ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

111030:海の中道海浜公園、フサオマキザル親子!

2011年10月29日 | 趣味と交遊

道具を使うサル、フサオマキザルの親子に会いにゆく!

 友人が子供を背中にのせた猿の写真を披露。動物とはおもえない人間のような顔つきと子供がかわいい。海の中道海浜公園で撮ったという。
まず天神まで出て、県美術館でシニア写真展をみる。これは審査なしで、応募すれば展示してくれる写真展。自分の写真の力量が測れるということでシニア写真マニアが出品する。
「麦秋」という作品があった。黄色く熟れた麦畑はきれいで夏の季語になっている。被写体として撮ったこともあるが、この作品は前と後ろをぼかして、中ほどにピントをあわせ、後ろボケに雀の影がうつっている。デジカメで乱写ではなく1枚1枚作品を作るつもりで撮らないとだめかもね。
 
 天神郵便局前から21番の志賀島小学校いきのバスにのる。所要時間がわからなかったが1時間に1本のバス、貝塚から和白をへて海の中道のバス停に15時前につく。コスモス園や動物の森があるワンダーワールド入り口まで10分強。以前車でマリンワールドに来た時と勝手がちがう。入園料400円だが65才以上はシルバー料金、200円ではいる。園内は広い。観覧車にコスモスを配して写真をとる。動物の森まで歩いて約20分とか入り口で聞いたが閉園17時とかであまり時間がない。入り口に戻り自転車を400円で借りる。3段変速ギアのついた自転車。返却は海の中道駅でいいとか。案内のおじさんが気さくで親切、的確に教えてくれた。こういう人がいるだけで気分がよくなる。スムーズに動物の森に着き、入り口に自転車をおいてエリアにはいる。すぐにフサオマキザルのコーナーにつく。20匹ぐらいいるだろうか。しかし親子猿の姿がみえない。

 この猿は石を道具としてつかいヤシの実を割って食べる。二本足でたちあがり、石を振りおろす姿は人類の祖先をみるようだとか。体長4~50センチ、しっぽの長さ60センチ、体重2~4キログラムとか、中南米のオマキザル科の一種とネットにでている。左手で餌箱のふたをもちあげ、中をのぞきこみ、右手で餌をあさっている姿などみるとまったくヒトと同じしぐさ。じっとみているだけで飽きない。

 しかし顔つきがちょっと異様な感じがしないでもないがまさに人類の祖先だね。背中に子供を背負ったフサオマキザルの親子が中央部の小屋らしきところからでてきた。ばちばち乱写(この癖はぬけないね)。次回は三脚持参でもう一度くることにしよう。

 閉園の時間がちかづいたので自転車でひきあげる。駅まで海岸道路を、秋風をうけて、玄界灘をながめながらサイクリングは快適であった。観覧車周辺の100万本と称するコスモスがきれいでした。

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111025:日本が世界で一番人気がある?!

2011年10月25日 | 辛口ひとりごと

「日本は何故世界で一番人気があるのか」
 竹田恒泰 著
 PHP新書 2011年1月

イオンモール筑紫野の蔦屋書店でタイトルと目次をみて思わず購入。
東日本大震災での被災者の冷静な受けとめかたへの賞賛、世界1のODR途上国援助への更なる期待、沖縄基地問題など民主党政治のリーダーシップ欠如、韓国などと比べたリーダーの決断力不足、東電九電など財界経営者への批判など日本評価が相半ばする昨今だが、この本では日本が世界1人気があると言明していることに興味をもち読み始めた。

 著者の主観でない証として2006年(小泉首相時代、靖国参拝物議)に英国BBC放送が世界33カ国4万人対象に世論調査をおこない、世界に最もよい影響を与えている国として日本が31の国で否定を肯定が上回ったという。当時、否定が上回ったのは中国と韓国のみだったがインドネシアは85%、フィリピンは79%が肯定。悪影響を与えている国としてイラクが1位、なんと世界の警察を自認するアメリカが2位、ならずもの国家と罵られる国と罵る国が1、2位とは興味深い。世論調査の信ぴょう性には課題はあるが毎年実施される同調査で3年連続世界1、去年の調査ではドイツに続き2位。悪影響国はイラン、パキスタン、イスラエル、北朝鮮の順、アメリカははじめて肯定が否定を上回ったという。

 問題は日本人が自国の世界への影響力を過小評価というか、日本の良さ、強さを理解していないことにあると著者は指摘。中国人が自国への肯定を81%、韓国人が76%、アメリカ人が60%示しているのに対し日本人は43%しか自国を肯定していない。一体何が原因となっているのか。アメリカは第二次大戦時、日本を真底恐ろしい国と考えており、終戦時、日本を2度と戦争させないよう骨抜きにしようとした。その目的が戦後66年をへて果たされたという。

 日本のすごさとは
1、日本が神武天皇から現在の125代今上天皇まで2600年の歴史のある世界最古、希有の国家であるという歴史教育が戦後一切なされなかった。100代以上続いている王朝は世界にない。
2、ミシュランガイドが2008年、東京の飲食店150軒(パリ74軒)に星を与え、東京は世界1の美食都市になったが東京は軽く鼻であしらった(ニューヨークタイムス)特に長い歴史に支えられた専門性はもはや誰もおいつくことはできない。古より食事や調理は神事であった。日本食の精神文化がその根底にある。しかしその文化がいまや危うい。
3、匠のこころに支えられた日本のものづくりは世界から愛され信頼されている。先人は世界各地に手抜きしない歴史に残る道路や建造物を残した。日本を最も愛する国、台湾に日本が統治していたころ八田与一という技術者が東洋1のダムを地元民と寝食をともにして完成させ、今なお台湾国民からあがめられている。ぺりーの黒船が来航して翌年には自前の黒船を作ってしまった。天皇のためのお召列車を走らせるために現在のような1分1秒の狂いのない列車運行システムを作ってしまったなどなど。しかい今や金が金をうませる拝金主義者が世の中をばっこし、世界を悪くしている。
4、英語ほか主要言語に存在しない「もったいない」という言葉がケニアの環境副大臣にとりあげられ世界環境問題対策の代名詞となった。いただきます、ごちそうさまも外国語への翻訳がむつかしい。元来日本人は大自然との調和を基本に生きてきた。それら素晴らしい日本語がないがしろにされる時代になってきている
5、その他、日本の高評価の背景をいろいろ説明されているがベースになっているのは2600年の天皇の歴史がからんでいるという

 今や、日本のアニメや風呂敷などをはじめとして「クールジャパン」として外国人が日本の素晴らしさを発見しているが、日本人こそあらためて日本創造の歴史を学び、世界最大の都市であった江戸後期の日本人のありように学ぶことがジャパンルネッサンスにつながるのではないかと主張している。福岡にも竹田研究会と称して日本再発見の勉強会があるらしいがこの本でも「なるほどそうだったんだ」とうなづかされる箇所が結構ある。
このブログを見ていただいてかたも一度よんでみられたらどうだろうか。

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111019:映画・・「ツレがうつになりまして」・・ほのぼの感銘!

2011年10月19日 | 趣味と交遊

 ワーナーマイカルシネマズ筑紫野でひさしびりの映画。宮崎あおい、堺雅人主演の「ツレがうつになりまして」。原作は細川てんてんのコミックエッセイ(幻冬舎、2006年3月初版)。映画化したのは日本を代表する佐々部清監督。結婚して5年目のハル(塚晴子)ツレ(塚幹男)と塚イグと名付けられたペットのイグアナの3人?家族。このイグアナがおおきな存在感をだしておりかわいいね。しかし、この二人はNHK大河の篤姫で将軍の夫婦役を演じているがこの映画での若夫婦役もいい。絶妙のキャスティングだね。笑い、ユーモア、涙ありで結構引き込まれたね。

 映画はIT企業に勤める夫のツレ(ハルは夫のことをそうよんでいる)がうつ病になり、それを克服してゆく過程での気楽な漫画家ハルのとまどい、奮闘、成長の物語。がんばらなくていいよ、あるがままやりたいことをやりきれば良いという心の割り切りが大事ということで困難をのりこえてゆく。
 うつ病というのはだれもがかかる「心のかぜ」ですよと医者から言われる。私の現役時代もまわりに鬱になる社員がいたがまじめでやさしい人間がなりやすい。パワハラや過重労働が背景にあったりする。
 ハルが会社を辞めなければ離婚よとツレに迫る。まあここまで妻が言うかは疑問だが・・。やがて会社をやめ、家でごろごろ、天気みたいに良くなったり悪くなったり。失業保険でしばらくはいいが貯金残高も減少、ハルの仕事も減ってくる。
 突破口になったのはハルが「ツレがうつ病になり失業しました。仕事をください」といったん切られた雑誌社に頼み込む。同じうつ病経験のある別の編集者を紹介され、啓発本の挿絵の仕事をもらう。連載をきられた原因はあなたが本気になって仕事をしていなかったからと指摘される。ハルは自分自身がうつ病への引け目があったことから解放されて喜ぶ。仕事に熱中するハル、ツレは相変わらず何もできないが校正原稿の高塚の高が口になっていると指摘する。ハルはそんなことはどうでもよい、仕事の邪魔をするなとツレを罵倒する。そのあとツレはもう自分の居場所はないと風呂場で自殺をはかる。イグアナがツレのいる場所をハルに教える。ハルは泣いて謝る。

 ツレがとにかく1歩踏み出したいと5年前、同じ日に教会で結婚式をあげたメンバーの同窓会にでかけ、挨拶でツレは前年欠席の理由をメンバーにつたえ、妻の支えがあって初めて現在の自分があると・・。ハルは結婚式の誓いで「あなたは夫が元気な時も病気の時も、貧乏な時も夫をささえることを誓いますか」と牧師さんにきかれ、はいと答えたことを今あらためて思いだし、今こそ私たち夫婦の絆は確固たるものとなりましたとメンバーにあいさつ。参加者から万雷の拍手。泣かせる場面である。
 ハルの仕事をたすけるプロダクションを自宅につくり、うつの闘病記を本にしたいというハルのためにづっと続けてきた闘病日記をハルにみせる。やがて「ツレがうつになりました」という本が出版され、ツレにも講演の依頼がきたりする。
 
幸せというのはいつもそばにいてくれるお互いの存在にあることを人間というのは忘れがちである。まあブログをご覧の皆さま、一度映画を観てください。ほのぼのとやさしい気分にさせてくれます。淀川長治じゃないが「映画っていいですね、いいですね」!
 
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111017:伝説のディーラー、藤巻健史の「マネー逃避」読む。

2011年10月17日 | 辛口ひとりごと

 手持ち株の含み損が90万円近い(銀行株は6割強変わらず)。9月20日のブログから10万円ばかり改善したが銀行株が問題。ギリシャデフォルト危機はいよいよ深刻で、欧州銀行への公的資金注入がはじまった。日本での円高、株安の流れが止まらない。リーマンショックの再来か、それ以上か?持ち株を手放して現金化して大底の株購入資金を用意するか。イオンモールの蔦屋書店にたちよったら、「マネー回避」という本が目にとまったので購入。

 著者の藤巻氏は外資系銀行(モルガン)の唯一日本人支店長として、同行の利益の6割を自らのディーリングで稼ぎ出したという伝説のトレーダー、日本の金融識者とはまったく異なった自説をもつ。
氏いわく、日本経済の長期低迷の要因は実態かい離の円高にあり、円ドルレートが200円になれば日本は再び高成長する。中国大成長のカギは人民元の為替コントロールにある。
 そして日本の根本課題は二つで一つ目は市場経済原理を悪とする社会主義的発想であり、二つ目は日本の安全神話である。その安全神話がこのたびの東北大震災で崩れ、原発安全神話もくずれ、電力多消費社会も立ちいかなくなった。
 1400兆円の個人金融資産が超低金利の預金や国債保有に周り外資への積極運営はゼロにひとしい。円高が日本企業の低収益の原因であり欧米企業の純益とひとケタ違ってもなんとも思わない。得られるべき利益チャンスを逃しても日本の経営者は非難されず安全パイで無難にやっておれば任期をはたせる。日本は資本主義国ではなく社会主義国だと極論する。

 かつてホリエモンが資金ころがしで稼いで何が悪いとうそぶき、その結末が刑にふくして堀のなかにいる。氏は考え方はホリエモンサイドであろう。
 今、アメリカで格差拡大を訴え、その元凶は銀行だと大デモがおこなわれ、ネットにのって世界に飛び火している。しかし、日本では年金改正反対で年金生活者がシュプレヒコールをあげているだけ。これからじわじわと年金支給額は減らされてゆくのは間違いなさそうだ。誰も助けてくれないということをはっきり自覚する必要があるね
 実際、バブル期に過剰融資で儲けに走った銀行に、なぜ公的資金で救済しなければならないのか、今回のギリシャ問題も同じ根っこの問題。大震災で二重ローンに苦しむ市民、資産が流され、負債だけが残った善良な市民、中小企業経営者の救済は遅々としてすすまない。

 藤巻氏は今は個人の資産増大ではなく防衛の時であり、銀行預金は解約してドルだてMMFほか外資運用せよという。
 今回の大震災で膨大な復興資金がいるがいまや国債の引き受け手がいない。そして日本銀行が引き受けざるを得なくなった時、1万円札のばらまき、インフレ、国債の価値が下落しする。日本円の預金が紙切れになってゆく。
 円暴落、ハイパーインフレへの防波堤として外資運用せよというわけだ。誰も助けてくれない。自らのマネーは自らの才覚で守れというわけだ。
 円の対ドルレートが今日は77円くらいだったがそれが200円の円安になるのか、いつごろか、200円になれば輸出競争力はつくだろうが同時に輸入物価は高騰する。
 
正直、まだ一挙にはそこまでいかないだろうと思うが、しかし心の準備はいるだろうね。夫婦、それぞれ5万円の年金、10万円でやっていけといわれたら、ここでやっと3500万人高齢者の日本全国巨大デモの嵐がふくだろうね。

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101011:十数年ぶりのサファリー、2m眼前の虎を激写!

2011年10月11日 | 趣味と交遊

 体育の日、いい天気、昼間は暑くなりそう。2010年10月10日、去年二人目の孫が誕生、男の子。10が続き覚えやすく縁起がよいと喜んだ。1歳の誕生日、今にも歩きそうな感じだが・・。誕生祝いは娘夫婦がやるということで前から予約していた秋吉台のサファリランドにでかける。10数年前に確か大分か宮崎のほうにあったサファリへいったことがあるがそれ以来。動物を撮ってみたいと思っていたので誘いがあり出かけることにした。
 関門大橋門司側のめかるPAで弁当調達、中国自動車道、美祢東ジャンクションで降りて仙崎、秋吉台、みすず記念館などへてサファリランドに10時過ぎ着。サファリ入り口からバスでそのまま入ってゆく。団体、65歳以上は割引きで入場料1900円。ジュラシックパークを思わせる門の前にとまると門が開きサファリへはいってゆく。どんな猛獣があらわれるのか期待がふくらむ。
 
が最初にあらわれたのはぞう、水牛、シマウマ、フタコブラクダなどやさしい動物たち。ラクダがかわいい顔つきで牧草を食べている。一斉に窓際におしかけ皆シャッターをきりだす。だがバスの窓が汚く靄がかかったような画像になる。これはバス会社に窓ガラスをきれいにしておくよう注文を出すべきだったね。10センチぐらい窓をあけて撮るときれいにとれる。が監視員が櫓の上からチェック、注意される。危ないから閉めてくださいというわけ。確かにそばに虎やライオンがきたらこわい。監視員のすきを狙って窓をあけ乱写。
次の門があらわれる。デンジャラスゾーン。ライオンやトラがいるエリア。

ライオンは朝飯を食った後かごろごろ寝そべっている。しかしながらこちらをじっと見つめているたてがみのライオンのオスは悠然としておりさすがに百獣の王と言われるだけの貫録ではある。次にあらわれたのは虎だ。虎はライオンとちがい一頭で行動する。バスが虎の潜んでいる2mぐらいのところをゆっくり動く。おそるおそる窓をそっとあけどっと激写。あくびのシーンは一瞬撮り損ねたが白いひげまでくっきり撮れた。やはり迫力のある顔つきだね。すごかった。

 キッズサファリと称し子供たちが喜びそうな仕掛けがいっぱいで家族連れは楽しくすごせそう。時間が合わなかったのでふくろうやタカなどのショウは観れなかった。昼食をとり、残り時間をフラミンゴやホワイトタイガーなどをとる。

13時前、日本海がわの長門市近くの青海島に向かう。今回は快晴で海もきわめて穏やか。天候不良で波が高く岩にあたり波しぶきが飛び散るシーンは撮れず。また次回に期待。夕方天神にかえりつく。

車中では同好の士とすぎし人生、仕事のこと、趣味のこと、妻のこと、親、介護のこと、自身の病気体験など語りあい共感しあえた数時間であった。高度成長時代から失われた20年まで、同時代に生きてきた男同士、皆同じような道を歩んできたのだなとしみじみ感じた一日であった。
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111009:孫娘の初運動会、なかなかのものでした!

2011年10月09日 | マイ家族

 4歳になる孫娘が今年の春から幼稚園に元気に通っている。その幼稚園の運動会があり、早く起きて出かける。8時前に娘の家に着いたが本人は初めての運動会とて、イキイキはしゃいでいた。1カ月ばかり練習に励んでいたらしい。幼稚園の近くの小学校のグランドを借りての運動会。開会の10分前、駐車場はすでに車でいっぱい。係の先生が付き添ってきている親に、子供をトイレにつれていき、入場門前に集合するよう何度も促す。なかなか大変だね。上級生の演奏するマーチングバンドでプログラムがはじまり、かわいい子供たちがクラス別に元気に行進、本部前に集合してラジオ体操。園長の挨拶にもみんな大人しく聴いている。開会宣言や宣誓がこどもの代表によってなされたがなかなか堂々として立派。さっそく赤白に別れて玉入れが始まる。小さな手にボールが大きそう。

徒競争が年少、年中組ではじまる。まるで競って走るという意味がわかっていない感じでマイペースでゆっくり走る子や、反対にしっかり手を振り足をあげて走る子もいる。おもしろいね。

年中組全員でのマスゲームのような大きな丸い布をもってテントのようにしたりウエーブを作ったり、真ん中にきらきら光るようなものが置いてあり一斉に丸い布を引き上げると花火のようにまいあがる。なかなか良く訓練されている。年少組がアンパンマン音頭を踊っていたが良くできていた。
運動会の花、クラス対抗リレーがあったがバトンならぬ丸い輪をリレーしてゆくものだが順位がころころかわる。おもしろかったね。
 運動会と言えば昼休みに母親がつくってくれた弁当を囲んで一緒に食べるのが楽しみだったがそれはなかった。共稼ぎかなにかでつくれないような親もいるのかもしれないがそんなことへの配慮か。

 全員によるよさこい踊り、園歌にのったダンスでプログラム終了。園歌まであるとは思わなかったが創立38年の幼稚園ということ。70近いとおもえる園長が応援旗で走る子を激励したり写真をとったり獅子奮迅の活躍。クラスの先生が園児一人一人にメダルをかけてやり、敢闘賞の袋(絵本など入っていた)をあげていた。閉会の挨拶も園児代表がやったが結構でした。
 全体を通じて、園児を立派な大人扱いの演出で結構でした。子供たちもよく吸収して立派に頑張りましたね。あらためて日本の幼児教育のレベルが高いことを痛感した次第。やりおえた孫娘の顔が誇らしげに輝いていました。
 4時間半あまり、孫の面倒をみたり、写真を撮ったりで、我々夫婦は、立ちんぼ、空腹でぐったり。みんなで近くのジョイフルにゴー、遅い昼食を楽しんだ次第。庶民の幸せなひと時ではありました。
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111006:なま落花生の塩ゆで、結構な味でした!

2011年10月06日 | 趣味と交遊

 体験農園の秋冬野菜の苗植え、種まきは完了、10月はもっぱら草取りと病害虫との戦いである。春に種をまき、まだ収穫していなかった落花生を掘り出した。
日本での産地は茨木や千葉が中心らしく生落花生が手に入るのは東京、千葉、茨木周辺のスーパーだけらしい。袋にはいったピーナッツなどはほとんど輸入品ということ。

(落花生は農園の一番奥の右半分)

落花生は別名、ピーナッツや南京豆でおなじみだが漢字で落花生と書くゆえんは種をまいて発芽し、本葉4~5本で1本立てにした後、雌花が咲き終わったあと、めしべ(子房柄・・しぼうへい)が伸びて、土にささり、土の中で実を結ぶことから落花生という。5月に6粒たねをまいたが二つしか発芽しなかったが、結構葉もしげった。スコップで掘り出してみるとまあまあの出来。大中小いろいろあるが4~500グラムぐらいか。
通常は炒り豆やピーナッツ味噌にするらしいが塩ゆでにして食べるとおつな味らしい。
 
 生落花生の塩ゆでの仕方をネットで調べてみると
①落花生を水洗いして殻に着いた土などおとす
②塩は水100CCに対し3~5%。海水程度の塩辛さ。
③鍋に落花生をいれて、落花生が浸る程度に水をいれ、入れた水の3~5%の塩をいれる(200CCの水なら6~10グラム)
④鍋にかけて蓋をして45分くらい火にかけ、その後30分くらい蒸して、ざるにとる。と書いてあったが1回目のお試しではあまりやわやわになりすぎた。2回目、30分くらい火にかけ、試食すると適度の硬さと塩けがあり大変美味でした。
いつもは固いピーナッツしか食べていなかったので新たな触感で結構でした。
掘り出した落花生を乾燥させて、来春、播くと半年ばかりでまた収穫ができるとか。

 植物の世界は大したものである。動物とちがい、植物はみずから移動することはできず与えられた場所で生きぬかざるを得ないので非常に生命力、環境適応力がある。まあ、人間も文句を言わず与えられた場所(仕事)でベストを尽くすことが実をつける一番の近道ということか
 
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111004:反面教師・・己の欲せざるところを、人に施すなかれ

2011年10月04日 | 辛口ひとりごと

 月1の写真同好会の10月例会があった。先月実施予定の白水ダム(日本一美しいと言われるダム・・大分県竹田)や彼岸花の撮影バスツアーが台風のため中止となったがツアーがなければメンバーと会うこともほとんどない。まあ、つかず離れずといった、個人レベルにあまり深入りしない関係が現代ではあっているのかね。我が家のリビングも親族以外はほとんど入ったことがないし、反対に他人のリビングにあがることもきわめて少ない。2~3年前に京都のOB宅に泊まらせていただいたことがあるが思えばこんなのが今時、特別なことなんだとその泊めてくれた人をあらためて思う次第、今頃どうしておられるかね。

 今回の例会も会長の写真談義のあと、撮影ツアー先の検討となったがそれぞれ意見があり簡単にまとまらない。行先や日程の調整が大変。どうにか行き先が決まったがいつも時間がかかる。来年ぐらいに役員の順番が回ってきそうだが、団地の自治会役員同様調整が一苦労だね。そうならないためにも過去の視察先、撮影テーマ、日時など一覧にしておくとか、案を事前に3つぐらい作っておくとか、できるだけすスムースに進行できるよう準備が必要だね。コンサル時代に社員教育で「なにごとも段取り八分、段取りで仕事の成果の八割が決まる」とはよく言ったものだ。まあリタイア後の生き方ルールは「昔は云々・・」と言わないことのようだが・・。

 ある会合であたらしいメンバーがはいってきた。写真は20年くらい前にやめて今は素人同然ですといっておきながら、技術的なことを講師をさておいて大きな声で話したりして、自分勝手なふるまいをしたりする。朝から体調おもわしくなかったせいもあるがカチンときて、講師の話を静かに聴いたらどうですかとつい言ってしまう。わが同好会でも入会希望者の扱いをどうするか議論したことがあるがどうしても会の雰囲気、流れをぶち壊すような人も結構いるらしく、全員の同意がなければ新入会をみとめないということになったが、あらためてなるほどと思った次第である。

 しかしいつも家内から「あなたは余計なことをしゃべりすぎる、とくにアルコールがはいったらダメ」といわれているので、まあ、ひとが気分を害することはやっちゃあいかんなとその人を反面教師として再認識した次第。
 論語でも「己の欲せざるところを人に施すなかれ」とある。心したい。
「ええ、年寄りになりなはれ」・・日田に撮影に行ったときにトイレに張ってあった。
ぼけたらあかん、長生きしなはれ。愚痴言わず、他人のことをほめなはれ、いつでもアホでおりなはれ・・・わかりました。
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