11/10
「若田さん宇宙飛行士半年を宇宙で仕事船長として()」
「シルバーの説明会に行きたれどまずは生き甲斐お銭は次と()」
「生業もいろいろあれど年とれば事務職員にもなかなかなれぬ()」
「ご隠居も寿命が延びてやることがないなら余生暇もて余す()」
「したいこといろいろあって暇つぶしその日その日があっと過ぎたり()」
「記紀による日本の歴史が面白いいい暇潰し吾はしあわせ()」
「ご隠居もからだが資本体操を習慣化する予定たてねば()」
「『継続は力』といえるいくつかの柱をたてて生活をせん(語呂合わせ、古代史、素振り、ストレッチなど)」
11/10
「昔から押し照る難波の国にあり神がかりするわが大王は(天皇スメロキの遠き御代にも押し照る難波の国に天の下知らしめしきと今の緒に絶えず言ひつつかけまくもあやに畏し神カムながら我ご大王の)」
「自然をも人事をもよく敷きませる全部ハッピー難波の宮は(打ち靡く春の初めは八千種に花咲きにほひ山見れば見の羨トモしく川見れば見のさやけくものごとに栄ゆる時と見メし賜ひ明らめ賜ひ敷きませる難波の宮は)」
「支配する四方の国から奉る御調の整理であじ騒ぐように(聞こし食ヲす四方の国より奉る御調ミツキの船は堀江より水脈ミヲ引きしつつ朝凪に楫引き泝ノボり夕潮に棹さし下りあぢ群の騒き競キホひて)」
「浜に出て波間を見ても大御食オホミケも神代からするうべなるべしと(浜に出でて海原見れば白波の八重折るが上に海人小船ヲブネはららに浮きて大御食オホミケに仕へまつるとをちこちに漁イザり釣りけりそきだくもおぎろなきかもこきばくもゆたけきかもここ見ればうべし神代ゆ始めけらしも)」
「天皇スメロキの 遠き御代にも 押し照る 難波の国に 天の下 知らしめしきと 今の緒に 絶えず言ひつつ かけまくも あやに畏し 神カムながら 我ご大王の 打ち靡く 春の初めは 八千種に 花咲きにほひ 山見れ
ば 見の羨トモしく 川見れば 見のさやけく ものごとに 栄ゆる時と 見メし賜ひ 明らめ賜ひ 敷きませる 難波の宮は 聞こし食ヲす 四方の国より 奉る 御調ミツキの船は 堀江より 水脈ミヲ引きしつつ 朝凪に 楫引き泝ノボり 夕潮に 棹さし下り あぢ群の 騒き競キホひて 浜に出でて 海原見れば 白波の 八重折るが上に 海人小船ヲブネ はららに浮きて 大御食オホミケに 仕へまつると をちこちに 漁イザり釣りけり そきだくも おぎろなきかも こきばくも ゆたけきかも ここ見れば うべし神代ゆ 始めけらしも(#20.4360)」
「桜花今盛りなり難波の海押し照る宮に聞こしめすなべ(反歌 1/2 #20.4361)」
「桜花今満開で押し照らす難波の宮で支配するにつけ()」
「海原のゆたけき見つつ葦が散る難波に年は経ぬべく思ほゆ(反歌 1/2 #20.4362)」
「海原がゆたかなに見える葦が散る難波で年月過ごせればよし()」
「(右、二月の十三日、兵部少輔大伴宿禰家持。私拙懐オモヒを陳ノぶる一首、また、短歌)」