正月二日目。7時起床、コーヒー&トーストウイズブルべりジャム。元旦の読み残し新聞をよみ、ポンカンひとつ。皮は初風呂のため残しておく。家内、息子が起きてきて、9時半初詣に出発。駐車場付近は30Mの渋滞、わき道にはいり、いつもの駐車場500円。参道を通らず光明禅寺のほうから太宰府天満宮入り。古札をかえし、手を清め、参拝。雨がふってきた。傘なし。初めての体験、濡れるにまかせる。じたばたしない。去年の御礼と息子の良縁願う。手をすりあわす。息子苦笑い。お守りを買い、おみくじを引く。中吉、あまり出しゃばらずおとなしくしておけとのご託宣。梅が枝もちを買い、豚バラを買い車の中で食す。このブタバラうまい、1本330円。一時500円だった。ここにもデフレ現象。帰宅。
風呂に湯をハル。10数年前の京セラのソーラー。天気が良くないので湯温湯量が不十分だがいれながら追いだき。ぽんかんの皮を袋にいれて湯に入れる。初風呂、幸せ。当たり前のことができるシアワセ。東北大震災被災者の方々はこの当たり前のささやかな幸せを味わっておられるだろうか・・
「ぽんかんや ふるさとのかおり はつぶろに」
続いて息子、妻が風呂に入り、残り湯で初洗濯。
さっぱりしたところで書き初め。硯をとりだし、香をたき、こころ静かに墨をすり、マスクをして、写経にかかる。約40分無心の境地にはいり写経。般若心経のいわんとする空の世界は無常と無我。世の中同じことは続かない、暗い夜は必ずあける。人は一人では生きてゆけない、あらゆることが人様の仕事から今の自分の生活が行えている、お陰さま、ありがたいと思えば世の中うまくいく。
風呂掃除を終えた頃、娘家族がやってきた。元日はうきはの田舎ですごし、二日目夕飯を食べにたちよる。例年のパターン。孫娘5歳、孫息子1歳、かわいい。おとそを飲み、ビールで乾杯、ワイガヤの正月パーティ。息子がビール1杯しか飲まないのが私にはじれったいが言わない。娘婿と冷酒をやる。残ったおせち料理、みんな娘が持ち帰る。二日目終了。
三日目、コーヒーを飲みながら箱崎宮の「たませせり」どうするか考える。写真の先輩が脚立をもっていかないといけないよといっていたが面倒だな。行くことにして10時バイクで西鉄太宰府まで。箱崎宮に11時半まえにつく。なんと脚立の行列。これは参拝客からクレームがでそう。北九州からきたという中年の女性に声をかける。1時から始まるという。おたがい初めてだがとりあえず状況把握。まだ参詣客は少ない。参詣をすませ、交通安全の御守りを買い、ラーメンをたべて、撮影スタンバイ。隣の男性も北九から来たという。同じ年恰好で話がはずむ。1時やっとたませせりの神事がはじまる。参詣客の進入制限がされ、前に出すぎないようロープをもたされる。がこんなもの役にたたない。たませせりの一団がやってくるとわーっと一斉に前のめりで写真を取り出す。乱写、激写。今年は陸の男性が球を確保、五穀豊穣が約束されるという。まあ、来年は脚立をもってポジションを確保、いい写真を撮ろう。
三越でケーニスクローネのリンゴカスタードをお土産に帰宅。息子は明日早朝から出張ということで夕食をすませ博多駅前のホテルへ出発。JR二日市駅までおくる。自分も現役時代、同じようなことをしていたなと思いつつ息子を見送る。
あっという間に三賀日が終了。妻と二人だけの生活が始まる。現役時代は新年の抱負をいろいろしたため目標を設定したものだが完全リタイア3年目にはいる2012年、どうすごそうかね・・・・