテランYさん、10年選手で去年もいろいろ助けてくれて、写経会の同僚でもあるが肥料はパラパラでもやったほうがいいということで私はものは試しでやってみた。

農業も経営も理屈ではいかない経験哲学が必要。

腰を痛めないようにと少しづつ畝づくり、土づくりをやってきたので、20日の作業はトマトの畝とナスの畝に雑草除けの黑マルチシートを敷き詰める作業。野菜作りの7割は雑草との戦い。雑草は育てる野菜にいくべき栄養を奪い取る。雑草の生命力はすごい。

(マルチに穴をあけトマト、キューリの苗を植生)

 江戸時代から「下農は草を見ても草をとらず、中農は草を見て草をとる、上農は草を見ずして草をとる」と言われてきた。すなわち優秀なお百姓さんは雑草が生えないよう先行管理するか,生えたら即、かりとる、クイック対応をする人というわけ。マルチシートは土の保温と雑草を防いでくれる。

 農園の方で用意いただいた中トマト、ミニトマト各2,キューリ2株を苗をマルチに穴をあけて植生する。アナに水をいれて、根バチが崩れないように植え込む。周りに土をいれて苗と土を密着させる。手でたたいて密着させすぎてもダメ。空気の層も作っておかねばならない。そして灌水。苗が風で倒れないように竹の細木で仮支柱をつくり、麻ひもでS字型にくくりつける。これらの一連の作業が去年の農事日記でチェックしたりYさんに聞いたりしながらやる。まあ、まだまだ身についていない、体得できていないということ。知得、体得、納得までいかないとだめということ。しかし、自然相手の農業、野菜作り、10年やってもうまくいかない時が結構あるとyさん。

(手前がナス、ピーマン、オクラ。その奥が枝豆、インゲン)

去年は失敗だった枝豆やツルなしインゲン。今年はよくばらずにそれぞれ4個種穴をほり、3個づつ種をまき、灌水、防虫ネットをトンネル掛け。ナス、ピーマンの植生、オクラの種まきを雨が降り出すまえに、なんとか完了。

(手前がレタス、人参、大根。その奥がホーレンソー、春菊、小松菜など)

まあトマトなど果菜類はこれから支柱づくりや脇芽とりや日々のケアが勝負。すべて発芽に成功した人参、ホーレンソーなお葉菜類は間引きや雑草取りが重要になってくる。まあ時間だけは十分あるのだからマイワイフの感謝の声、お褒めの声がでるよう頑張りたいものです・・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

240204 立春、武蔵寺で写経会。昨日は太宰府天満宮、節分大祭。気分良好の二日間でした。

2024年02月04日 | 旧暦のある暮らし

 立春ときくとなんとなく春めいて、気分が晴れてゆく感じがする。歯がしみたり、頭痛がしたりしていないせいもある。人間というのは割といい加減なもの。幸福論のアランは言う。目にゴミが入ったら慌てずじっと涙が出るに任せておきなさい。そうすると涙がゴミを押し出してくれる。過剰反応して慌てるとろくなことにしかならない。

 

 昨日は太宰府天満宮の節分大祭に久しぶりに妻と出かけました。行きは妻はウオーキング、私は車で一足先に。近辺駐車場はほぼ満杯、この行事への参加者が多そう。季節の変わり目の立春、立夏などの前日が昔は節分とされていたようで変わり目に悪鬼が出るということで豆が魔滅に通じることから豆まき神事が行われてきたとか。来年は地球の周期の関係で2月2日が節分になるようです。

仮本殿前には結構な数の参拝者。厄除除災の神事。

還暦代表者の厄払いのあとは参列者への厄払い。無神論者が多いとされる日本人だが皆さん、案内に従って神妙に低頭していました。

 

仮本殿前での豆まき、広場での豆まき、楼門前での鬼さんと子供たちの交流。雑踏の中でのスナップ撮影。

その間、妻はいつもの厄除団扇や恵方巻をゲットしてマイ軽キャンに合流、帰宅。

 

玄関で厄除け団扇で全身にタッチしてから居間へ。恵方巻だけでは足りないので妻がニュウ麺をさっと作って、恵方の東北東にむかって太巻きの丸かじり。無言でいただく。中心に入っているかんぴょうをかみ切るのに少々慎重に。ニュー麺ともどもおいしくいただけました。夕食後豆まき。迷信は排除する浄土真宗では豆まき仏事は行わないがある寺院したらしい。鬼は内、福も内!悪鬼は阿弥陀様が救われたとか、悪人正機説ですね。

 昨今世間を騒がせている不祥事、己の力や金力で人がぺこぺこついてくるという驕りがあるから稼いでいる芸能人や政治家が道にはずれた行為をし、晩節を汚すのではないでしょうか?!神頼みというわけではないが謙虚になれた一日でした。

そして4日の立春の日、写経会。己を無にしてサッパリした二日間でした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

231221 冬至、筑紫野初雪!!小津安二郎と斎藤高順、世界史上No1映画「東京物語」!

2023年12月21日 | 旧暦のある暮らし

 時節は冬至。古代では1年の始まりだったとか。1年で最も昼が短く夜が長い。これから日が伸びてゆくので1年の始まりと言うわけ。寒波襲来で当地、初雪、寒い。メダカの鉢に発泡スチロールをまきつけ寒さ対策。

BS1チャネルで金曜日までの毎日、13時から懐かしの映画が放映されている。ヒマなシニアが時間つぶしと若き時代の思い出に浸る時間として活用しているようだ。

 

たまたま新聞のテレビ欄をみると「東京物語」とあったのでテレビのスイッチをいれた。小津安二郎監督作品「東京物語」(公開70年)家族と人生のリアル抒情詩!!感銘!

以前に当ブログでDVDの小津安二郎大全集を紹介した記憶がある。だから東京物語も見るのは2回目だ。老いた父親役の笠智衆の淡々とした演技にひかれる。老夫婦が子供たちの住む東京や大阪の大都会に尾道から旅に出る。子供たちは表面上はよく来たと歓迎するがそれぞれの生活に追われて実際ははやく帰ってもらいたいという気持ち。十分接待できないものだから熱海の温泉を押し付ける。ひなびた温泉ではなく俗世界の見本みたいな温泉。

父親は旧友と再会。杯をかわすにつけ男たちは子供にたいする愚痴をこぼし始める。どこも同じ。所詮親子関係などはかないもの。一番親身に世話をしてくれたのは戦死した息子の嫁典子(原節子)、いわば血のつながっていない女性が一番親身だった。帰路に就いた老夫婦、途中老母が寝台車でたおれ次男のいる大阪で一休みし尾道にかえる。

帰ったそうそう老母がたおれ危篤の知らせが子供たちにとどく。長男の医師、手の施しようがない。大阪の次男は帰ってこない。その夜老母はなくなる。長女の美容店店主は母親の大島紬の着物はわたしに頂戴と言って葬儀あとそそくさと帰ってしまう。死に目に会えなかった大阪の次男も長男の医師も皆帰り、老親と一緒に住み地元の学校の教師をしている次女と戦死した息子の嫁のみががのこる。所詮子供たちは独立して世帯をもてば親のことなどかまっておれない。これは世の中の真理。次女は冷たいとののしる。典子は「これが人生、世の中というものよ」となだめる

たまたま夕刊をみると小津安二郎生誕120年、小津安二郎と斎藤高順、映像と音楽の美しき結合と言う記事。英国映画協会の「サイト&サウンド」誌が2012年、世界の著名な映画監督358人がえらぶ史上最高の映画ベストテンでなんとこの「東京物語」が堂々の1位をとったというのだ。

物語の冷徹なリアリズムに抒情性すら感じさせるのは笠智衆や原節子の名演に加え、場面を静かに支える高純度の映画音楽の効用だという。その音楽を提供したのが小津と同じ江東区出身の28歳の音楽家、斎藤高順。小津は当時49歳、以後の作品のほとんどを斉藤が担当したという。なるほど映画をみていて場面場面でしっくりしていて全く違和感を覚えなかったね。

懐疑的な敗戦、終戦のわずか8年後に公開、静かなタッチの中に家族と人生のリアルを叙情的に描き切った小津安二郎の隻眼には感銘の念を禁じ得ない。現代にもまったく色あせない世界一の映画ですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

230812 月遅れ盆イブの今日、墓参、雑草刈り取りサッパリ!今年はブルべり―が豊作、ジャムに!!

2023年08月12日 | 旧暦のある暮らし

巷では昨日の11日、海の日で祝日、全国レベルでお盆の連休がスタート、大都会から故郷へ、新幹線や飛行機、車をつかって大移動。

わが家のトイレのカレンダー、12日に妻の字で墓参。暦上は明日が月遅れ盆の迎え火の日。もともとお盆という行事は旧暦の7月15日だったのが今や新暦の8月の15日、くしくも終戦記念日と重なった。ご先祖もふくめて亡くなった方々を弔おうという行事。

  

農園で日中の暑さは体験済みなので8時半、霊園にむけ出発。梅雨や大雨をへて多分雑草がわんさかと予想されたので刈り込みばさみも持参。保冷剤がはいったバッグに濡れタオルもいれる。この霊園には10年分の管理料も前払いしているが雑草生え放題。なにを管理してくれているのやら?何年も墓参にきていないような墓も目立つ。妻の両親の墓と私の両親の墓、同じ霊園内にある。2か所をきれいさっぱりさせて墓前で読経。10時すぎ終了。

持参の冷タオルと冷えたしそジュースがバッチリ。

さてこのお盆ですがなぜ8月の15日が(旧暦では7月15日)お盆なのか。おおかたの現代人は頓着ないだろうが再確認しておこう。

 お釈迦様の弟子に目連という神通力をもつ弟子がいて、なくなった母親の様子を千里眼でみると、地獄に落ちて飲まず食わずの責め苦にあっている。(この責め苦をウランバナ、倒懸の苦、つまり逆さづりということ)食事を与えようとすると口元で燃え出す。お釈迦様になんとかしてほしいと懇願。お前の母親は生きている時、心がせまく人を助けようとしなかった。だからその罪の深さゆえ地獄の苦しみを味わっているのだ。ではどうすればよいのですか?

 インドでは4~7月雨期で外にでることができないので僧たちは寺院で修行をおこなう。夏安吾(げあんご)といいその間僧たちは断食修業。夏安吾が終わる7月15日に僧たちに布施、ごちそうをしてあげなさい。盂蘭盆経にはそのとおり目連が実施し母親が救われたという話がでているらしい。ということでお盆は正式には盂蘭盆会(うらぼんえ)という。だからお盆というのは亡くなった人が無事極楽浄土にいけるようにお祈りする、あるいはわが家に帰ってもらいゆっくりしてもらうための行事。

 どんな人間でも死ねば仏になれるというわけではない。煩悩に穢れた穢土から三途の川をわたって阿弥陀様の待つ浄土に無事行きつくには、阿弥陀様の18番目の請願、念仏往生をひたすら信じて南無阿弥陀仏と唱え続けねばならない。とするのが浄土真宗の教え。NATOをどんどん拡大してロシアをおいつめた欧米がウクライナ侵攻の真因だといかにプーチンが力説しようと罪もない民間人を平気で殺戮して、簡単に天国に行けると思ったら大間違いだろう。地獄界、畜生界(六道輪廻の世界)が待っている?!

 まあそれはともかく78歳の今までともかく無事に生きてくることができたことに感謝しつつ、六つの修業を日々行いなさいというのが六道輪廻の考えからの脱却を目指したお釈迦さまの教え。そのためには八正道を行いなさい、さらには六波羅蜜というより簡単に取り組める彼岸、浄土にわたるための6つのチケットを入手しなさいというわけ。

1、布施・・ほどこす。笑顔とやさしい言葉で。顔施(がんぜ) 2、持戒・・戒律をもつ。他人の悪口を言わない。要するに悪いことはしない、いいことをする。といっても人間は馬鹿だからできない。だから毎日懺悔(さんげ)をして反省しなさい  3、忍辱(にんにく)・・要するに達観して耐える。夫婦もあいみたがい。おやがいさま  4、精進・・生涯勉強   5、禅定・・こころを鎮めなさい。ひたすら念ずる。写経。対価を求めない   6、知恵・・わだかまりのない静かに正しい判断と行動ができる。

 写経会にでたり、仏教関係の本を読んだりで、幾分達観できるようになってきたが繰り返し確認しておかないと実行継続は難しい。お盆を迎えるたびに見直す。特に夫婦二人の生活を気持ちよく過ごせるようにすることが一番。

今年は玄関前のブルベリーの樹がたわわに実をつけ、毎朝、地上に実を落としている。採集してみるとなんと3kgを超える量。しそを集めて洗ってゆでて絞ってしそジュースへ、ブルベリーも同様に妻が立派にジャム作ってくれた。次回は私がチャレンジしよう!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

230808 台風6号リターン、立秋、涼風至る頃!「人生は70歳からが一番面白い」?!

2023年08月08日 | 旧暦のある暮らし

台風6号が沖縄諸島に被害をおよぼして、なんとUターンして南九州大雨、線状降水帯、明日明後日北部九州も大雨予想、なんてことですかね。韓国や中国に上陸することなく戻ってくるわけだからどうなってんのと聞きたいくらい。そんな中、8日は立秋、涼風至る頃(24節気)

大気が不安定と言うか、猛暑の合間に雷雨があったり異常気象ですね。ウオーキングも朝6時過ぎか、夜7時前後だと「すっと風ほほなでゆきし秋隣」と言う感じで、秋の気配の始まり。

スマホで夕景など撮影、雲の形状が面白い、不安定な気象を予感させる。

月初めの月曜日、写真愛好会の例会、体調不良の欠席者。メンバー10名で一番若いのが75歳、平均は80を超えている。例会の様子を後ろから撮るとほんとにジイサンの集まりを実感する。コロナ前は毎年2回、小型バスをチャーターして撮影会をやっていたがこの方式は難しそう。

観光バス会社が企画する山鹿灯篭祭り、千人踊りに同乗する案を提案、私は3~4回、撮影には行ったことがあったのだが8月16日、酷暑のなかで歩き回る過酷さを思い出し結局断念、料金も保険、夕食弁当付きで7500円、JR二日市からのりこめて、ワイン工場など見学しながらの企画でよかったのだがこの案はお流れ。要は意欲、体力、行動力がネックとなってしまう。しからば・・・・・

本を借りるべく図書館へいく。ふと見ると「人生は70歳からが一番面白い」と言う本が眼にはいる。著者は4000万部超うれたとされる島耕作シリーズを書いた、漫画家の弘兼憲史さん。1947年うまれの76歳、団塊世代の旗手ですね。松下電器での勤務時代をベースに団塊世代のサラリーマンの生きざまをえがき一世を風靡。私も30代後半「週刊モーニング」に連載された「課長島耕作」をよく読んだ記憶がある。

弘兼さんはこの本で四つの提案をしている。家族社会との関係見直しで自立、現実を受け入れ自律、どこまでも人生を楽しむ、社会に役立つことをして死ぬ。要するに人生楽しんだものが勝ちというわけ。キーワードは「上機嫌」。

(一日に開花したサギソウがまだ元気な姿、むこうに蕾が一つ!)

上機嫌な人付き合い、妻子から自立して上機嫌、上機嫌な死に方、上機嫌に健康長寿、最後まで上機嫌に楽しむ。そして団塊世代の責任を果たそうと提言し締めくくっている。不機嫌にならないようどうするか?!まあ要するにすべてにおいて無理せず、うけいれて、ひょうひょうと生きるということか!

逆らわず、いつもニコニコ、従わず!相手を立てて、ほめて、譲る!感謝して,こたえて、与える!など、興味ある方は一度図書館でお読みください。

 私は65歳で完全リタイア、多趣味に没頭し、70歳の時、53日9000km、軽キャン日本一周一人旅を敢行し、70代、妻のおいしい夕食に舌鼓をうち、クラシック音楽を聴き、レンタル農園で野菜をつくり78歳になった。70代が一番楽しいかどうか?だが自分史も整理したし、このブログもあるし、まあいつお迎えがきてもいいかという気分ではある。世間様にたいし何もできていないけれどね・・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

230803 二十四節気、大暑、たいうときどき降る頃。待望の「サギソウ」開花、嬉しや!!

2023年08月03日 | 旧暦のある暮らし

 猛暑が続いている。親しい人が夫婦でコロナ感染、まだまだ油断できませんね。昨日行ったディスカウントスーパーもほとんどの客がマスクをしているが入り口にあった消毒スプレーは撤去されている。八波やどうのこうの言われている折、経営者はどう考えているのかね?

 いつもなら蝉時雨がうるさい頃だが今年はいつもほどでない。何かあったかな?梅雨があけて即猛暑、だが大気不安定でときおり雷雨!はや台風6号で沖縄諸島に被害が出ている。体温以上の猛暑、異常ですね。もうすぐ夏の高校野球が始まるが開催方法に大きな変革があるとは聞いていない、高野連は何を考えているのやら?

そんなこんなの一日の朝、ふとみるとミズゴケの鉢の上に白い影???咲いてくれました、待望のサギソウ!3月末に球根10個ばかり、ミズゴケ鉢ごといただき、4か月余り、ほんとに咲いてくれるのかやきもきしていたが先日確認した蕾が開花していました。まさに白い鷺が飛んでるかのような風情、3~4センチほどの花だが感激ですね。

 

朝食を作るのも忘れて、カメラ3台、16-50mmF2.8レンズ、50mmのマクロレンズ、コンデジ、ライカレンズ、そしてアイフォン。とりあえず三脚なしでバチバチ。手製のレフ版に黒い紙をつけてバックけしに。

(ぶらさげているのは距とよばれる授粉管、先端に密がたまっているとか)

朝食後パソコンで画像チェック。マクロレンズがよさそう。三脚を引っ張り出し、ピントをしっかり確認して再撮影。熱中していると暑さを忘れます、が意識だけで汗はしっかり噴き出てきます。しかし嬉しい、8月の始まりでした!!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

230731 土用の丑、うな丼夕食、最高でした!妻に感謝!!

2023年07月31日 | 旧暦のある暮らし

 死期が迫って、最後に食べたい、飲みたいもの何ですか?と聞かれたら、うな丼に生ビールと答えるかもしれませんね。今年の土用の丑は30日。今日も猛暑。早朝、農園にいって、ミニトマト20個、なす2本、ミョウガ10個など収穫、雑草畑になりつつあるわが畑を少しばかり整理、でも大汗。そして楽しみの夕食、うな丼。収穫してきたミニトマトもおいしく味付けされ、ナスは辛子ずけ、冷ややっこにはミョウガなどあしらわれ、主役のウナギをひきたてる味覚に。

 冷やしたグラスに缶ナマをそそぎ、最初のひとくち、思わずぷわーっと声が出る喉ごし。こってりしたウナギ、どこ産か確認はしませんでしたがうまければよし。熱中症予備軍の身体にエネルギーが注入されたような感じですね。奥様ありがとうございました。ハワイに行くわけでもない、上高地、軽井沢にいくわけでもない、トマムにいくわけでもない、リッツカールトンにとまるわけでもない、年金生活わが家のささやかなる至高の幸せのひと時でした。

 ところで土用と言うのは立春、立夏、立秋、立冬など四季の変わり目直前の18日間をいうらしく、特に夏の土用の丑の日が有名で栄養価の高いウナギを食べる習慣が江戸時代から続いているとか。日本の昔からの行事、24節気72候では「大暑」の「次候」土潤いてむし暑しの頃だがアナゴや枝豆が旬の食材になっている。旬を楽しめるのはありがたいこと。

 昨夜も暑かったがわれわれ昭和世代では熱中症なる言葉はなかった。日射病と言うのはあったがどうやら暑さのレベルが昔とは違うようだ。40度に近い暑さと言うのは想像できないが四季をたのしむどころの騒ぎではなくなるでしょうね。危険を伴う暑さと言うこと。

 日本のみならず地球規模で温暖化の危機は目の前にきている。これを科学技術で太陽熱の地球への直射量を減らす研究がすすんでいるとか?????!!!。未開の僻地では日の出とともに活動をはじめ、日没とともに休み寝る。これが相変わらず不夜城を維持しながらエネルギー使いぱなしの生活をやめようとしない。これは資本主義も共産主義も変わらない。眼先楽しければそれでよしという享楽主義。行きつくところまでいかねければわからない人間の愚かさでしょうか・・・・

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

230403 時は「清明」、すべてのものが生き生きと!カメコ冬眠からお目覚め、写真愛好会も元気づく!!

2023年04月03日 | 旧暦のある暮らし

 24節気では「清明」せいめい。すべてのものが清らかで生き生きとする頃。沖縄では立派な墓の前でシーミー祭りが行われ一族郎党が集まって先祖供養をする。去年の11月冬眠にはいったわが家のペット、クサガメのカメコちゃんが冬眠から無事目覚めました。

   

 2004年8月、私が59歳、前職の大阪本社勤務時、息子が神戸で製薬会社のMRをしていた。アウディを購入した息子に驚いたものだがその夏、車で四国、四万十川経由で福岡に帰った。その時、息子が購入していた5センチほどのクサガメを四万十川の清流で泳がし、翌日福岡につき、自宅周辺の龍岩青少年の家そばの宝満川で泳がせた。カメコちゃんと命名したそのクサガメが生後ほぼ20年、しっかり冬眠のリズムを体得して無事、お目覚めになった。

 

思わず「よく頑張ったね」と声をかけてしまったが変温動物で外気温がさがってくると細胞活動が減衰し食事なしで、えら呼吸から皮膚呼吸に転換して4か月余り冬眠する。自然の脅威ですね。すばらしい。

  

春爛漫、百花繚乱の庭の空気を感じ取り、目覚めるのだろう!!!

 今日、私の所属する写真クラブ、4月度の例会があった。なんとなく平均80歳の面々が生き生きしている感じ。市の広報誌、見開きA4一面にわがクラブが紹介され、面々の集合写真がのっている。やはり人間と言うのはなんやかや言いながら己の存在価値を認めてもらいたいというのが本質だろう。現役時代は部長や常務といわれちやほやされていたのがリタイヤすればただの人。女房子供からも尊敬されず、座っている場所もない。冷暖房節約で図書館にいりびたったり、イオンあたりの店内ベンチでボケーッとすわっているような中高年をよくみかける。

  

 写真クラブもマンネリ気味で60代の意欲行動力はない。そんなところに市政50周年フォトコンテストで入賞者を多数だして市の広報課から注目され、インタビューをうけ、それが記事になった。6~7万世帯に月一配布される広報誌に掲載されたというわけ。世間も3年のマスク生活からとりあえず解放され、桜のしたで酒を飲めるようになった。

マスクなしでWBCに熱狂し、今日もトラウト、大谷のトラウタニホーマーがでた、育成上がりのソフトバンク千賀投手がニューヨークメッツに移籍、驚異のフォークボールで初勝利を挙げた。アメリカンドリームですね。ウクライナのことは口ではどうでもいえるが結局こういうことなのかもしれないですね。SNSで言いたいことを言い合い、共感しあう。人間はどうも一人でいるのが怖いようだ、どこかで皆とつながっていたい。ということではないでしょうか・・・・・

 

なにはともあれ元気になることはいいことだ。下をむかず、前をむいて、あまり人とは比較せず、やっていきましょう!!!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

230321 WBC,村上、劇的さよなら逆転二塁打でメキシコ撃破、20009年以来の決勝へ!春分お彼岸、墓参!!

2023年03月21日 | 旧暦のある暮らし

WBC、チャンスに三振ばかりの村上にイライラ。本人がいちばん不甲斐ないと思っていたかもしれないが9回裏、最後の土壇場でやっと本領を発揮、センターフェンス直撃の逆転2塁打。代走周東選手がサヨナラのホームを踏んだ。

 メキシコと言ってもほとんどが大リーガー。怪童佐々木が4回にスリーランを喫し、3-0。ジャパン危うし。7回裏、頼りになる4番吉田が同点スリーラン。8回山本由伸続投。なぜ強力投手陣で継投しないのか?だったが結局2点とられ5-3。8回裏、走者2,3塁で代打山川の犠牲フライ、1点差に。9回裏、大谷がヘルメットを飛ばして激走2塁打、塁上でメンバーへ檄、吉田が四球、代走周東、監督は延長なしとみたか。不調村上がアウトコース低めの球をセンターフェンスへ直撃の2塁打、大谷が帰り、周東が快足をとばして勇躍6-5の劇的逆転、村上が手荒い祝福をうけていた。メキシコ監督も最終回の攻撃に脱帽。負けて悔いなし。ジャパンチーム、メキシコへリスペクトの一礼。しかし周東の足は速かったね!!

 役者がそろった感じの勝利。2009年以来の決勝進出、ベスト4の壁を破った。明日、大谷同僚のトラウト主将ひきいる上昇気流にのっているアメリカと世界1をかけた戦い。今回も手に汗にぎったが明日も楽しみですね。今日は春分祝日、視聴率も5割を超えたのではないか。

 18日、彼岸の入り、墓参に出かける。お彼岸の行事はインド、中国にもない日本独自の行事。日本は古来、瑞穂の国、農業米作り。太陽の恵みを感じ豊作を願う農業行事だったのが奈良時代、西方浄土思想が中国からはいってきて、太陽が真西に沈む西の先に浄土があると信じられるようになり、ご先祖を敬う宗教行事になっていったらしい。せめとこの時期だけでも、ご先祖へ思いをいたし供養をしようということだが相変わらず墓参者の数少なく、荒れ放題の墓が増えている。

霊園へは10年分の管理料をおさめているがほったらかしの墓地へは十分手が回っていないようだ。そんな状況を妻は見ているものだから永代供養をしてくれる場所を探せと言うのだろう。しかし墓参をしたあとはいつもすがすがしい気分にさせてくれるので体力が続く限り継続はしたいものだ。

行きかえりの途中の山神ダムバス停傍の桜が開花していた。桜の季節到来!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

230218 時節は「雨水」、雪解け水が地上へ。庭の梅が満開、雪柳の芽も膨らんできた!素粒子と言う見えない世界!!

2023年02月18日 | 旧暦のある暮らし

今、外は霧雨。追っかけっこしているヒヨドリとメジロの鳴き声もきこえない。24節気では「雨水」、山の雪がゆっくり解けだす頃。

1月13日に一輪開花した庭の梅の樹、娘が生まれた時に頂いた、もう40年をすぎた古木だが満開になりピンクの花が一ぱいに広がっている。雪柳の芽もふくらみ、クリスマスローズも咲き始めた。

ここ数日、遠出をするわけでもなく、単調なリズムのくりかえし。写真も被写体は太宰府天満宮やかまど神社などウオーキングコース、庭の野鳥や花々など。梅も朝の太陽の光や水滴、野鳥などとのコラボとなる。光をどう活かすかは写真のベーシックテクニック。透過光で梅も複雑な構造で美しい。

今、岸根拓郎著の「見えない世界を超えて」という本を読み返している。この世で見えるものは動物、植物、鉱物、水ほかあらゆるものは分子でできている。H2Oと言う水は水素二つと酸素という原子でできており、原子も原子核とその周りをまわる電子とでできており、原子核をさらに分解すると陽子と中性子になるとか。

結局、あらゆる物質は生物も鉱物も生命体も非生命体も元をたどればすべてが陽子、中性子、電子という素粒子で構成され、さらに陽子、中性子はクオークと言う3つの基本粒子でできており実体は波動エネルギーでこれが現代物理学が追求してきた物質の究極の姿であるという。エネルギーは目に見えない。すべてのものは「無」からできている。まさに般若心経の「色即是空空即是色」の世界そのもの。

梅になるかメジロになるかヒトになるかは細胞を構成するタンパク質とDNAという設計図によって決まり、それはアデニン、グアニン、チミン、シトシンという4つの遺伝文字で決まり、この組み合わせで人にも鯨にもメジロにもなるとか。これらの遺伝情報は地球に生命が誕生していらい連綿とひきつがれているという。DNAを構成する染色体は一つの細胞の中で1.5mほどの長さの細い糸状のものとか。60兆個という人の細胞のなかにこの長さの染色体が組み込まれている。驚きである。まあ、興味のおありの方は一度読んでいただきたい。

まあ、そんなわけで先立つものはなくとも「時間いっぱいありあり貴族」の私としては読んだり、歩いたり、写真をとったり、食ったりの、「春愁」の気分で過ごしている今日この頃なのであります。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする