そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

お釈迦様の脳科学( 苫米地英人著)

2011年01月30日 | 字余り
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『お釈迦様の脳科学(苫米地英人著)』を読んでいる。著者は最近ビジネス書でお目にかかることが多いが、写真の印象ではあまり重厚な感じがなく、興味の外にあった。そんなときに、件の本を著し、なおかつ天台の僧籍をもっているとのことで、俄然興味がわいた。中味についても、脳科学的に釈迦を語ると言う新しい視点を提供している。
空の概念は抽象レベルをあげていくと、有・無のさらに上、最上位にある抽象概念だとか、悟りとは十二因縁を悟ったのでなく、空を体感することが悟りである、とかを述べている。空の体感を皆に説明するのは難しく、梵天だったかに勧められて始めるのだが、便宜的に因縁を持ち出したらしいが、それだけではすべてをカバーできないという。増谷さんも『悟りということ』を言及しているのを、本で読んだが、苫米地さんの説明で納得できた。
この本の読了も後少しで終わろうとしている。
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万葉集#9.1713-9.1714

2011年01月30日 |  / 万葉集
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「滝の上の三船の山よ秋津辺に来鳴き渡るは誰呼子鳥(芳野の離宮トツミヤに幸イデマせる時の歌1/2首 #9.1713)」
「宮滝の三船の山の秋津辺に来て鳴けるのは誰呼ぶ鳥か()」


「落ちたぎち流るる水の岩に触フり淀める淀に月の影見ゆ(芳野の離宮に幸せる時の歌2/2首 #9.1714)」
「落ちたぎる水の流れも岩に触れ淀める川面に月影映る()」

「歌ぶりはなかなかによし一級の魂歌う人と思わん(右ノ三首、作者未詳。)」
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