ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

140831 北海道一周軽キャン車旅回想17日目、青い池、白ひげの滝から美瑛の丘、拓真館をへて夕張へ

2014年08月31日 | 趣味と交遊

日本一周軽キャン車旅35日目、北海道に上陸して17日目、5月23日。天気晴れ。

 上富良野、日の出公園オートリゾートのさわやかな朝、周辺散策。ラベンダーの丘などが手入れされている。6~7月には見事な紫の絨毯になるのだろう。車内でのモーニングコーヒをすませて9時出発。今日は札幌の友人、Nさんの奥様が写真趣味で富良野にいったら青い池と白ひげの滝にいかれたらというお勧めに従い、まずは青い池を目指す。

 美瑛町白金にあるこの青い池と称される観光スポット。砂防工事が行われたあと、美瑛川の水と混じって水が青くなったらしい。青い池に樹木が林立して独特の景観を醸し出している。CMかなにかわからないが撮影部隊が忙しげに活動していた。きれいに歩道が整備されているが整備前の方が野趣味があってよかったとは地元の人の弁。いずれにしても周辺の十勝岳連峰の雪をいただいた景観はすばらしい。

 つぎにそこから車で10数分の白ひげの滝にむかう。ナビは白金温泉郵便局。しかしどこかわからない。土産物屋にきいてみるとそばの大きな橋からみおろす下方にあるとのこと。観光客が歩く後をついてゆく。白いひげのように滝が落ちているからそう名付けられたのか。流れの右手がなにやら竜のおとしごの顔に見える。

 11時出発、拓真館をめざす。ここは前田真三親子の美瑛写真ギャラリー。「遥かなる丘」として美瑛を風景写真のテーマとして世にひろめた前田真三の写真館。風景は出会った瞬間が勝負という写真哲学で「丹渓調」として風景写真の新風をもたらした。子息の前田晃が遺志をついでいる。すばらしい写真が並んでいた。今思うに美瑛にもう一泊してこの写真集にある場所でシャッターチャンスを待つべきだったと後悔している。

 1時半道の駅 びえい「丘のくら」につきここでコロッケ定食。周辺を車で散策。ケンとメリーの樹を撮る。1970年代日産スカイラインの宣伝に使われた。ケンとメリーのスカイラインで一斉を風靡、ニッサンスカイライン2000GTはあこがれの名車であった。美瑛の丘はほんとに美しい。空が夕焼けに染まったりユニークな雲がでていたらばっちりの写真だたのにね。やはり滞在すべきだったね。

 さてどうするか。旭川に出て札幌をめざすか、それとも夕張の方におりていくか。結局後者にして夕張をめざす。17時、自然体感しむかっぷという道の駅につく。一区間高速にのって夕張にはいる。18時すぎ、新夕張駅に隣接した夕張メロードという道の駅につく。夕張メロンをつかった菓子や石炭をイメージした特産品がならんでいる。しかし財政破たん都市のイメージがあるのかなんとなくうらさびしい。そばのセブンイレブンも精彩を欠いた感じの旧店舗。富良野のイメージとは大分違う。しかしスーパーで働く女性たちはきわめて明るく親切だった。車中泊の場所を聞くとここは夜はさびしいよ、車で30分先のマオイの丘公園道の駅がいいよと教えてくれた。薬剤師のおばさん、レジのおばさんありがとう。弁当をかきこんで車をとばす。20時到着、10台近く車が止まっていた。今夜はここで泊り。

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140830 軽キャン車旅34日目回想。帯広から狩勝峠をへて南富良野、富田ファームラベンダー園訪問

2014年08月30日 | 趣味と交遊

 北海道に上陸して16日目、5月22日。薬が効いたのかどうやら風邪の兆候はない。帯広周辺にも見るべきところがあるとは思うがいちいちとどまっていると北海道をでれなくなる。6月10日福岡へ帰還する大枠の日本一周軽キャン車旅プラン、どうしても6月10日(53日間)に帰らなくてはならない理由はないが予算の面と7月初めの息子の挙式があるということ。ここだけは絶対行くとかここでこんな写真をとりたいとかをより明確にしておいた方が良いね。目的10か条を掲げたがそれぞれの具体的ターゲット設定が必要かモネ。ということで狩勝峠をこえて富良野にいくことに・・・。8時出発

 千葉のKKさんからとにかくこのルートはネズミ取りが多いときいていたので10キロオーバーくらいで走行、トラックはあまり走っていない。9時半セイコーマートでトイレ休憩。地元資本らしいがトイレが実にゆったりときれい。コンビニ流通競争は大変なようだがトイレはおおきな要素だろうね。11時前狩勝峠につく。狩勝とは石狩平野の狩りと十勝平野の勝。北海道の2大平野を結ぶ国道38号線の頂上、日本新八景のひとつらしい。大きな木彫りのクマがユーモラスではある。ちょっとはやかったが鶏そばの昼食。新得周辺はソバの名産地とのこと。

 昼前、高倉健の鉄道員「ぽっぽや」のロケ地になった幌舞駅(幾寅駅)に着く。無人の駅に一人のシニア旅人。特急北斗星に乗りたくてやってきたという青森のおじさん。なかなか切符がとれないらしい。いろんな男がいるもんだね。そこにちょうど列車が入ってきた。高倉健がたっていたホームにあがり写真をとる。昼過ぎ、道の駅みなみふらのに着く。旭川であった夫婦が言っていたようにこの時期あまりみるべきところがないようだ。WIFIもつながらないしね。しかし街並みはリゾートらしき雰囲気に整備されている。車中泊ガイド本にあった上富良野の日の出公園オートリゾートを目指す。

 十勝岳をバックに霜よけか何かのネットをした畑がひろがりいい感じの景観になっている。オートリゾートに3時到着。きれいなところ。大型のキャンピングカーが1台とまっていた。車中泊代が500円で8時まで事務所があいておりシャワーも自由につかえるとのこと。ここに泊まることにする。豚の横隔膜あたりの豚さがりがうまいらしい。まだ陽が高い。有名なラベンダー園の富田ファームに様子見に出かける。4時着。ラベンダーの美しい紫が一列、5M×30Mくらいあるかな。大変うつくしい。これが6~7月には紫に黄色や赤の花のパッチワークが一面に広がるのだろうね。

 オートリゾート近くのセブンにたちよる。豚下がりはなかった。おでんとマカロニサラダとつまみと塩カルビ弁当と缶ビール。焼肉やるには準備がめんどうだし、外は冷えるし安直に済ませることにする。芝生近くに車をとめ簡易テーブルをだして夕日がおちてくるのを眺めながらの夕餉。太陽を身体にいっぱいうけながらの富良野のグリーンは美しい。今日は170キロくらいの走行、福岡をでてから累計で5400キロばかり走ったことになる。

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140829 ひよどり抱卵中。北海道一周車旅回想15日目、阿寒湖温泉から松山千春の足寄をへて帯広へ

2014年08月29日 | 趣味と交遊

リビング前の庭木のヒヨドリの巣にメスがじっと卵を温めている。窓に近づいたり夕方シャッターを閉めたりするとすぐ飛び出してしまうがしばらくするとまた戻って首だけ出してじっと卵を抱いている。10日から2週間で雛がかえり、それから2週間位で巣立ちするらしい。卵はみていないが通常4個ばかり産むとある。ひなが孵るとカラスや猫に注意が必要とか。位置関係からこんな構図でしか撮れないが4羽の雛がくちばしをあけて餌を求めているショットがとれるか楽しみだ

さて、車旅の回想、北海道一周は今日で15日目、終盤に近づいてきた。今日は阿寒湖から足寄を経由して帯広に入る予定。洗濯物もたまったので帯広のコインランドリーのお世話になるかな。

6時半、車の点検、右前タイヤはどうやら大丈夫のようだ。折り畳み自転車ルイガノをだして周辺散策。キャンプ場もありサイクルロードもつくられている。朝からクマよけ鈴をがらがら鳴らして走るわけにいかない。一人で誰もいない道を走っていると出くわしはしないかとちょっと心配になる。

 8時過ぎ給油して阿寒湖に向かう。9時半阿寒湖温泉につく。丁度入口にセブンイレブンがある。要所要所を押さえて出店しているものだね。有料駐車場もあったがぐるっと回ってみると路肩に数台車がとまっている場所があったのでそこにとめてカメラをぶらさげ散策。湖自体には感動するほどのものではない。温泉街の土産物屋にはいりおばさんたちと話す。ちっちゃなマリモをふたつ買う。ここの店主は若いころ自転車で宮崎からやってきていついてしまったとか。アイヌ村もありそれらしい雰囲気をかもしだしている。11時、足寄銀河ホール道の駅をめざし出発。

足寄はあの松山千春の故郷らしい。道の駅正面に「大空と大地の中で」の歌詞がきざまれた石碑があり、手形の青いランプに手をかざすと松山千春の歌声がながれてくる。なかなかいい歌である。道の駅あしょろからピア21シホロという道の駅につき休憩。10日の日に再会したNさんに電話してみるとなんと検査入院してるという。びっくり。これから帯広にむかうというと、もとここで支社長をしていたNさん、駅前に「ぽんちょう」という豚丼専門店があるからぜひ食べてみるよう情報をえる。24日昼もう一度札幌であうことにする。

15時半、帯広の手前のおとふけ道の駅につく。コインランドリーを検索、洗濯サロンラボクール。女性スタッフがいろいろ教えてくれる。4キロ以内で700円也。17時、帯広駅のパーキングに車をとめて駅の案内にいったがなんと食堂街などが休みとか。こんなこともあるんだね。駅は立派だったが。ぽんちょうの場所はJRの女子職員に聞く。元祖ぶたどんの暖簾がかけらていた。ここは変わっていて松竹梅の松が一番安い。わかめ味噌汁をつけて1040円なり。北海道版うな丼のようなものだがうまかった。

ちょっと喉がいがらっぽい。風邪だと具合がわるいので薬を飲んでねることにした。今日の走行は200キロ。明日はいよいよ富良野にはいる予定。

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140828 北海道一周軽キャン車旅回想14日目、根室から厚岸、釧路湿原をへて阿寒丹頂の里へ

2014年08月28日 | 趣味と交遊

日本一周軽キャン車旅回想、32日目。北海道14日目。5月20日。

 6時ごろ車をでてスワン44根室の周辺を散歩、白鳥との出会いはなかったがいつもながらの早朝散歩は気持ちが良い。今日は釧路湿原から阿寒まで行く予定で8時出発、道路上のシカ注意の表示を意識しながら走る。給油をすませて9時半セブンアットコ(厚床)で茶やアンパン調達。10時半、厚岸グルメパーク道の駅で休憩、水族館プティというのがあり地元の淡水魚などが泳いでいる。

 11時、イオン厚岸店でアルカリイオン水を補給。4Lボトルが標準になっている。天下のイオンが店によって規格が違うのは全国チェーンとは言えないね。3Lだけいれて1Lは垂れ流し。 

 釧路湿原網岡展望台をめざす。ナビは釧路湿原ビジターセンター。砂利道もとおって湿原にはいってゆく。シーズンには鶴や野鳥の宝庫のようだが端境期なのかあまり姿がみえない。ビデオで冬の湿原の様子をみる。丹頂鶴の群れ、ぜひみてみたいね。

 14時、道の駅阿寒丹頂の里にナビを設定出発。15時、セブンでコーヒ&トロリンシューのコーヒブレイク。ブログ書けども結局送信できず。エリアでだいぶ違うようだね。16時丹頂の里に到着。つる観測センターやサイクリングターミナル「赤いベレー」、温泉など併設、おおきな道の駅である。観測センター横に皇太子の読まれた短歌が石碑として残されている。

 17時赤いベレー内の温泉につかる。地元の人がどこそこでクマがでたなどと話している。北海道はクマと共存だね。敵と考えてはだめで人間が一緒に住まわせてもらっていると考えたほうが良いと知床のガイドは言ってたね。

 阿寒豚丼の夕食をすませ車に戻る。前右タイヤに光るものを発見。なんと1センチほどの金属片が刺さっていた。よくパンクしなかったものだ。ペンチでひきぬく。阿弥陀仏のご加護かなと感謝。しかし何センチでパンクするのかSSで聞いてみよう。前輪パンクやバーストは怖いからね。今日の走行は211キロメートルでした。

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140827 北海道1周軽キャン車旅回想13日目、知床五湖から斜里に戻り、雪の壁を通過、根室へ

2014年08月27日 | 趣味と交遊

日本一周軽キャン車旅31日目、北海道にはいって13日、5月19日。雪は降っていないが寒い。知床峠凍結前に羅臼からやってきたという男性と話す。濃霧でこわごわここまで来れた、観光船に乗りたいと天候回復を待っているという。待つかあきらめて方向転換するか?今回想するに1日はここで滞在して様子を見るべきだったかもしれないね。

モーニングコーヒーを終えて7時半、知床五湖に向かう。道路サイドにエゾシカの姿がちらほら。知床自然センターにむかう。両サイドに雪が残っており雪解け水が道路に流れ出している。「ヒグマがいます、あなたは大丈夫ですか」というでかい看板がたっている。センターにはいる、結構観光客がきている。ヒグマの糞なども展示され注意をうながしている。係員に知床峠の通行止め解除見通しを聞く。あと4~5日で解除されればいいほうでしょうという。雪が凍って解けないという。知床の四季という映画をみる。やはり世界自然遺産にしていされるだけの秘境だね。

知床五湖にむかう。駐車場まできたがスタッフ数人が雪を除いている。まだ五湖にはいけませんという。羅臼岳の上空にめずらしい雲がでていた。刻々と空の様子もかわってゆく。かえりキタキツネに遭遇、観光客が車をとめていた。あのように餌をやるから動物が人間に近づいてくるのにね。知床半島の雪の景観をカメラにおさめながら戻る。途中荒れるウトロ沖にたわむれるカモメの群れ飛ぶのを撮影。

斜里にもどり、そこからR244で半島を横断して根室に向かうことにする。オシンコシンの滝に今一度たちより撮影、斜里のセブンイレブンで弁当、昼食、ブログを投稿、セブンはありがたい。13時、山間部の国道244号線、両サイドに1Mちかい雪の壁ができている。ひとり、窓をあけて走っていると空気と光と風と車が一体化、宙に浮いているような感覚になる。一直線の道路の先が蜃気楼のように青や赤みがかっている

斜里岳をバックに苗が植えられた広大な畑、緑の縞模様がきれい。根室への44号線にでる。ここから2時間、羅臼にむかうか、このまま根室にむかうか、ナビは道の駅スワン44ねむろに設定してある。羅臼の気象状況はあまりかわらないだろうと思い、そのまま根室にむかう。知床旅情への郷愁はあったけどね。2時前、渚100選に選ばれている野付半島にむけ左折。猛禽類もみれるらしい。鳥名が?だが鷲の仲間らしきのを撮影。3時前、北方領土返還要求の町おだいとうの道の駅に着く。

迫力のある青銅像がたっていた。展望台から国後島などみえる。4時半スワン44根室につく。レストランなし。スタッフが教えてくれたレストラン「レイクサンセット」にいく。根室名物の「エスカロップ」をオーダー。6時過ぎ、風連湖に夕日がおちてくる。そこにスワンが1羽やってきた。ラッキー。シルエットにして湖の夕景をワンショット。今日は230キロ走りました。温泉はありません。明日は釧路湿原から阿寒に入る予定です。

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140826 北海道一周軽キャン車旅回想12日目、上湧別チューリップ公園からサロマ湖、網走、知床へ

2014年08月26日 | 趣味と交遊

日本1周軽キャン車旅30日目、北海道12日目、5月18日。本州ではさわやか5月だがここではまだ寒く、雪模様とは日本も広い。8時、とりあえずは上湧別チューリップ公園にでかける。車で10分足らず。開園準備中でひともまばらだが虹色のチューリップの花々は美しく風車がゆっくりまわりヨーロッパをおもわせる風景。外から十数枚撮影。

9時半、サロマ湖道の駅につく。どこから海でどこから湖かわからないほど広大な湖。しかしこうして大北海道を走っていると国のインフラというのは道と車、電気と上下水道、これらが根幹であることを痛感する。さすがに日本は国土の隅々までインフラが整備されている。たいしたものだ。もっとも戦後69年、あらゆるところでメンテナンスが必要にはなっているがね。

道の駅の元気なおばさんにすすめられ100円也の稚貝の味噌汁、うまかった。孫へ土産を買い網走にむかう。知床は朝10センチほど雪が積もったらしい。12時半、「流氷街道網走」道の駅に着く。風もあり寒々しい。

1時、網走刑務所博物館訪問。北国開発で受刑者が網走に集められたのが発端らしい。現在の網走刑務所は網走川河畔にある。小清水原生花園のある葉菜野花小清水道の駅をへて15時道の駅しゃりに着く。もう知床である。ウトロの雪の状況をたずねる。問い合わせてもらうと道路の雪はとけて多分、ノーマルタイヤでもいけるでしょうという情報。途中、オシンコシンの滝という有名な景勝地を見て、16時半、ウトロシリエトク(最果てを意味するらしい)道の駅に無事到着

 2005年に世界自然遺産に指定された知床、まさに日本の秘境。ほんとによくぞここまで来たものだと自分ながら感心。しかし雪や凍結で知床峠が凍結、通行止め。開通めどがたたないとのこと。羅臼へは半島横断でいけないね。50年前のった知床半島観光船も波高く運行されていない。知床五湖への道も雪で通行止め。そしてヒグマ出没情報。どうしようもないね。道の駅の案内嬢に日帰り温泉情報聞く。どこも1000円なり。知床グランドホテルに行く。立派なホテル。8Fの展望大浴場。湯面に知床の夕闇が映えて超きれい。最高のお湯。結構でした。

 道の駅に戻る途中、交差点にキタキツネの姿を発見、知床だ!豪華なホテルから一転、寒々とした軽キャンの一畳の空間にもどる。SさんやHさんから電話。知床、雪情報みました、大丈夫ですかと気遣ってくれる電話。ありがたいですね。人のぬくもりで暖かくなって弁当とカップ酒の夕食。がんらいグルメ志向ではないので弁当でも意外と平気な自分である。さあ、明日はどうするかね?

 

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140825 なんと、ひよどり庭に営巣!北海道軽キャン車旅回想11日目、荒天の紋別から、上湧別温泉へ

2014年08月25日 | 趣味と交遊

1週間ほど前、リビングの前の木にヒヨドリがいったりきたり。なんと細かい枝や葉っぱを集めて、木の枝が4~5本交差しているところにお椀のような巣をつくりはじめ、親鳥が1羽、昨日あたりから巣の中にじっとしており卵をうんだのか抱卵しているのかよくわからないがじっとしている。人の出入りやリビングで人がうろうろする場所でよくもまあ巣をつくったものだと思うが親鳥も安全と判断したのだろうね。しかし時期的に今頃ひなが孵るのかね?まあしばらくはできるだけ静かにして見守ることにしよう

日本1周車旅29日目、北海道11日目、5月16日。昨晩は冷えました。50W電気毛布のうえにシェラフ2枚を重ねて、厚着して寝たがしんしんと冷えましたね。4時過ぎ、サブバッテリー残量はだいぶ左に針がふれて、ポット1杯湯が沸かせるか心配だったがなんとかOK。外にでれば自販機もありホットコーヒもあるのだが寒いし出るのが面倒。5時、充電もかねてエンジンオン。TVでオフォーツク海沿岸雪情報、知床では雪がつもったとのこと。さてさて今日はどうするか?

 まあ、とにかく行けるところまで行こう。給油してから名寄にむかう。もち米の里なよろMについて、ここから、道の駅興部(おこっぺ)に電話、国道239号線は大丈夫、そこから2時間弱でこれますよとYさんという女性が明快に言ってくれた。元気がでたね。12時半に西おこっぺ花夢道の駅に到着。なにやらオルガンの演奏が聞こえる。人形でできた兵隊さんたちがまわりながら演奏している。2人の女性スタッフが底抜けに明るい。道の駅の売り上げをもっと伸ばしたい、どうすればいいですかねと聞いてくる。もとコンサルタントとすればアドバイスしたいところだがこんな熱心な女性たちははじめてだね。もともと通行客数が少ないわけだから呼び込むイベントがほしいと思うがね。

 内陸部の終点、道の駅おこっぺにつきYさんにあいさつ。そして雨のふりしきるオフォーツクラインにはいる。ときどき車と行き違う程度でひたすら紋別をめざす。海があれるとさすがのカモメたちも道路沿いに避難してくるとか。3時過ぎ、おおきな蟹の足のモニュメントがある道の駅「オフォーツク紋別」に到着。雪はふっていないが霧雨と強い風。荒れ狂っているオフォーツク海を激写。

紋別流氷科学センターGIZAにはいる。全天周映像アストロビジョンで「白い海」をで一人でみる。オフォーツク海の四季、感動しました。65歳以上無料、得をしましたね。館内に流氷の妖精といわれるクリオネをはじめてみた。日本名、ハダカカメガイ。成長とともに貝殻を失い流氷とともにながれてくるとか。貴重な展示物いっぱいの科学センターでした。

4時半、車で30分の上湧別温泉チューリップ湯道の駅をめざし出発。5時過ぎチューリップの町上湧別に到着、キャンピングカーが数台駐車、人気の道の駅のようだ。まあ寒いときは温泉に限る。大変結構な湯でした。今宵はここで車中泊。

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140824 北海道一周軽キャン車旅回想10日目、強風の宗谷岬から内陸、びふか温泉へ

2014年08月24日 | 趣味と交遊

日本一周車旅28日目、5月16日。5時前めざめる、外は台風をおもわせるすごい風、車がゆらゆら横揺れしている。4時過ぎのKKさんのメールに今日は悪天候故稚内で足止めですと返信。ちりあえずモーニングコーヒー、ストレッチ。外をみると強風で傘をひきとばされそうになりながらサラリーマンらが出勤しているのが見える。7時、まだ雨風が強いがいくぶん空も明るくなってきた感じ。駅周辺を歩く人も増えている。こんな天候はこちらじゃ当たり前なのかもしれない。こんなところでとどまっても1日は長い。オフォーツク海沿岸は風と雪の予報。まあ用心していけるところまでいこう。

8時前給油して荒れる宗谷湾を左にみながら国道238号線を走り宗谷岬をめざす。風雨で車が横揺れハンドルが取られそうになる。10時、セイコーマートで食糧調達、11時、横揺れと戦いながら宗谷岬に到着、そのさきに宗谷郵便局があると聞いていたのでそこにまず立ち寄り、レターパックで土産物をおくる。量にもよるがこれなら510円で全国一律、一番安い。福岡まで宅急便だと1500円はする。今一度岬にもどり土産物屋で100円也で日本最北端到着証明をもらう。時間は2014年5月16日11時34分。嵐の中に樺太を発見した間宮林蔵像が立っていた。この人が優秀で伊能忠敬の日本地図も間宮林蔵がいなければ完成していなかったという。しかしこんな荒天のなかでも観光バスが来るもんだね、おどろき。荒れたオフォーツク海をカモメが必死に飛んでいる。

オフォーツクラインを網走方向に行くのは断念して内陸部の美深温泉をめざし進路変更。人っ子一人いない675号線の道路沿いに車をとめて弁当をたべる。融雪剤で荒れた道路をひたすら走る。1時、道の駅おといねっぷ(音威子府)につく。木工の町。孫たちの土産を買う。ふたを開けるとアブラムシみたいのが6本脚がぷるぷるゆれて生きているようにみえるびっくり箱鉛筆削り、ちっちゃいのが500円也。みやげにはかさも値段もちょうどいい。鹿に注意という道路標示をみながら走る。公園にジェット戦闘機がほんものかどうかよくわからないが自衛隊の町なよろという看板とともに駐機してあった。

道の駅びふかにつく。雨で寒い。隣接の美深温泉に入る。温泉に入っている時が解放されるときだね。心身りラックス出来る至福の時間。レストランで刺身定食。7時前車にもどりマルチシェードを5面窓に装着。目隠しと断熱。今夜は冷えそう。50Wの電気毛布をセット。ブログを投稿、写真1枚は投稿成功。9時しんしんと冷えてきた。零度近いのではないか。着込んで寝る。

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140823 北海道軽キャン車旅回想9日目、礼文島上陸、レブンアツモリ見れず、「北のカナリア」ロケ現場へ

2014年08月23日 | 趣味と交遊

 日本一周軽キャン車旅27日目、北海道9日目。5月15日、強風、曇り。寒い。

朝4時、千葉のKK氏からメール、激励と情報提供、ありがたい。12Vポットに水をいれてSWオン。沸くまで20分、狭い車内でストレッチ。要するに壱畳のスペースでなんでもやってしまう。メロンパン、バナナ、ホットコーヒの朝食。外に出る、寒い。JRの24時間トイレきれい。防寒対策してフェリー乗り場まで歩10分。学生やサラリーまんなど結構多い。礼文島の海鮮処「かるか」の料理長と話す。ウニは今は紫ウニでバフンウニはまだでていないとか。6時半出航、1等ラウンジ奮発、4~5名しか乗っていない。波1M、揺れは感じない。8時半礼文島着、どんより曇りで風が強い。いやな予感。

「ようこそ礼文島へ」の看板はめだつがね。トヨタレンタカーの事務所へ3分。マツダのコンパクトカー。風がきついので車は必ず風下にとめてくださいと注意される。烈風でドアが破壊される事故が多いとか。とりあえずは島の北端、スコトン岬に向かう。セイコーマートで食糧調達。途中、レブンアツモリソウなどの植物園にたちよる。植栽地で4~5坪養生されていた。群生して黄色一色の丘になるのは1か月先らしい。10時過ぎ、風速20Mはあろうかと思えるスコトン岬に到着。礼文利尻サロベツ公園にふくまれるエリア。風向きに注意して車を止め外に出たがすごい風だ。

日本最北端のトイレと書いてあるトイレで用をたして、日本海をのぞむ崖までおりたが吹き飛ばされそうで危ない。土産物屋らしき店「島の人」に駆け込む。驚いたね、黒い制服をきた若いスタッフがたくさんいて皆明るく元気。最果ての島のこんなところで若い人たちが元気にやっているのに感心した。サーモンの昆布巻きを試食。これが結構うまかった。気持ちのいいスタッフに気分をよくして5本注文、途中お世話になった方々に送ることにする。残念ながら利尻富士はうっすらとしか見えない。

 1時半、吉永小百合主演の「北のカナリアたち」のロケ地であった麗端小学校岬分校を訪れる。映画もみたが教室がそのまま残されている。この分校の外からも晴れていれば利尻富士がきれいにみえるらしいがうっすらしか見えず残念。フェリーの乗り場にもどり車を返却してカフェでコーヒ&ケーキ。とにかく風が強くて寒くて花もなくて礼文に足跡を残しただけになってしまったね。シーズンが6~8月のようだ。帰りの便は歩きにくいくらいの船の揺れ。夕方稚内にもどる。駅前の和食の店でとりあえずうに丼定食。夜半、すごい風で台風のよう。ハイルーフの軽四だから風でグラグラゆれる。明日は宗谷岬にいけるか?

 

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140822 大雨洪水危機、初めての避難勧告。軽キャン車旅26日目回想、サロベツ原野から最北端稚内駅へ

2014年08月22日 | 趣味と交遊

 広島での土石流災害、死者が39名、行方不明者がまだ40名以上いる。土砂災害危険地域の住宅に住んだからにはそれなりの普段からの準備がいるのかもしれないが真夜中3時の豪雨のなかでは避難すらできない。避難勧告どころか救助部隊をださねばならない状況だね。大変だなと思っていたらなんと普段災害の少ない筑紫野市10万人に避難準備?指令が6時にでた。御笠川が氾濫しかけている。その時はまだ寝ていた。昨夜はなぜか眠れず2時頃から雷がなりはじめ、3時ごろにはよくもこれだけの音がでると思えるほどの雷と豪雨。県の開発した住宅団地、ハザードマップをとりだしてみてみると団地内道路サイドのわが家の左手に小山を削った法面がある。ここが崩れてわが家になだれ込むということは考えにくいが(坂になっているので流れ落ちる)これだけは大自然のことだから断言はできないがこんな時間にどこえどのように非難するのかすぐには決断しにくい。なんやかやとマスコミは外野席から論評しているが各人、明日は我が身と思って準備するしかないね。

 わが日本一周軽キャン車旅も26日目、北海道8日目、福岡を4月19日にでて今日は5月14日、昨日まで4000キロ走行した。いよいよ最北端稚内をめざす。けさは雨もあがってロマン街道しょさんべつ道の駅の周辺散歩、まったくもっていいところだ。ホテルのトイレなども利用できるしバンガロウもある。岬をくだってゆくと海の中に鳥居がたっており日時があうと鳥居の間に夕日がおちるらしい。

オロロン街道を北上して10時半サロベツ原野ビジターセンターに着く。センター長からいろいろ説明をうけて小一時間原野の木製歩道を散策、野鳥の宝庫でもある。アオジらしき鳥をカメラにおさめる。どうも野鳥の名前は覚えきらない。11時半、日本海沿いの106号線で稚内をめざす。それこそ車も店も何もない道を一人旅。道路の先に何もみえない。それこそ地平線のみ。地平線倶楽部という看板があがっていた。50キロくらいの道に古ぼけたラーメン屋が1軒のみ。12時半道路わきにとめてコーヒーブレイク。ポットで湯をわかしアンパンを食す。思えば遠くまで来たもんだを実感する。

 日本最北端の駅、JR稚内に13時半着。道の駅はJRに隣接、待合にITコーナーもありグー。南端の鹿児島枕崎から3125KMとある。ホタテチャーハン800円也で腹ごしらえ。4時、フェリーターミナルに行き明日どうするか調査。レブンアツモリソウなどの群生風景には1か月ばかり早い。礼文か利尻かどうするか。結局、車を道の駅において礼文にわたり、レンタカーをかりて島内をまわり、吉永小百合の北のカナリア撮影現場でもみよう。天気がよければ利尻富士もみれるだろうということで礼文往復で予約。

 道の駅にもどり近場の「北防波堤ドーム」を撮影。しかし風も強いし空もどんより。同好の士がやってきて、九州に車旅したいがどういうルートでいくのがいいか聞いてくる。どこにでも私のような人種がいるものだと苦笑。フェリーをつかわずここまできたというと驚いていた。てんぷらそばで夕食をすませ車中泊。夜中、結構風が強い。明日、フェリー大丈夫かなとおもいつつ寝る。

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