ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

120827 孫との約束、温泉と水遊び・・天ケ瀬、湯ノ釣温泉へ

2012年08月27日 | マイ家族

 教育指導要領の改正とかなんとかで夏休みが1週間カットされ、今日から幼稚園もその関連で授業がスタート。妻がこの春、孫を原鶴温泉につれてゆき夏休みも行こうねと口をすべらしたものだからこちらは忘れていても孫はしっかり覚えており楽しみにしている風情を示されると妻としても自らも海外にいくわけじゃなしと急きょパソコンチェックし、25、26と天ケ瀬、湯の釣温泉 渓仙閣に行くことになった。今回は娘むこもいけるということで次長への昇格祝いも兼ねて一路湯の釣温泉へ。高速を通らず下道を通って日田経由で約2時間。チェックインは3時ということでそれまで旅館近くの慈恩の滝へ。ここは去年7月に行ったが子供の水遊びもできる。

滝の裏側を母娘がおっかなびっくりで潜り抜けようとするところをパチリ。子供はなんでも好奇心旺盛だ。

この滝は2段落としで夜はライトアップされるらしい。滝壺周辺には赤とんぼが乱舞していた。茜色をいれてのショットはなかなかむつかしい。あいかわらず滝は轟々と下り落ちていた。

          みずけむり あつさおいやり あかとんぼ

4時前チェックイン。玖珠川沿いに3軒の旅館が並んでいる。家庭的サービスと露天風呂がうりもの。8つの客室が皆、川と渓谷に面しており、平家の落ち武者が潜んだとされる大きな洞が見える。

早速孫娘と妻は温泉へ。われわれは裏手の渓谷探訪。夜アユ漁のための小舟がつないであった。網をはり、ライトをつけてアユを網のほうに追いやり捕獲するとのこと。

孫たちには無理だが娘婿が昔とった杵柄で川泳ぎ。真ん中で水深2~3メーターか。気持ちよさそう。昔はプールより川で泳いだり飛び込みしたりしてやんちゃぼーずだったらしい。部屋にもどり一風呂あびる。まったりした感じで湯温は高くない。源泉は結構熱い。5時ごろ着替えやお金がはいったバッグがないことにきずく。この旅館はカードは使えない。妻むくれる。俺のせいじゃないよ。しかたない。コンビニさがして車ででかける。これがさすが山奥で十数分走っても見当たらない。JAはあったがカード使えず。結局日田市内まで。6時の夕食予定が30分遅延。おかげで料理さめてしまう。とにかく最確認、再チェック、忘れ物チェック、チェック、チェックだね、まったく腹立たしい。まあ機嫌直して昇格祝い乾杯!孫ふたりもおいしそうにモクモク。料理はまあまあでしたね。アユの塩焼きやてんぷらはさめてしまっていましたが結構でした。8時、外に出て花火。フロントがサービスしてくれた。暗い河原に目をやると何やら動くものが。アユ漁の小舟だ。

 一度やってみたものだね。結構とれるらしい。花火はいまいち。下の2歳の男の子が何をまちがったのか花火を逆にもち、ギャーギャー泣く。フロントでアロエをもらって塗布。二度目のお風呂。今宵は貸し切りのようなもの。4つくらいある風呂をいったりきたり。星空がきれいだった。10時過ぎ寝る。風邪気味で咳がでて、食べすぎと風呂上りにのんだビールのせいでなかなか眠れず。翌朝6時目が覚めた。妻はまだ寝ている。露天にいきゆっくり湯につかる。もう青空がみえている。部屋にもどって、着替えて、カメラをぶらさげいつもの早朝散歩。めずらしい被写体と遭遇できるか楽しみだったが、さあっとコバルトブルーのカワセミが川面をとんでいった。あっという間で撮れず。光に反射する川面を撮るのみ。

 8時、部屋にもどる。妻はまた孫たちと風呂にいったらしい。朝食、味噌汁、目玉焼きほか地元の山菜、おいしくご飯2杯いただく。やはり環境がかわると結構いけるものだね。食後4回目の露天、まったく温泉好きとは変わった孫娘だ。10時チェックアウト。洪水でこの近辺は大分被害がでたらしいが小野川河川プールが再開しているというのでそちらに向かう。車で1時間、途中、大雨被害の痕跡がここかしこに。このプールは文字通り川をせき止め中にスライダーをつくった天然プールで親子でにぎわっていた。

 さっそく孫たちは水着にきかえて何回も滑り台からドボーン。孫のもった浮き輪の頭がでかすぎて肝心の孫の写真がうまく撮れず。水温がやや低めで寒そうに震え始めたので1時間で終了。しかし大自然の中でゆっくり楽しめ結構でした。1時半ごろ遅めのバイキングランチ。3時前一路帰宅の途に就き4時過ぎ我が家に到着。まあ孫たちは滝の裏側も歩いたし、温泉に4回もはいったし、天然プールで遊んだし、いい思い出ができたのではないかね。幸せなことでした。ありがとさん!!

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120823 女性ジャーナリストの非業の死と曽根綾子の「人間の基本」

2012年08月23日 | 辛口ひとりごと

 安全、安定志向で自分の生活が守れさえすればよいという現在の日本の風潮のなかで、銃弾飛び交う内戦シリアで、この報道がいつの日か世界をかえるという信念のもと、いつ死ぬかわからない状況下で戦争の悲惨な実態をビデオで撮り続けた日本女性ジャーナリスト山本美香さん。シリア政府軍の反政府軍や市民への無差別銃撃のまえに銃弾をあびて非業の死をとげたニュースは大変衝撃的で、同僚の佐藤記者をふくめてこんな志をもった命がけの仕事をしている日本人がいるんだということに驚く。ご家族の心痛やいかばかりと哀悼の気持ちでいっぱいである。戦闘機が街に降下し、国家が国民を銃撃するといった国が今の地球上に存在すということ自体が空恐ろしく感じる。かつての日韓、日中戦争がまったくおこらないとは言い切れない昨今の東アジア情勢で他人事とは思えなくなってくる。

 そんな折、作家曽野綾子の「人間の基本」という新書をよんだ。17万部売れていると帯にあり、足場のない人は人生を無駄にするとアピールしている。足場のないという意味はどんな時にもブレナイ軸足が確立できていない人間をいうのだろう。イチロー選手がマリナーズ一筋に10年連続200安打を達成した背景にはバット、グローブ、シューズを徹底的に大事にし、故障しない、怪我しない強靭かつ柔軟な体作りを日夜継続するそのぶれない野球への取り組み姿勢が大記録をもたらしたのだろう。けが、故障で脱落するプロ選手が多すぎる。甘さを内蔵したえせプロといわれても仕方ない。

 周到な現地調査、情報収集しての取材とはいえ銃弾飛び交う中での仕事など私にはやれといわれてもできないね。山本さんも軸足がびしっと決まった腹のすわったほんとに人類愛にみちた人だったのだろうね。80を超えた曽野綾子という作家は笹川良一のあと日本財団(日本船舶振興会)の会長を10年間勤め難民救済でアフリカ他へ自ら行っており、そういった関係で日本人特に被災者の甘えの構造にはいつも辛口の評論をしている。政治家が安易に口にする安心して住める国づくりにまい進するなどという言葉はまやかしに過ぎず今回の東日本大震災、福島原発事故はそれを証明した。自らの命は自ら守らねばならない、そのあたりの視点が極めて甘いという。自らの安全のため原発再稼働反対というのは簡単、そういう人たちは電気がぶ飲みの生活から脱却しますと宣言してから反対を唱えよという。日本人はノー天気で安全も水も電気も当たり前のように手に入ると思っている。何も対価を払わずにこの世では何も面白いことはできないと認識すべきと論破している。平々凡々と何もリスクをとろうとしない生き方をしている人には大きな生きがいは多分得られないだろうと・・・

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120821 春夏はレタス、ミニトマトがグー、秋冬野菜炎天下のもとスタート

2012年08月21日 | 趣味と交遊

暑さでごろごろしているうちに、おてんとさん(意味わかりますか?)が秋冬野菜の種をまきなさいよというわけで体験農園のマイファームにでかける。農大の先生の講義とごぼう、ニンジンの種まき、大ねぎの苗植えが今日の作業テーマ。3~4月に種をまいた春夏野菜の成果はいんげん40本、枝豆240個、とーもろこし8本、ジャガイモ4キロ、トマト10個、ミニトマト70個、キューリ10本」、なす20本、ピーマン20個。H23年春夏と比べてミニトマトの成果が大であった。レタスは4~5月の2か月間、私の朝食に貢献してくれた。レタスは外葉からもぎ取ってゆくがあとからあとから成長してくれる、ありがたい野菜だ。キューリ、ピーマンが昨年比成果減、種からまいたキューリは実らなかった。

8時すぎから畑は日が照り暑い。レタスなど葉物の畝を今一度鍬をいれ、マルチシートの残骸やわらなどを取り除き、有機肥料、化成肥料をいれて耕す。水はけをよくするためやや高めに」畝をつくる。ごぼうは30センチほど条間をとり2列に、ニンジンは15センチほど条間をとり3列に種うえ溝を特製の30センチ定規でつくり種を2~3センチ間隔でうえてゆく。定規の赤線は深さ1センチ、黒線は2センチ。赤線まで定規を畑に押し込んで種を植える

暑さでついついいい加減に多くまきすぎるとあとで間引きが大変。ここはじっくり一粒一粒まいてゆくことが大事。覆土は5~10ミリくらいに薄くかけ、しっかり鎮圧(土をおさえ)してたっぷり水をまく。さらにもみ殻で被覆して、乾燥と強雨から保護をする。約10日から2週間で発芽する。ニンジン、ごぼうは発芽に成功すれば8割成果が保証される。発芽できるかが勝負である。汗だくになり一休み。氷をいれたスポーツドリンクが喉にしみわたりうまい。

この4月にうえた里芋の葉が大きく育ち、雨後の水球がのこり太陽がきらきら反射している。10月ごろの収穫予定。しばし休憩後次は九条大ねぎの苗の植生。幅20センチ、深さ20センチの溝を掘り、苗を3本づつ束にして20センチ間隔で立てかけるようにおいてゆき、葉が枝分かれしたあたりの生長点が埋まらない程度に土を根っこにかぶせてしっかり鎮圧してゆく。最初に肥料をいれると根っこが肥料負けするということで1週間後に施肥して土寄せをしてやる必要がある。しばらくは暑い中での作業が必要となる。約2時間あまり、暑いなかでの久しぶりの鍬をもった農作業でぐったり。次回は大根とかぶ。まあ暑い中、ご苦労なこってすねと他人様はおっしゃいそうだがが自然相手にもくもくと作業するのがショウにも会って、精神衛生上、肉体管理上も結構貢献してくれている。

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120816 去年見逃した「山鹿灯篭祭り」汗だくで撮る!

2012年08月17日 | 趣味と交遊

去年、雨予測でキャンセル、残念なことをした山鹿灯篭祭りを撮ってきました。第一観光の企画バスツアー、JR二日市から乗るコースに申込む。雨どころか35度ちかい猛暑、それでも気象状況は不安定らしいが12時40分バスにのりこむ。満席、バスは各コースあわせて14台とか、600名あまりが大挙、山鹿小学校のグランドにおしかけることになる。すごいもんだ。今回は写真仲間の大先輩と一緒。2年前にいかれたらしいが経験者がおられるとポジションどりなど心強い。

最初に立ち寄ったのは植木のブドウ園。灼熱の太陽がふりそそぐ。暑い。もぎ取ったのは購入することになる。ブドウは家にたくさんあるので写真を数ショットおさめるのみ。

 

二番目に立ち寄ったのは熊本ワイン。見学と試飲。甘口、辛口結構いける。

3番目は熊本城のふもとにできた城彩苑。地元ブランドの店が20店舗くらいでている。からし高菜ミニ袋、胡麻太鼓せんべい1個、甘夏ジュースワンドリンクの交換券が支給されている。1年ぶりに熊本城。武者返しの城壁が真っ青な青空にむかってそびえたっている。

五時半、山鹿小学校グランド(千人灯篭踊りの会場)に到着。すでにグランドは人でいっぱい。自由席になっているグランドの石階段の上部は三脚が乱立、すでに入り込む余地はないぐらいにいっぱい。強烈な西日がグランドに照り付け、汗だくでポジション確保。ベストではなくまあ仕方ないかという位置。7時すぎ山鹿太鼓の演奏とともに「よへほぶし」「やまがとうろうまつり」などの文字がそめられた浴衣をきて、頭に和紙に金や銀で装飾された灯篭をいただいた女性たちが入場してくる。中央の演台を四重、五重ととりまき、まさに千人灯篭総踊りのスタートである。

最初は灯篭の薄明かりだけだったのが足元がライトアップされるとまさに壮観。手持ちの18-200のズームの広角では全体が入らない。10-24ミリくらいの大広角を使用するか、3150円の有料桟敷席の最上段から撮るしかないだろう。相変わらず後ろのことなど気にかけないマナー知らずの連中がいて前にいて撮影を邪魔してくれる。そもそも山鹿灯篭祭りはその昔、菊池川一帯に立ち込めた深い霧に進路を阻まれた景行天皇のご巡幸を山鹿の里人が松明をかかげてお迎えしたことが由来とされ、そのご和紙でつくられた灯篭を奉納するようになったとされる。17日午前零時に灯篭師がつくりあげた奉納灯篭が小学校に隣接する大宮神社に奉納される「上がり灯篭」で二日間の祭りのフィナーレとなる。

踊りの演目の間の灯りが落ちた時に、赤や白の和紙の傘に灯篭のシルエットがうつるのを狙う。8時10分、第一部の千人灯篭踊りが終わりをむかえ、地上の踊り手が薄紫のトーンに変わる。

到着して約3時間、汗だくの中での撮影だったが結構な体験でした。8時45分、一路筑紫野にむけ出発、車中での冷えた缶ビールがうまかった。9時40分ごろ、二日市に到着、10時に帰宅。また来年も狙いを定めて機材も整えていくことにしよう。

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120813:ロンドン五輪閉幕、高校野球にチャネル転換、盂蘭盆初日夕方の迎え火。

2012年08月13日 | マイ家族

 熱狂のロンドンオリンピックが閉会、無駄な投資をやめ再利用可能とするローコスト運営を基本コンセプトにしたらしいがほぼ実現できたとのこと。日本は金7、銀14、銅17、計38個のメダルをとりアテネ(2004年)37個をぬいて史上最多であったらしい。早速、テレビはメダリストをあつめてウラ話をおもしろおかしくひっぱりだし商売のネタにしている。オリンピックから国民の関心は高校野球に移る。史上最多の22奪三振をとった松井投手のピッチングはみてみたいものだ。

 さて正式には盂蘭盆会といわれるお盆の初日。一般には7月13~15日だが九州や通常企業の盆休みは8月13~15日が休みのところが多い。我が家でも昨日息子が帰ってきて、妻が12日熊本で同窓会に出席ということで11日にはいつもの墓参りをすませた。先祖をまつっている墓をきれいに清め手をあわせるとさわやかな気持ちになるのは確かだ。妻がこのあたりのしきたりをきっちり守るので墓参の習慣はきっちりついている。子供たちにも伝承してもらいたいものではある。その盆の初日が迎え盆で夕方門先で火をたいて、精霊が迷わず帰ってこれるようにする。炎には一種霊的な感じをひとに与えるが現生の人間は先祖から綿々とひきつがれた結果の存在だからこの時は敬虔な気持ちにさせてくれる。

 

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120810 レスリング吉田沙保里、伊調馨3連覇すごい、女子サッカーなでしこ、金以上の価値の銀!

2012年08月10日 | 辛口ひとりごと

 午前3時すぎ、目が覚める。TVスイッチオン。カナダ、フランス女子サッカー3位決定戦。そうか3時45分、日米決戦キックオフだった。開始8分、マークしていなかったロイドに押し込まれ初失点。ナデシコは果敢に攻めている。紙一重でゴールできない。後半開始9分、またもやロイドにミドルシュート決められる。後半18分、沢穂希の執念の攻めで1点をもぎとり、その後も何度もアメリカゴールをおびやかすが2度のペナルティキックが審判のジャッジ(誤審)で認められず時間切れ。まさに試合で勝って勝負で負けた。しかし佐々木監督は審判のジャッジを尊重すると表明、果敢に守り攻め続けたナデシコの戦いぶりに8万大観衆は称賛の拍手を送った。敗戦後の涙、表彰時の底抜けの笑顔、ナデシコはすばらしい戦いを見せてくれた。金メダル以上の銀メダルであった。表彰式でのウエイブ挨拶はおもしろい、ユニーク、なでしこの底抜けの明るさ、強さだね。VIVAなでしこ!しかし19歳岩淵の終盤でのシュートは惜しかった。文句なく金をとるための、あと数センチの差であったのかもしれない。

 オリンピックで3連覇のレスリング、吉田、伊調両選手はすごいね。3連覇ということは12年間、心技体のレベルを維持強化進化させないとむつかしいということ。しかもオリンピックには参加国のナショナリズムが色濃く反映。韓国のようにメダルをとれば兵役を免除するなんて言われれば、ばかみたいにオリンピックを楽しみますなんて言ってる日本人が勝てるわけがない。こんな時に韓国大統領が日本の領土である竹島を訪れたというニュース。次の大統領選に向けた国威向上のためのパーフォーマンスらしいが案の定韓国男子サッカーは日本を凌駕、銅をもぎとった。かずかず問題を露呈した今回の審判団もどれだけ公正にしているかわかったものじゃない。開会式でのスタッフ宣誓を初めて見たが柔道はじめ、なんだったのかと思うね。われわれ市民は勝った負けたで勇気をもらったどうだと言っておればよいが世界は我々の関知できないレベルで一握りの人間たちによって左右されているにちがいない。中国、台湾、韓国、ロシアなど領土をめぐって跋扈し始めているがまさにこれは第二次大戦のひきがねとなった資源領土をめぐる帝国主義戦争の前夜の状況とかわりない。中国はなぜ膨大な軍事予算を投入して原子力空母をはじめとした軍備強化をはかるのか、またぞろ世界戦争がおこると考えているのか?

28年ぶりにバレー女子が宿敵韓国を破って銅メダルを獲得、サッカーのリベンジをはたし、監督、選手、スタッフが歓喜の涙にぬれ、マスコミ、日本国民も大騒ぎ。盆休みにはいってゆくが世界の裏事情はさておき、平凡ないち市民の幸せもとめてすすんでゆくとするか・・・

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120808:蝉は幸いなるかな、その妻は鳴かざればなり! 暑いね

2012年08月08日 | 辛口ひとりごと

 寝不足と酷暑が続くことで気分の振幅が大きくなる。怒涛の勢いの男子サッカーがメキシコに負け、女子は難敵フランスに守り勝ち決勝でアメリカと金メダルをかけて戦う。ワールドカップの再現だね。宿願のメダルをついに愛ちゃんはゲットしたね。しかし中国卓球はなぜ強い。競技人口、国の支援、ライバルの徹底研究と対策。28年ぶりに女子バレーがメダルに手が届きそう。宿敵中国をフルセットの激戦で破る。見るほうは夜中の観戦とあって寝不足との戦いだが選手と一体化しながら一喜一憂する。感動させてくれれば翌日は気分よく過ごせる。マスコミが視聴者にかわって選手のあとを追っかけ週刊誌情報を提供してくれる。メダル数は多いが金は2個。銀では意味がないという選手もいるがオリンピックはやはり勝てば官軍かね。

 庭先でミンミンゼミが朝6時には鳴きはじめる。「やがて死ぬけしきは見えず蝉の声」(芭蕉)という句が思いだされる。自分とて同じだが男の平均寿命の80歳まであと13年。だが明日死ぬかもしれない身だから一生懸命鳴く(何かにうちこむ)べきなのか、あまりに暑い日が続くと思考停止になる。妻も暑さにはからきしだめで日課の掃除を始めるまでは死んでいる。口にでるのは小言だ。雨戸がまだあいていないの、スズメの餌がなくなっているの、アジサイの水やりが足りないのと・・・。小言を言うことで少しづつエンジンの回転を上げていくようなものか。蝉は鳴くのはオスだけらしい。「蝉は幸いなるかな、その妻は鳴かざればなり」(ギリシャの風刺詩人クセナルコス)。いろいろだね

第一日曜日の5日、武蔵寺の写経会にでかける。線香のにおいのなかで写経法会が行われ1時間の写経に入ってゆく。いつも20名前後だが50~80代さまざま。雑念の整理にこられるのかそれぞれの思いはわからないが食事もふくめて約3時間、下界から離れて己をみつめる。般若心経は覚えてしまったが、写経は雑念がはいるとすぐ間違う。間違った時の右に墨で点をうち欄外に正しい字を書いて修正する。人間は一人では生きられない。だからおかげ様の気持が必要。世の中は常に変化しており一定であり続けることはない。夜は必ずあけて朝がくるということ。だから感謝の気持ちで一喜一憂せず、こだわりをすてて生きて行けば浄土に行けるというのが般若心経の教え。寺の樹木の中にいた「あおばづく」が雛がかえり、大陸にかえる訓練のためどこかの山に移っていったとは住職のおはなし。また来年まで会えなくなる。

心持池のハスが静かに漂い暑さをしばし忘れさせてくれる。

まあ心頭滅却して心穏やかに生きてゆくか!車に戻る。室内は40度をこえているかと思わせる暑さ!すぐ凡人に戻る・・・・

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120801 孫の力・・てんやわんや、暑さもどこかへ?

2012年08月02日 | マイ家族

 31日と1日我が家は孫嵐に席巻された。暑い、暑いとグロッキー気味で家に閉じこもりの家内も孫が泊まり込みにくるとなるとじっとしてるわけにいかなくなる。当然こちらにも片棒をかつがさせられる。近くに住んでいるとはいえ夏休みの里帰りにはちがいない。いつも温泉1泊旅行招待とは年金生活者ゆえできない。

島泰三さんというニホンザルを研究している理学博士が「孫の力」中公新書で書いておられるが「ほほえみ」は世界を変えると・・。サルは微笑まないが唯一、人間のみが微笑むことができ、はじめて孫が笑った時の感慨は神聖な意味すら感じるという。真に日本を愛したラフカディオハーン(小泉八雲)が日本人が古きよき日本を回帰するとしたら必ずや神仏の微笑みに、さらには世界で唯一、道端にたって微笑みながら子供をまもるお地蔵さまに行きつくだろうと・・。上の孫娘は幼稚園年長組、孫息子はもうじき2歳になり、姉は姉さんらしく、弟はまだ十分話せないが、こちらのいうことはわかるようになってきてやんちゃぶりを発揮しつつある。気に入ったものを食べたり飲んだりするとにこっと笑う。いやなものは手で押し返す。島さん、いわく爺さん、ばあさんは、泣き続ける幼児にたいしては何も言わず、にっこり微笑んで見つめてやれば泣きやむし若い母親もよろこぶ。うるさいなと思って目くじらを立てるのは最悪とのご託宣。なるほどと思う。

ファミレスにでかける。外はぎんぎらぎんの暑さ。うまいぐあいにあいた日陰の駐車場に車をとめ食事。いつもながら大変。妻が先に食事をすませ、孫息子に食べさせる、その間母親が食事を終え、やっとこさ昼食をすます。涼しいところでの時間つぶしはショッピングモールに限る。地下の駐車場に止めて私はツタヤで時間つぶしの立ち読み。博多ー人吉間に室内を子供用に改装したアソボーイが8月中旬まで1日1本走っているということで先日、二日市10時半停車ということで写真におさめてきた。人吉はSLとアソボーイで撮り鉄のメッカになってるらしいが一度孫たちを乗せてやろうかな。約2時間、時間をつぶしてで帰宅。

 家に帰るなり孫たちがまつわりついてくる。だんだん姉弟の関係ができてるのか同じことをこちらに要求してくる。まえに腰を痛めたことがあるので要注意。小休止でパソコンチェックしてるとさっそく孫娘がうしろからすり寄ってくる。ヤフーの無料ゲーム、アニガメに二人してチャレンジ。子供は初めてのゲームでも感覚的にすぐ慣れる。夕方、食事前に孫たちが風呂に入る。ここでハプニング。浴室の非常ブザーを孫が押してしまい家の内外に非常警報が鳴り響く。ところがストップできない。ブレイカーを遮断して音を止める。冷房もとまり、汗だくの中で対処法をさがすがわからない。ハウスメーカーに電話、休み。インタフォンの会社にTEL。警報音停止ボタンをおしても止まらなければ発生源の浴室のボタンをもう一度押してくださいとのこと。妻につげてもなんども押したがだめだったよという。もう一度やらせると、鳴ったり停まったりする。結局、あわてて何度も押したりしたから止まらなかったのだろう。やっととまり一安心。人騒がせな孫息子のいたずら心によるひと騒動だったがこれくらいでこんな騒ぎじゃ大地震がきたりしたら大変だね。きずかしてくれた孫に感謝かな。やっとご飯もたけて夕食。なにごともなかったように孫たちは楽しそうに食事。納豆がすきな変わった孫たち。韓国産海苔にご飯と納豆をまきながらおいしそうに食べている。

この数日の暑さで脚がかゆかったりして掻いたのがいけなかったのか湿疹みたいなのができ朝一番に皮膚科へ。湿疹です、原因はわかりません、掻いてはだめです、広がります、うつりません、酒はやめといたほうがよいという先生の診断。もらった塗り薬を指示通り何回も刷り込んで対処。そんなわけで風呂は最後。ああ、今日はてんやわんやだったなと苦笑いしながら湯に体をほぐしたしだい。風呂からあがるとまだ2Fで走り回っている音がする。リビングで薬をぬり、しばし休憩。2Fに上がると孫たちはまだまだ元気いっぱい、まとわりついてくる。やれやれ、今日最後のおつきあいしてを21時半、やっと二人は寝室にきえていってくれた。いやはやお疲れさんでした。明日も朝から大変だろうがオリンピックもほどほどにこちらもやすむことにする。

 

 

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