道具を使うサル、フサオマキザルの親子に会いにゆく!
友人が子供を背中にのせた猿の写真を披露。動物とはおもえない人間のような顔つきと子供がかわいい。海の中道海浜公園で撮ったという。
まず天神まで出て、県美術館でシニア写真展をみる。これは審査なしで、応募すれば展示してくれる写真展。自分の写真の力量が測れるということでシニア写真マニアが出品する。
「麦秋」という作品があった。黄色く熟れた麦畑はきれいで夏の季語になっている。被写体として撮ったこともあるが、この作品は前と後ろをぼかして、中ほどにピントをあわせ、後ろボケに雀の影がうつっている。デジカメで乱写ではなく1枚1枚作品を作るつもりで撮らないとだめかもね。
天神郵便局前から21番の志賀島小学校いきのバスにのる。所要時間がわからなかったが1時間に1本のバス、貝塚から和白をへて海の中道のバス停に15時前につく。コスモス園や動物の森があるワンダーワールド入り口まで10分強。以前車でマリンワールドに来た時と勝手がちがう。入園料400円だが65才以上はシルバー料金、200円ではいる。園内は広い。観覧車にコスモスを配して写真をとる。動物の森まで歩いて約20分とか入り口で聞いたが閉園17時とかであまり時間がない。入り口に戻り自転車を400円で借りる。3段変速ギアのついた自転車。返却は海の中道駅でいいとか。案内のおじさんが気さくで親切、的確に教えてくれた。こういう人がいるだけで気分がよくなる。スムーズに動物の森に着き、入り口に自転車をおいてエリアにはいる。すぐにフサオマキザルのコーナーにつく。20匹ぐらいいるだろうか。しかし親子猿の姿がみえない。
この猿は石を道具としてつかいヤシの実を割って食べる。二本足でたちあがり、石を振りおろす姿は人類の祖先をみるようだとか。体長4~50センチ、しっぽの長さ60センチ、体重2~4キログラムとか、中南米のオマキザル科の一種とネットにでている。左手で餌箱のふたをもちあげ、中をのぞきこみ、右手で餌をあさっている姿などみるとまったくヒトと同じしぐさ。じっとみているだけで飽きない。
しかし顔つきがちょっと異様な感じがしないでもないがまさに人類の祖先だね。背中に子供を背負ったフサオマキザルの親子が中央部の小屋らしきところからでてきた。ばちばち乱写(この癖はぬけないね)。次回は三脚持参でもう一度くることにしよう。
閉園の時間がちかづいたので自転車でひきあげる。駅まで海岸道路を、秋風をうけて、玄界灘をながめながらサイクリングは快適であった。観覧車周辺の100万本と称するコスモスがきれいでした。