がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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思武太(程順則)の子供時代

2013年01月03日 | ・琉球史散策/第二尚氏

 

(本日3投目)

 

以前もお伝えしましたが、
「南ぬマナ太陽(ぱいぬマナてぃーだ)の公演が
3日後の1/6(日)に迫っております。

南ぬマナ太陽が演じるのは『龍刻の門』

主人公は近世琉球の5大偉人のひとり、
名護親方こと、程順則!

…の子ども時代、思武太(うみんた)。

一般童名の武太(むた)に身分のある人に冠する「思(うみ)」がついて思武太。
‘うみむた’が縮んで‘うみんた’
ちなみにトロイメライの主人公も武太。
ついでに言えば玉城朝薫の童名は「五郎」に「思」がついた「思五郎」。

 

舞台では完全フィクションということで
ちょっとしたあらすじ紹介もブログで紹介されていましたよ→  

なんと「勉強嫌い」(!)だった思武太が、
自分探しの旅の中で様々な人(?)と出会い、
自分の使命に気付くというもの。

六諭衍義やら道徳やら明倫堂やら名護の総地頭やら
数々ある彼の有名な偉業云々は
ひとまず 置 い と い て 、
歴史に残されていない子ども時代の夢物語、ということです。

楽しみですね

 

「琉球創作ショート×2ストーリー モニター公演」

●琉球オペラ「アオリヤエ」  
出演/劇団「アオリヤエ」


●琉球創作夢舞台「龍刻の門」
出演/「南ぬマナ太陽」

2013年1月6日(日)2回公演

昼公演 開場12時30分 開演13時
夜公演 開場17時30分 開演18時

ミュージックタウン音市場(沖縄市)

入場料/1000円(一般チケット販売価格)

お問い合わせ/098-943-1550(フェルマータ 株式会社)

 

 

じゃ、ワタシは名護親方の子ども時代繋がりで
こんな歴史記事を~

先々月、名護親方の講座(BY上里隆史サン)で聞いた
思武太のこんな話。
(↑はその時に提供した思武太イラスト)

 

思武太は元服前の12才で年俸米五斗をもらっていた。

 

え!12歳でもう働いてたってこと?

 

いやいや

 

彼はその時一切働いてなかったのに王府から給料が!

 

え!どーゆーこと!?

 

それは彼が久米村の人というエリート階級だったから。

 

久米村の人は貿易に従事する特殊人材として
国から保護されていた、ということらしい。

つまり12歳ではまだ仕事はしていなかったけど、
将来を見越して保護、強化するために、国が出資してたって感じでしょうか。

(実際、調べたら思武太の弟(順性)も同じく12歳で年俸五斗もらってますねー)

 

ちなみに五斗って今でいくらくらいかと言うと、

だいたい13万5000円くらいだそうです。

 

うん…まぁ、そんなに驚愕するほどの金額ではないか。

イマドキの小学生はお年玉とか含めたら
年にこれくらいもらってるかもね。

 

ちなみにこの時の彼の位は「若秀才」

2年後、14歳になった彼は元服し位がアップ「秀才」へ!

給料も年俸米一石五斗に一気にアップ

現在価格にして約40万!


もちろんまだ働いてません。

 

そーがさい、思武太。

 

こーゆーの見てても彼が子どものころから
エリートな境遇だったことが感じられますねー

 

参/「【講座】名護親方のお話」(上里隆史)
※なお金の換算は「武士の家計簿(磯田道史著)」を参考にしたものだそうです

参/「名護親方程順則資料集Ⅰ」(名護市教育委員会名護市史編纂室)

 

なお、今回のこのネタは舞台とは関係ありません。
…たぶん。

 


名護親方、今のワタシの研究題材なんだけど
調べれば調べるほどエリート&イイ人すぎて…
俗な名護親方像を探してる和々でした。

コメント (6)
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3日目はカレー

2013年01月03日 | ・徒然日記

そろそろくゎっちーにも飽きてくる正月3日目。

3日か4日はカレーというのが
個人的なパターンになってます。

きのことほうれん草のカレー。

 

*おまけ*

大晦日のネコスケ。

ワタシがご飯食べてる時は
たいてい膝の上に鎮座ましまししてる。

 


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2013年初日の出

2013年01月03日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 2013年元旦の初日の出。

天気予報では沖縄はずっと曇りだったので
期待していなかったのですが、

目が覚めて見ると
お月さまがぽっかり浮かんでる。

お、なんだか「とりあえず行っとく?」って感じ?

ということで、出発

 向かったのは3年前と同じく中城湾。

本当は中城グスクとか上から見たいってのもあるけど
中城グスクは成田山が近いのでヤメときました…。

ちなみに勝連グスクは方向的にダメなのが残念…
(東の郭に隠れちゃうのだ→

水平線には雲がかかっていて
水平線からの日の出は見れそうもないけど
雲の上からの日の出は期待できそうだ

見物客もたくさん。

夜は明けた。

日の出を待ちます。

写真奥は勝連半島。

勝連グスクも見えます。

これは津堅島。

パステルカラーに染まる中城湾。

7時20分過ぎ…。

一瞬、あたりがちょっと暗くなって…

お、来るぞ来るぞ

エイサーも始まりました!

 御来光 

HAPPY NEW YEAR!

ちょうどこの時のエイサーも
偶然にもワタシの好きな曲での演舞だったので
感動も1.5倍

なんだかさいさきいい気分になったぞ?

あまりの神々しさに周りのみんなも
笑顔の初日の出でした!

みなさんのトコからは

初日の出見れましたか?

神々しさはやがて穏やかなパステルカラーに戻り…

ヨットが太陽に向かって旅立っていった。

今年もステキな1年になりますように

 

ちなみに西側にはまだ月が出てました。
太陽と月が同じ空に見える元旦でした。

 


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昨日・今日と見た夢がとても不思議な感じ…。

 

*おまけ*

 

もうちょっとウマくやればよかったかな(笑)

コメント (11)
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