ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

230426 春夏野菜パート2,種まき、定植、植物学のイロハわかってないこと知る!!

2023年04月26日 | 俳句

元農業大学教授のM先生から果菜類の講義うける。老齢の先生の声も聞き取りにくいし、話されていることの意味がほとんど理解できない。定植したナスは葉が6枚から9枚になると花がさく。花がついた脇芽が強く出る、それを伸ばす。主枝と花の脇枝3本仕立てでナスをそだてる。トマトは葉が3枚ごとに同じ方向に花房がつく。脇芽が激しく出る。間引きしないと親芽がわからなくなる。

(ナスとシシトウの苗、定植)

 花や花芽と言う言葉が出るがどういうことか?白板の前にはいちおうトマトやナスの苗が置いてはあるが、さっぱりわからない。そもそもナスやトマトは花が成長してなるの?花が咲く方向、着花習性なるものがあるらしい。花がでた苗を定植する時は花の方向をそろえると管理がしやすいとか。これから定植しようとする苗は花がまだ咲いていない。ではどのように苗を植えればよいの???

先生の話を聞いている数名のメンバー、どこまで理解しているのか質問もあまりしない。大先輩のOさんが実際に花がついてから説明しますよと助け船。

帰宅してパソコンでチェック。小学生の何でも質問会。種からどうして花がさくのですか?わかりやすい図解と共に先生が説明してくれている。妻に言わせればそんなこと小学校の生物で学んだことよ、常識でしょう!腹がたつね、まったく。こちとら経営学のイロハは勉強もし、実務で確認もしてきた、種からなぜ花が咲くなど知ったことか!!

人間の受精卵には人として成長するためのあらゆる遺伝子が内包されている。どうように種にもあるようだ。それが水の与え方により発芽特性がかわったりいろいろ複雑な因果関係がありそう。

あとでOさんが私の畝に来てくれて、トマトの苗木のまえで一番うえの成長点に花が咲きその下からでる焼き枝2本で3本仕立てにする。その下の葉の間の脇芽はすべてカットして栄養分が上に十分行くようにする。要するに一番花、二番花、三番花と残してゆくと3つのナスができるということか!!今は結構なことにネットで何でも回答してくれる。あらためて植物学のイロハのイを勉強しなおしてみよう!

(サギソウが発芽し二葉がでてきた。夏の開花が楽しみ)

 午後、4年ぶりに団地自治会の総会がコミセンであった。この3年コロナ禍で書類総会がやりすごしてきた。団地ができた時に地元のケーブルテレビと契約設置した地上波の共聴設備の老朽化や個別のテレビ視聴事情の違いから諸々矛盾がでてきて、今回テレビ視聴の自由化に取り組もうということに。維持費の負担がなくなり、自治会費も安くでき、結構な案ではある。新年度自治会役員も男はふたりだけで残りの14名は女性、結構なこと。団地内に防災組織も作ろうという提案。いいんじゃないですか。172世帯で80歳以上の高齢者が40名少々らしい。

 団地案内図から各戸の名前が消え、新役員名簿にもかつては記載されていた電話番号もない。個人情報保護法への対応らしいが何かの時の連絡はどうするつもりか???眼もうっとおしいので質問はやめた・・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

201221 今日は冬至、ユズ湯!俳句という趣味や如何!?

2020年12月21日 | 俳句

24節気では今日は冬至、1年で最も夜が長い。ということは昼が短いわけだが、明日から昼の時間が伸びてゆく。古代は冬至を1年の始まりとしたとか。今宵はゆず湯で香りや薬効で体を清める。昔は禊の意味があったらしい。

  入浴剤主役ゆずりてゆず湯かな

 新型コロナウイルスの感染伝搬は自分は感染していないと思っている無症状の保菌者がうろうろ移動しマスクもつけずにウイルスをあちこちにひっつけ、大声で飲食したりして相手にうつす、帰宅して家族にうつしてしまうという魔の循環を閉じるしかない。したがって正月を無事にすごすには、今、自分が感染しているかもしれないと思って行動を自制するか、PCR検査をうけて自己証明しておくかだね。福岡中州の歓楽街関係者への一斉無料検査がはじまったらしい。いいことだね。ただしPCRは今日陰性でも明日陽性になるかもしれないということ!

 ところで趣味の写真は始めて20年、俳句は2012年にユーキャン俳句講座をうけて途中3~4年何もせず最近再開、陶芸も3年ばかりして食器棚には作品が10点ばかり、日常に使用されてはいる。時代小説はじめ読書は継続中。まあお陰で暇を持て余すということはなく、やっている時には世の中の憂さや体調不良は忘れる。一説には30年続けるとその道のプロになれるという。30年というと1万日。毎日毎日1万回継続すということですね。

 そこで俳句。テレビでは夏井いつき先生の「プレバト」が大人気で俳句への関心やおもしろさが全国にひろまった。写真も自分の写真が見る人の共感、賛辞をえて、喜びを感じ、さらに次につながってゆく。俳句も同様、聞いてくれる人、たとえば妻などの共感を得る必要があるがこれがなかなかうまくいかない。ついつい妻の読解能力がたりないのではないかとひがみ根性で思ってしまう。

 私の俳句の先生は関西在住のOさん。俳句ほか芸術的才能に驚嘆させられてる人。俳句がうまくなるには指南書によれば多作他捨多読多憶とかで今夏から一日一句に挑戦した。トータル70句ばかり添削指導いただいた。よくもよくも私の駄作におっぽり出しもせずおつきあいいただいたと大感謝である。

 ご指摘ポイントは要するに

1、独りよがりにならないこと。読者が解釈できることが前提

2、俳句はリズム、撮った写真など見ずに声をだして音の調べをチェックせよ

3、うれしい、かなしいなど感情を言葉にせず、ものやことで伝える

4、用語にこだわる。漢字、ひらかな、カタカナ、文語口語、助詞、そして

 季重なり、字余り字足らず、誤字、いわずもがなの表現ないか、などなど

5、頭を冷やして見直す、翌日、三日後、声に出して詠んでみて・・・などなど。

まあ、独りよがりの俳句もどきはこのようなブログで臆面もなく投稿するのではなく、一人で楽しんでいた方がよさそうですね・・・・

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

201025 七百万独居老人、元気?「手書きカメラ」というアプリで1日1句に挑戦!

2020年10月25日 | 俳句

65歳以上の独居世帯がH27年で592万。平成22年比、23%増。この伸びで令和2年を推定すると728万世帯。すなわち728万人の一人住まいの老人がいるということ。女性が6割以上。6~7割が持ち家で半数は家計の心配はないとか。生活への満足度は半数がまあまあということらしい。つれあいがなくなった後の女性は特に元気だ。隣近所との交流はあるし、趣味や旅行で外にでかけることが多いようだ。コロナ禍で多少気分は憂鬱に傾いているかもしれないが・・・

 

(観世音寺のコスモスと園児たち)

 

 こんな余生の過ごし方でいいのかしらと余計なことを考えずに生きる人は、まあこんなもんだということで思考停止させて生きているのだろうね。孤独の勧めという類の本が一ぱい出ている。

 時宗の宗祖、一遍上人が「生ぜしもひとりなり、死するも独なり。されば人と共に住するも独なり、そひはつべき人なき故なり」という言葉を残しているとか。人と一緒に住んでいても要するに一人、一緒に死ぬことはできないということをよく認識しておけということか。

 

とはいえ、人という字は互いに支え合う、人間という字は人の間にいないと生きられないという本来的な意味もある。基本は感謝の気持ちと相手に過分の見返りを期待しないことでしょうね。

 SNSはそういう人とのつながりを感じていたいという人間の本性から皆、スマホの奴隷になってしまうのだろうね。地元の写真愛好会にはいって十数年。月1例会はあるがそれが終わって1か月、まったくメンバーの動きが見えない。フェイスブックもやっているが写真を投稿すると設定した友達仲間から即、応答、リアクションが返ってくる。やはり人間は反応してくれる人間とつながっていたいという本能があるのではないか。独居老人がペットを飼ったり、AIロボットを買って、自分に音声で反応してくれる存在を求めるのだね。

この1~2か月、俳句を1日1句は作るということにチャレンジしている。俳句がそれなりに楽しめる境地になるには多作多捨、多読多憶がキモとか。私の俳句の先生は大阪府の藤井寺市在住のF先生。私の駄作をメールで送らせていただき添削、アドバイスをいただいている。

 毎回、厳しくも的確な添削講評をいただき、己の勉強不足、基本体得不足を痛感させられている。教えてもらった写真俳句のアプリ、「手書きカメラ」をつかって、多作多捨に励んでいる次第。本来、俳句の表記は縦書きで字間をあけないのが基本だがとりあえずはメモ代わりに直感的に書き留めてあとで推敲する寸法。

 

キリン九州工場のコスモスがダメだったので太宰府、観世音寺のコスモスをチェックに出かけた。人に見せるためではないようでコスモスも疎らで今一だったが遊びに来ていた保育園児や山並みをバックに撮ってみた。スタッフや園児と対話。気分がやわらぐ。観世音寺の先の戒壇院にも足を伸ばす。干し柿が数十個軒先に吊るしてある。

 

 

何のための水がめかわからないが水面に伽藍が映っていた。これをスマホのアプリ「手書きカメラ」で撮って即興で定型におとしこみメモとして残す。

俳句などやって何が楽しいかと言われそうだが四季折々の自然の移ろいに敏感になり季語を選んだり定型に落とし込む作業で脳トレになりそうだし、たまにびしっと決まれば自画自賛でも気分爽快。まあこういったところですかね。まあ75をすぎて体の節々がきしんできているがぼちぼちやっていくことにしましょう!!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

200920 敬老の日のお祝い、自治会より。その後、今年初、天拝山に登る!

2020年09月20日 | 俳句

朝のウオーキング、厚手のシャツで汗も出ないくらい涼しい。

         厚着して敬老の日の早歩き

9時過ぎ、自治会の女性役員が玄関に。敬老の日のお祝い金3000円と菓子折りを頂く。私の住む住宅団地内に75歳以上の高齢者が62人いることが先日の自治会の会合でわかった。リストの最後に私の名前が挙がっている。ついにそんな歳になってしまったことに驚く。なにせ100歳以上の人が7万人以上もいるのだからね。もっともどれだけの人が元気に自力で生活できているのかは定かではないが。

 1週間前に転倒して左腰骨を強打した後遺症がまだ少し残っている。身体もなまってきているので今年初めてになってしまったが菅原道真ゆかりの天拝山にのぼる。武蔵寺前の駐車場が運よく1台あいていた。

 心字池をのぞく。水がきれいになっており鯉が十数匹泳いでいる。

      心字池はねとぶ緋鯉音残し

天拝山にむかう。足腰は異常なし。日曜日とて子供連れが多い。大雨などで落石、落木注意の案内が増えている。

        山装う休憩石に人ぞなき

8合目、立派な秋田犬をつれた登山客。38kgあるらしい。堂々たる風格。

頂上まで残り階段数百段。手すりをもちつつ頂上着。わずか260Mくらいの低山、40分くらいで登れる。気持ちの良い秋晴れ。じっと景色をみつめる。福岡の能古島やヒルトンホテルなどが見える。

        菅公の声聞こえし秋の天拝山

女性の二人ずれ。スマホで撮り合っていたのでシャッターを押す手伝い。コンビニで調達したおにぎりを食す。家でたべる昼食より格段にうまく感じる。今頃妻は何を食べているやら・・・

今、ボランティア活動休止中の九博もくっきり見える。再開はいつになるのやら。13時下山。車で十数分の霊園に立ち寄る。昨日、彼岸の入りで墓参をしたのだが別件の用事があり、永大供養や墓じまいや諸々情報入手。

      曼殊沙華炎の投網でからめとり

帰りホタルの名所でヒガンバナ撮影。

3時半帰宅。久しぶりに低山にも登り、彼岸花も撮影し、心身のリラグゼイションになりました・・・あまり「辛口ひとりごと」などブログで書いていると体によくないですね・・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

200826 猛暑の夕方のウオーキング、被写体探し、俳句のネタ探し?!

2020年08月26日 | 俳句

太宰府が38.5度、日本1の猛暑、たまりませんね。昨夜も寝不足で昼間の体調、絶不調。夕食後、妻の制止もきかず、カメラと登山スティックを持ち、いつもの反対のウオーキングコースにでかける。

 写真の被写体探しと俳句のネタ探し。大阪、藤井寺市の画家、俳人のFさんに1日1句に挑戦と約束したものだから句材さがし。本来ユックリ吟行としゃれて楽しみべきところをこれじゃ趣味と逆行しているみたいですね

 

 台風のせいか風があるので昼間の暑さと比べるとうんと楽だが道路サイドを歩いていると西日がきつい。その道路サイドに百合の花が暑さにもめげずひっそり咲いていた。

   ダンプけたたまし路辺にひっそりユリ二輪

道路からはずれて住宅のあるわき道をゆく。西日で自分の姿が足長オジサン。えらく長い影。何か句になりそう。

    影長し 背中も熱し 残暑かな

さらに歩く。交番がみえてきた。都会と違い周辺は静か。このたたずまいもなにか作句できそう。

       派出所に 人影見えず 秋の夕

川に沿って歩く。大部暑さもしのぎやすくなってきた。山の上に黒い雲がたなびいている。

川面に空が映り込んでいる。橋をわたりさらに歩く。

田んぼのわきの水たまりに水紋ができていて、そのまわりにイトトンボ(とうすみ蜻蛉)が数匹。

小石に止まっては飛び出し又とまるのを繰り返している

   とうすみや 飛んでは戻り 何するぞ

  

川の流れの段差のあるところに空の紋様が渦により揺らいでいる。

川の上流にダイサギ。なにやら獲物をねらっている。

さっと長い首をのばして小魚をゲットしたようだ。

      白鷺や 小魚ゲットし したり顔

 

1時間あまりネタをさがしながらウオーキング。身体は汗ばんでいるが頭の重いのは消えていた。上弦の月が庭の木の間から見えていた。

 猛暑の中のステイホーム。家に引きこもっているとおかしくなりますね。動いて汗をかくと新たな展開がでてきそう。写真をみかえしながら舌頭千転(推敲)してみましょう!!!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

200219 リタイアライフ満喫の名人Fさんから名句、名画。新型コロナウイルスの水際作戦は失敗か?!

2020年02月19日 | 俳句

 以前も紹介したことがあるリタイア名人のFさんから、また刺激的なメールをいただいた。もともとこのブログはリタイアした人たちにむけて応援歌のようなつもりで企業戦士を卒業した後の私の実録をベースに紹介してきたのだがそれこそ弟子入りしたいくらいイキイキとリタイア生活を満喫しておられるのがFさんである。

 今回はいつものペン画と違ってクロッキー会に出られた時のヌードモデルを相手にしての1分、3分、5分、10分とモデルがポーズをかえてゆくのを速射砲みたいにデッサンしてしてゆく、そのときのデッサンを10枚ほど送っていただいた。私はヌード写真は撮ったことはないが汗だくで熱中するだろうね。もともとデザイン会社出身のFさん、その芸術的センスはペン画にも俳句にも文章にもイキイキと発露している。友人をあつめて絵画教室も開いているとか。

 今回の新型コロナウイルス肺炎騒動も頭におきながら、こんな句を作ったとか。句会で名句と称賛されたらしい。

           軟膏の効かぬささくれ二月尽

 中国武漢発の新型コロナ肺炎ウイルスの上陸を阻止せんとした安倍内閣の水際作戦のかいもなく3000余名の乗員乗客4分の1近くの陽性反応感染者を出してしまった。横浜港に接岸してからの感染者かそれ以前から感染していたのか定かでない面はあるにしても2週間滞留命令はよかったのかどうか?国際法上は船籍をもつ英国が非常時対策を講ずべきとかのスマホ情報だがこの辺りもあいまい。原発やウイルスはコントロールできていますという現政権に驕りはないのかと心配になりますね

 24節気では「雨水」土脈潤い起こる頃。早春の暖かい雨が降り注ぎ大地が潤い目覚める頃というわけ。去年12月に武漢で発生してもう2月も後半、東京マラソンも3~4万の一般参加者の出場できなくなり返金もなしとか。いやはや早くいい春が来てもらいたいものだ(二月尽にがつじんは春の季語)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

200202 武蔵寺写経会2月度。ダウン症の天才書家を育てた金澤泰子さんの祈りの話!

2020年02月02日 | 俳句

24節気、大寒の末候、「鶏始めて乳す」頃。鶏の産卵期はかつては春から夏にかけてであったらしい。今やブロイラーで年がら年中、卵を産ませられている。明日は節分、立春へと時は移ろう。

月初めの日曜日、九州最古の古刹、武蔵寺にでかける。2月度の写経会。十二神将を前にした本殿での写経浄行会は気持ちが引き締まる。

 

令和2年2月2日浄書としたため1時半からご住職の法話。

  書家、金澤泰子さんの祈りというタイトルの記事。42歳で子供を授かった。20年後に天才書家として世間にしられるようになる翔子さん。生まれて52日目に医師からダウン症と告知される。普通より染色体が1個多い、知的障害が伴う重い障害者だとしらされ絶望。なぜ我々親子なのか。神仏に奇跡をおこしてくれと詰め寄る。悲嘆にくれた日時が推移。なんとか普通小学校にはいれ3年間無事にすごせ、すべて最下位ながら受け入れられたが4年になり特殊学校に転校してくれと言われる。

  5歳ころから筆を持たせていたが家で般若心経を何回も書きうつさせた。14歳の時に父親が急逝。娘に何かを残してやりたいと20歳の時、銀座の書廊で翔子の個展をおもいきって開催、これが大反響をよび天才書家,翔子が誕生、苦闘し続けてきた親子の境涯が一変した。この世には人知を超えた力があることを神仏は教えてくれた。「闇の中にこそ光が見いだせる」のだということを知らされた。

  30を過ぎた翔子さんは今、見事に独り暮らしをしているとか。神仏を呪っていた自分が今や神仏への畏敬の念、感謝しかないという母親の実感。ダウン症の子を授けられたからこそ、今至高の喜びを味わうことができた。身障者をもつ親御さんたちの為に神仏への祈りをささげることが今の仕事であり、講演で伝えていきたいという。
 全国の有名な神社仏閣で揮毫をしたり書道パフォーマンスをしたり親子で大活躍をしているようすがパソコンで検索できる。個展などでは「涙の般若心経」が一番の売れゆきらしい。

  まあ昔から「艱難汝を玉にする」など言うが当事者は大変なことだろう。祈りも「疑えば疑ったようになる。信じれば信じたようになる」ということかもしれない。
白血病闘病中の池井理香子さんは東京後のオリンピックを目指すらしいが今、どんな心境なのかね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

200129 キラリ並びて水滴の華春隣。九州は暖冬か?厚労省から雇用保険追加給付の問い合わせ?!

2020年01月29日 | 俳句

日の出前の薄明かり、雨戸をあけるともみじの枝に無数の水滴がキラキラと連なっている。

      キラリ並びて水滴の華春隣

カメラを引っ張り出し撮影。我が家周辺は毎年2~3回は雪が降り、庭が積雪で真っ白になったり、屋根際にツララが下がったりする。

(2年前の今頃)

24節気、大寒の次候、水沢厚く堅しという氷結の頃なのだが今年は暖冬なのか?太宰府天満宮の飛梅の梅も咲き始めまさに春が隣に偲び来ている今日この頃。

雨のあとの水蒸気が立ち上がり、宝満の山々も白い雲雲に覆われている。

 65歳で完全リタイアして10年、今頃厚生労働省の職業安定局雇用保険課から2通の封書がきた。あけてみると雇用保険の追加給付に関するお知らせとお願いという本人確認の書状。振込先の口座を書いて送れという内容。妻がそんな怪しいのには関わったらダメという。ハローワークの企画開発課に確認するとまちがいなくその調査をしている、あやしい書類じゃありませんという。

 いつごろか忘れたが厚労省が所管する統計調査に長年不備があったことが発覚、物議を醸しだした。そのため、失業給付など不適切な取り扱いをした可能性のある人に書類を送り、確認してもらい、雇用保険の追加給付をするとのこと。まあ確かに高年齢雇用継続給付金やリタイア後の失業給付をうけたデータは合致していた。どれくらい追加給付があるのか不明だがとりあえず送付した。

 しかし厚労省も何千万人という保険や年金の給付対象者の管理をするのは大変な作業なのだろうね。日本の財政破たんは気になるところだが2か月に1回、年金が振り込まれるのはありがたいことではある。まあそれなりの保険料は現役時代しっかり給与から天引きされてきたのだから当たり前といえばそうなのだが・・

 息子たちはこの辺りの年金への信頼感は薄く、あまりあてにせず将来対策をかんがえているようだがはてさてどうなるものやら・・・・ある日突然、預金封鎖など、御免こうむりたいものだがね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

190704 暴れたり寝ておったりの半夏雨。寂聴ホリエモンの言いたい放題対談

2019年07月04日 | 俳句

24節気72候では夏至の末候、半夏生ずる頃。半夏というカラスビシャクが生え始める頃、田植えも終わり農家も一休み、という頃ではあるがこのころ降る雨を半夏雨といい、1年の豊作を占う。私の住む筑紫野界隈は雨不足、それに反して南九州は1000mmをこえる大雨、土砂崩れ、鹿児島県民100万人に避難勧告。それにしても住む場所によって雲泥の違い。こんなことの積み重ねが県民性を作り出すのかもしれない。  暴れたり寝ておったりの半夏雨

  図書館で永井荷風の「断腸亭日乗」下巻の延長、あたらしく夏井いつきさんの俳句本と寂聴、ホリエモンの対談本「生とは、死とは」を借りてきた。

 瀬戸内寂聴さんと堀江貴文さん、50歳の年の差対談。お互い他人の目など気にしない我が道を生きてきた、生きている二人の言いたい放題,異色対談。寂聴さんは97歳、やりたいことはすべてやりいつ死んでも良いという達観レベル、作家魂いまだ健在、かたやホリエモン、人の目などまったく気にしないやりたいことをやりつくすことに邁進中。いろんなテーマで意気投合の二人だが原発や戦争については平行線。戦争経験者とそうでない人間とではいかんともしがたいズレは仕方ないね。でもおもしろい対談でした。まあ人の人生ではなく自分の人生だから、かく生きたいと信念をもって進めということでしょうね。みなさんも一度読んで見てください・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

190612 昆虫標本づくり初体験。筑紫野、棚田が美しい平等寺界隈で今年最後のホタル撮影!

2019年06月12日 | 俳句

 去る4日、採集した昆虫の標本づくり実習が九博であった。九州国立博物館は創設以来から化学薬剤に頼らずに文化財を有害生物から守り、展示し、未来につなげるため、IPM(インテグレてぃっどペストマネジメント)活動に取り組んでいる博物館では先進のポジションを保っている。

 

 私の所属するボランティア部会はそれらIPMを推進する博物館科学課の活動の側面支援ということになる。したがって九博をとりまく自然環境にいかなる野鳥、生物、昆虫などが生息しているのかをしっておくことが基本素養というわけ。したがって昆虫を研究するには採集と標本づくりが基本業務というわけ。

 専門の研究員からレクチャーをうけて、先日採集した蝶とバッタらしきものを三角紙からとりだして標本づくりにとりかかる。採集は60年ぶり、標本づくりははじめて。参加メンバー一同、童心にかえり嬉々ととりくむ。

最初はモンシロチョウ。胴体を指でつかんで背中から細い針をつきさし、展翅板の溝に胴体を針で止める。羽をひろげて展翅テープで仮止め。4枚の羽根を広げて形を整え、玉針でテープを固定する。触角をピンセットで上にあげ形を整える。

 次はバッタと思っていたが図鑑でしらべるとどうやらツチイナゴのようだ。この標本づくりはやっかい。内臓をとりださないと変色してしまうらしい。おなかを切り裂き、先の細いピンセットでとりだす。卵がでてきた。ただしこの作業は九博のWさんにまかせる。解剖学者の養老孟子さんはこんな作業はお手のものだろうね。空になった腹に綿をつめて形を整える。頭と胴体の間に針をさして展足台に固定する。6本の手足をひろげてテープで固定する。触角を整え完成。約1時間半、楽しい時間をすごさせていただきました。

 夕食後、今年最後のホタル撮影に出かける。例の山口川の観測スポット。いつも行く霊園の少し手前の棚田がひらけた場所。毎年3~4回墓参するがこんなスポットがあるとは知らなかった。

棚田も結構知られているところらしい。ホタル観察会の集合は平等寺公民館19時。それまで棚田の撮影。サギが数羽いたが、夕日が映えれば美しい棚田の景観になりそう。田植えは終わっている。

19時集合、3~40名の申し込みがあったようだ。自然を守る会の親切なスタッフに場所をきき先にロケハンに出かける。浄土真宗、光伝寺の先を十数メーター行って左折、右側に細い流れが続いている。橋まで3~40m。鉄板の仮橋の上がよさそう。去年の雨災害の復旧工事がまだ続いているようで水も濁っている。

 20時過ぎてチラホラ光の点滅。早速シャッター20秒、絞り8、イソ400にセットしてレリーズボタンで20回の多重露光を始める。そこに親子ずれなど観察グループの集団がやってきた。なんとこの橋、ゆれる。だめだこりゃ。私が三脚をセットしたあたりが一番の観察スポットになってしまった。一団が先のスポットに移動するまで小休止、やれやれ。想定外でしたね。

 一団が帰ってくるまで2~3枚の撮影完了。まあ場所がわかったからいいかと達観。21時、撤収。参加者にペットボトルのお茶。ありがとうございました。21時半帰宅。今年のホタル撮影はこれで終了。来年はヒメボタルの黄色の絨毯を見てみたいものだ。お疲れ様でした

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする