2017/07/17
「雲の峯水なき川を渡りけり(M32)」
「『雲の峰』夏の季語だが初耳も入道雲のことであるらし()」
「むさしのや川上遠き雲の峯(M25子規)」
「谷底に見上げて涼し雲の峰(M25子規)」
「若きよりこの季語好きで年毎にいくつか俳句ものにしており()」
「三伏は夏でもっとも暑い日で初伏、中伏、末伏をいう(『三伏と参鶏湯サムゲタン』)」
2017/07/17
「久方に万葉の旅再開もその山高くそびえ立ちちょっとやそっとで登ることできると思えずためらいて裾野うろうろするばかりまず案内に地図などをあれやこれやと取り集め比較検討始めたりわれ求めたる案内はこの山何故に存在しだれが作れる山容をまたその頂上にいたりたるルート示せる人求む昔は犬養孝さんそのあと多くの万葉の学者はあれどこれと言うびっくりぽんの説持たず多くは山の一部なり当たり障りのない説をご披露するにとどまれる学徒は別も一般の読者は興味そそられず謎の解明道遠くかくなるときに梅原や上山氏などに感化され大酒のみの学者出で万葉集の『幻視考』著しわれらにミステリー提示をしてはおもしろし読物として最初にて最後の書だといいたるがたどり着きたるその成果必要にして十分かわからないけど彼の眼に幻視と見える光景は言われてみれば腑に落ちん論ずるところ三つあり鎮魂・清明・誇りといふできれば梅原古代学論証手法でだめ押しをしたれば世にも受容され浸透すると思われる他にも森浩一さんとか中西氏古代史ベースに論じたる万葉解釈おもしろく説得力もあると思うまた奈良大学の上野氏も優しく語りおもしろし結局わたしのアプローチ中西進の考察と森浩一の古代史と紀記の裏読みすることでわが万葉も決着をせん(万葉に関する著作者の列挙:中西進、森浩一、大浜厳比子、梅原猛、古橋信孝、桜井満、伊藤博、上野誠、佐佐木隆、村田右文、土橋寛、間宮厚司、岡野弘彦、金公七、今泉忠芳、他)」