そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#20.4334-20.4336

2013年11月01日 |  / 万葉集

11/1

「海原ウナハラ遠く渡りて年経フとも子らが結べる紐解くなゆめ(家持三首 1/3 #20.4334)」
「海原ウナハラを遠く渡って年経てど妻が結んだ紐解いちゃダメ()」

「今替る新ニヒ防人が船出する海原の上に波な開サきそね(家持三首 2/3 #20.4335)」
「交替の新防人が船出する大海原に波よ荒れるな()」

「防人の堀江榜ぎ出ヅる伊豆手船楫取る間なく恋は繁けむ(家持三首 3/3 #20.4336)」
「防人の堀江榜ぎ出す伊豆製の手船漕ぐようにしきりに焦げる()」
「歌中で伊豆で作られる船がある箱根の山の木を使わんか(右の三首は、九日、大伴宿禰家持がよめる。)」

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いのち・たましひ

2013年11月01日 | 日めくり帖

11/1

「命とか生きるは『い』にてつながれる息することが根底にあり(生きる=生く=息)」


「『いのち』とは『忌イむ』『斎イツく』とか『厳樫イツカシ』や『祈る=斎宣る』と同じ神性さ持つ()」

「いのちの『ち』血・乳・父や大蛇オロチなど霊格表す言葉といえり()」

「直に逢ひて 見てばのみこそ たまきはる 命に向かふ わが恋止まめ(中臣女郎が大伴家持に贈った歌)」

「ここでいう『いのちにむかふ』という言葉深い意味あり古代人には()」

「たまきはる命は知らず松が枝を結ぶ心は長くとそ思ふ(家持の返歌)」

「『たまきはる』真淵は説ける魂タマ・極キワまる命が絶えることではないと()」

「『たまきはる』アキレスと亀の関係で極まりてなお無限の距離が()」

「古代人『魂タマ』は滅びず永遠に続くものだと考えていた()」

「『こころ』とは『ころころ』訛りできたるも場所はどこにあるというのか()」

「むら肝の心くだけてかくばかりわが恋ふらくを知らずかあるらむ(万葉集)」

「欧米は心の形ハートだが中国は四角日本は球と()」

「『いきのを』や『たまのを』の『を』はしっぽにて長くつづくを表しており()」

「人魂にしっぽがつくを『を』といえり『たまのを』なるは人魂のこと?(勾玉もそんな形か)」

「たまのをよ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることの弱りもぞする(式子内親王)」

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