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『お釈迦様の脳科学(苫米地英人著)』を読んでいる。著者は最近ビジネス書でお目にかかることが多いが、写真の印象ではあまり重厚な感じがなく、興味の外にあった。そんなときに、件の本を著し、なおかつ天台の僧籍をもっているとのことで、俄然興味がわいた。中味についても、脳科学的に釈迦を語ると言う新しい視点を提供している。
空の概念は抽象レベルをあげていくと、有・無のさらに上、最上位にある抽象概念だとか、悟りとは十二因縁を悟ったのでなく、空を体感することが悟りである、とかを述べている。空の体感を皆に説明するのは難しく、梵天だったかに勧められて始めるのだが、便宜的に因縁を持ち出したらしいが、それだけではすべてをカバーできないという。増谷さんも『悟りということ』を言及しているのを、本で読んだが、苫米地さんの説明で納得できた。
この本の読了も後少しで終わろうとしている。
『お釈迦様の脳科学(苫米地英人著)』を読んでいる。著者は最近ビジネス書でお目にかかることが多いが、写真の印象ではあまり重厚な感じがなく、興味の外にあった。そんなときに、件の本を著し、なおかつ天台の僧籍をもっているとのことで、俄然興味がわいた。中味についても、脳科学的に釈迦を語ると言う新しい視点を提供している。
空の概念は抽象レベルをあげていくと、有・無のさらに上、最上位にある抽象概念だとか、悟りとは十二因縁を悟ったのでなく、空を体感することが悟りである、とかを述べている。空の体感を皆に説明するのは難しく、梵天だったかに勧められて始めるのだが、便宜的に因縁を持ち出したらしいが、それだけではすべてをカバーできないという。増谷さんも『悟りということ』を言及しているのを、本で読んだが、苫米地さんの説明で納得できた。
この本の読了も後少しで終わろうとしている。