2017/07/01
「酉年もはや半年が過ぎゆきていつも変わらぬことなれど無常を感ずこの頃よ若いときには時間さえ尻尾つかまえ飛ぶ矢にも乗れると思うあさはかさ省みすれば無力だが悪あがきだけしてきたか先に書きたるわが家系『家族の歴史』まとめたり書きつつ思うわれ以前みんな必死で頑張って命を繋いできたること感謝感謝で祈りてはその魂の鎮魂を願う気持ちはかわりなしさては己も終いとき古希にはいまだニ年ほど時間の余裕はあるけれど体力・知力・気力とか何時使わんか今でしょうこれを機会に『自分史』を二年限度に書かんかなどんな仕上がり目指すかはこれからなれどありふれた自分史だけは避けたけれただ漫然と書くだけじゃ意図が前には出てこぬか私のいいたき論点はまとめりゃ次のことかいな/1.昭和から平成にかけての発展の体験を綴る./2.その中でわたし自身どう考えていかに動いたかを綴る/3.結局は圧倒的な能力がないわたしはつんのめって中途半端が多かったことを綴る/4.中途半端にやってきたことは擬きという感覚があること/5.その他の個別テーマ{職業、宗教、趣味、博打} ざっとあげたが、この量は結構分量ありそうで虻蜂取らずになりぬかもいくつかわけて書くことも視野に入れては考えてみん()」
2017/07/01
「萬葉の歌を学びて膨大な時費やせる五年ほど中西進がテキストをボロボロにして我流なる語呂合わせにて解釈すその道のりは筆舌に尽くしがたくて疲れはてここニ・三年脳裏からぬぐい去りては忘れるもこのままするには忍びなく形に残し財産にするが良いかと思えども如何な形にするのかは浅学非才の身でありしなかなか名案浮かばなく万葉万葉とひとりごちその周辺を迷走す迷う原因さわにありまず始めには万葉が四千五百余りある歌の多さに戸惑えりこの対策はいくつかの歌群単位に分割しグループ単位で論ずれば扱う範囲縮まりて扱うことも容易なる続く課題はこの歌集だれがなにゆえまとめたか前書き後書き序もなくて誰が誰にと命じてはなんのためにかわからないただ類推はできるけどつまりは大伴氏敗者の側から敗れたる弱者の鎮魂なしたるか鎮魂ゆえに公にできぬ歌集となりたるもアンチテーゼに君臨の持統・藤原あると知れただこの説も仮説なり仮説であれば証明も必要となるどうすれば人に納得させられるここで学者を動員し紙上でバトルさせもせんさらに課題の細分化例えば恋の形態や東歌とか防人歌歌に出でくる物や事取り上げ論ずこともでき色々ネタの尽きまじをどこを切り口にせんかいなまずは大伴家持の人となりとを掴んでは生きた時代や大伴の氏族としてのその矜持いかにあったか探ることまずは手始めさあ始めましょう()」