ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

220331 1年半ぶりに写真愛好会の撮影会で舞鶴公園へ、高齢者群団の統率は大変!!

2022年03月31日 | 趣味と交遊

一昨年の11月以来の所属する写真クラブの撮影会を桜満開の福岡城址、舞鶴公園で実施、周辺駐車場がどこも満杯でいろいろと大変でした。

新年度の撮影会企画担当に3名で担当することになった手始めに企画実施したというわけ。たまたま大分で九州創光写真協会(旧、国画会)写真コンテストがあり、メンバーの内4名が入選、いつもはない福岡巡回展が県美術館で開催されることを知った段階で今回の企画をひらめいた。企画担当のYさんWさんにもちかけ実施することに。

同時期に福岡市美術展も開催され、メンバーの2人が入選していたので二つの展示会を視察して、入選入賞作品を鑑賞して学び合おうというわけ。その後舞鶴公園に移動して弁当を皆で食べながら歓談、そのあとで想いおもいに桜の撮影をしようと言う企画。あくまで自由参加で移動費用他各人持ちとした。バスチャーター撮影会だと開花状況、天候、費用も1万円前後(参加者費用等分)かかるしいろいろやっかい。

メンバーにはスマホを持ってないとPCメールアドレスを持ってないとか、もっていても毎日メールチェックしないとかばらつきがあり、ファックスや電話で対応する必要がありなんやかや厄介と言えばやっかい。

10時半に県美術館前集合とだけ決めていたが桜の撮影は朝から午前中がいいというこだわり派がいたりする。さらには足腰不如意につき一日つきあえないというメンバーもいたりする。

私の義兄も福岡市内で写真クラブに入っていたが役員を担当したときまるで老々介護みたいな感じになり大変でしたと言う話。最近高齢化につき解散したらしい。わがクラブもあと何年続けられるか?

それはともかく会員15名のうち11名の参加をえて実施することができました。コロナの関係で指定されたグルメゾーンのみで飲食可能とかでブルーシートを敷いてというのは当初から想定していなかったが皆そろっての弁当飲食はできなかった。さらに満開で駐車場がどこもいっぱいでスムースに合流できなかった。15時頃すばらしい枝垂桜の近辺でメンバーが合流できてまあまあ良かったという次第。その後自由散会。

私もふくめてメンバーにはなじみの場所、福岡の一番の桜名所だが、桜を感動的な写真に仕上げるのは結構むつかしい。次回の例会で皆がどんな視点でどのように撮ってくるか楽しみではある。

夕暮れ時からして場所のみでライトアップもされる。当初頑張る予定だったが、かくいう私も1万歩以上の歩きで疲れてきて断念、経験からたいした作品は作れないこともわかっていたので天神に移動、いきつけの蕎麦屋さんで生ジョッキ(今年はじめて)に出来立てさつま揚げ。これがやりたくて天神に出かけたということ。締めにザルそばを頂いて5時過ぎの西鉄急行で帰還。じたくには18時過ぎに還りました。

カメラ2台に小型三脚をトートバックにいれての撮影だったがこれからはとにかく身軽に撮影会に臨むことが肝要であること痛感した次第。まあ久しぶりにメンバーと行動できたことを良しとしよう

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220327 ウクライナ危機、4月中旬停戦?!九博、雲海桜満開!優勝の女神から見放されている高安、ビッグボス開幕3連敗!

2022年03月27日 | アフターセブンティ

 ロシアのウクライナ侵攻がこうも長引くとTV報道も中だるみ感、双方の停戦交渉が何らかの妥協点にむけ進展、4月中旬に停戦するという報道もちらっと聞いたが当てにはならない。双方の大統領にこの人の言葉なら耳を傾けるという人物はいないのだろうか?

 大腿筋強化のため折り畳み自転車をひっぱりだし九州国立博物館へ。雲海桜が満開。遊歩路がピンクに染まっていた。日曜日とてカップルや家族連れが結構繰り出してきていた。まだまだコロナ感染者が4桁を続けているがぼちぼち忘れてしまいたいムードですね。

 ペンタックスのK3にシグマの18-250レンズとペンタクスの魚眼レンズで雲海シダレを撮影。もわーっとしたピンクのトンネルに入りこむ感じ。

桜は意外と撮るのが難しい。

昼の2時だから時間も良くなかった。人物をぼかして写真にとけこます。

汗ばむ陽気。広場ではイベントがされていた。観衆も100人ほど、平和なにっぽん。

3時半帰宅。プロ野球が開幕3日目。日本ハムがソフトバンクに6:4で3連敗。新庄新監督の派手なパーフォーマンスで観客は喜ぶが投手総動員で結局勝てず。札幌ドームがほんとの開会とうそぶいているらしいが勝つ野球をしてもらいたいね。

 4時から大相撲千秋楽。なんと高安、琴の若、若隆景が3人とも敗退。関脇陥落と思っていた正代がなんと9勝6敗、優勝候補の一角だった貴景勝がしめてみれば8勝7敗。結局負けた同志の高安,若隆景が12勝3敗で優勝決定戦、ここでも高安はあと一歩の詰めが甘くて敗退、初優勝を逃した。大関経験者で優勝していないのは高安だけ。優勝の女神から見放されている感じ。いい奥さんはもらいかわいい子供もいるのにね。新大関御嶽海は11勝4敗、なんとか面目をたもったが勝つときと負ける時の格差がおおきすぎる。横綱休場場所は戦国場所、平幕優勝チャンスがあり面白いがね

 北朝鮮が大陸間弾道弾を青森近辺に発射。タイヤが10個以上ついたトラックからアメリカまで核弾頭をつけて飛ばせる長距離ミサイルということだが国民をひもじい思いにさせて一体これでほんとに国民を幸せにできると思っているのだろうか。どんな頭の構造をしているのか???

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220323 桜が開花した。福岡恋愛白書!ゼレンスキー大統領、国会演説!

2022年03月23日 | わが青春の日々

 わが家の周辺も桜が開花してくれた。庭も川辺も春爛漫。しかしウクライナでは理不尽、不可解な戦争が続いている。はや1か月、泥沼の様相。大統領が国会でオンライン演説をした。アジアで最初にロシアに経済制裁をしてくれた。ありがとう。ぜひ継続してほしい。日本文化を愛していると・・・ソフトタッチ。

 

 ロシアが極超音速ミサイル攻撃、ウクライナ、女性が武器操作の訓練、なんという理不尽な闘いか、民間犠牲が拡大、消耗戦に入りつつあると言われる。玉石混交の情報戦で何が真実かわからない。ウクライナに1日もはやい春が来ることを願うのみ。

こんな時に天国と地獄の差とは思うが今日のブログは恋愛の話。もちろん私の話ではない。孫娘が合格した県立高校が舞台になったというKBC九州朝日放送の福岡恋愛白書という番組が深夜放送された。実話に基づく恋愛白書らしく、シリーズで舞台をかえて続いているようだ。たまたま学校が今回、撮影に協力したようだ。合格者説明会でも紹介されたらしい。どんな学校か知りたくてテレビをみた。

純粋でうぶなサッカー部員がマドンナと称する学校1の美少女Nに想いを寄せる話。リタイア族も若かりし頃あったような話。あらすじは

主人公Kは学校でのルーティンがあり、毎朝7時40分ジャストに下駄箱のある昇降口にいることでマドンナNが登校してくる時間だからだ。成績も運動も平凡で、うぶなKが彼女と話せるのは、昇降口から教室までの1分間だけだった。地道に作戦を続けるも彼女がただのクラスメートのKを意識する素振りは微塵もない。さらに、同じサッカー部主将でイケメンのSも彼女に好意を寄せ始める。最強のライバル出現に焦るばかりのK。

しかし、Kの母親が病気で急死したことをきっかけに、彼女とKは次第にお互いを意識していく。そしてついに、彼女を花火大会に誘ったKは、親友の手も借り、なんとか告白。すると、まさかの返事が!夢のような交際がスタートし、彼女の天真爛漫な可愛さに日々悶絶するK。しかし、あることをきっかけに2人の関係が崩れていく。さえない男子高校生と高嶺女子の物語はどんな結末を迎えるのかという展開。行き違いの高校大学時代、そして社会人になって5年後同窓会で再会し、互いの想いを告白しあうという話。

まあたわいのない話ではあるがたった1分間の幸せと言うのが同じような経験を私もした。通学のローカル電車の2両目にマドンナが乗ってくる。灰色の受験時期の唯一の楽しみだった。高校3年の時、舟木一夫の「高校3年生」がヒットした。その年の体育祭、この曲をバックにフォークダンスを踊った思い出がある。

「泣いた日もある、恨んだことも、思い出すだろ懐かしく、ああ高校3年生、ぼくらフォークダンスの手をとれば、甘く匂うよ黒髪が」「残り少ない日数を胸に、夢が羽ばたく遠い空、ああ高校3年生、ぼくら道はそれぞれ別れても、越えて歌おうこの歌を」プロの作詞家とはたいしたものだ。

「ホタルの光」や「仰げば尊し」が歌われなくなった昨今、こんなロマンチシズムは昭和世代だけの感傷かも知れない。

同じKBCが「旅立ちの日2022」という特集番組をくみ、ここでも孫娘のうかった高校が4つのモデル校の一つになっていた。コロナ禍で何もできなかった子供たちに教師たちがサプライズ企画、夏休み期間中に校庭で打ち上げ花火をやったり、卒業証書授与式の最後に、今をときめくシンガーソングライターのビデオメッセージを放映、卒業生を感激させた。

高校野球で応援演奏ができなかった吹奏楽部をローカル球場のアルプススタンドで野球部OBの前で応援演奏できる場を演出した担当教師。感激のシーンは異なるが多感な16,17,18の3年間は教えるもの、教えられるもの、ともに学ぶ仲間たち、やはりかけがいのない大事な期間なのだろうね。

いづれにしても孫たちにはおおいに青春を謳歌してもらいたいものだ。大事な青春を戦争でおしつぶされる国がこの地球上であるということをよく知って・・・・

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220319 孫娘が公立高校入試に合格、ひと安心。が不合格だった子の親はどう対処しているのだろうか?

2022年03月19日 | マイ家族

 プーチンという男、政治家、大統領、もとKGBのスパイ。ウクライナの民衆を殺戮しながら8年前併合したクリミア半島での式典で平気で侵略戦争の正当性を主張する演説。どんな神経なのか?77年前の8月、米大統領トルーマンは20万人殺りく兵器、原爆の広島、長崎への投下を命令した。3月には東京へ無差別焼夷弾絨毯爆撃で焼け野原にしてしまった。命令者の神経は庶民にはわからない。戦争とは理不尽でおそろしいものだ。

 閉話休題、庶民の話。孫娘が公立高校に合格、ほっとした。この2年、コロナのお陰で修学旅行をはじめ様々な学校行事が中止になったり変更を余儀なくされた中学生。しかし高校受験は予定通りやってくる。感染防止をしながら塾にも通っていたようだがなにせ接触がほとんどないものだから実感としてなかなかよくわからない。われわれジジババとしてはウオーキングをしながら神社仏閣に神頼み。合格祈願のお守りなど買い与えたりしてやってきた。学問の神様の菅原道真公の霊験頼み。

 神頼みする必要がないくらい子供が優秀であるならいいのだけれどごくごく普通レベルだとね・・・すべり止めといったらその学校に失礼だがとりあえずは2月私立高校に合格。3月8日に公立高校の入試があり、16日結果発表でうからなかったら私立の入学費を払い込む仕掛け。

 9日の西日本新聞朝刊に試験問題と解答がでていた。勘違いしていたが各学校ごとに試験問題があると思っていたが全校同じ問題らしい。要するに上位の点数者から定員まで合格させていくということのようだ。いわゆる偏差値の高い学校はたとえば平均70点以上ないと合格できないが偏差値の低い学校は50点でも合格できるということか。よくわからないが・・・。そうすると塾の先生は生徒の弱点をみきわめ正解点数があがるように指導してゆくということか

 国語の試験問題を読み始める。1問目、いきなり英語のシンパシーとエンパシーの違いをふまえてこの言葉の使い方を問う問題。なかなか手ごわいね。受験生は大変と思った。大学の共通試験問題をみたこともあるが数学や物理などよくもこんな難解な問題をだすものだと驚いたがこんなのをスイスイ解く学生が東大や京大にはいって官僚になってゆくんだなとあらためて嘆息。

 県立高校の合格者発表は各学校のHPでなされる。だから受験生親子は受験校にでむかなくともパソコン、スマホで合否が9時にHPに公開され、すぐにわかる。娘から合格した旨ラインで入ってきた。よかったとほっとした。実は孫娘が合格した夢をみていた。正夢だったね。不合格だったら一日泣いてすごすと娘が家内に言っていたらしい。冗談だとは思うが不合格だった子どもの親はわかった瞬間どう子供に対処するのだろうか?「よく頑張ったけど残念だったね、私立で頑張ってね」「おいしいスイーツがあるからコーヒーでも飲みましょう」と笑って過ごすか?

 挫折、失敗、敗者の経験がその人間の人生の節になり、竹のように強靭になってゆくというが、やはり関係者は落ち込むのではなかろうか。変に慰めはしないほうがいいのかもしれない。諸行無常、人間万事塞翁が馬、何が幸いするかわかりはしないが。

 合格祈願のお札をもらっていた縁結びの神様、かまど神社にお礼参りに出かける。徒歩で30分、ぜいぜい言いながら本殿前到着。太宰府天満宮とちがってここは志望校と良き縁ができますようにと祈願する神社。寒緋桜が咲いていた。春がきました。ありがとうございました。

 極寒のウクライナにも早く春がきてほしいものだ

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220313 ウクライナ問題、評論家の無責任論争!久しぶりに令和、坂本八幡宮へ、閑散!

2022年03月13日 | アフターセブンティ

 コロナウイルスパンデミック。この2年で世界感染者4億5524万人、死者603万人。アメリカなども7950万人感染、死者96万人。考えてみれば恐ろしい数字。こんな時突如ロシアが先月24日ウクライナに侵攻、泥沼化しつつある。

 ゼレンスキー大統領は民間人の死傷者が拡大する中、徹底抗戦の姿勢を崩さない。プーチンは聴く耳もたずキエフ陥落を狙っている?テレビでは今やコロナからウクライナ危機一辺倒。今朝も橋本、桜井両氏が好き勝手にテレビで論争したらしい。まあ結果に責任をもたない評論家は気楽なものだ。もはや両大統領の判断、決断を待つしかない。

 津軽海峡にロシア艦船が通過したとか、日露開戦前の「八甲田山死の彷徨」実話を思い出す。当時雪中行軍ノウハウがなかった陸軍が青森第5連隊と弘前31連隊にチャレンジさせ、青森がほぼ全滅、幹部のリーダーシップ問題でこの題材をあつかった思い出がある。リーダーシッ本質は「今、何が大事かの的確な判断力!決断力」

 令和4年の春、久しぶりに平成31年5月、令和改元で一躍有名になった太宰府政庁跡横の坂本八幡宮をおとずれた。

参拝者は誰もいない。日本人も現金なものだ。

そのかわり記念モニュメントができていた。参拝者がここを訪れたときに記念撮影する目的でつくられたのか、趣旨はよくわからない。真ん中は凹凸鏡になっている。

 

隣の政庁跡も人はまばら。大昔、太宰府は大陸との交流の要であり、朝鮮との軍事上の拠点であった。そして外敵侵攻に対する防御として水城防塁が作られた。

2000年の昔から人間は戦いをしていたということか。日本では地下シェルターなる言葉は他人事だがウクライナ周辺は必須の建築物のようだ。プーチンも愛する家族は極秘シェルターに非難させているとか?なかなか日本人には肌感覚でウクライナ問題は理解できないのだろう。

なくなった瀬戸内寂聴さんが危惧していた日本にかかわる戦争問題。なにかしら現実感が増した感、ひとしおの昨今ではある・・・・・・・ゼレンスキー大統領は民間人の死亡者が増えていることに対しどう判断するのか?!西側から武器を供与され、戦争が長引く、女、子供の死者が増える、決着見込み亡き局地戦争・・・・

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220308 ウクライナ危機、原油高、株価大暴落、ロシアへの経済制裁の反動が日本へも。九博、特別展「最澄と天台宗のすべて」へ!

2022年03月08日 | アフターセブンティ

 24節気では啓蟄、春本番で地中から虫たちが地上にはい出てくる頃。今日も暖かく、桜の開花も早まるのではないかと思わせる。が、世界はプーチンにふりまわされ、ウクライナの人たちは悲惨な眼に会わされている。停戦に追い込むためのロシアへの経済制裁の反動が原油高や空路閉鎖などで日本へも影響、株価が大暴落し、ガソリン、食品物価の高騰につながりはじめていて、ウクライナ危機が対岸の火事でなくなってきた。日経平均株価も25000円を割り込み、わが持ち株の含み損も30万円に近付いている。

 ウクライナの人たちにとっては「プーチンよ、お前に人を殺す権利があるのか、おまえこそ地獄に落ちてしまえ」と糾弾したいだろう。ロシア通の学者によると今のプーチンは2代目3代目かわからない、68歳の男で全く皺もないのっぺりした顔。50代のプーチンとはだんだん違ってきていると恐るべき話をしていた。人造コピー人間か?プーチン政権を維持したい石油ガス利権のマヒヤが傀儡プーチンを操っているというスパイ未来映画さながらのことがロシアでなされているというが・・・・。

 今やプーチンに道理や話は通じない。狂気の独裁者はかつてのテロリスト、ビンラディンを暗殺したように抹殺するしかないとアメリカでではじめているらしい。この10日間、日本のマスコミもああでもないこうでもないと言って騒いでいるが無力感がただよう。日本での報道も何が真実かチェックしておかないとあやうい。

 末法思想と言うのがある。お釈迦さんが人間の真理に開眼し、修行者が伝導してゆく正法の時代1000年をへて、正しい悟りの道理は生きているが、悟りを開く人がいなくなる像法の時代が1000年、そのあとは正しい道理もあやふやになり、悟りを開く人もいない末法の時代がくるということ。

 日本では平安末期から鎌倉をへて現在につながる。戦乱が続き、殺し合いがつづき、天災飢饉飢餓で多くの人が死んでいった。死後、地獄に陥るのが恐ろしい。そんな時に法然、親鸞があわわれ、ただひたすら「南無阿弥陀仏」をとなえ、阿弥陀仏に帰依すればだれもが浄土に行けると説いて無学の庶民や武士までもが浄土宗に頼り信心、日本中に浄土宗がひろがった。

 さて今、その浄土宗などの源流となる日本仏教の祖、比叡山天台宗。「最澄と天台宗のすべて」が九州国立学物館で特別展として開催されおり、でかけてきました。

 天台宗の九州最古刹の筑紫の国、椿花山武蔵寺で月一写経会、いつもご住職から最澄や比叡山延暦寺のことを法話などでお聞きしているが体系的に知るべく九博特別展を観覧。650円に値上げされていたが案内ガイドのヘッドホンをかりて3F会場へ。市川猿之助や藤村紀子さんのガイドでたっぷり2時間20分観覧、価値あるガイドでしたね。宝満山や国東半島の六郷満山など九州は最澄や天台宗とのかかわりが深いことを再確認。

 天台の僧たちはまさに命がけで唐より経典などをもちかえり、天台宗をあたまに浄土真宗、日蓮宗、曹洞宗など日本仏教が津々裏うらに伝承されていったことがわかる。60年ぶり御開帳の秘仏や源信の往生要集、六道絵の地獄絵、比叡山の千日回峰行コーナーなど実に興味深い展示。黒縄地獄など地獄図は衝撃的。観覧はそれほど密にはならずじっくり見ることができました。延暦寺根本中堂の空間が一部再現され撮影可となっています。11日には天台宗九州青年僧による「声明公演」があるようです。

先の日曜日、今年初めての武蔵寺での写経会。「ロシア軍のウクライナ即刻撤退、即時終戦」を写経の為書に書きました。ウクライナの人たちの幸運を祈るのみです・・・・

 

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220303 日本では「草木萌動く」頃、桃の節句!だが、ウクライナいまだ戦火やまず!!

2022年03月03日 | 旧暦のある暮らし

 ウクライナ侵攻が始まって、世界から集中非難を浴びているにもかかわらず、プーチン大統領は鉾を収めようとはしない。恐ろしいことに核兵器使用をちらつかせ始めた。アメリカではプーチン大統領の精神状態を分析し始めたらしいが常軌を逸した人間に核をもたせたらえらいことになるということか。国連加盟の多数国がロシア非難を決議してもロシアが戦争を続けるならプーチン大統領は世界から戦争犯罪人として糾弾されるのではなかろうか。

 リーダーには苦言を呈してくれる側近が必ず必要と言うのが帝王学の真髄のひとつだがこんな人物がいるのだろうか。BSフジの番組で日本の外務省は日露戦争以来のロシア外交のキモを押さえておりこれを仲裁にいかすべきとロシアと40年来付き合っているという評論家がいて、これを実行できる政治家は安倍元首相以外にないと言っていた。はたしてこんなノウハウがほんとにあるのだろうか。あるのなら日本がリーダーシップをとってもらいたいものだ。

 こんな中、日本ではいよいよ春本番、草木が燃え始める頃。今日は桃の節句。孫娘が小さい頃は8段くらいの雛段をくんで雛飾りをしたものだが最近は最上段のみ。

昨日、天満宮ウオークの帰り、蕗の薹が道ばたにあったので頂いて帰り、

 

妻が一晩水でひたしてアクをぬき、今日、蕗の薹みそにして夕食に出してくれた。ひな祭り風にいろいろ工夫してだしてくれた。焼酎ロックが美味でした。

 平和なニッポンありがたいことです。かつての日本は満州事変をおこし、満州国を設立、百万をこえる日本人が生活し、先の大戦終末期、ソ連の参戦で命からがら内地に逃げ帰った、そしてアメリカに原爆をおとされ無条件降伏をした。そんな苦難体験をした日本人が多くいた。侵攻するもの、されるもの、そして被爆、そんな経験をしている民族は日本人だけ。そんな体験を活かさねばならない・・・・

 

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