はぁ~。
バイオリズム気味の和々です…
疲れがとれにゃい…
というわけで、今日は読書記録。
『統ばる島』
テンペストの池上永一さんの著作です。
「統ばる(すばる)」とは、集まってひとつに なる、という意味で、
八重山の8つの島を舞台にした、8つの短編集になっております。
物語の時代は主に現代です。
(1つだけ琉球王国時代の話があります)
八重山の島々にはすごく小さな頃に行ったことはありますが
もうほぼ記憶にはないので、
池上さんが綴る島々の描写は本当に独特で
豊かなイメージ・刺激を与えてくれます。
8つの話は主人公もバラバラで全く違う話なのですが、
最後の「石垣島」で上手くリンクさせ、
タイトルの「統ばる島」にまとめ、落とすという一連の流れには
ウマい…!!!
ってなりました。
↑こういうのがツボな人。
ただ、1つだけ、ちょっと色の違う話があって、
読み終わった後ブルーな気持ちになったのですが…。
(映画の『告白』を観終わった後のような…。ちょっとエグい感じ…)
読書の秋に、1つ、
「統ばる島」、
いかがでしょうか?
歴史ブログ 琉球・沖縄史
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