ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

190729 九博アート展、田中時彦先生の漫画教室をもって大盛況裏に終了!!

2019年07月29日 | ボランティア

 一時は参加者動員や準備運営などの大丈夫かなと一抹の不安も抱いたがその心配は杞憂におわり、エントランスホールでのアーティスト8人さんの作品展は来場5000人をこえ、6人の作家による日替わり、午前午後二部に渡るアート教室も300人をこえほぼ満席状態での終了となった。九州在住の作家さんたちの協力支援、60人におよぶボランティアたちの協力体制、個人の企画を九博企画としてとりあげ支援してくれた九博、交流課の方々。マンパワーの偉大さ、はかり知れません。教室に参加された子供さん、大人も一流アーティスとの形骸にふれて大いなる刺激をうけられたに違いない。

最終回、漫画教室の北九州市漫画ミュージアム館長の田中時彦さん、去年の秋、韓国釜山、情報産業振興院と提携をむすばれ釜山北九州漫画家交流プロジェクトを展開されている。都市開発でうしなわれてゆく路地裏の風景を残そうという目論見。すばらしいですね

 最終日の日曜日、9時半、九博にでむく。夏風邪はだいぶ収まってくれたがまだせき込むことはある。最後の撮影。子供たちが母親に連れられ教室の受付へ。

 

10時スタート、ほぼ満席。水彩画教室に参加していた女の子の姿も。描くのが好きなんだね。

  

視界のUさんの講師紹介のあとやさしい表情の田中先生の教室が始まる。漫画家の世界を今日は知っていただきたいと先生。

現在の漫画家の半数以上はパソコンで作画するらしいが、つけペンでの修行が基礎にないとダメらしい。小学生たちにまずがつけペンで作画することに慣れることが大事と話される。さらにはスピードが求められると・・・

まずは背景の塗りつぶしやセリフの吹き出しから。子供たちは最初はおっかなびっくり。力をいれて太く、力を抜いてスッと細く・・と先生。

次に女性の衣服に網掛け?

子どもたちは実に真剣。先生がやさしく指導。

定規を使っての放射線ひき。ひき先を人物の目に集中させてゆく。ペン遣いがためされる。

あっという間に時間がすぎ最後に好きなキャラクターを描いてくださいと先生の指示。おもしろいね。しかし子供たち、なかなかたいしたものです。北九州市漫画ミュージアムで4コマ漫画を募集しているらしい。未来の漫画家がうまれるかもね

 

先生からポストカードをもらい参加者は満足げでトーク会場へ。エントランスはアジッパ夏祭りも開かれており来客多数。その中で田中先生のアーティストトーク。

ほのぼのとした路地裏のなつかしい景観、参加者は熱心に聞きいっていた。

この1週間、夏風邪のおかげで大部体力消耗。午後の部は欠席させてもらい、12時半ひきあげる。しかし今回の企画が成功してよかった・・・・

今日月曜休館日、最後の片づけ、ボランティアの皆さん、ほんとにお疲れ様でございました・・みなさんたいしたものです。敬服に値するひとたちですね・・・

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190727 薬が奏功か、熱が下がり、昼から九博アート展、テンペラ画教室にでむく。

2019年07月27日 | ボランティア

 昨日再処方してもらった薬がきいたのか昨夜は咳、痰、熱から解放された。いくばくか咳は残るものの、熱も7度7分から6度8分にさがった。23日夕方は症状があいまいだったが昨日ははっきり先生に症状を伝えたのでそれにあった薬を出してくれたのだろう。その点は日本の医薬品はたいしたものなのかもしれない。根ほり葉ほり聞くことはない昨今の医者にとってあいあまいな患者の話には通り一遍の薬しかださない,出せないのだろうということだ。

 ということで、咳も収まりなんとか行けそうということで2時からの「きはら ごう」さんのテンペラ画教室の撮影とテンペラ画をまなびに出かけた。薬のせいで頭も視界もぼーっとした感じだがとにかく九博へ。暑い。今日も33度をこえるとか。

 13時半受付開始で20人ばかり研修室に参加者が待機、先生が進行プログラムをホワイトボードに書いておられた。90分で参加者のあるていど満足のいく結果をもって帰ってもらいたい講師の先生方の苦労するところだ。

 14時。4人掛け8テーブルがほぼ満席になり、教室がスタート。テンペラ画について知っている受講者は約3割。現在のような油絵が普及する16世紀以前は顔料に固着剤として卵黄が使われていた。有名な作品は「ビーナスの誕生」など。経年変化がすくなく数百年を経ても鮮やかな色を保ち続けるとのこと。顔料+油=油絵具、顔料+アラビアガム=水彩絵の具、顔料+ゴム溶液=パステル、そして顔料+卵=テンペラというわけ。

 特徴は乾いてしまうと水に溶けにくくなり固まるが、水で薄くもできるし、紙でこすり取ったり、乾いたらカッターでそいだりもできるということか。今回は3原色だけだが顔料とくみあわせればいろんな色の絵の具を自分で作りながら描けるところが面白いとか。勘どころをおさえた講義のあと60分の実習。

先生の演壇を受講生がとりまいて技法を見聞する。その後、参加者は先生の書かれた手本をみながら九博の建物と周囲の緑の樹々をテンペラ作画、チャレンジ。

 一部、ボランティアも参加していたが結構サマになる絵を書き上げていた。こんな体験があらたな趣味へと高じてゆくのかもしれないですね。。15時半教室が終了、きはらごうさんからのおみやげのポストカード手渡し。参加者大喜び。そこに東京オリンピックキャラクターの生みの親として一躍有名にっている谷口亮さんが飛び入りで教室に。ご自身のデザインになるウチワにサインをしてくれるということで大騒ぎ。

その後、エントランスホールの「きはらごう」さんの作品の前でアーティストトーク。パリの個展でも展示されている桜島などの作品のまえで熱烈トーク。参加者は熱心に聞き入っていた。

まさに九博は暑い夏を迎えんとしている。少々疲れたので16時帰路に着く。今日は土用の丑の日。

妻がうな丼を作ってくれているはず。九博でアートを楽しもう展は明日の「漫画教室」でいよいよフィナーレとなる。講師は去年館外研修で訪問した北九州市漫画ミュージアムの田中時彦館長。うなぎを食べて最後のひと踏ん張りをしよう!!

 

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190726 因果なことにアート展真っ最中に、夏風邪悪化。太宰府猛暑36度、わが体温37.9度!

2019年07月26日 | ボランティア

 20日柳川での車中泊、翌日台風5号大雨で道路冠水、6時間かけて帰宅。そしてアート展の設営。そのころから咳が出始め、初日23日の水彩画教室満席で順調スタート。その日の夕方、かかりつけのO内科に。風邪なのかなになのかわからぬままに薬をもらい、飲み始めた結果が昨夕から体温37度五分前後で下がらない。

治すために医者に駆け込んだのになんで症状が悪化するの?痰とから咳で体力消耗、腰まで痛くなってきた、いやはや。駆け込んだ時は体温36度6分。これにあわせた処方箋だったのだろう。いつもの咳止めと抗生物質。昨夕37度7分、今も変わらず。熱発の真因は何か、どこかが炎症を起こしているのだろう。

今、この暑いさなか、癌や病気で苦しんでいる人も多かろうがよくよく病院選び、医者選びをしないとえらい目にあう。風邪かなと思ったら早めのなんとかという医薬品の宣伝。これは考え物だね。まだ風邪でもないのに風邪の薬を飲むのだからかえって疑似症状を体に起こさせてしまいそう。

  

アート展は記録班写真班をうけたまわっている関係でいつも顔を出して置く必要があったのだが、まあいたしかたないね。元アートディレクター、企画チーフのUさんにスマホ写真を依頼。さすがグラフィックデザイナーのUさん、撮る写真の構図は皆ばっちり。なにも私がしゃしゃり出る必要はなさそう。

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190724 「九博でアートを楽しもう展」水彩画教室満席でスタート!

2019年07月24日 | ボランティア

九博でアートを楽しもう展が22日設営展示、23日、水彩画教室満席で好評理にスタート。今日のパステル画教室もほぼ満席。

       

        

22日月曜休館日、アート展の設営と作家さんたちの作品搬入。業者とボランティアの共同作戦で10時スタート。作品搬入は午後。写真展でやっていることを未経験のボラが指示に従い作業。19時前完了。パネル4列×6台、作家さん8人の作品を展示、小作品をテーブルに並べる。別の研修室では23日の水彩画教室の準備。設営業者ー作家ー九博ーボラランティア相互の微妙なコミュニケーションづれもあったがとにかく完了。

  

 23日9時半、水彩画教室参加の子供たちが母親同伴などで受付へ。いよいよスタート!講師の春崎寛太、陽子両先生の的確なご指導で子供たちが黙々と作業。

  

令和の花「太宰府の梅」が3色の絵具だけで、水や塩、指などをつかって描かれてゆく。おもしろいものだ。これからの各教室のワークショップが楽しみですね

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190722 九州RVリゾートイン柳川プリオープン。帰り台風5号余波豪雨で久留米鳥栖道路冠水、6時間かけてやっと帰還!!

2019年07月22日 | 趣味と交遊

本格的なキャンピングカーRVリゾートが柳川に誕生、第四回カーショップ777のオーナーコミュニケーション大会がプレオープンをかねて開催された。

 金曜日から久しぶりに阿蘇大観峰で星空や朝日雲海を撮ろうと思っていたが台風5号の影響で大雨予測、阿蘇行きを断念して土曜日朝柳川に出発、雨は小康状態。九州道をとおってみやま柳川ICでおりて会場へ。場所は意外とすぐに分かった。ナビにいれたミニストップは閉店でなくなっていたが。

   

開会は午後1時なのでまだ時間があり、ムツゴロウランド近くの柳川ひまわり園に行く。

出かける前から女房とひと悶着。大雨になるかもしれない時にわざわざ遠出するなんてなにかあったらどうするのとか、ひまわりは雨で頭がたれているよとか散々。でもこんな時に結構、人が来ていましたね、傘をさして。小雨の中ではありましたがなかなかの景観でした。数万本のひまわりとか。駐車料金500円、ひまわりの種をくれました。今まくと10月ごろ咲くらしい。

   

コンビニ弁当昼食をひまわりを見ながら食し12時過ぎRVリゾートに戻る。会費(宿泊料)3000円を払って受付、くじで駐車スペース番号Bへ。

K社長に白い全紙額にいれた私の棚田夕日の写真を「九州RVリゾートイン柳川」落成祝に受け取っていただく。

K社長の開会あいさつのあとオープニングに女性の太鼓演奏集団のダイナミックな演奏。

その後、バーベキュー大会に入る前に記念撮影6~70人近い参加者、和気あいあい。ドローンによる空撮もあって、その後それぞれ自前のテーブルやチェアーをもってきてバーベキュー大会スタート。1年ぶりに大分のIご夫妻とも再会。お元気そうでなにより。

   

とりあえず豚バラに枝豆、生ビールをとってきて乾杯。ステージもお待ちかねの長渕剛ならぬ長渕つもりさんのコンサート。プロレベルで本家の方にも承認済みとか。今回は親父バンドも加わっての熱演。最初はマイクなどのチューニングに時間がかかったが今回も前回以上の熱唱。台風5号の影響も小休止といった感じ。

 アンコールの声やまず今回も2時間ばかりの汗だくの大熱唱であった。その後もカーショップスリーセブンのニューオーナーとなった女性のソロ演奏、そしてお楽しみのビンゴゲーム。

私は毎年ビンゴ、何らかの賞品をゲット。18時、バーべキュー大会お開き。しばし歓談休憩。

 19時、送迎車で500mばかりの柳川温泉へ。1日の疲れをおとして20時、マイ軽キャンへ。寝る体制をつくって、しばしIさんと歓談。21時、車にもどり寝酒の冷酒をやりながらしばしミステリー小説。22時就寝しようとしたがお隣さんのグループが盛り上がってうるさくて寝れない。雨も小雨だから余計に高笑いが気になってくる。23時半やっとお開きしてくれた。いやはやこれが当たり前なのか非常識なのか微妙。

 4時ごろ豪雨で目が覚める。尋常でない雨音が響き続ける。K社長はリゾートサイドをながれる川は低地の下方に向かっているから大丈夫と言っていたが心配になる。5時、コーヒをいれながらテレビをみるとなんと帰路にあたるみやま市、久留米市、鳥栖市、大雨冠水情報。この時は高速道路で上を走ればいいかなと思っていた。8時朝食。卵サンド、豚汁、おにぎりなどなど。最後のお楽しみ、じゃんけんゲーム。ビンゴでゲットできなかったIご夫妻が賞品獲得。結構結構。9時閉会式。また来年の再会を祈念して万歳三唱。

 このRVリゾートは昨日、ラジオの取材が来ていたようだが柳川を拠点に九州各地へRVツアーが楽しめる好立地。電源、ゴミ処理、シャワー、バーベキューOKで1泊3000円。全国的にもこんなRVリゾートは数少ない。せいぜい繁盛してもらいたいものだ。

 10時出発、八女ICから九州道に乗って昼前、帰宅して、1時半からの九博での部会に出る予定だったがなんとなんと筑紫野ICまで大雨のため高速通行止め!制限速度50kmくらいで走らせてくれればいいのにね。しかたなく3号線を北上。久留米市東町まで3kmの大渋滞との表示。まったく動かない。途中コンビニにはいってトイレ休憩やコーヒタイム。雨がまたひどくなってきた。何が渋滞の原因かイラついてくる。どこかが冠水で動けなくなっているのか。情報がはいってこないというかこんな時どうすればよいのか。久留米在住のC社のM営業部長に電話。それはいかんともしがたいですね・・・

 筑紫野方面にはいくつか入る道路があることを知っていたので途中経路変更。雨がまた土砂降り。それでも車はすすむ。こりゃよかったと思いきやこの先冠水のため通行禁止の立札。鳥栖市の裏道。仕方なく前車に追随、住宅地をぐるぐる。前方を中型トラックが先導している格好。彼らはプロだから地理に詳しいはず。しかし不安はつのる。ナビに34号線合流の表示、これで冠水は避けられる。よかった!帰宅は何となく16時。それみたことかと女房はしらんぷり。いやはや大変な二日間でした。教訓 ??????

 

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190718 九博特別展、室町将軍スタート。九博でアートを楽しもう展、準備におおわらわ!

2019年07月18日 | ボランティア

13日から九博の特別展、室町将軍ー戦乱と美の足利15代ーが始まった。東京国立博物館で開催され、そのあとを九博で引き継ぐ形の特別展。

 徳川幕府が15代将軍慶喜で幕を閉じたのは知っていたが足利将軍が15代まで続いたのは知らなかった。織田信長が奉じた最後の足利将軍が義昭だったようだ。戦乱の中で現在の日本の水墨画や能、茶道など伝統文化が花開いたのが室町時代だったということで今、改めて注目されているらしい。京都市北区の等持院は足利氏の菩提寺、尊氏以下歴代の足利将軍の木像を制作し続けたようでそのうち13の座像が一挙に九博にやってくる。ゆっくり見てみたいものだ。

が、今はわれわれボランティアは特に主企画部門になっている環境部会は23日からの九博でアートを楽しもう展の準備におおわらわ。今日も他の協力ボラもまじえた最後の打ち合わせ会議。6日間の日替わりアート教室も250名ほどの参加申し込みがきているようだ。

  

 会議のあと、各教室で使用する画材ほかワークショップでつかう筆置や筆洗いの準備を2Lのペットボトルやトイレットペーパーの芯などを利用して作成する作業。持ち帰り用の封筒250枚に九博のスタンプをおしたり、なにやかやてんやわんやであった。なにせ気鋭のアーティスト6人のエントランスホールでの作品展示と日替わりのアート教室を一挙にやってしまう企画だから準備は大変。しかも日頃絵筆などにぎったことのないボランティアがやるのだからなおさらのこと。しかし東京オリンピックマスコットデザイナーの谷口亮氏など多大な協力支援、ありがたいことである。

 まあ1週間べったり密着の活動になるがエブリデーサンデーの身でないとなかなかできない相談だね。22日搬入、会場設営。いよいよである。ぜひ成功させたいものである。

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190715 初めてJRで未明に博多山笠追い山の撮影に出かける!人人人、雲霞のごとし!

2019年07月15日 | 趣味と交遊

15日未明、4時59分に櫛田入りをする博多山笠、1日始まった伝統の博多の夏祭り、博多山笠のフィナーレ。14日夜の車中泊で行くつもりはなかったのだがたまたまJRや西鉄が追い山臨時列車を運行とあったので電車で出かける気になった。JR二日市3時58分発、博多着4時20分。

 2時半におきて3時すぎ出発、セブンで卵サンドとホットコーヒ。JR横の駐車場に3時40分入庫。駅には5~60名の乗客、春日原あたりでほぼ満員。今日は休日だから余計に多いんだ。博多駅からぞろぞろ櫛田神社方面に人が吐き出される。

 櫛田神社は立錐の余地もないだろうから博多山笠発祥の地の承天寺にむかう。4時35分着。なんと清道旗はみえず人の山。警備員が裏手に回ってくださいというので行ってみたがすでに二重三重に人の列。千代流れの先走りがやってくる。まだ日の出前。最初露出優先で撮ったらF4、シャッター20分の1、ISO12800。警備員だけ静止、先走りの子供たちはご覧の通り。修正。マニュアルで90分の1、F4、ISO9000に設定。高さ20センチほどの組立踏み台に乗って何とか撮れるが前の女性がニューとスマホを突き上げる。参っちゃいますね

曳山がやってきて、承天寺の前の清道旗の前を折り返して(見えないが)戻ったところを撮る。同じパターンの写真ばかりなので5時20分、場所を祇園の交差点に移動。

ここも当然のごとく人の山。大博通りの広い道をこちらに向かってくる。最後は上川端通りの20m、2トンの飾り山が煙を吐きながらやってくる。

40人のかきてが必死の形相でひいている。すごいですね。まあ各流れは5km先の廻り止めをめざして激走しているのだろうが追っかけたくとも追っかけられない。こんな時に救急車がやってきた。見物人の誰かが倒れたのかね。人騒がせなことである。

櫛田神社に戻る。とにかく、どこにいっても人、人、人だ。境内のトイレで用をたす。男用はすいていた。女性はずらっと列。

奥の鎮めの能舞台が用意されている。櫛田神社の裏門からでて冷泉公園周辺の各流れの詰め所を探索。

西流れは5kmの戦いが終わった後、ヤマを解体するがパーツを持ち帰ると1年無病息災で過ごせるとかで作業に盛り上がるらしい。

山笠風景の撮影は曳山の激走場面や櫛田入りの場面は食傷気味。祭り前後を狙うようになってきている。

博多山笠は男の夏祭りで女性陣はもっぱら、ごりょんさんと言われて裏方だが、終わると周りに女性陣がよってくる。

あちこちで祭りのあとのうちあげ、ナオライが続いている。

九州1の歓楽街、中州。とんとご無沙汰のエリアだがまだ飾り山が残っており、祭りの余韻が漂っていた。

 今回はとりあえず体験してみようということでJRを利用してやってきたが写真を撮るためにはちょっと遅いですね。2時間前には現地着でベストポジションを確保する必要がありそう。

 石村萬盛堂の本店があったあたりのゴール地点の廻り止めか旧の西町、東町筋など狭くてスピードのでる場所とか急カーブする場所などがねらい目。さらに13日の集団山みせを半分で切り上げて、櫛田神社にもどり無料の桟敷席から櫛田入りの練習をするところを狙うかですね。

 中州から地下鉄にのり博多に戻る。JRで二日市へ、帰宅は9時。お疲れさんでした、まったく!!

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190712 屋根診断終了!イトトンボ撮影最終回。永井荷風「断腸亭日乗」より戦中戦後のなまなましい日本を知る!

2019年07月12日 | 趣味と交遊

6月29日の屋根塗り替えセミナーのO社のUさんとSさん来宅。屋根や外壁廻り、塗装面積算出などの目的。無料ほど怖いものはないよという妻、昨夜、ひと悶着。そんなこと言われなくても百も承知。セミナーの運営や人柄をみて判断したまで。

 庭木の空きスペースに延長式梯子スライダーを玄関側屋根に設置。丁寧な対応と作業ぶり。コミセンでA2建築図面をA3、2枚でコピーしたの4組、Sさんにわたす。屋根や外壁の塗装面積をキャドで割り出すため。コミセンでA3、1枚10円だった。

Uさんは二級建築士で外装劣化診断士の有資格者と名刺に記載してある。Sさんも診断士。顧客にあたえる信頼度は10年前に依頼した地元のT社とは相当違う。診断か所をコメントしながらビデオに撮っている。1時間あまりで作業終了。診断結果をDVDに落とし込んで29日説明してもらうことになった。

雲の晴れ間に糸トンボが2頭、裏庭に来た。9回目の撮影。最初の1~2回を上回るショットは難しいかもしれないがFZ300を引っ張り出し、撮影。

太陽光が弱い。ぐっと引き寄せてメカロボット風にねらう。しかし神の造形はすばらしい。

 永井荷風の『断腸亭日乗】上下巻をやっと読み終える。

あらためて、永井荷風という小説家は、二十代後半、アメリカ、フランスで働き、そして学んだ自由というものの真のあり難さ素晴らしさ】体感、高級官僚の家に生まれ、中学時代の病気療養時の世界文学への関心の高まりから文学的素養が開花した。そんな永井荷風の日記からみた昭和12年から、死去した昭和34年4月までの軍部の台頭、無謀な大東亜戦争、そして敗戦、戦後の飢餓状態から復興へのなまなましい状況が描かれている。

  徹底して軍部、政府を批判、国民のけなげな耐乏生活への対応、そんな中での男女のありようなど作家的視点からみつめ、戦時においても小説を書き続けた孤高の人生。

  1942年真珠湾攻撃の兵士たちを軍部が熱海、箱根に逗留させ、好き放題に女、酒を与え、新聞は何も報道しなかったという世間の噂を記述。殺し合いをして帰ってきた沖縄海兵隊の兵士が沖縄でどんなふるまいをするのか想像にかたくない。

 1944年、食料いよいよ乏しく、唯一の荷風の楽しみであったロマン館も取り壊され悲嘆にくれる。大学教授が紙きれ1枚で工場の助っ人要員、給料激減しても国民は暴動を起こさない。国家総動員法。こんな時に荷風がきっちり高額納税をし、健康診断などうけていることなどおかしい感じがする。日本は海外との交流で発展してきた。これを断ち切った日本の将来はないと落胆。

  私が大阪で昭和20年5月25日生まれた時、東京ではどうだった?荷風は3月9日10日の東京大空襲で25年住んだ彼の館、偏奇館がやけおち、通いなれた浅草界隈も焼け野原。焼夷弾で焼けつくされ、人が逃げ惑う描写はなまなましい。なんとか友人の俳優夫婦の家に同居。5月25日はさらなる米軍の大空襲でこんどはどうにもならず、しかし幸運にも大阪行きの汽車にのることができ明石へ生きのびた。よくもまあ列車が動いたものよね。

 焼夷弾で焼けつくされ逃げ惑う姿は大阪でも多分同じであったろうね。よくぞ私の母は出産ができ、その後も生き永らえたものだ。湯など沸かせたのだろうか。産婆さんも運よくいたのだろうね。母親の母乳だけで生きのびた。

 荷風はその後岡山まで移動、終戦の詔勅はラジオ嫌い故聞かず、巷の話でさとり、夜祝杯をあげたらしい。敗戦後、昨日まで鬼畜米英といっていた日本人がはやくもアメリカ人に媚を売ってる姿に荷風先生がっくり。しかれども空腹はいかんともしがたし、日本の将来に憂いあるのみ。

 天皇陛下が礼装してマッカーサーに挨拶にいったことを聞いて、軍閥は何をしているのか、義ある人間はいないのかと憤慨。早くも米兵相手の娼婦が出没、娼館もでき高値高騰。終戦直後の感慨はこんなものかもしれないが一般庶民は食い物をどうするか、雨露をどこで防ぐかで頭がいっぱいだったはず。大阪でのわが両親も同じだったのだろう。

 荷風は3年後にやっと自らの住まいを確保したようである。私の生後数年間、小学校に入学するあたりまでの状況を知りたいと思ってこの本を読んだ。ネットで調べてみると大阪市戦災復興誌というのがあるらしい。今度、筑紫野市図書館に行った時あるかどうか確かめてみよう。まあいずれにしても日本国民はまったく焼け野原の中からよくぞ復興を成し遂げたものだね。

 こんな戦争の悲惨さをしらない若い政治家が戦争で北方4島を取り返せなどと、おどろくべき発言をする。悲惨体験を北京で体験している瀬戸内寂聴さんなんかは安倍首相は憲法改正ばかり言って戦争をできる日本にしようとしていると今の日本の政治状況を危ぶんデータいる。さてさて2~30年後の孫たちの時代の世界情勢はどうなっているかね・・・・

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190708 太宰府天満宮、七夕の宴へ折り畳み自転車で!近場の撮影スポット。

2019年07月08日 | 趣味と交遊

 高齢者事故多発のせいで車中泊ツアーが減少。自動車保険更新で走行距離チェック。5000kmから1万kmでセットしていたが5500kmくらいにとどまっている。契約内容を5000km未満に変更したら保険料が1万円くらい安くなるようだが。現状維持だと48000円。やれやれ!

 ということで昨夜、チラシにはいっていた太宰府天満宮での七夕の宴にでかけた。しかも折り畳み自転車で。トレセンのおかげか多少の坂でもノンストップで走行。駐車料金500円の節約。18時半、九博下の駐輪スペースにとめて天満宮へ。太鼓橋あたりは七夕の飾りつげが色鮮やか。

熊本山賀PR部隊が宮司さんの先導でやってきた。シャッターチャンス到来。ばちばち連写。

本殿前で参詣者へのお祓い、その後園児たちが七夕様合唱、山鹿灯篭踊り奉納と続く。

19時20分から天神広場ステージでピアノ三重奏がある。10分前移動して最前列のパイプ椅子へ。

九響OBや気鋭のバイオリニストやピアニストの三重奏。19時50分終了。パイプ椅子が整理され総踊りの体制へ。たまたま巫女さんが運んでくれた椅子に着席、いい撮影ポジション確保。ラッキーでした。

20時前、七夕飾りあたりが一段とライトアップされて山鹿灯篭踊りの女性たちが入場してくる。

ゆったりしたヨヘホ節のメロディ。ISO感度を5~6000にしてもシャッターは遅い。

ストロボは使わない。動かない灯明以外の踊り子たちはぶれに任せる。山鹿の千人踊りは8月16日。2~3回行ったが天神広場の総踊りで雰囲気は十分。

終了後、七夕飾りの下で踊り子たちをモデルに記念撮影。

スマホや一眼で客たちは大喜びでバシバシ。バッグに機材をおしこんで駐輪場へ。坂道を汗だくで帰路に着く。21時半帰宅、シャワーをあびて缶ビール。3時間余りよく頑張りました。

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190707 二十四節気、小暑、温風至る!久山植木、九大の森、ツバメの雛!

2019年07月07日 | 趣味と交遊

今日は七夕。二十四節気では小暑、温風至る。梅雨明け前の蒸し暑さが充満している。

庭の3匹の蛇みたいな花、メドウセージ?くちなしは元気。わが家の庭は私の目からみたら花でいっぱいなのだが妻はまだ不足らしい。福岡県下各方面から客がくる久山植木に出かける。

途中、九大の森に水チェック。全然だめですね(ラクウショウむきだし)。久山植木に11時ごろ着。店頭に並ぶ花を撮る。

安くて新鮮らしい。蚊よけハーブがあった。香りがきついがほんとに効果があるのかね。

ツバメの雛が5羽かえっていた。おもしろいね。5羽、それぞれ個性がある。大口の開け方のタイミングも異なる。母親は順番に餌をやっているのかしら。

 しかしでかい口だね。11時半、サラリマンやトラック運転手に人気のてんぷらの平尾に久しぶりに入る。てんぷら定食780円。メヒカリなんてはじめて食べました。人気の源のタダのシオカラと高菜の漬物が再開され、これだけでご飯が何杯でもいけそう。

 満腹。トリヤス久山によってダイソーで買い物。なんだか100円で安心してしまって無駄な買い物が多くなりそう。おりたたみ踏み台とカメラがはいりそうなトートバックを200円で調達。妻はいろいろ。

(孤高のアオサギ!)

 帰り道の娘宅によって買った花などのおすそ分けを玄関わきにおいて15時帰宅。なんか、家の周りを掃除して、買って、食って、写真を撮って、週一ボランティアをして、パソコンをみて、本を読んで、週一トレセンに行って・・・これがリタイアライフ!

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