ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

200227 新型コロナウイルスの脅威の中、48回目の結婚記念日、原発福島、末廣酒造の生酒で!!

2020年02月27日 | アフターセブンティ

 夕刻、ついに安倍総理が全国小中高の春休みまでの一斉休校を要請した。要請という表現だったがまさか教育委員会が異論をだすことはあるまい。各地方自治体の首長任せではバラツキがでてウイルス感染の連鎖はおさえきらないと判断したのか

 そんななか週一の買い物を娘と妻の3人でいつものディスカウントスーパーへ。マスクをしていない買い物客もちらほらいる。平気で咳をしている人間はいなかったがわりと平静。私はときどき咳き込むので佐伯泰英の時代小説、「新古着屋総兵衛「」をよみながら車中待機。

 昼前帰宅、妻が今日は結婚記念日よと言い出す。すっかりコロナ騒ぎで忘れていた。去年もばたばた忙しかったがはやいもので48周年。妻は病気手術の経験なし、わたしも2000年の右眼網膜剥離の1回のみ、お陰で年金生活のリズムもできてまあ元気に暮らせている。

 今年は断捨離がテーマということで日記や手帳の整理をしている。今、1991年から2000年までの10年連用日記、46歳から55歳をひも解いている。男のゴールデンエイジ、なんの迷いもなく大活躍とはいかず迷い多きなかを苦闘していた感じだね。

 所属企業自体も株式公開をはさんで大激動、どろどろした人間模様がうずまいていた、そんな中で3軒めのマイホームを建設し、引っ越しをしている。仕事づけでタダ寝にかえるだけの家によくも大枚を投資したものだ。ミスジャッジだったのかどうか?その家に今も住んでいるのだが築20年を過ぎた。リタイア後は嵐のすぎたおだやかな海を二人して航海していると言った感じではありますね。

  

 夕食はキムチ鍋にナマ牡蠣をいれて、お酒は福島は会津若松の創業120年の老舗酒蔵の末廣酒造の生酒「みずは」、この酒がおいしい。妻としみじみ乾杯。あと数年、よろしくとお願いしました。この会社もあの東北大震災、福島原発事故という大変な逆境の中、風評被害を克服しながら頑張ってこられたようだ。

 さあニッポンもウイルス国難をどう乗り切るか、わがこととして国民も対処せねばならないね

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200226 九博休館、3月15日まで、文科相指令。コロナウイルス集団感染防止対策!Y夫婦展観る!!

2020年02月26日 | アフターセブンティ

文部科学大臣指令、九博が明日の27日から3月15日まで休館、新型コロナウイルスの感染連鎖を食い止めるため人が集まりやすい国立の博物館、美術館などが一斉に休館を発表。諸々の音楽イベントやサッカーやラグビーなどのスポーツ、プロ野球オープン戦も無観客試合をやるとか。安倍首相が朝、ウイルスとの戦いはこの1~2週間が勝負ですと国民、企業に発信、電通本社ビルから1名の感染者がでたらしい。本社5000名が一斉にテレワーク、自宅作業に転換。資生堂も8000名。首相、大統領指令の威光はどの国も強いようだ。うかうかすると東京オリンピックも中止に追い込まれるかもしれない。IOCの決断は5月末がリミットらしい。世界のアスリートが東京に安心してきてくれるように肺炎ウイルスが収束するかどうか

 この際、感染したら重篤化しやすい後期高齢者は2週間ばかり自宅でおとなしくしておきなさいという指令が出るかもしれないね。すでに妻からそんな指令がでている。

 

 写友のYさん夫婦がレ・グランというギャラリー喫茶を借り切って写真と手作り小物の展示会をやっている。月末、静岡からやってくる現役時代の部下だったMZ君、今は農業資材卸の会社社長をやっているが彼との会食場所の確認と高齢者講習のM自動車学校の様子見をかねて出かけた。

 自動車教習所にコロナウイルス対策を尋ねたが今のところ通常通り教習をやるらしい。歩いて5分のところにギャラリーがあった。

コロナウイルスの影響で団体さんのキャンセルがでているらしい。Yさんの自信作15点ばかりと奥様の手作り小物が並んでいる。

   

芳名録をみると写真愛好会の面々も何名か来ているようだ。ここでは毎月、ジャズコンサートなどもやってるとか。なかなか感じの良い空間。今年は展示会の予定はすべて埋まっているとか。2週間の期間を確保するには半年前から予約をする必要があるらしい。会場代は無料だが作品が売れたらその10~15%を店にバックする仕組みらしい。

(アイスコーヒのミルク。期待通り撮れず)

しばらくして愛好会のプロフェッショナルMさんがやってきてしばし歓談。Mさんももう77とか。それでもゴルフにスキーに鳥撮りとシニアライフを満喫している。16時、勘定をして帰路に就く。なんとMさん、財布を忘れたらしい。とうぜん免許証も。やれやれやはり年のせいですかね。

 5時前帰宅。妻おかんむり。あれほど言ってるのにどこをほっつき歩いているの!予想通りの反応。しかし感染者をだした家は大変なんだろうね。影響は家族や周辺に及ぶ。

 メールに九博15日まで休館の知らせ。静岡のMZ君に再会中止のmailを発信。また次回の楽しみに残しておこう・・・・

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200222 九博イベント、コロナウイルスのため中止、眼に見えない敵眼前に!!ボラ活動ご苦労さん会開く。

2020年02月22日 | アフターセブンティ

福岡にもついに新型コロナウイルス肺炎感染者が二人。感染経路が不明。今までTV画面だけのコロナウイルスがいよいよ目の前にきたかという感じ。おりしも29日開催予定の九博子供向けイベント、子供フェスタが中止というメーリングリストが入ってきた。フェスタの準備は万端だったのだがいよいよ来たかという感じ。

 26日の博多芸妓の太宰府天満宮への徒歩参りと九博ホールでの演舞も中止とか。明日23日の西日本写真協会主催の太宰府、梅とモデル撮影会はやるのかな?手元情報はない。参道は今年にはいって外人観光客の姿は激減。とはいえ福岡市中央区の一般市民が感染。地下鉄内でもマスクをしている、マスクせずに咳き込んだなど客同士のトラブルが出はじめたとか。

 わが家のメジロはきょとんとした顔つきで何をみているのか考えているのか、「人間界は大変だね」とかつぶやいていそう。

そんななか、九博ボラの部会ミーティングに徒歩で出かける。昼から4期5期のご苦労さん会を近場のすし店で開催予定。酒がはいるということで徒歩。片道30分のウオーキング。福岡市内からもメンバーがやってくる。皆マスク。しかし半ば開き直り。なんせ敵は見えない。マスク、手洗いと言ってもね。ミクロンの相手がどこにいるかなどわかりはしない。1時間で会議を終え、議事録をコピーして欠席者や関係部署に発信。2月末提出期限の4年目継続ボラ活動の申請書を出す。

 4期生はまる6年、われわれは丸3年、はやいもの。わが部会の4期生メンバー、真摯でユニークな方々、おおいなる指導、実践をしていただきおおいに助かり、学ばせていただいた。4月から6期生が200名ほど入ってくるらしい。その2割がわが部会らしい。文化財を未来につなげるためのIPM活動支援といっても最初はぴんと来ないかもしれないね。12時15分、ご苦労さん会スタート。堀こたつ式テーブルで有難かった。ここに酒を注文して乾杯。4期生からスピーチ。最大6年というくびきがないならもっとやっていただきたいメンバーばかり。濃厚接触ダメと言われそうだが和気あいあいで集合写真を撮って、14時博多1本締めでお開き。楽しくも有意義な時間でした。3月28日が修了式。

 4月からあらたな体制でボランティア活動が始まるがはてさて新型コロナウイルスは収束するのか、夕方のニュースでは効きそうな薬がでるかもしれないということ。いずれにしても、こまめにこまめにしっかり手洗いの実行だね

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200219 リタイアライフ満喫の名人Fさんから名句、名画。新型コロナウイルスの水際作戦は失敗か?!

2020年02月19日 | 俳句

 以前も紹介したことがあるリタイア名人のFさんから、また刺激的なメールをいただいた。もともとこのブログはリタイアした人たちにむけて応援歌のようなつもりで企業戦士を卒業した後の私の実録をベースに紹介してきたのだがそれこそ弟子入りしたいくらいイキイキとリタイア生活を満喫しておられるのがFさんである。

 今回はいつものペン画と違ってクロッキー会に出られた時のヌードモデルを相手にしての1分、3分、5分、10分とモデルがポーズをかえてゆくのを速射砲みたいにデッサンしてしてゆく、そのときのデッサンを10枚ほど送っていただいた。私はヌード写真は撮ったことはないが汗だくで熱中するだろうね。もともとデザイン会社出身のFさん、その芸術的センスはペン画にも俳句にも文章にもイキイキと発露している。友人をあつめて絵画教室も開いているとか。

 今回の新型コロナウイルス肺炎騒動も頭におきながら、こんな句を作ったとか。句会で名句と称賛されたらしい。

           軟膏の効かぬささくれ二月尽

 中国武漢発の新型コロナ肺炎ウイルスの上陸を阻止せんとした安倍内閣の水際作戦のかいもなく3000余名の乗員乗客4分の1近くの陽性反応感染者を出してしまった。横浜港に接岸してからの感染者かそれ以前から感染していたのか定かでない面はあるにしても2週間滞留命令はよかったのかどうか?国際法上は船籍をもつ英国が非常時対策を講ずべきとかのスマホ情報だがこの辺りもあいまい。原発やウイルスはコントロールできていますという現政権に驕りはないのかと心配になりますね

 24節気では「雨水」土脈潤い起こる頃。早春の暖かい雨が降り注ぎ大地が潤い目覚める頃というわけ。去年12月に武漢で発生してもう2月も後半、東京マラソンも3~4万の一般参加者の出場できなくなり返金もなしとか。いやはや早くいい春が来てもらいたいものだ(二月尽にがつじんは春の季語)

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200214 バレンタインデイどころではなくなってきた見えないウイルスとの戦い

2020年02月14日 | アフターセブンティ

妻の親友が長崎のランタンフェスティバルのバスツアーに行く予定だったのが新型コロナウイルス騒動により最小人数が集まらず中止になったとか。武漢発の肺炎リスク、横浜港でのクルーズ船乗客下船阻止から今や国内のあちこちで感染患者が出始め感染ルートが想定しにくい非常にやっかいなことになってきた。

今日はバレンタインデイということで義理チョコ云々がTVでも話題にあがっていたが今やマスクの奪い合い。先週、娘が子供にチョコを買っていたのをついでに妻も私宛のチョコを買っていたのがうえの写真。もらえるだけありがたいと思ってとは妻の弁だったがチョコをかじりながらコロナウイルスのTV報道をみていた。

 不特定多数をのせるタクシードライバーなどは感染源推定がむつかしかろうがひとりひとり接触者を追跡していくしかないだろう。まわりに隠れ感染者が相当いると考えざるを得ないかもしれないね。まあ年寄りはあまり人混みには出て行かないほうがよさそうだ。手洗いにしてもいつやるかが問題だね。手指で眼や鼻や口をさわらないということも重要なようだ。

 

九博では「フランス絵画の精華」という特別展が始まった。日本人がよく知る印象派が出る前の17~19世紀のフランス絵画、国内初公開17点を含む69点が公開されている。先日、ボランティア活動終了後ざっと見てきたがなかなか見ごたえがある感じ。上の3点は撮影可能な作品。新型コロナウイルスの影響が心配ではある。

 下界はともかく珍しく家のまわりの空には星が輝いていた。限られた視界のベランダから、マニュアル露出、F4,シャッタースピード20秒、比較明合成で50回撮影,約20分で星の光跡を撮ってみた。自転車で20分の歩道橋から宝満山のうえにかかる星の円周写真。撮りに行く気力なしでベランダでカメラの合成機能のチェックにとどまる。1時間くらい撮ればこの光跡が3倍ほど出る勘定。とりあえずはお茶にごしでした。

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200211 建国記念日?祝日。鶯鳴く頃。はじめてセカンドオピニオン、蕁麻疹の薬は2年は続けてください!

2020年02月11日 | 旧暦のある暮らし

今日は建国記念日で休み、暖かい1日。春告げ鳥のウグイスが鳴き始める頃と24節気72候に紹介されている。旬の野菜はさやえんどうとなっている。先日、豆ごはんを食し残ったのはおにぎりにして冷凍されtている。鶯の声はまだだが庭ではヒヨドリとメジロが追っかけっこしている。

 建国記念日と言ってもあくまで神話の中で初代天皇の神武天皇が即位した日が旧暦で2月11日、昭和天皇で124代らしいがTVではあまり言及はなく、もっぱら新型肺炎コレラの話題が席捲、さらに野村克也さんが84歳で死去したニュースでさわがしい。とにかくクルーズ船や病院で隔離されてる人達はお気の毒に大変な目にあっておられるのだろう。窓のない船室が1000くらいあるそうだが気がおかしくなりそう。早い時期に下船できるようになることを祈るのみだ。

 昨日ははじめてセカンドオピニオンを実施。昨年夏からつづいている蕁麻疹との戦い。といっても胃薬のガスター10と同じ成分のヒスタミン2ブロッカーのファモチジンが効いて、ヒスタミン1ブロッカーのセチリジンと飲用することで12月中旬からはほぼ収まっている。1月8日から吸引薬もふくめてすべての薬を中断して様子をみた。

 免許証更新の認知症検査は無事クリアして、しばらく収まっていたのだが3週間後また眼の周りに痒みが発症、残っている薬を飲んでおさまったという状況。そして先日薬がなくなった。お世話になっているY皮膚科に行って同じ薬をもらえばいいのだがどうも対症療法ばかりですっきりしない。なぜガスター10が効いたのかもよくわからない。胃が悪くないのに胃酸を抑える薬を飲み続けてよいのかなど疑問が残る。

 ということでパソコンで評判など確認しながらYM皮膚科クリニックにセカンドオピニオンのつもりで行ってみた。結論は要するにジンマシンの原因は特定しにくく、適合した薬、ヒスタミンブロッカーを気長に2年は飲み続けてくださいというジャッジ。580円の判断料を払ってその足でy皮膚科へ。3週間ほど薬を飲まずに発疹がでなかったのは可成り治っている兆候です、中断したり飲んだり試し試しやってくださいというÝ先生の指示。

降圧剤を飲み続けている妻と同じようにやってみるしかないかなとややあきらめの境地で医院をあとにした。

 

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200208 自治会役員人選、なんと延々4時間半

2020年02月08日 | アフターセブンティ

10年に1回、自治会の役員がまわってくる。10年前65歳の時、自治会の役員をやった。それまでは地域社会とのつながりはもっぱら妻任せの仕事人間であった。その時も役員人選にてまどった。10年後の今回も7時からはじまった新メンバーでのうちあわせ。

(楠木千年、さらに今年の若葉なり・・天満宮)

驚きましたね。脳梗塞や心筋梗塞や後遺症をかかえたようなシニア、旦那さんに先立たれた一人暮らしの女性とか、手が震えて書けませんとか、まあみんなできない理由をならべたてる。かくゆう私も後期高齢者になり眼も耳も頭の回転も機能低下と予防線をはる。

企業ならトップの仕事は後継者選びは最重要事項だが自治会の現役員はつぎの当番メンバーの中から会長を根回ししきれない。したがって皆で決めて下さいというわけで招集されたのだがお互い初対面だし、私がやりますと名乗り出る人がいない限りまったく決まらない。

時間だけがどんどんすぎてゆく。あみだくじで決めましょう。それは嫌です。代案はありますか?結局代案もでず時間だけがすぎて22時。あみだくじがつくられ参加者にまわされる。なんと会合での決定に従いますと言って欠席しているひとがクジに当たり会長が決まった。ほんとにこれでいいのかね。(あとで現役員がご本人に連絡するというがすんなり了解してくれるか?)

総務広報委員会、行事委員会、安全衛生委員会、それぞれ希望の5人ずつふりわけ、委員長をきめて、その3人が副会長を兼ねる。残りのメンバーから書記、会計を2名づつ。書記はきまったが会計がなり手がいない。仕事内容と負荷状態が予測できないので手があがらない。

今回は街づくり協議会という行政区の人口比率を調整して、地域おこしをしようとする市のかじ取りでできた協議会、これへの派遣メンバーも決めなくてはということでなんとか人選が終了したのは23時半。いやはや疲れました。こんな決め方は来年はやってもらいたくないね。ひと工夫がいりそう。

 

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200204 時は立春なれど、大国中国、新型肺炎蔓延にお手上げ!、鬼は外!といきたいがちとやっかい!

2020年02月04日 | 旧暦のある暮らし

24節気では「東風凍を解く」立春初候。小さい春をみつける喜びあふれる頃のはずが、世界は中国初のコロナウイルスによる新型肺炎の脅威にさらされている。中国での死者は400人をこえ数年前のサーズによる死者数を超えた。今朝も大型クルーズ船が横浜港沖で検疫停船を余儀なくされている。目に見えないウイルス相手にマスクや手洗いだけで感染を防げるのか?こうもりから動物に伝染してそれを食った人間が感染したということらしいが感染源をどう断とうとしているのか?習政権の統治能力、危機管理体制が問われている。

 (光明禅寺まえの大型バイク)

立春、立夏、立秋、立冬の前日がすべて節分とされ、悪鬼がでてくると豆が「魔滅」に通づることから豆まきが始まったらしい。昨日、わが家も恒例の行事で太宰府天満宮にでかけた。

   

福うちわや恵方巻を購入、豆まき神事にもたちあい、豆も拾った。

   

飛んでくる豆を手でつかむのは意外と難しい。帽子などを用意するか落ちたのを拾うのが早いということがあとでわかった。

豆まき神事は十数分で終了。無病息災、鬼払いのお祓いをしてくれたので肺炎防御になるのかね。昔は神仏に祈願するしかなかったようだが・・

マスクをした外国人観光客も結構いたがマスクをした日本人もしばし肺炎をわすれ、熱狂していた。

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200202 武蔵寺写経会2月度。ダウン症の天才書家を育てた金澤泰子さんの祈りの話!

2020年02月02日 | 俳句

24節気、大寒の末候、「鶏始めて乳す」頃。鶏の産卵期はかつては春から夏にかけてであったらしい。今やブロイラーで年がら年中、卵を産ませられている。明日は節分、立春へと時は移ろう。

月初めの日曜日、九州最古の古刹、武蔵寺にでかける。2月度の写経会。十二神将を前にした本殿での写経浄行会は気持ちが引き締まる。

 

令和2年2月2日浄書としたため1時半からご住職の法話。

  書家、金澤泰子さんの祈りというタイトルの記事。42歳で子供を授かった。20年後に天才書家として世間にしられるようになる翔子さん。生まれて52日目に医師からダウン症と告知される。普通より染色体が1個多い、知的障害が伴う重い障害者だとしらされ絶望。なぜ我々親子なのか。神仏に奇跡をおこしてくれと詰め寄る。悲嘆にくれた日時が推移。なんとか普通小学校にはいれ3年間無事にすごせ、すべて最下位ながら受け入れられたが4年になり特殊学校に転校してくれと言われる。

  5歳ころから筆を持たせていたが家で般若心経を何回も書きうつさせた。14歳の時に父親が急逝。娘に何かを残してやりたいと20歳の時、銀座の書廊で翔子の個展をおもいきって開催、これが大反響をよび天才書家,翔子が誕生、苦闘し続けてきた親子の境涯が一変した。この世には人知を超えた力があることを神仏は教えてくれた。「闇の中にこそ光が見いだせる」のだということを知らされた。

  30を過ぎた翔子さんは今、見事に独り暮らしをしているとか。神仏を呪っていた自分が今や神仏への畏敬の念、感謝しかないという母親の実感。ダウン症の子を授けられたからこそ、今至高の喜びを味わうことができた。身障者をもつ親御さんたちの為に神仏への祈りをささげることが今の仕事であり、講演で伝えていきたいという。
 全国の有名な神社仏閣で揮毫をしたり書道パフォーマンスをしたり親子で大活躍をしているようすがパソコンで検索できる。個展などでは「涙の般若心経」が一番の売れゆきらしい。

  まあ昔から「艱難汝を玉にする」など言うが当事者は大変なことだろう。祈りも「疑えば疑ったようになる。信じれば信じたようになる」ということかもしれない。
白血病闘病中の池井理香子さんは東京後のオリンピックを目指すらしいが今、どんな心境なのかね

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