ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

130630 やっと会えました、アオバズク!!

2013年06月30日 | 趣味と交遊

何回通いましたかね、武蔵寺入口の樫の大木。やっとアオバズクに会えました。5月初めには鳴き声がきこえましたと住職がおっしゃていたがずっと会えず。ぶらっと3時ごろ出かけたがなにやらカメラマンらしきおじさん二人、長いレンズをつけたカメラでなにやら狙っている。オオツ、どうやらいらっしゃるようだ。いました、いました、あいかわらず、樹木と同系色で見つけにくいがちょこっと留まっていらっしゃる。双眼鏡で位置を確認して、おもむろにFZ200をとりだしとにかくシャッター連写。

テレコン、三脚なしでF2.8、シャッター125分の1くらい。鼻の頭の白い毛まで解像できている。よしよしだ。あまり動かないので同じような写真だがまあいいか。どうやら近くにいる幼鳥を見守る位置なんだろう。ちょっと目を離した隙に場所をかえられてしまう。通りのほうにでて探すといりくんだこずえの間に姿を発見。

ほんとに見にくい。先ほどとは違う角度で連写。

なかなかユニークな表情のアオバズクをゲット。しばらくしてまた元の位置に戻って行った。8月初めまでいるらしいので雛鳥とのツーショット写真をゲットできるまで、しばし通うとするか。今日はラッキーでした。二人のおじさんたちも今日は4~5時間格闘したらしいけれどまた会いましょうということで撮影はお開き。リタイア族らしいお仲間である。

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130628 写真展2か所、写真て何かな?共感ツール?

2013年06月28日 | 趣味と交遊

写真展2か所、福岡市美術館の国展・福岡展、アジア美術館でのTOIRO展、みてきた。久しぶりの市美術館。かぼちゃのオブジェがおもしろい。大濠公園をバックに黄色と黒の国点が目立っている

どなたの作品か知らないがどんな発想で制作されたのかね。国展は87回をむかえる日展や二科展など日本の伝統ある芸術団体。絵画、版画、彫刻、工芸。写真は最後にできた。遺作や受賞作、会員、会友の作品、約80作が展示されている。写真機というハードはどんどん進化、誰でもきれいな写真が撮れる時代。あとは撮り手の感性、シャッターチャンスでいわゆる素人でもおもしろい写真はとれる。しからばベテランはどうするかということ。普通じゃない撮り方にころうとする。流し撮り、ズーミング撮影、多重露出、極端なハイキー、ローキー、デジカメの加工、合成ソフトの活用、まあいろいろ。いったいどのようにして撮ったのかなと思うようなのも結構ある。純粋に写真をみて感動すればいいのだけれどもね・・・ここに展示されているのは一工夫し、大変な努力をした写真だね。わたしのような出会いがしらの偶然の写真は少なかった。公園沿いを歩き地下鉄駅に向かう。ひまそうなおじさんがスズメやハトに餌をやっていた。

このあたりのスズメは人に慣れている。

地下鉄中洲川端で降りてアジア美術館8Fにいく。写真愛好会の同僚が他の所属クラブから出品している。TOIRO展。10人の撮り手がそれぞれの想い、表現手法で写真をとり各人5~6点の作品を組み写真ふうに一壁面を占有、ぜいたくな展示方法。リーフレットにそれぞれの作者の想いが3~4行でつづられている。これを見ないとただ並べられた写真を見ているだけでは何を訴えたいのかわかりにくい写真が多い。パラレルワールドと題したMさんの写真。博多駅前の夜景をローキー、低速シャッターで人影を消した写真、天神の商業ビル、商店街などの写真を組み合わせて展示。曰く、「この町にある何万もの人生のうちぼくはいくつの人生を知っているだろうか。ほんとの意味では一つも知ることなく生きて行くのかもしれない。どれほど偉大な英雄が死んだとしても世界は変わらず動き続ける。」島倉千代子の歌、「人生いろいろ」。はたしてこれらの写真を見た人は何を感じるのだろうか。隣の展示ブースに博多どんたくの写真コンテストの入選作が並んでいた。オールスナップ写真。わかりやすい。ここをみてきた老夫婦、TOIRO展の写真、野鳥以外さっぱりわからんとアンケートに書かれていたとか。やはり写真というのは撮り手の感動を見る人が共有共感できるものでないと作者のひとりよがりになるのかもしれない。いつもの撮影スポット。2階文字彫刻からの人生模様

外は雨が降り始めていた

 

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130623 瀬戸内寂聴著、「釈迦」を読む。煩悩、苦の根源は女にあり!!

2013年06月23日 | アフターセブンティ

 夫を捨て小説家の道を進み、色と金の俗世界を描き、女の生きざまを模索、子宮作家などと言われながらも小説を書き続け、金も地位も名声も男もわがものとした作家、瀬戸内寂聴。ほしいものはすべて手に入れた時、全てがむなしくなり50にして出家、仏の道にはいった寂聴さん。もう90歳。そんな住職にして作家の寂聴さんが80歳の時に80にして入滅された仏教の開祖、お釈迦様を描いた小説。なかなかおもしろかった。仏教のなんたるか、釈迦とはどんな人だったのか知るための格好の書物。釈迦の侍者として25年間ひたすら仕えたアーナンダの視点から釈迦入滅前の時点から過去を振り返る形で物語が展開されている。

 釈迦の説くこの世の中というのは3つある。一つは一切皆苦(この世はすべて苦)。徳川家康も同じことを言っていたね。二つは諸行無常(この世は移ろいゆくもの)平家物語の盛者必滅。三つは諸法無我(ひとりでは何もできない、すべてお陰様)。赤ちゃんはおギャーと苦しみながら生まれてきて、そして煩悩と苦の世界を死という必然の世界をめざして生きはじめる。しからばどうするか。執着を捨てれば涅槃寂静の澄んだ境地に到達できる。サッカーコンフェデ杯も結局3戦全敗。勝ちたい、勝つという執着心がザックジャパンには足りないという。まあ確かに負けてしゃあしゃあしていたら強くはならないだろうが。

 何も求めないことによる仏教の平静(ローリスクローリターン)か、何かを強く求める俗世界の苦悩(ハイリスクハイリターンか。戦後68年、ひたすらアメリカ流の豊かさを求め、24時間働き、テレビは消費をあおり、アメリカに次ぐ経済大国になり、確かに国民の生活は豊かになった。反面、パン食い競争で走者5人パン5個、誰も食いはぐれがないようにして軟弱な国民になった。アメリカの期待通りのニッポン。しかし格差やいじめや体罰や、無差別殺人、組織の不祥事や、それでも辞めないばかリーダーなどなど、心の豊かさは消失した。経済的にも中国に抜かれ、今世紀後半には人口も1億人をわり老人中小国家になりかねない。

 さて仏教。釈迦の教えは、人の苦しみは無明にあり、せんじ詰めれば肉欲という煩悩に絞られてしまう。肉欲の愛は喉が渇いたときに水をあがき求める渇愛であり、人の理性、知恵を焼きほろぼしてしまう。女のかぐわしき匂いと柔肌は男を狂わすが、それを女は武器として男をあやつる。2500年前、釈迦はインドネパール近郊のシャーカ族の王子として生まれ、結婚し、子供もできるが生老病死、愛別離苦、会者定離など心の安寧得られず出家、6年の苦行の末、悟りを開いたとされるが爾来ずっと女の出家は認めなかった。しかし唯一悟りを開いた世尊(釈迦)を生んだのは女性であるお母様でしょうとアーナンダにとかれしぶしぶ女の出家を認めた。しかしこのことで釈迦の仏道は500年その寿命をいじめるであろうと述懐している。面白い話だ。

日本に伝えられた大乗仏教は数千の宗派に分かれているらしいがその本旨は、自己を苦からいかに解脱せしめるか、悩める他者を苦悩から救済する慈悲の実践をいかに行うかであるとされる。現生を生きるか死ぬかの弱肉強食、共存共栄ではなく強存強栄と考えるなら、必死こいて弱者やライバルを蹴落としながら生きなければならない。がその執着心こそ苦の元、煩悩そのものであり、愛する家族にまで弊害をもたらし、自らにも害を及ぼす。

真理は中間にあり!!

 

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130621 まだつっぱるが手指ほぼ復調、料理教室6月例会、今回もグッドテイスト!

2013年06月22日 | 趣味と交遊

手指を負傷して20日、私の皮膚の自然回復力は2~3週間か、陶芸もボーリングも再開しているからほぼ復調したといえるが第二関節の真上故、まだつっぱる感じが残っている。毎朝手指の曲げ伸ばしストレッチをやってる。6月度の男の料理教室に出かけた

 1、N先生の一口料理ヒント・・・温野菜はレンジの活用。キャベツやニンジンをゆでて温めるとビタミン流出するので、ポリ袋に野菜を切っていれ、閉じずにレンジ500W1分。キャベツの甘みもでておいしい

2、 今月の献立(1)アジフライと野菜天ぷら(2)新ごぼうのきんぴら(3)ポテトサラダ(4)えのき茸とワカメの味噌汁、     

3、 覚えておくこと(料理の原則)

(1)ジャガイモなど根菜は水からゆでる(2)テンプラは天ぷら粉で、フライは小麦粉→溶き卵→パン粉をまぶして油で揚げる(3)魚の三枚下ろしとは右身、背骨、左身と切り分けて骨なし左右の身を焼いたり煮たりする。二枚おろしとは左右に開いたもので片一方は骨付きとなる(4)天ぷら専用の粉がオーマイからでている。オーマイ天ぷら粉(5)天ぷらなど揚げるとき、粉のまぶしようのさいばしと揚げ用のさいばしは別にする。同じ箸だと先っぽがどんどん膨らむ(6)油の温度は菜箸にてんぷらの衣を落として、表面で泡立つようだと180度、中間まで沈んで浮き上がると170度、いったん沈んで浮き上がってくると160度。

4、味噌汁・・・①えのきだけとワカメの味噌汁、応用編は②新じゃがと玉ねぎの味噌汁③白菜の葉の味噌汁④かぼちゃの味噌汁

(1)だし汁をつくる(いりこの頭とはらわたを取ってさっと洗い、4カップ(4人前)の水にいれて火にかけ、あくがでたらすくい、しばらく煮ていりこをとりあげる。  市販のだし汁?だし粉?(2)油揚げ1枚を湯にかけて油抜きをして、千切り(細長く)、えのきだけは半分に二つ切り、ネギは小口切り(3)ワカメは水にもどしてざくざくに切っておく(4)だし汁に揚げをいれて煮立ったら、火を弱めてえのきだけとワカメをいれ、こし器で味噌(1人15グラム)を溶きいれ、味をみて味噌加減をし、沸騰直前に火をとめる。(5)おわんにそそいでネギをちらす。

 5、新ごぼうのきんぴら・・・ごぼうの繊維切り(食感)と合わせ調味料がポイントか

(1)4人前(二日分)として合わせ調味料Aは砂糖大1、みりん大2、しょうゆ大2、和風だしの素小1、水50cc、いりごま大1で作る(2)新ごぼう、中くらい1本200グラム。たわしか包丁の背で土を落とし、4~5センチの斜め切りにして横に倒しマッチ棒くらいに切りそろえ水に1~2分さらしてザルにあげ、ニンジンも皮ごとマッチ棒大にきりザルにいれておく(3)フライパンに胡麻油(サラダ油、オリーブオイル)大さじ1杯をいれ、種をとった赤唐辛子をいれ焦がさないように煮る。それにごぼう、ニンジンをいれて油がまわってつやつやしてきたらAを加えて(5分タイマー設定)、中火でAがなくなるまで煮切ること(焦がさないよう注意)

6、    ポテトサラダ

(1)ジャガイモ(男爵)を3~4個準備(メイクイーンは煮物に適合)、皮をむいて2センチ厚くらいに輪切りにして水にさらして、鍋に水をたっぷり入れジャガイモをいれて竹串が通る程度にゆであげ、ゆで汁を捨てて、鍋をゆすってジャガイモを粉吹き状態になるまで水気をぬき、塩こしょうをする(2)キューリ2本を小口きり、ニンジンは皮をむいて千切りにして塩をふってしばらくおき、水をながしてしっかり絞りザルにいれ、水気をとる(3)玉ねぎはせんぎりしたものをひとつかみ塩をふって布きんに包んで流水にあてながらさらす。(4)以上をボールにいれマヨネーズ100グラム、塩コショウをしてまぜあわす。レモン汁半個をしぼる

7、    アジフライと野菜のてんぷら

(1)小あじ(天然もの4切れ250円)。水洗いしキチンペーパーで水気をとり、フライ前に塩こしょうをする(2)付け合せ・・キャベツ3~4枚を千切りにし水にはなす。トマトとレモンを櫛形に切る。食べるときウスターソースを用意(3)かぼちゃ、アスパラガスをテンプラ用に準備。かぼちゃは適量薄切り。(4)  テンプラ用に天ぷら粉と水をといたもの、フライ用に3つの皿に小麦粉、溶き卵、パン粉の順に用意。(5)  フライ鍋に揚げ油を適量入れ180度まで熱す。衣をい~2滴落として、水面に泡立つかチェック。(6)かぼちゃ、アスパラを溶き衣をつけ揚げ、油をきってボールへ(7)アジを小麦粉、溶き卵、パン粉の順につけて180度の油であげ、油をきってボールへ。(8)付け合せとともに盛り合わせる。

いつもの4人組がもくもくとそれぞれ流で調理、約二時間で完成。11時半、16名、4班そろって早い昼食。今回もグッドテイスト、完食でした

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130618 ダイハツアトレイ「楽旅」、良くできている!

2013年06月18日 | 趣味と交遊

新聞のチラシ、ダイハツムーブ。国内乗用車シェアは軽が上位を占めている。相変わらずハイブリッドのプリウスは売れてるようだが団地内でもプリウスが目立ち、希少価値はうすい。趣味用には娘から戻ってきたダイハツエッセを使っている。チラシの片隅に軽キャンピングカー。なんとダイハツがアトレーという5ナンバーの軽ワゴン車をベースに系列会社とおぼしき葵機械工業にダイハツクラフト事業部として軽キャンパー、楽旅、楽釣の2機種を出している。さっそく最寄りのダイハツディーラーに問い合わせてみるとモデルカーは本店にあるという。さっそく空港近くの本店営業所にでかける。カタログをもらい現物チェック。

かわいいショウルームガールがついてくれたはいいが商品知識は?営業主任の男性を読んでくれたが彼とてあまり販売経験はなさそう。給排水設備はないが大人二人がゆっくり寝れるスペースのセッティングは簡単にできそう。車中泊時の100V電源の確保、パソコンの使用、ちょっとした湯沸し。収納や引出テーブル。遮光カーテンに網戸。4ナンバーの貨物車とちがって運転席の居心地はよさそう。

キャンピング仕様への架装保証は1年ついているとのこと。7月のコストをワンランク下げたダイハツハイゼットをベースにした車も出る予定とのこと。軽キャンパーの業者は中小企業が多く、技術的信頼度やアフター面がやや不安が残る。その点、この楽旅はよさそう。まあ選択肢のひとつとなりそう。

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130616 サッカー日本、ブラジルに完敗。真夏日、産卵か?。

2013年06月16日 | 辛口ひとりごと

 眼が覚めたのは5時。TVをつける。コンフェデ杯日本ーブラジル戦は後半10分、2対0で負けていた。顔を洗いさっぱりしてから観戦。アディショナルタイムに入りまた1点入れられ3-0で完敗。ビデオでみると前半3分、後半3分いきなり得点され、日本はなすすべもなく完敗。長友選手いわく中学生とプロの違い。本田選手がさかんに個の強化を訴えていたが当の本人も決めきらない。決定力とはどんな状況、態勢でもキーパーをかいくぐってゴールネットを揺らす力だろう。ブラジルの選手はあっという間に決めてしまう。そして日本チームを茫然自失状態においやる。惜しいシュートを何本打ってもだめ。ぱっぱっぱっとつなぎぱっと決める、このスピードと精度、徹底的に鍛えるしかない。戦前の予想では日本は十分ブラジルをやぶるチャンスはあるとTVで解説者が言っていたがなんでそのとおりにいかないのかね。

今日は朝から暑い。それも普通じゃない、ちょっと体を動かすだけで汗ばんでくる。この2~3日亀吉の様子がおかしい。餌も食べないし、うろうろ歩き回ったり、家の中に入ってきてマットの裏側にもぐりこんだり、やたらとおしっこをしたり様子がおかしい。ネットで調べると産卵期になると餌もたべなくなり、産卵場所をさがすためにうろつく。おしっこをかけるのは砂地を柔らかくしたするためにそうするらしい。いままで亀吉、亀吉といっていたがひょっとすると亀子?ネットでは床に卵を産んだ写真がでている。ということで近くで砂を調達してベランダにミニ砂場をつくる。大汗をながしながらいちおう準備完了。砂の上に亀をおいてもしばらく様子をうかがってじっとしていたがすぐに水場に移動して水を飲み始める。しばらくは様子をみるしかない。

ほとんど空梅雨に近い状況できわめて不快指数がたかい。妻はすっかりこの暑さにへばっている。さあ昼から何をするか。来週、陶芸で素焼きの予定になっているので余っている粘土でぐい飲みをてび練でつくることにしよう・・・

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130612 わが家のペットは緑亀のみ、一人寝の夜。妻は湯布院!

2013年06月12日 | マイ家族

妻がおさななじみ4人組の定例ツリップで熊本にでかけている。小学校時代からの友達で我々の結婚披露宴にも40年前でてくれた面々。いそいそと出かけて行った。湯布院温泉あたりに行くらしい。

わが家の3大ペットのうちフェレットは去年2月に亡くなり、大型金魚のキンチャンペアはこの4月なくなり、今や我が家のペットは緑亀の亀吉だけとなった。先般8回目の冬眠にも成功し、今はベランダでごそごそ歩き回っており、ベランダの網戸を手であけて私の部屋に入ってくる。固形食にたまにはアジの刺身などやるとぱくついてくる。喉が渇くとまた水を飲みにベランダに戻る。かしこいものだ。

 夜中、NHK深夜便など聞きながらの一人寝の夜にふと思う。いずれどちらかが先に冥土にいくことになろうがやはり一人というのはさびしいものだね。がみがみ言う女房なれどあれは口癖みたいなものでこちらも聞き流しているがその相手がいなくなったら気が抜けたビールみたいなものだ。夫に先立たれた妻のほうがおおかた元気で、娘や孫と友達関係で楽しくやり、たまには友達と食事したり温泉にいったり結構独り身を満喫するようだ。まあ元気な時はいいがね。まあどちらかというと男のほうがそれほどさっぱりと割り切れないような気がする。

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130607 株価3日続落、12,878円終値。履いてはいけない赤い靴。「海賊とよばれた男」読了!!

2013年06月07日 | 辛口ひとりごと

 日経平均株価が三日続落、ついに黒田総裁就任前の水準に下落、お陰で楽天証券扱い銘柄で含み損55万円、イワイコスモ証券扱いでおなじく25万円。ここまで下がるとどうしようもない。次の上昇局面をひたすら待つのみ。西日本新聞のオピニオンで同志社の浜のり子教授が「履いてはいけない赤い靴」のタイトルで警鐘をならしていた。デンマークが生んだおとぎ話の大家アンデルセンの作品に「赤い靴」という怖い話がある。貧乏だった娘が金持ちにひきとられ、育てられる。ある日店頭の赤い靴に魅せられ、おねだりして買ってもらい有頂天になる。どこにいくにも人に見せびらかし踊りの名人になる。ところが狂喜がやがて恐怖に変わる。靴がぬげなくなり踊りが止められなくなる。少女は首切り人にお願いして足を切断してもらう.

 1980年代後半、バブル時代に日本のGDPと土地の時価総額が一緒になった。日経平均株価が4万円近くまで上昇したころだ。だから銀行から借金して土地を買わない経営者は無能呼ばわりされた。そのバブルがはじけて資産が大きく目減りし大借金だけが残り、失われた10年や20年といわれ円高デフレが続いてきたわけだ。今、この4月、5月、実体経済が伴っているわけではないのに円高から円安になり、日経平均株価が8000円から16000円近くまで上昇、じっと塩漬け株式の保有者の顔色がよくなりまたぞろ欲望の煩悩(赤い靴)が跋扈し始めた。そして6月、またドル円が95円近くにまでなり日経平均が12千円台まで下がった。赤い靴を履いてはいけませんよと浜さんは警告する。

「海賊と呼ばれた男」下巻を読了した。この小説のモデルとなった出光石油の創業者、出光佐三はないないづくしの焼け野原の敗戦国日本において無私の姿勢で日本復興のため、社員のために人間尊重の基本理念のもと、たちふさがる内外の敵に敢然と戦い抜き、メジャーの石油資本と対等に戦える石油会社を作りあげた。しかし苦難の道程で彼を救ったのはその人間性にほれこみ金を貸してくれた恩人、頸きりをしない、定年なし、タイムカードなしの人間尊重経営の実践力に動かされた銀行家、トップの信頼にこたえようとする幹部、社員集団。出光佐三という「目先の赤い靴」を追っかけない生き様、経営姿勢、哲学が国を人をライバルまでを動かし、今日の日本の繁栄の礎をきずいた。あなたのような経営者、トップと知り合えて、そして一緒に仕事ができてほんとに幸せでしたと終章で会社を退く役員が挨拶に来る。定年退職するときにそんな挨拶ができる人は幸せだ。大変少ないと思うが。

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130604 不運のあとには必ず幸運がくる!日本、5連続ワールドカップ出場決定

2013年06月04日 | 辛口ひとりごと

今日は真夏日。夜はブラジルワールドカップ出場をかけたオーストラリアとのホームでの最終予選をみることにしていたので日中は家でおとなしくしていた。株式市場は13000円割れするかと思っていたが外人投資家の金融株への買いが入り、なんとか13500円をキープ、ちょっとほっとした感じだが安倍内閣の第三次成長戦略構想の出来いかんでどうなるかわからないね。いずれにしても6月は静観するしかない。

「海賊と呼ばれた男」の下巻を読んでいる。戦後、GHQや業界団体との戦い、さらにはアメリカ石油メジャーとの戦い、イランからの石油輸入実現への戦い、物語は佳境に入ってきている。熱い男たちの戦いに涙する場面も結構ある。いよいよ白秋から玄冬にはいってゆく。

7時34分、サッカーキックオフ。2連敗している中での決死の雰囲気がただよう。エース本田がロシアから帰ってきてザックジャパンの役者がそろったということか。押し気味にすすんだが結局ゴールを奪えず前半終了。後半37分、サイドからのふわっとあがったクロスが川島の指の先をすりぬけゴール、1点先制されてしまう。あれだけ攻防を重ねてきたのにあっけない形での失点。川島も見事なプレーでゴールを守ってきていたが上背不足の失点、相手ゴールキーパーの194センチの上背は強みだね。ロスタイムにはいり日本の負けかなと思ったが、しかし「不運のあとには幸運あり」の格言そのままに、本田のクロスが相手のハンドを誘い、エース本田が緊迫の雰囲気の中ペナルティキックを決めてくれて同点に追いつく。6.2万大観衆総立ち、日本は世界最速でワールドカップ出場を決めた。

バレーボールはサーブ、レシーブ、トス、スパイクと一定のリズムで試合が展開され見ていてわかりやすいがサッカーはパス回しばかりだと退屈になってくる。まあ攻めと守りのバランスをどう破って相手ゴールネットを揺らすかの勝負なのだがどうも冗長な感じがしていた。一人のスーパープレーヤーがドリブルで敵陣を突破してシュートを決めるというのが見れたら面白いのだが現実は走りづめでへとへとになりながらのプレーだからそんなにかっこよくいかないのかね。まあ、それにしても本田の真正面のPKシュート、本田ならではのど根性シュートだったね。いずれにしても出場決定おめでとうございました。

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130602 狂乱の5月株式市場、静かな雨の日曜日、自宅写経。

2013年06月02日 | アフターセブンティ

第一日曜日、いつもなら武蔵寺で写経だが、雨は降ってるし、指の関節の傷が手を動かすたびにチクチク痛む。庭先のスズメもなぜか1羽だけ、さびしい感じ。今日はでかけるのをやめて久しぶりに自宅で写経をすることにする。

しかし5月の株式相場は乱高下はすごかった。結局4月の初めの水準にもどり、16000円を日経平均が狙うなど当面期待薄。それどころか高値で追加購入した株式の含み損がガバットと出てきそう。利にさとい外人投資家の動き次第で日経平均は乱高下する。欲をださずにファンダメンタル(業績、成長性)中心に長期保有をしたほうが精神衛生上よい。般若心経266文字の教えは無常と無我。いいことはずっとは続かない。お陰様の気持ちをわすれず、他人への布施(えがお、聞き上手、感謝の気持ち)を忘れなければ腹がたつこともなく心静かに生きることができる、死んだら浄土に行けるということ。

静かに庭の緑モミジをながめながら墨をする。

うがいをして香をたき、般若心経、写経観念文を唱えて、和紙のマスクをして写経にはいる。1時間弱で終わる。正座をしてもなんとかもつようになった。武蔵寺写経ならこのあと住職の法話を拝聴することになるが、瀬戸内寂聴さんの「痛快、寂聴仏教塾」を読み直す。さすがに元売れっ子作家だけに(今も結構書いているらしいが)仏教の本質をしっかり学んでいることがわかる本だ。まあ6月は指のこともあるし静かにすごす月にするかな・・・

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