あら皆ステキな笑顔っ★ 中央はnatchyさん。すごい小柄なコでビックリ!
琉球創作ショート×2ストーリー」モニター公演
琉球創作夢舞台『龍刻の門』
出演/南ぬマナ太陽
2013年1月6日(日)
ミュージックタウン音市場
あらすじなどは前記事で紹介済なので割愛します
モニター公演、
45分のショートバージョン、
出演者も12名(+影アナウンスに1名)
南マナ太陽としての初公演
という条件での舞台だったのですが
こじんまりとした感じはまったくなく、
とても華やかな舞台でした!
この一言に尽きる!
ステージ自体のつくりは何度かここで舞台も見ているので心配はありませんでしたが
(元々ライブ用の会場なので照明や音響設備とかが特にスゴイ)
それに加えてのスモークや花吹雪などの演出装置、
そして装飾も含めた衣装、ヘアメイク、小道具、音楽アレンジ、ダンス、
そして確かな技術に支えられた演技力。
ええそれはもう、がっつりと魅せてくれました
『人は見かけが9割』
なんて本もありますが、
内容の云々の前に、見かけの華やかさはとっても大事。
ましてや今回のようにショービジネス前提ならなおさら。
舞台映えというか、
まずは見かけで観客を引きつけられるかどうか、だものね。
(この点、尚巴志の舞台は抜群だと思うのだ)
アンサンブルさんもいくつかバリエーションあったし、
(片袖を抜いてのアレンジも中性的でかっこよかった)
シーサーのジラーとチラーはちゃんとシーサーっぽかったし
(ぜったい子供に大ウケしそう!)
悪役のガーベラとシシは無国籍な感じがミステリアスでした。
(少なくとも琉球感はゼロでかなり異質感はありましたね)
思武太はちゃんと主人公らしく万人ウケする程良いバランスだったし
(個人的には斜めかけ袋の丸みと草履がよかった←マニアック)
…そして鬼さんは魂こもってました。
頭の先から指の先まですごくこだわりが感じられました。
でもまったく想像もしてなかった方向性だったから
舞台袖から出てきたの見たとたんに「;:゛;`ゞ(≧ε≦ *)ブハッ」ってなったケド(笑)
でも服もそうだし角の長さやメイクとかも、
般若面的な和テイストが感じられて個人的にはすごい好みでした。
そしてあの身なりであのたち振る舞い。
いかん。第一声できゅんときたよ(笑)
衣装はバーベラと鬼さんに1番手間がかかってそうね(笑)
今回同時公演された「琉球オペラ・アオリヤエ」にはなかった
南ぬマナ太陽の筆頭武器、それはダンス(演舞)!
特にマミドーマと、クライマックス2曲の3演舞は素晴らしかった!
『マミドーマ』のNEWアレンジ、かっこいい!
NEW振り付けもかっこいい!
そして現役中学生シンガーnatchyさんが歌った『陽光の翼』
そして昨日も紹介したイクマあきらさんの『花城』
一緒に観たオツレサマの言葉を借りて言えば
突き抜けていた
でした。
みんなのパワーが元気玉になってどんっ!!と放たれている感じ。
12名とは思えないほどの迫力と華やかさ。
個人的にはこの総踊りの迫力を幕開けに1つ入れられたら
開始5秒で全観客をわしづかみにできると思いました(^ε^)
(今回のパターンも決して悪くはないのですが☆ハデ好き個人的な好みでの意見です(笑))
いや~、ホントよかったな~…(←反芻中(´ω`))
曲に合わせたソロの空手演舞は相変わらずそれはそれはかっこいいし
琉舞隊は対照的にとてもしっとりとして風情があったし
思武太のソロでの舞もすごく際立っててステキだったな!
そしてそれまでやや挙動不審気味だった鬼さんやガーベラのキレキレのダンスも(笑)
なんていっても振り付けがいいよね!
緩急利いてるし、押さえどころはしっかり押さえてくる感じ。
もちろん振り付けもセルフプロデュースBY南ぬマナ太陽です。
ホントすごい…尊敬……
今回間に合わなかったとのことでしたが
「伝令」(北山の風ver)もいずれオリジナルに…求ム(笑)
あとめちゃくちゃ細かいことですが、
思武太とジラー・チラーが最初に出会って会話するシーンのBGMは
もうちょいシンプルなもの(もしくはアレンジ)がいいかな?
(ちょっとやや表に出てた感が…音量のせいもあるかな…と)
って、とりあえず書いとく…。
意見するのが条件で今回ご招待いただいたので…。
さて、では物語。
45分の短縮版と言う制約があったのはしょうがない。
(フル公演のイメージは2時間らしい)
その制約の中でよくまとめていたと思います。
思わずプッと笑っちゃうようなやり取りもたくさんあったし
(シシのなーべーらー最高☆)
‘別れ’のシーンはすごく臨場感があってトリハダたった。
(ここはもう抜群の演技力というかなんというか…)
最後の「六諭衍義」の朗読もステキだったしね!
で、短縮版で色々とはしょらないといけなかったことは十分に理解した上で、
それでもやっぱりショービジネスとして求められるのは45~60分というのも多いだろうから
敢えて「45分の1つの作品」として見るとすると
思武太が使命を自覚する場面だけ、ちょっと唐突感がありました
物語は「友達」がテーマだと感じたので
「勉学の道を極める」という思武太の使命が、
それまでの展開との繋がりがちょっと分かりにくかった感はあった。
え、なんでいきなり勉強?って。
でも色々とエッセンスは入ってたんだよね。
「学問のお陰で誰もひとりぼっちにならない」とか。
ホントはもっと色々設定があったんだろうね…
(わかる!わかるよ~!(>_<))
じゃあどんな風にすれば良かったのか?と考えてみて…
うまく思い浮かばなかったんだけど(ゴメンナサイ)
極論で言えば、
学問を極めれば犠牲になった3人が報われる、
封印からまた復活させられる。
っていうくらいだとわかりやすいよね。
もしくは鬼がずっとひとりだったのは周りの人に学問(道徳心)が乏しかったゆえ
だから、そんな悲しい人(鬼)をもう二度と出さないために……とか。
(あくまでも極論です)
ん~~~、六諭衍義に「友達を大切に」なんて項目があれば
1番ハマったんだろうけどな~。
(追記*1/8記事→「六諭のこころ」)
個人的にはやはり「程順則」という歴史エッセンスはやはり入っててほしいので
「友達」と「学問(教育・道徳)」が繋がる何か必然的なものがあれば
もっと無理なく使命感を表現できると思いました。
難しいですケドね
ここだけちょっと気になりましたが、
でもこれからも色々進化・昇華・発展の可能性あり!
ということで!!
色々書いちゃったけど、
舞台はホントにとっても楽しませていただきました!
事実、余りにも感動したから、昼公演だけ見る予定だったのを
急遽変更して夜公演も見たくらい!
それくらい心掴まれましたよ
これからの南マナ太陽の活躍がとっても楽しみになりました!!
南マナ太陽のみなさん、スタッフのみなさま、
昨日は刺激的な舞台を本当にありがとうございました
これからも応援させてくださいね!
今日もご訪問ありがとうございます!
ぽちっとクリック応援してくれるとモチベーションが上がりますデス。
アオリヤエレビューはまた別にUPしまーす。
(でも明日からあり得ないシゴト日程…ちょっと遅くなるかも…)
同日モニター公演だったAMAMIKIYO(byTAO Factory)はどうだったかな!?
本公演チケットGETしたど~♪
*追伸*
田中さーん。
紙(裏)に書いた明倫堂うろ覚えの件。
家帰って調べたらやっぱりまだ「古波蔵さん」時代ですね
後に名護親方となる…という表現が妥当かな?