2017/03/01
「日に烏それがどうして春の朝(M29)」
「春の朝烏飛び来る当然も句意スッキリと腑には落ちない()」
「この年に蕪村の句文集見つかって子規の一門狂喜乱舞と
(俳諧句文集『新花摘』が発見。挙げ句が蕪村に倣って新句調)」
「候として雨水最後の季節なり日射しやわらぎ草木芽吹く(『草木萌え動く』)」
「この時期に降る雨しゃれた名がつけり『木の芽起こし』は若芽を開く()」
「母子草とその名教えし一瞬の母のない子の表情を忘れず(鳥海明子)」
「母子草ゴギョウともいい黄色なる小さき花を先につけたり
(春の七草 花言葉:いつも思う優しい人)」