人生、不易流行、変わらざる不易の事象と時代変化に応じ変わってゆくこと、流行の事象。年金生活のシニア夫婦にとって、時間は淡々と静かにすぎゆく。北朝鮮が福岡にミサイルをぶち込み死者が数十万出るとか、M8以上の巨大地震に遭遇して大被害を被るとか、がん告知され余命何か月を宣告されるとか、ないかぎり我々の生活は静かにすぎゆく。
いかにテレビで殺人や不倫や世界記録や横綱の暴行事件で騒いでいようと現実の生活に何も影響を及ぼさない。まあこの世にいてもいなくとも関係のないような存在だがボランティアで地域にいくばくなりとも関与し、孫たちにとっていくばくかは必要な存在。そんな平成29年があと数時間で終わる。今NHK交響楽団の第9をききながらブログをしたためている。
正月準備もすべて完了。
15時過ぎ息子夫婦が車で岡山から帰省してきた。元気そうで何より。
息子夫婦は、毎年、大みそか、下関より取り寄せたフグ刺しのセットを送ってくれる。看護師の嫁さんが勤め先の院長から贈呈されたというボージョレヌーボーをあけて、フグ刺しに舌鼓。息子要望の妻の手料理ごまアジや筑前煮なども一緒にたのしみ、歓談しながらの今年最後の晩さん会。風呂にはいって、紅白で安室奈美恵をすこしみて、除夜の鐘をきいて今年が終わるだろう。平凡に大過なく過ぎた1年、幸せなるかなである。
去年今年 貫く棒の ごときもの (高浜虚子)
今年1年、写真と共に思うがままにしたためたマイブログ「VIVA-s20」に訪問いただき、拙文をお読みいただきました読者の皆様、ほんとにありがとうございました。皆さまにとって来年が「犬 笑う」良き年になりますよう心より祈念申し上げまして今年最後のブログにさせていただきます。